MENU
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シティーズスカイラインの渋滞対策と交通設計の基本

当ページのリンクには広告が含まれています。
シティーズスカイラインの渋滞対策と交通設計の基本
スポンサーリンク

シティーズ:スカイラインでは、道路を広げるだけでは渋滞が解消しないことがあります。
車列の先頭にある信号や合流、出口側の詰まりを見つけ、道路ごとの役割を分けることが重要です。

この記事では、渋滞原因の探し方から、道路階層、交差点、高速道路、公共交通、貨物輸送まで、MODなしで使える交通設計の基本を紹介します。
PC版、PS4版、Nintendo Switch版で共通して使いやすい対策を中心に扱います。

この記事でわかること

・本当に直すべき渋滞と交通量の多い道路の違い
・車列の先頭から渋滞原因を特定する手順
・道路階層や交差点を使った交通設計の基本
・公共交通と貨物駅を使い分ける判断基準

目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。

タップできる目次
スポンサーリンク

シティーズスカイラインの渋滞原因と直し方

この章では、渋滞している場所の見分け方から、道路を改修する順番までを扱います。

・赤い道路と本当の渋滞の見分け方
・車列の先頭から原因を探す手順
・道路拡幅より先に見るべき出口側
・車線変更と合流が詰まる条件
・信号と交差点間隔の直し方
・一方通行と迂回路の使い分け

赤い道路と本当の渋滞の見分け方

交通情報ビューで赤く表示された道路が、すべて深刻な渋滞というわけではありません。
赤色は交通量が多いことを示すため、車両が途切れず進んでいる道路も赤く表示されます。
まず見るべきなのは色の濃さではなく、車列が停止しているか、停止した列がどこまで伸びているかです。

優先して対処したいのは、次のような実害が出ている場所です。

・ごみ収集車が対象地区へ到達できない
・消防車や救急車が車列に阻まれている
・霊柩車が建物へ向かえない
・産業地区から貨物トラックが出られない
・商業施設への配送車両が動けない
・高速道路の出口待ちが本線まで伸びている

交通量が多くても車が流れている道路より、都市サービスや物流を止めている道路の方が改修の優先度は高くなります。
都市全体の平均交通流も目安にはなりますが、その割合だけでは局地的な詰まりを見つけられません。
割合が高くても一部の貨物駅周辺だけが停止している場合があり、反対に割合が低くても主要な都市サービスが動いている場合があります。

新しい住宅地や商業地を一度に指定した直後は、転入車両や初回配送が集中することもあります。
時間の経過とともに車列が短くなるなら、恒常的な道路容量不足とは限りません。
道路を壊して作り直す前に、しばらく都市を動かし、同じ場所で停止が続くかを見てください。

赤い道路を見つけた時の判断順は次の通りです。

・車両が少しずつでも進んでいるか
・車列の先頭に信号や合流があるか
・都市サービスや物流へ影響しているか
・一時的な転入や配送の集中ではないか
・別の道路へ渋滞が移っていないか

赤色を消すこと自体を目的にすると、必要以上に道路を広げたり、交差点を増やしたりしやすくなります。
目標は道路を緑色にすることではなく、必要な車両が目的地へ到達できる交通網を作ることです。

スポンサーリンク

車列の先頭から原因を探す手順

渋滞を見つけたら、車列の途中ではなく先頭へ視点を移します。
長い車列ができていても、原因は道路全体ではなく、先頭にある1つの交差点や施設出入口であることが多いためです。

原因を探す時は、次の順番で見ると整理しやすくなります。

  1. 交通情報ビューで停止している車列を探す
  2. 車列を先頭までたどる
  3. 交通ルートで通行車両の種類を見る
  4. 車両が向かう方向を調べる
  5. 信号、合流、分岐、施設出入口、車線減少のどれかを判定する
  6. 交差点の先が詰まっていないかを見る
  7. 最も下流にある詰まりから直す

交通ルートで道路を選ぶと、その場所を通る一般車、貨物トラック、都市サービス車両などの経路を見分けられます。
一般車が多いなら通勤や買い物の動線、貨物トラックが多いなら産業地区や貨物駅、高速道路への動線を疑います。
消防車やごみ収集車が集中しているなら、道路構造だけでなく、サービス施設から対象地区までの到達経路も重要です。

