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シティーズスカイラインで商品が足りない時の物流改善

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シティーズスカイラインで商品が足りない時の物流改善
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シティーズ:スカイラインで「商品が足りない」が続く場合は、工業区画を増やすだけでは解決しないことがあります。
商品の生産量が足りない場合と、商品は作られていても渋滞やトラック不足で届かない場合では、必要な対処が異なるためです。

一般産業と商業区画の量、輸入と輸出の状態、工業区画から店舗までの道路を順番に見ると、原因を切り分けやすくなります。
貨物駅や貨物港、インダストリーの倉庫を使う条件も含め、物流を改善する判断基準を紹介します。

この記事でわかること

・商品が足りない原因を見分ける確認手順
・一般産業と商業区画を調整する判断基準
・渋滞や貨物施設による配送遅延の改善方法
・インダストリーの倉庫設定と機種ごとの違い

目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。

タップできる目次
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シティーズ:スカイラインで商品が足りない原因と直し方

・最初に確認する原因別チェックリスト
・輸入と輸出から見分ける供給不足
・一般産業と商業区画の量の調整
・工業区画から店舗までの配送経路
・渋滞と道路構造による配送の遅れ
・原材料不足と買い手不足の見分け方
・建物放棄を防ぐ対処の優先順

この章では、商品不足の原因を見分け、建物放棄へ進む前に対処する流れを順番に見ていきます。

最初に確認する原因別チェックリスト

商業区画に「商品が足りない」と表示された場合は、工業区画をすぐ増やすのではなく、商品が作られていないのか、作られていても届かないのかを先に切り分けます。
店舗へ届く商品は、主に市内の一般産業で生産されるか、市外から輸入されます。
このため、商品不足の原因は生産量だけでなく、輸入経路、配送トラック、道路渋滞、商業区画の量にもあります。

最初は次の順番で状態を追うと、原因を絞りやすくなります。

・外部接続情報ビューで商品の輸入量と輸出量を見る
・特化指定をしていない一般産業が十分にあるかを見る
・一般産業に原材料不足などの警告が出ていないかを見る
・工業区画から商業区画までの道路をたどる
・外部高速道路との合流部や貨物施設前の渋滞を見る
・商業区画を短期間に増やしすぎていないかを見る
・工業側に「買い手が足りない」が出ていないかを見る
・問題の原因を直してから放棄建物を整理する

商品の輸入が多い場合は、市内の生産量が足りていない可能性を優先します。
商品の輸出が多いのに店舗で不足している場合は、生産量よりも配送や出荷トラックの使われ方が問題になっている可能性があります。
輸入も輸出も少ない場合は、一般産業が正常に稼働しているか、道路がつながっているかを確認します。

工業側の警告も重要です。
一般産業に「原材料が足りない」と出ていれば、店舗へ送る商品を生産できません。
工業側に「買い手が足りない」が出ているのに商業側では商品不足が起きている場合は、商品そのものがないのではなく、出荷車両や道路が詰まっている可能性を優先して見ます。

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輸入と輸出から見分ける供給不足

外部接続情報ビューでは、市外から入ってくる物資と、市外へ出ていく物資を確認できます。
商品不足を調べるときは、工業需要や商業需要の表示だけで判断せず、商品が輸入されているのか、輸出されているのかを合わせて見ることが重要です。
需要表示は区画を増やす目安にはなりますが、店舗へ商品が届いているかまでは直接示しません。

商品の輸入が多い都市では、市内の一般産業が商業区画の消費量に追いついていない可能性があります。
一般産業が少ない場合だけでなく、一般産業が原材料不足や労働者不足などで止まっている場合も、商品輸入が増えます。
商業区画を一度に広げた直後も、店舗数と商品消費量が急増し、輸入への依存が強まりやすくなります。

輸入が多い場合の主な確認先は次の通りです。

・特化指定をしていない一般産業の量
・一般産業の稼働状況
・一般産業へ加工品が届く道路
・外部高速道路から商業区画までの経路
・商業区画を増やす速さ
・貨物駅や貨物港から店舗までの最終配送路