交差点の手前で車が止まっていても、交差点そのものが原因とは限りません。
交差点を通過した直後の道路が詰まっていると、車両が先へ進めず、待ち列が手前へ戻ってきます。
さらにその列が1つ前の交差点まで伸びると、本来は別方向へ進む車両まで止まります。

複数の詰まりが連続している場合は、最も下流から直します。
上流の道路だけを広げても、車両が下流へ早く到着するだけで、出口の処理能力が変わらなければ車列は残ります。
下流の信号、分岐、施設出入口を解消した後に、上流の交通量がどう変わったかを見てください。

原因別の代表的な見え方は次の通りです。

・信号が原因:青信号で少し進み、すぐ長い列が残る
・出口側が原因:交差点を越えた道路まで車が詰まっている
・合流が原因:本線と流入車が同じ短い区間で停止する
・分岐が原因:特定の車線だけに車が並ぶ
・施設出入口が原因:貨物駅や公共施設の前だけ車両が集中する
・車線減少が原因:広い道路から狭い道路へ変わる地点で列ができる

原因を分類してから改修すれば、不要な大規模工事を減らせます。
反対に、原因を見ないまま道路を広げると、信号が増えたり、別の交差点へ交通が集中したりして、以前より流れが悪くなることがあります。

道路拡幅より先に見るべき出口側

渋滞した道路を見ると、最初に車線数を増やしたくなります。
しかし、道路の出口が1本しかない場合や、出口の先が詰まっている場合は、入口側を広げても流出できる台数は増えません。

道路拡幅を後回しにしたいのは、次のような状況です。

・道路の先に信号待ちがある
・交差点の出口側まで車列が続いている
・同じ方向へ曲がる車両だけが並んでいる
・貨物駅や施設の出入口で車が止まっている
・複数車線のうち1車線だけが使われている
・広い道路の先が狭い道路へつながっている

複数車線があっても、同じ出口へ向かう車両は必要な車線へ集まります。
6車線道路に変えても、下流で全車両が同じ右折路へ進むなら、右折に使う車線だけが混雑します。
空いている車線があることは、経路選択が不自然なのではなく、行き先が一方向へ偏っていることを示している場合があります。

出口側を見る時は、交差点を越えた先に十分な空間があるかを見ます。
出口直後に別の信号、施設出入口、車線減少があると、待ち列を収容できません。
交差点間の道路が短いほど、下流の車列が上流へ戻りやすくなります。

道路拡幅が候補になるのは、交差点や出口が流れているにもかかわらず、道路区間全体へ車両が集中している場合です。
複数方向へ分岐する交通があり、分岐前にそれぞれの車線へ分かれる空間が足りない場合も、車線数を増やす意味があります。
ただし、拡幅によって新しい信号が発生したり、短い区間で車線変更が増えたりしないかも見てください。

改修の優先順は、次のように考えると失敗しにくくなります。

  1. 出口側の詰まりを取る
  2. 近すぎる交差点を減らす
  3. 信号の有無を見直す
  4. 交通量の多い進行方向を分離する
  5. 別の出口や迂回路を作る
  6. 最後に道路拡幅を検討する

道路を太くすることは有効な対策の1つですが、常に最初の答えではありません。
渋滞地点へ車を送り込む能力ではなく、そこから車を出す能力を先に高めることが重要です。

スポンサーリンク

車線変更と合流が詰まる条件

高速道路や大きな幹線道路では、車線数よりも車線変更できる距離が重要になります。
入口、出口、分岐が短い間隔で並ぶと、合流する車両と退出する車両が同じ区間で進路を変えます。
この動きが重なると、道路に空きがあっても流れが落ちます。

特に詰まりやすいのが、入口の直後に出口を置いた構成です。
高速道路へ入った車両は本線側へ移ろうとし、出口へ向かう車両は反対に出口側へ移ろうとします。
互いの進路が交差するため、短い距離で大量の車線変更が発生します。

可能であれば、出口を先に置き、その後ろに入口を配置します。
出口へ向かう車両を先に本線から外し、空いた場所へ新しい車両を合流させる形です。
入口と出口の間隔も広げ、車両が目的の車線へ移る時間を確保します。

1車線だけが混雑している時も、車線追加より行き先を見ます。
特定の出口や同じ交差点へ向かう車両は、早い段階から必要な車線へ集まります。
その出口を別の場所へ分けたり、異なる高速道路接続を作ったりできれば、交通を経路単位で分散できます。

急なカーブも流れを落とす原因になります。
車両は急カーブで減速するため、高速道路のランプや貨物線で短い急カーブを連続させると、後続車両が詰まりやすくなります。
速度を維持したい経路ほど、直線や緩やかなカーブを使います。

車線変更と合流を直す時の判断項目は次の通りです。

・入口の直後に出口がないか
・複数の入口が短い間隔で続いていないか
・出口待ちが前の入口まで伸びていないか
・分岐前に車線変更できる距離があるか
・急カーブの直後に合流がないか
・複数の目的地が1つの出口へ集中していないか

入口や出口を増やすほど便利になるように見えますが、接続点が多すぎると本線の流れを崩します。
都市全体を1つのインターチェンジへ集めるのも避ける必要がありますが、短い範囲に細かな出入口を並べる構成も渋滞を招きます。
地区ごとに離れた接続を用意し、その間に十分な走行距離を取る形が使いやすくなります。

信号と交差点間隔の直し方

信号は渋滞の原因になることがありますが、外せば必ず改善するわけではありません。
複数方向の交通が交差する場所では、信号が進行方向を分け、互いの車両が交差点内で止まることを防いでいます。
重要なのは、信号の有無だけでなく、交差点の位置と下流側の空きです。

信号解除を試しやすいのは、交通量の少ない脇道が交通量の多い道路へ接続する場所です。
右左折が少なく、車両同士の進路が大きく交差しない交差点も候補になります。
解除後に脇道側の車が長時間進めなくなった場合は、信号を戻すか、道路の接続方法を変えます。

道路を2車線から4車線へ変えると、交差点に信号が発生する構成があります。
車線を増やしたのに以前より流れが悪くなった場合は、拡幅によって信号が追加されていないかを見てください。
道路の幅だけを比較するのではなく、交差点の制御まで含めて改修前後を比べる必要があります。

交差点同士の間隔も重要です。
前方の信号待ちが手前の交差点まで伸びると、別方向へ進みたい車両まで塞がれます。
交通量の多い幹線道路ほど、短い道路区間に信号を並べない構成が向きます。

高速道路の出口直後に信号交差点を置く場合は、特に長い待機区間が必要です。
出口側で止まった車列がランプを越えて本線まで伸びると、高速道路を直進する車両にも影響します。
出口から最初の交差点までの距離を取り、車列を一般道路側で収容します。

十字交差点が連続している場所では、すべての道路を接続する必要があるかを見直します。
一部を丁字路に変える、生活道路を幹線道路へ直接つながない、直進交通を橋やトンネルで通過させるといった方法があります。
特に大量の直進交通だけを立体交差へ移すと、平面交差へ入る車両を減らせます。

交差点改修では、次の順序が使いやすくなります。

  1. 出口側道路の空きを確保する
  2. 近接した交差点を減らす
  3. 信号の有無を調整する
  4. 右左折の多い流れを別経路へ分ける
  5. 大量の直進交通を立体交差へ移す
  6. 必要な場合だけ道路を拡幅する

立体交差は強力ですが、すべての方向を複雑に分離する必要はありません。
最も交通量の多い方向だけを先に分ければ、交差点に残る交通量を減らせます。
大規模な構造へ作り直す前に、どの方向が交差点を圧迫しているかを見てください。

スポンサーリンク

一方通行と迂回路の使い分け

一方通行は、地区内の進行方向を整え、入口と出口を分ける対策です。
迂回路は、同じ道路へ集まっていた交通に別の経路を与える対策です。
似ているように見えますが、一方通行は交差する動きの削減、迂回路は経路そのものの分散に向いています。