反対に、商品を大量に輸出しているのに店舗で「商品が足りない」と表示される場合は、単純な生産不足とは限りません。
工場が生産した商品を市内の店舗ではなく市外へ運び、出荷トラックが長時間戻らないことがあります。
輸出経路の渋滞や貨物施設前の待機列が重なると、商品は作られていても商業区画への配送が遅れます。

輸入も輸出も少ない場合は、供給網が途中で止まっている可能性があります。
一般産業に商品を作るための加工品が届いているか、工業区画が道路へ正しく接続されているか、電力などの基本条件に問題がないかを見ます。
輸出入の数字だけで結論を出さず、その数字が生産不足によるものか、配送停止によるものかまで分けることが大切です。

一般産業と商業区画の量の調整

商業区画で販売される通常の商品を生産する中心は、特化指定をしていない一般産業です。
森林、農業、石油、鉱石の特化産業は、主に供給網の前段となる原材料や加工品を担います。
特化産業だけを増やしても、一般産業が不足していれば、店舗向けの商品生産量は増えません。

供給の基本的な流れは、天然資源から原材料を取り出し、加工品へ変え、一般産業で商品を作り、商業区画へ届ける形です。
途中の段階が市内にない場合は輸入で補えますが、輸入に依存するほど外部道路や貨物施設へ負荷が集中します。
完全な自給を目指す必要はありませんが、どの段階を輸入し、どの段階を市内で生産しているのかは把握しておく必要があります。

商品輸入が多く、一般産業が少ない場合は、一般産業を増やす方法が候補になります。
ただし、工業区画を増やせば必ず解決するわけではありません。
すでに労働者不足や渋滞がある都市で工業区画だけを増やすと、稼働しない工場と配送トラックが増え、別の警告を招く場合があります。

商業区画を増やしすぎている場合は、供給側だけでなく消費側も調整します。
未発展の商業区画の指定を解除する、問題が集中する地域の拡張を止める、新しい店舗を増やす前に既存店舗への配送を安定させるといった方法があります。
生産量をすぐに増やせない都市では、商業区画を抑える方が早く安定することもあります。

事務所区画は雇用の確保には使えますが、通常の商品を生産しません。
工業区画を事務所へ置き換えすぎると、雇用は維持できても商品供給が輸入頼みになります。
一般産業、商業区画、事務所区画は同じ需要表示だけで機械的に増やさず、商品の生産と消費の関係を見て調整します。

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工業区画から店舗までの配送経路

商品は一般産業で完成しただけでは商業区画の在庫になりません。
工場のトラックが道路を通り、指定された店舗へ到着して初めて補充されます。
工業区画と商業区画の間に距離がある場合でも配送は可能ですが、移動時間が長くなるほど渋滞や経路不良の影響を受けやすくなります。

配送経路を見るときは、直線距離だけでなく、実際にトラックが通る道を追います。
交差点の数が多い道路、住宅地の一般交通と重なる幹線道路、大きな迂回が必要な一方通行、外部高速道路へ向かう車両と合流する場所は、配送の遅れが起きやすい部分です。
中央分離帯や一方通行の向きによって、見た目では近くても大きく遠回りすることがあります。

工業区画を商業区画のすぐ隣へ置くことは必須ではありません。
公害や騒音の影響を避けながら、工業区画から幹線道路へ出やすくし、商業区画側にも複数の入口を用意すれば、距離があっても配送を安定させられます。
重要なのは近さだけでなく、止まらずに往復できる経路です。

配送経路では、入口と出口も分けて見ます。
工業地帯のすべてのトラックを1つの交差点へ集めると、その交差点が詰まっただけで区域全体の物流が止まります。
一般交通と物流交通を分ける、工業地帯に複数の出入口を作る、貨物施設へ向かう車両を別ルートへ流すといった構成が有効です。

店舗側の道路も見落とせません。
工場から商業地区の近くまで商品が運ばれていても、店舗前の道路が混雑していれば最終配送が終わりません。
工業側だけを改良しても直らない場合は、商業区画へ入る交差点や地域内の細い道路まで追う必要があります。

渋滞と道路構造による配送の遅れ

「商品が足りない」は、生産量が十分でも渋滞によって発生します。
トラックが店舗へ到着できなければ、市内に商品が存在していても商業建物は在庫を補充できません。
同じ渋滞によって、加工品が一般産業へ届かない、完成品を出荷できない、輸出車両が戻らないといった問題も連鎖します。