一方通行が使いやすいのは、産業地区、貨物駅周辺、高速道路接続部などです。
地区へ入る道路と出る道路を分けることで、搬入車両と搬出車両が正面から交差する回数を減らせます。
同じ幅の双方向道路を一方通行へ変更し、片方向に使える車線を増やせる構成もあります。

一方通行の環状道路を地区内へ作る方法もあります。
貨物駅や工場への出入口を環状道路沿いへ置けば、車両の進行方向をそろえやすくなります。
ただし、環状道路の出口が1か所しかない場合、その出口が新しいボトルネックになります。

一方通行を設定する時は、道路を敷いた方向と進行方向を見ます。
方向を逆にすると、施設や地区へ入れても外へ出られない、あるいは目的地へ到達できないことがあります。
消防車、ごみ収集車、霊柩車なども一方通行に従うため、都市サービスの往復経路も必要です。

迂回路は、元の渋滞地点とは異なる出口へつながって初めて効果を発揮します。
元の幹線道路を避けても、すぐ後で同じ交差点へ合流するなら、交通を一時的に横へ移しただけです。
別の高速道路接続、別の地区出口、別の貨物駅など、行き先ごとに異なる経路を用意します。

機能しにくい迂回路には、次の特徴があります。

・元の道路より大幅に遅い
・最後は元の渋滞地点へ戻る
・入口で急な車線変更が必要になる
・迂回先の交差点がすでに詰まっている
・出口が1か所しかない
・目的地の違う車両を分けられない

地区内の対向や右左折を減らしたいなら一方通行を優先します。
都市を横断する交通や、別地区へ向かう貨物交通を分けたいなら迂回路を優先します。
両方を組み合わせる場合は、迂回路へ入った後の地区内交通を一方通行で整理すると、入口から出口までの動きをそろえやすくなります。

スポンサーリンク

シティーズスカイラインの渋滞を防ぐ交通設計

ここでは、道路階層、高速道路、公共交通、貨物輸送を組み合わせた渋滞予防の形を順番に見ていきます。

・高速道路から生活道路までの道路階層
・幹線道路に交差点を増やさない設計
・ラウンドアバウトが向く場所と向かない場所
・高速道路の入口と出口を離す配置
・公共交通で一般車を減らす組み方
・貨物トラックと貨物駅の詰まり対策
・PC・PS4・Switch版で共通する対策

高速道路から生活道路までの道路階層

渋滞を防ぐ基本は、すべての道路へ同じ役割を持たせないことです。
道路を高速道路、幹線道路、集散道路、生活道路に分け、長距離移動と建物への出入りを別の経路へ流します。

役割は次のように整理できます。

高速道路:都市外や離れた地区を結ぶ長距離交通
幹線道路:高速道路と主要地区を結ぶ交通
集散道路:地区内の交通を集めて幹線道路へ渡す
生活道路:住宅、店舗、工場、公共施設への出入り

道路階層は車線数だけで決まりません。
6車線道路を何本も並べても、短い間隔で交差し、すべての建物が直接出入りするなら、通過交通は信号や施設出入口で止まります。
どこと接続し、沿道の建物へ直接アクセスさせるかが役割を決めます。

生活道路は、建物への出入りを受け持つ道路です。
大量の通過交通を流すより、集散道路へつないで地区外へ出す形が向きます。
生活道路を幹線道路へ細かく接続すると、幹線道路上に交差点が増え、連続した流れが失われます。

集散道路は、生活道路から出た車両をまとめる中間の道路です。
地区内の全交通を1本へ集めるのではなく、複数の集散道路から異なる方向へ出られる形にします。
住宅地や産業地区の出口が1か所だけだと、道路が広くても同じ交差点へ全車両が集中します。

幹線道路は、複数地区や高速道路を結ぶ主要経路です。
交差点や沿道出入口を少なくし、長い区間を連続して走れるようにします。
建物を並べる場合も、裏側の生活道路や並行道路から出入りさせると、幹線道路上の停止を減らせます。

道路階層は格子状の街でも使えます。
格子のすべてを同じようにつなぐのではなく、太い幹線道路を貫通させ、接続する集散道路を限定し、その内側を生活道路にします。
曲線道路や地形に沿った都市でも、接続先と役割を分ける考え方は同じです。

地区を拡張する時は、生活道路を増やす前に、どの集散道路へ出し、どの幹線道路を経由し、どの高速道路接続へ向かうかを決めます。
出口を後から1本だけ追加するより、複数方向へ分散できる骨格を先に作る方が、成長後の改修を抑えられます。

スポンサーリンク

幹線道路に交差点を増やさない設計

幹線道路は大量の車両を運べますが、交差点が増えるほど停止回数も増えます。
特に信号交差点が短い間隔で並ぶと、前方の待ち列が手前の交差点まで戻り、道路全体が連鎖的に止まります。

幹線道路へ接続する道路は、主に別の幹線道路や集散道路に絞ります。
生活道路を1区画ごとに接続するのではなく、複数の生活道路を集散道路へまとめ、その集散道路を幹線道路へつなぎます。
この形なら、建物へ出入りする車両が幹線道路を直接横切る回数を減らせます。

幹線道路沿いへ住宅や商業施設を配置する場合も、出入口の位置が重要です。
沿道から直接出入りさせると、右左折や停車が幹線道路上で発生します。
裏側へ生活道路を通し、そちらからアクセスさせれば、幹線道路を通過交通へ使いやすくなります。

交差点を減らす方法は、単に道路を切断することだけではありません。

・生活道路を集散道路へまとめる
・十字交差点の一部を丁字路へ変える
・直進交通を橋やトンネルへ通す
・幹線道路と並行する生活道路を作る
・地区の出口を異なる幹線道路へ分ける
・近接した信号交差点を統合する

地区の出口を増やす時は、同じ交差点へ戻らないことが大切です。
2本の出口を作っても、すぐ先で同じ幹線道路の同じ信号へ集まるなら、処理地点は変わりません。
異なる幹線道路や異なる高速道路接続へ向かう出口にすると、目的地に応じた分散が起こりやすくなります。

一方で、接続を減らしすぎると、残った1か所へ交通が集中します。
幹線道路の流れを守りながら、地区ごとに複数の出口を離して配置することが重要です。
交差点の少なさと、経路の選択肢の両方を確保します。

ラウンドアバウトが向く場所と向かない場所

ラウンドアバウトは、信号で完全停止させずに複数方向の交通を処理できる交差点です。
ただし、設置すれば必ず流れる設備ではなく、流入量、出口容量、内部の長さによって効果が変わります。

向いているのは、次のような場所です。

・複数方向から中程度の交通が入る
・各方向の交通量が極端に偏っていない
・出口側道路に十分な空きがある
・信号待ちより連続通行を優先したい
・入口と出口の間隔を取れる広さがある

向かないのは、特定方向から大量の車両が入り続ける場所です。
一方向の車両が円内を埋めると、ほかの入口から入れなくなります。
高速道路本線の大量交通を小さなラウンドアバウトへ直接流す構成も、内部が短いため詰まりやすくなります。

出口直後の構造も重要です。
出口の先に信号、別の交差点、施設出入口があると、出口待ちが円内へ戻ります。
ラウンドアバウト内部だけを広げても、出口側が止まっていれば車両は外へ出られません。

小さすぎるラウンドアバウトは、合流から退出までの距離が短くなります。
短い区間で合流、車線変更、退出が連続するため、内部に空きがあっても車両が止まりやすくなります。
作例上の目安として正円なら半径10マス以上、最低でも半径6マス程度という考え方がありますが、固定条件ではありません。
流入量や出口数が多いほど、より広い内部空間が必要です。

大量の直進交通がある場合は、その交通だけを橋やトンネルで円の外へ通す方法があります。
右折交通が多い場所では、ラウンドアバウトへ入らず曲がれる分岐を作る方法もあります。
ただし、バイパスの合流先が詰まっていると、渋滞位置を移すだけになります。

普通の丁字路や十字交差点の方が向く場所もあります。
交通量が少なく、方向数も少ない場所では、ラウンドアバウトを作るより単純な交差点の方が省スペースで流れます。
選ぶ時は、見た目ではなく、流入方向の偏り、出口側の容量、必要な面積を比べてください。