都市全体の交通状況だけでなく、物流の通過地点を個別に見ます。
とくに詰まりやすい場所は次の通りです。

・工業区画から幹線道路へ出る交差点
・貨物駅や貨物港の入口
・外部高速道路との合流部
・商業地区へ入る交差点
・旅客交通と貨物交通が重なる道路
・一方通行が合流する短い区間
・複数の工業地区から車両が集まる道路

都市全体の道路が流れていても、貨物駅前だけに長い列ができていれば、物流はそこで止まります。
交通状況の全体値が良好でも安心せず、工場から店舗までの経路に局所的な赤い区間や停止車列がないかを見ます。
商品不足が特定の商業地区に集中する場合は、その地区へ入る経路を優先します。

一方通行を使う場合は、トラックが施設へ入れるかだけでなく、施設から目的地へ出られるかも重要です。
入口はあるのに出口が遠い、中央分離帯で反対車線へ移れない、短い区間で車線変更が集中するといった構造は、配送時間を延ばします。
施設のトラック使用数が不自然に増減する場合は、道路接続や一方通行の向きを見直します。

MODを使わない環境では、交通混雑が深刻になると車両が消える場合があります。
商品を積んだ車両が消えれば、予定されていた配送も完了しません。
道路容量を増やすだけでなく、輸出量や工業地帯の集中を抑え、物流車両そのものを減らす視点も必要です。

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原材料不足と買い手不足の見分け方

商業区画の「商品が足りない」と、工業区画の「原材料が足りない」「買い手が足りない」は別の警告ですが、同じ物流問題から同時に発生する場合があります。
表示された言葉だけで区画の量を増減せず、供給網のどの段階で止まっているかを見ます。

「原材料が足りない」は、工業建物が生産に必要な原材料や加工品を受け取れない状態です。
市内での生産量が少ない場合だけでなく、輸入車両が渋滞している場合、供給元のトラックがすべて使用中の場合、道路が正しくつながっていない場合にも起こります。
一般産業でこの警告が続くと商品生産が止まり、商業区画の商品不足につながります。

「買い手が足りない」は、工業建物が生産物を出荷できず、内部の保管容量が詰まっている状態です。
市内に利用先が少ない場合のほか、輸出経路が混雑している場合や、出荷用トラックがすべて遠方へ出ている場合にも表示されます。
買い手という言葉から商業需要だけの問題に見えますが、実際には配送手段の不足も確認する必要があります。

警告の組み合わせごとに、優先する確認先が変わります。

・商業側だけに商品不足が出る場合は、商品生産量と店舗までの経路を見る
・一般産業に原材料不足が出る場合は、加工品の供給元と輸入経路を見る
・工業側に買い手不足が出る場合は、出荷トラックと輸出経路を見る
・商品不足と買い手不足が同時に出る場合は、工業区画と商業区画の間の物流を見る
・原材料不足と買い手不足が同時に出る場合は、供給元のトラック使用状況を見る

隣り合う施設同士が必ず取引するわけではありません。
近くに必要な施設があっても、別の供給元や遠方の配送先が選ばれることがあります。
このため、施設を近づけるだけでなく、道路を短くし、トラックが早く戻れるようにすることが重要です。

建物放棄を防ぐ対処の優先順

商品不足を長く放置すると、商業建物が正常に営業できなくなり、最終的に建物放棄へ進む場合があります。
放棄された建物だけを取り壊しても、供給量や道路の問題が残っていれば、新しく建った店舗で同じ警告が繰り返されます。
建物の整理より先に、商品が届かない原因を直します。

対処は次の順番で進めると、原因と効果が混ざりにくくなります。

・外部接続情報ビューで商品の輸入と輸出を見る
・一般産業が商品を生産できているかを見る
・一般産業の原材料不足や買い手不足を見る
・工業区画から店舗までの道路をたどる
・貨物駅や貨物港の入口を調べる
・輸入過多なら一般産業と商業区画の量を調整する
・輸出過多なら過剰生産と輸出経路を調整する
・物流が安定してから放棄建物を整理する

新しい商業区画を一度に増やした直後は、配送が始まるまで一時的に警告が出る場合があります。
少数の建物だけで短時間に収まるなら、すぐに都市構造を大きく変える必要はありません。
同じ地区で警告が増え続ける、工業側にも警告が広がる、建物放棄が始まる場合は、時間経過ではなく供給網の修正が必要です。

最初から貨物駅や貨物港を増やすのは避けます。
一般産業が足りない場合は、貨物施設を増やしても市内の商品生産量は増えません。
道路が詰まっている場合も、新しい施設前へ渋滞を移すだけになることがあります。

原因を1つ直したあとは、輸入量、輸出量、警告の数、トラックの流れがどう変わったかを見ます。
工業区画、商業区画、貨物施設を同時に大量変更すると、どの対策が効いたのか分かりにくくなります。
生産、配送、消費の順に分けて調整すると、再発したときも原因を追いやすくなります。

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シティーズ:スカイラインで商品が足りない時の物流改善

・貨物駅と貨物港が有効な条件
・貨物施設前のトラック渋滞対策
・特化産業と一般産業の役割の違い
・輸入依存と輸出過多の減らし方
・インダストリーの倉庫による配送改善
・倉庫設定とトラック不足の判断基準
・PC版とPS4版とSwitch版の違い

ここでは、貨物施設や倉庫を使う条件と、機種や追加コンテンツによる違いを中心に整理します。

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貨物駅と貨物港が有効な条件

貨物駅は、トラックと貨物列車の間で貨物を積み替える施設です。
市外との輸出入だけでなく、市内の別の貨物駅との輸送にも使えます。
工業区画と商業区画が遠く、両方の近くへ貨物駅を置ける場合は、道路上の長距離輸送を鉄道へ置き換えられます。

貨物駅が有効になりやすいのは、次のような都市です。

・工業区画と商業区画が離れている
・外部高速道路へ貨物トラックが集中している
・市内を横断する長距離トラックが多い
・工業側と商業側の両方に鉄道と道路の余裕がある
・道路だけでは輸出入を処理しきれない

ただし、貨物列車が商品を店舗まで直接届けるわけではありません。
貨物駅から商業区画まではトラックが走るため、駅前道路や店舗までの経路が詰まっていれば商品不足は残ります。
小規模な不足に対して遠方へ貨物駅を追加すると、積み替えと駅前交通が増えるだけの場合もあります。

貨物港は、船舶を使って市外との貨物輸送を行います。
高速道路や鉄道へ輸出入が集中している都市では、別の外部接続として負荷を分散できます。
大規模な工業地帯や沿岸部の商業地区に近い場所なら、外部貨物の入口を分けやすくなります。

貨物港にもトラック輸送が必要です。
港から工業区画や商業区画までは道路で運ぶため、港の出入口が狭い道路や混雑した市街地へつながっていると効果が落ちます。
航路が利用できない場所や、配送先から極端に遠い海岸では、港を置く利点も小さくなります。

貨物駅と貨物港は、生産不足を直す施設ではありません。
商品輸入が多く、一般産業が少ない状態では、貨物施設を増やす前に生産側を調整します。
商品は十分に作られているのに長距離道路が混雑している場合に、鉄道や船への切り替えを検討します。

貨物施設前のトラック渋滞対策

貨物駅や貨物港には、多数のトラックが短時間に集まります。
施設そのものに輸送力があっても、入口へ到達できなければ貨物を積み替えられません。
商品不足対策として設置した施設が、新しい渋滞地点になることもあります。

施設前では、一般交通と物流交通をできるだけ分けます。
工業地区から貨物施設へ向かう専用の進入路を作り、住宅地や商業地を通る車両と重ならないようにすると、待機列を抑えやすくなります。
施設の入口直前に信号付き交差点や複数方向からの合流を置くと、短い区間でも車列が伸びます。

一方通行の周回路を使う場合は、入口から出口まで止まらずに流れる形にします。
施設へ入る車両と施設から出る車両が同じ交差点で交差すると、処理が遅れます。
本線へ直接施設を接続するより、進入路に長さを持たせ、待機車両が幹線道路をふさがないようにします。