スポンサーリンク

高速道路の入口と出口を離す配置

高速道路は、都市外接続や地区間の長距離交通を運ぶ道路です。
沿道の建物へ直接出入りさせるのではなく、インターチェンジやランプを通して市街地へ接続します。

高速道路で最も避けたいのは、入口と出口を短い間隔で連続させる構成です。
入口から合流した車両と、次の出口へ向かう車両が同じ場所で車線変更するため、本線の流れが乱れます。
出口を先、入口を後に置く形なら、退出車両を先に減らしてから流入車両を受け入れられます。

インターチェンジ同士の間隔も広く取ります。
間隔があれば、車両が目的の車線へ移る距離を確保できます。
出口待ちの列が前の入口まで伸びているなら、インターチェンジの間隔不足か、出口側道路の容量不足を疑います。

作例上は、大型ジャンクションから最初の市街地接続まで約60マス、出口から最初の集散道路との交差点まで約30マスという目安があります。
これは固定された正解ではなく、車線変更と待ち車列の空間を取るための考え方です。
交通量が多い都市や信号交差点を使う場所では、さらに距離が必要になる場合があります。

小規模なダイヤモンド型インターチェンジは、軽度から中程度の交通を処理しやすい構成です。
ただし、接続先道路を広げた結果、信号が増えると、一般道路側の待ち列が高速道路まで戻ることがあります。
交通量が増えた段階では、交差点の立体化や別の接続追加を検討します。

高速道路への接続は、少なすぎても多すぎても問題になります。
都市全体を1か所へ集めると集中し、短い区間に細かな出入口を並べると合流と退出が連続します。
住宅地、産業地区、商業地区などの目的地に応じて、離れた位置へ接続を分ける形が使いやすくなります。

都市を横断する車両が中心部の幹線道路を通っている場合は、外周道路や別の高速道路接続を作ります。
ただし、新しい経路の終点が元の渋滞交差点と同じなら分散になりません。
異なる地区へ直接つながる出口を作り、目的地ごとに経路を分けてください。

公共交通で一般車を減らす組み方

公共交通は、道路を広げずに一般車の移動需要を減らせる対策です。
ただし、交通機関を設置するだけでは利用されず、住宅地から職場、商業地、学校など、実際の目的地へつながっている必要があります。

役割は次のように分けられます。

バス:地区内の短距離移動と駅への接続
地下鉄:都市内の大量輸送
鉄道:離れた地区や都市外との長距離輸送
・歩行者用通路:駅や施設までの徒歩経路短縮

バスは住宅地の内部を回り、市民を地下鉄駅や主要施設へ運ぶ使い方に向きます。
停留所を細かく置けますが、長距離路線で停車回数を増やしすぎると所要時間が長くなります。
短い地域路線として使い、地下鉄や鉄道へつなぐ形が分かりやすくなります。

通常は1つのバス営業所から複数の路線へバスを供給できます。
営業所周辺が渋滞すると、路線へ向かうバスも遅れます。
道路網から隔離された路線を作る場合は、別の営業所が必要になることがあります。

バス停は、交通量の多い交差点直後へ集中させない方が流れを保ちやすくなります。
停車中のバスが後続車両を止める場合があるため、複数路線を同じ短い道路へ集めすぎないようにします。
住宅地、学校、商業地、地下鉄駅など、乗降の目的が明確な場所を結びます。

地下鉄は、幹線道路沿いや主要地区を結ぶ大量輸送に向きます。
駅を近接して大量に置くより、幹線道路同士の交差付近、商業地、鉄道駅など、複数の移動が集まる場所を選びます。
駅間隔に固定の正解はなく、市民が向かう場所と歩行範囲で決めます。

旅客鉄道は、離れた地区や都市外との長距離移動に向きます。
線路は直線と緩いカーブを中心にし、道路との平面交差を増やしすぎないようにします。
列車と道路交通が同じ場所で停止する構成は、双方の流れを落とします。

乗り換えは、短距離から長距離へ段階的につなぐと使いやすくなります。
住宅地内のバスから地下鉄へ、地下鉄から鉄道へ移れる形です。
ただし、乗り換え地点へバス、自家用車、歩行者をすべて集中させると、駅前道路が新しい渋滞地点になります。