貨物駅前に長い列がある場合でも、すぐに駅を増やすとは限りません。
道路の交差点や合流が原因なら、駅を追加しても同じ道路へトラックが集まります。
駅の処理能力や入口が明確なボトルネックになっている場合に、配置の分散や施設追加を検討します。

旅客列車と貨物列車は線路を共有できますが、列車本数が増えると互いの進行を妨げる場合があります。
貨物列車が線路上で詰まる都市では、道路だけでなく線路の合流や駅の配置も見ます。
貨物駅前の道路が空いているのに列車が来ない場合は、線路側の混雑が物流を遅らせている可能性があります。

外部接続付近も重要です。
市外へ向かう貨物列車やトラックが多すぎると、マップ端付近や高速道路の合流部で滞留します。
輸出量を減らす、生産地を分散する、別の輸送手段を追加するといった方法を、渋滞地点に合わせて選びます。

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特化産業と一般産業の役割の違い

特化産業と一般産業は、供給網の中で担当する段階が異なります。
森林、農業、石油、鉱石の特化産業は、天然資源から原材料を取り出し、一般産業などで使う加工品へ変えます。
一般産業は加工品を受け取り、商業区画で販売できる商品を生産します。

4種類の天然資源は次の通りです。

・森林
・肥沃な土地
・石油
・鉱石

対応する資源の上に特化した工業区画を設けると、原材料を採取する建物が発生します。
資源から外れた場所では加工側の建物が中心になり、市内で原材料を確保できなければ輸入へ依存します。
採取側と加工側のどちらか一方だけを増やしても、供給網全体が安定するとは限りません。

特化産業の加工品は、一般産業の材料になります。
一般産業が不足していると、加工品は市内で商品へ変わらず、市外へ輸出されやすくなります。
その一方で商業区画の商品は輸入することになり、加工品を輸出しながら商品を輸入する逆方向の物流が発生する場合があります。

一般産業だけを増やした場合も注意が必要です。
市内で加工品を生産できなくても輸入で稼働できますが、加工品を運ぶ輸入トラックが増えます。
商品不足が改善しても、外部高速道路や貨物駅へ負荷が集中すれば、別の物流問題へ変わります。

供給網を安定させるには、採取、加工、一般産業、商業区画の各段階を分けて見ます。
原材料が余っているのか、加工品が足りないのか、商品生産が足りないのかによって、増やす施設は変わります。
特化産業を増やせば店舗の商品も増えると考えず、一般産業まで商品がつながっているかを確認することが重要です。

輸入依存と輸出過多の減らし方

輸入と輸出はどちらも正常な物流ですが、量が増えすぎるとトラックと貨物施設を長時間使用します。
市内で不足する物資を輸入し、余った物資を輸出できるため、すべてを市内で完結させる必要はありません。
問題になるのは、都市内配送よりも外部との長距離輸送へ車両が使われ、必要な施設へ物資が届かなくなる状態です。

商品輸入への依存を減らす場合は、一般産業の量と稼働状況を見ます。
一般産業が少ないなら工業区画を増やす候補がありますが、労働者や道路容量が足りなければ正常に稼働しません。
商業区画が急増している場合は、生産を増やすだけでなく、新しい商業区画の拡張を止めます。

加工品の輸入が多い場合は、森林、農業、石油、鉱石の特化産業を使って市内供給を増やせます。
ただし、資源の採取だけを増やして加工側が不足すると、原材料の輸出が増えます。
採取量と加工量を合わせ、一般産業が使える加工品へ変わるところまで見る必要があります。

輸出過多を減らす場合は、何を余らせているかを見ます。
原材料が大量に輸出されているなら採取施設が多すぎるか、加工施設が足りない可能性があります。
加工品が大量に輸出されているなら、一般産業や特殊工場で使い切れていない可能性があります。
商品が大量に輸出されているなら、一般産業の生産量に対して市内の消費量が少ないか、出荷先が市外へ偏っています。

輸出を完全になくす必要はありません。
輸出車両が常に施設のトラックを使い切っている、貨物施設前に長い待機列がある、外部接続付近で渋滞している場合に、過剰生産を抑えます。
生産量を減らす方法だけでなく、加工施設や一般産業を増やして市内利用へ回す方法もあります。

判断の基準は、輸入や輸出の存在ではなく、市内の施設が必要な物資を受け取れているかです。
輸入を減らすために無理にすべての産業を増やすと、都市内のトラック数が増える場合があります。
供給網の各段階を市内化するほど良いとは限らず、道路と貨物施設が処理できる範囲で調整します。

インダストリーの倉庫による配送改善

追加コンテンツのインダストリーを導入している場合は、倉庫や原材料保管施設を使って供給網の途中に在庫を持たせられます。
倉庫は生産施設と消費施設の間で物資を保管し、独自のトラックで配送します。
生産と消費の時間差を吸収し、施設ごとの出荷トラック不足を補う役割があります。

一般倉庫が同時に保管できる品目は1種類です。
商業区画の商品不足へ直接使う場合は、一般産業の商品を保管する設定が関係します。
保管品目を変更すると既存在庫を排出してから新しい品目を受け入れるため、変更直後は配送が不安定になる場合があります。

農業、森林、石油、鉱石の原材料は、それぞれ対応する専用の原材料保管施設へ入れます。
一般倉庫は、これら4種類の原材料を通常の保管品目として扱いません。
原材料不足を直したいのか、加工品を貯めたいのか、商業向け商品を貯めたいのかによって、使う保管施設が変わります。

倉庫を置く場所は、生産区域の中だけに限りません。
商品を扱う倉庫を商業区画側へ置けば、工業区画から倉庫までの長距離輸送と、倉庫から店舗までの短距離配送を分けられます。
生産側のトラックが遠方の店舗まで毎回往復する負担を減らしやすくなります。

ただし、近くの倉庫が必ず選ばれるわけではありません。
在庫、注文時点、トラックの空き、道路経路によって、遠方の供給元や輸入が使われる場合があります。
倉庫を置くだけで解決すると考えず、関連施設との距離、道路、トラック使用数を合わせて見ます。

インダストリーでは、原材料の採取、加工、貯蔵、特殊工場での製造、商業区画への配送、輸出までを管理します。
採取施設だけを増やすと原材料の輸出が増え、加工施設だけを増やすと原材料不足が起きます。
倉庫は供給量そのものを増やす施設ではないため、採取量と加工量の差を埋めるだけでは解決しない場合もあります。

倉庫設定とトラック不足の判断基準

倉庫の運用では、容量だけでなくトラックの使用状況を見ます。
倉庫に在庫があっても、すべてのトラックが配送や輸出へ出ていれば、近くの工場や店舗へ物資を届けられません。
市内施設が別の供給元や輸入へ注文し、さらに長距離交通が増えることもあります。

倉庫設定には、主に次の使い分けがあります。

・バランス設定:在庫を保ちながら搬入、配送、輸出を行う
・空にする設定:保管品を積極的に外へ出す
・満杯設定:在庫の確保を優先する

商業区画へ商品を安定して回す目的では、まずバランス設定が使いやすい基準になります。
在庫を残しながら市内配送へ回せるため、店舗への補充と備蓄を両立しやすい設定です。
ただし、生産量が少なければ倉庫だけで在庫を維持することはできません。

空にする設定は、倉庫の在庫を減らしたい場合に向きます。
周辺に同じ品目を必要とする施設がある状態で使うと、在庫を保持する緩衝機能が弱くなります。
商業区画向けの商品を安定して備蓄したい場合には、優先度が下がります。

満杯設定は、在庫の確保を優先します。
輸入できる品目を指定すると、市外からの搬入が増える場合があります。
外部道路や貨物施設がすでに混雑している都市では、在庫は増えても輸入トラックが新たな渋滞を作る可能性があります。

倉庫の追加や大型化を判断するときは、次の状態を見ます。

・在庫はあるがトラックが常にすべて使用中
・生産施設の内部在庫が詰まっている
・消費施設に必要な品目が届かない
・輸出へ向かう倉庫トラックが多い
・同じ品目を扱う倉庫へ車両が集中している
・倉庫前の道路に待機列がある

トラックが常時使用中なら、倉庫の追加や大型化が候補になります。
ただし、道路が詰まっている場合は、倉庫を増やすほど車両も増えます。
倉庫容量不足と道路容量不足を区別し、施設追加の前にトラックがどこで止まっているかを見ます。