歩行者用通路も交通量削減に役立ちます。
住宅地の行き止まりと駅、道路の反対側にある商業地などを短く結ぶと、自動車より徒歩が選ばれやすくなります。
幹線道路付近では歩道橋や地下道を使い、道路上の横断部へ歩行者が集中しない形も作れます。

公共交通を見直す時は、路線数ではなく次の点を見てください。

・住宅地から目的地へ到達できるか
・乗り換え回数が多すぎないか
・停留所や駅まで歩けるか
・駅前道路が詰まっていないか
・複数のバス路線が同じ道路へ集中していないか
・短距離と長距離の役割が重複していないか

一般車が多い地区間を交通ルートで見つけ、その移動を公共交通へ置き換えることが基本です。
都市全体へ均等に路線を敷くより、実際に車が集中している住宅地と目的地を結ぶ方が効果を出しやすくなります。

貨物トラックと貨物駅の詰まり対策

産業地区では、原料の搬入、製品の搬出、商業施設への配送によって大量の貨物トラックが発生します。
一般車の渋滞とは目的地が異なるため、住宅地や商業地の交通対策だけでは解消しにくい部分です。

最初に見るのは、産業地区の入口と出口です。
入口が1か所しかないと、搬入車両と搬出車両が同じ交差点へ集中します。
一方通行や環状道路を使い、地区へ入る車両と出る車両を別経路へ分けると、対向や右左折を減らせます。

産業地区は、高速道路や貨物施設へ短く接続できる位置が向きます。
高速道路から産業地区までの間に住宅地や商業地を挟むと、貨物トラックが市街地の幹線道路へ混ざります。
輸出入が多い地区では、異なる高速道路接続を複数用意する方法もあります。

貨物駅は、道路輸送の一部を鉄道へ置き換える施設です。
都市外から来た貨物をトラックへ積み替えたり、産業地区から運ばれた貨物を列車へ積み替えたりします。
設置しただけで貨物トラックが消えるわけではなく、駅の周辺には積み替えのためのトラックが集まります。

貨物駅前が詰まる場合は、入口と出口を分けます。
一方通行道路を使い、駅へ入る車両と出る車両が正面から交差しない形にします。
入口直前や出口直後へ信号、別施設の出入口、短い交差点を置かず、待ち列を収容できる道路を用意します。

貨物駅周辺では、都市サービスの経路も必要です。
消防車やごみ収集車が駅へ到達できても、退出できない一方通行にはしないようにします。
駅前の流れだけでなく、周囲の施設へ向かうサービス車両まで含めて道路方向を決めます。

都市内の貨物輸送へ鉄道を使う方法もあります。
産業地区側の貨物駅から商業地区側の貨物駅へ運べば、地区間のトラック移動の一部を鉄道へ移せます。
ただし、商業地区側の貨物駅から各店舗へ配送するトラックは発生するため、駅周辺の道路容量が必要です。

貨物駅を複数置く場合は、異なる産業地区や異なる外部接続へ役割を分けます。
同じ道路沿いへ貨物駅を並べるだけでは、駅の数だけトラックが同じ道路へ集まります。
駅ごとに別の幹線道路や高速道路接続へつなげることが重要です。

線路側の混雑にも注意が必要です。
都市内旅客列車、都市外旅客列車、貨物列車を同じ線路へ集中させると、合流点や駅前で列車が待つことがあります。
貨物量が多い場合は、旅客線と貨物線、または都市内線と外部接続線を分ける方法があります。

輸入と輸出では、車両の向きが変わります。
輸入が多ければ貨物駅から産業地や商業地へ向かう交通が増え、輸出が多ければ産業地区から貨物駅へ向かう交通が増えます。
入口側だけを広げるのではなく、自分の都市でどちら向きの車列が長いかを見て道路を分けます。

貨物駅を置く前には、次の点を見ます。

・貨物トラックが都市外へ向かっているか
・別の地区へ配送しているか
・駅前に待機道路を作れるか
・入口と出口を分けられるか
・旅客線と線路を共有するか
・輸入と輸出のどちらが多いか
・高速道路までの既存経路が流れているか