鉄道接続付き倉庫は、指定した保管品をトラックと列車の両方で送受信できます。
通常の貨物駅のように、すべての貨物をまとめて扱う施設ではありません。
特定品目を長距離輸送したい場合には使えますが、保管品目の設定と配送先が合っていなければ商品不足対策にはなりません。

PC版とPS4版とSwitch版の違い

この記事で扱う基本的な供給網は、初代のシティーズ:スカイラインが対象です。
続編のシティーズ:スカイライン IIとは区別します。
PC版、PS4版、Switch版では基本的な商品生産と道路配送の考え方を共有できますが、追加コンテンツや利用できる施設は同一ではありません。

PC版ではMODを利用できますが、ここまでの対策はMODなしで実行できます。
外部接続情報ビュー、工業区画と商業区画の調整、道路改善、貨物駅、貨物港、インダストリー導入時の倉庫を使います。
取引先を距離順に固定する機能などは前提にしないため、遠方との取引を完全に防ぐことはできません。

PS4版では、国内向けに「シティーズ:スカイライン PlayStation 4 Edition」として提供されています。
インダストリーも利用できるため、導入している場合は産業特区、倉庫、原材料保管施設、特殊工場を使った対策を追加できます。
インダストリーを導入していない都市では、倉庫を前提とせず、一般産業、道路、貨物施設、輸出入の調整を中心にします。

Switch版は初代を基にした専用版で、After DarkとSnowfallを含む構成です。
インダストリーの倉庫や特殊工場を使う対策は、Switch版の基本対策として扱いません。
一般産業と商業区画の量、外部接続、道路渋滞、貨物駅や貨物港の配置を中心に考えます。

機種を問わず共通して使いやすい確認項目は次の通りです。

・商品の輸入と輸出
・一般産業の量と稼働状況
・商業区画を増やす速さ
・工業区画から店舗までの道路
・貨物施設前の渋滞
・原材料不足と買い手不足
・建物放棄へ進む前の供給改善

倉庫、産業特区、特殊工場は、インダストリーを導入している場合だけ分けて考えます。
「バニラ」という言葉は、追加コンテンツなしを指す場合とMODなしを指す場合があります。
混同を避けるため、基本ゲームの機能なのか、インダストリーの機能なのか、MODを使わない対策なのかを分けて判断することが重要です。

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シティーズスカイラインで商品が足りない時のまとめ

・商品不足は生産量不足と配送遅延を分け、原因ごとの順序で対処する
・最初に外部接続情報ビューを開き、商品の輸入量と輸出量を確認する
・商品輸入が多い時は一般産業不足と工場の稼働停止を優先して疑う
・商品輸出が多い時は出荷トラックと輸出経路の混雑を優先して見る
・一般産業は商業区画で販売する通常の商品を生産する中心的役割を持つ
・特化産業だけを増やしても一般産業不足による商品不足は解消しない
・商業区画の急拡大は商品消費と外部からの輸入負荷を同時に増やしやすい
・工業区画から店舗までの交差点や一方通行による大きな迂回を点検する
・貨物駅や貨物港を設置しても店舗への最終配送にはトラックが必要になる
・貨物施設前の渋滞は専用進入路と入口出口の分離によって抑えやすくなる
・原材料不足は供給量だけでなく供給元と輸入経路の配送遅延も確認する
・買い手不足は需要不足だけでなく出荷車両の不足や渋滞でも発生する
・インダストリーの倉庫は在庫を持ち、生産と配送の時間差を埋める
・倉庫は保管容量だけでなくトラックの使用状況も重要な判断材料になる
・商業向け商品の倉庫はバランス設定から試すと安定運用しやすくなる
・供給網を直してから放棄建物を整理すると同じ警告の再発を防ぎやすい

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この記事を書いた人

「ヒグマのゲーム攻略」を運営しているヒグマです。

主に初心者向けに、スマホゲーム・PCゲーム・家庭用ゲームの攻略情報をまとめています。

攻略記事では、公式情報・ゲーム内情報・各種調査をもとに、育成優先度、序盤の進め方、編成、金策、イベント攻略などをできるだけわかりやすく整理しています。

実際のプレイ確認が十分でない内容については、断定しすぎず、初心者の方が判断材料として使えるように注意点もあわせて紹介しています。

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