産業地区から高速道路までの道路が十分に流れているなら、貨物駅を急いで置く必要はありません。
貨物駅は有効な選択肢ですが、駅周辺の道路設計と線路容量まで含めて初めて機能します。

PC・PS4・Switch版で共通する対策

初代シティーズ:スカイラインは、PC版、PS4版、Nintendo Switch版で操作方法や収録内容に違いがあります。
一方で、MODを使わない基本的な渋滞対策は、各機種に共通する考え方で進められます。

共通して使いやすい対策は次の通りです。

・道路階層を分ける
・幹線道路の交差点を減らす
・交差点同士の間隔を取る
・一方通行で入口と出口を分ける
・高速道路の入口と出口を離す
・異なる目的地へ向かう迂回路を作る
・ラウンドアバウトの出口側を空ける
・公共交通で一般車を減らす
・貨物駅周辺の道路を分離する

PC版ではSteamワークショップのMODや追加アセットを利用できますが、ここで扱った内容はMODを前提としていません。
車線矢印や信号周期を細かく変更できなくても、道路接続、一方通行、信号、一時停止、立体交差、公共交通、貨物駅の配置で改善できます。

PS4版でも、道路、公共交通、地区運営を使った交通対策が中心になります。
PC用MODの機能を再現しようとするより、交差点の数、道路階層、地区出口の位置を見直す方が基本的な改善につながります。

Nintendo Switch版は専用の操作画面や収録内容がありますが、渋滞の原因を車列の先頭から探す考え方は同じです。
高速道路から生活道路まで役割を分け、一般車と貨物交通を異なる経路へ流します。

機種によって操作手順が異なる場合でも、判断の順序は変わりません。

  1. 停止している車列を探す
  2. 先頭の詰まりを分類する
  3. 出口側を先に直す
  4. 交差点と車線変更を減らす
  5. 経路を複数方向へ分ける
  6. 一般車は公共交通へ移す
  7. 貨物交通は産業地区と貨物駅周辺で分離する
  8. 改修後に別の場所へ渋滞が移っていないかを見る

MODなしの環境では、細かな車線制御より道路網全体の設計が重要になります。
1つの交差点だけを何度も作り直すより、車両がどこから来てどこへ向かうかを見て、道路階層と出口の位置から直す方が効果を出しやすくなります。

スポンサーリンク

シティーズスカイラインの渋滞についてのまとめ

・赤い道路でも車両が流れていれば改修を急ぐ必要はない
・都市サービスや物流を止める車列から優先して対処する
・渋滞原因は車列の途中ではなく先頭から探していく
・交差点より先が詰まる場合は出口側から先に改修する
・空いている車線より車両が向かう出口と分岐を確認する
・高速道路の入口と出口は車線変更できる距離を空ける
・信号解除後は脇道側の車両が進めるかまで確認する
・生活道路は集散道路を介して幹線道路へ接続する
・幹線道路では交差点と沿道出入口を増やしすぎない
・ラウンドアバウトは出口側に余裕がある場所で使う
・一方通行は地区や貨物駅の入口と出口の分離に向く
・迂回路は元の渋滞地点と異なる出口へ接続させる
・公共交通は住宅地と実際の目的地を結ぶように配置する
・貨物駅は駅前道路と線路容量を含めて設計する
・道路変更後は別の場所へ渋滞が移っていないか確認する

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シティーズスカイラインの渋滞対策と交通設計の基本

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「ヒグマのゲーム攻略」を運営しているヒグマです。

主に初心者向けに、スマホゲーム・PCゲーム・家庭用ゲームの攻略情報をまとめています。

攻略記事では、公式情報・ゲーム内情報・各種調査をもとに、育成優先度、序盤の進め方、編成、金策、イベント攻略などをできるだけわかりやすく整理しています。

実際のプレイ確認が十分でない内容については、断定しすぎず、初心者の方が判断材料として使えるように注意点もあわせて紹介しています。

記事内に古い情報や誤りがありましたら、お問い合わせからご連絡ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タップできる目次