タルコフこと『Escape from Tarkov』をプレイしていると、「スタッシュ(倉庫)がパンクして何も入らない!」という問題に直面しますよね。特に高額な銃やアーマー、タスクで必要なルートアイテムが増えてくると、スタッシュ整理は大きなストレスになってしまいます。
そんなスタッシュの悩みを解決する鍵こそが、収納効率を飛躍的に上げてくれるケースの導入です。
この記事では、「どのケースから手に入れるべき?」「どうやって手に入れるのが一番お得?」「そもそもコンテナとセキュアコンテナの違いは何?」といった、あなたが抱える基本的な疑問から、上級者も活用する具体的な収納テクニックまで、徹底的に解説していきます。
特に、序盤で最優先すべきLucky Scav Junk boxや、弾薬ケースのような高圧縮率のケースを導入することで、あなたのスタッシュは劇的に生まれ変わるはずです。この記事を読み終える頃には、あなたのスタッシュ問題は解決し、レイドでルートする喜びがさらに増していることと思います。ぜひ最後まで読んで、快適なタルコフライフへの一歩を踏み出してくださいね!
・スタッシュ整理に必須のタルコフ ケースの導入優先度と具体的な入手ルート
・Item case、Junk box、弾薬ケースなど、ケースごとの驚異的な収納効率と圧縮率の計算方法
・セキュアコンテナとの役割の違いや、マップ上に湧きるケースの見分け方
・ケースを最大限に活用するタグ機能の使い方や、装備品を入れ子にする裏技
スタッシュ問題を解決するタルコフ ケースの基本と活用方法!
・「コンテナ」と「セキュアコンテナ」の違いは何?
・序盤のスタッシュ整理に必須のおすすめケースはこれ!
・最も重要なケースの入手方法!交換とフリマの使い分け!
・スタッシュ容量を飛躍的に増やすコンテナケースの優先度!
・鍵やドキュメントケースなど小型貴重品をまとめるメリット!
・医療ケースと弾薬ケースの圧倒的な収納効率を解説!
・圧縮率の計算方法を理解して効率の良い収納を目指そう!
「コンテナ」と「セキュアコンテナ」の違いは何?
タルコフを始めたばかりのプレイヤーさんにとって、スタッシュ(倉庫)の整理は最初の大きな壁ですよね。そこで今回は、スタッシュ容量の救世主である「ケース」について解説していきます!
まず、ゲーム内でよく耳にする「コンテナ」と「セキュアコンテナ」ですが、これは全くの別物なので混同しないように注意が必要です。
| 種類 | 役割 | 設置場所 | レイド死亡時の挙動 |
| ケース(Storage containers) | アイテムの【保管・整理】(スタッシュ内でのみ使用) | スタッシュ内 | 関係なし |
| セキュアコンテナ(Secure containers) | アイテムの【保護】(レイド持ち込み可能) | PMCの装備スロット | 中身が消失しない |
この記事で主に扱うのは、ゲーム内英語訳では Storage containers と分類される、スタッシュ内で使用する「ケース」です。
ケースは、決められた種類やカテゴリーのアイテムを保管するために使います。本体サイズに対して収納容量が非常に大きいため、実質的にスタッシュの収納スペースを増やす【最重要アイテム】の一つですね。このケースをどれだけ効率良く使えるかが、快適なタルコフライフの鍵を握ると言っても過言ではありません。
一方で、【セキュアコンテナ】(ガンマやベータなど)は、レイドに持ち込むことができ、万が一PMCが死亡した場合でも、その中に入れたアイテムはロストしないという【保険】の役割を持っています。ケースと違って、こちらはスタッシュ整理のためというよりは、高額なキーやタスクアイテムを安全に持ち帰るためのもの、という認識で良いと思います。
序盤のスタッシュ整理に必須のおすすめケースはこれ!
タルコフを始めたばかりの序盤は、タスクで集めたアイテムや、レイドで拾った装備品ですぐにスタッシュがパンクしがちです。そんな序盤の苦境を乗り切るために、優先して手に入れたいおすすめのケースをいくつか紹介しますね。
【おすすめケース(序盤)】
| ケース名 | 本体サイズ | 容量(内寸) | 主な収納物 | 入手難易度(序盤目線) |
| Magazine case | 3×3 | 7×7 | マガジン | 比較的容易(トレーダー交換など) |
| Ammunition case | 2×2 | 7×7 | 弾薬 | 比較的容易(トレーダー交換など) |
| Medicine case | 3×3 | 7×7 | 医薬品 | 比較的容易(トレーダー交換など) |
| Dogtag case | 1×1 | 10×10 | ドッグタグ | 非常に容易(トレーダー交換) |
| Simple wallet | 1×1 | 2×2 | 紙幣、キーカード | 非常に容易(安価) |
特にMagazine case(マガジンケース)とAmmunition case(弾薬ケース)は、銃を使う以上、増え続けるマガジンと弾薬を劇的に減らしてくれるので【真っ先に導入したい】ケースです。どちらも本体サイズに対して、内側の容量が非常に大きく設定されています。
また、Dogtag case(ドッグタグケース)も本体1マスに対して100マス(10×10)もの容量があるため、トレーダー交換やフリマでの売却が面倒なドッグタグをとりあえず保管しておくのに最適ですね。これらは序盤からトレーダーとの交換などで手に入れやすいケースなので、見かけたらぜひ確保しておきたいところです!
最も重要なケースの入手方法!交換とフリマの使い分け!
ケースの入手経路は主に「トレーダーとの交換」と「フリマでの購入」の2つになります。どちらを利用するかは、ケースの種類やあなたの手持ちアイテムによって使い分けるのが賢明です。
1. トレーダーとの「交換(トレード)」
特定のアイテムや、それなりに価値のあるルートアイテムとケースを交換する方法です。
- メリット: フリマの手数料がかからない、フリマでの相場より安く入手できる可能性がある、特定のタスクやHideout(ハイドアウト)のレベルアップが必要な場合があるが、フリマ開放前でも利用できる。
- デメリット: 交換に必要なアイテムを集める手間がかかる。交換に必要なアイテムがレイドに湧きにくいルートアイテムの場合もある。
特に、上で挙げたMedicine caseやMagazine caseなどは、序盤から利用できるトレーダーの交換品として設定されていることが多いので、積極的に利用したいですね。
2. 「フリマ(フリーマーケット)」での購入
プレイヤーが出品しているケースをルーブルで購入する方法です。
- メリット: すぐに入手できる、交換アイテムを集める手間がない、高価なケースも購入可能。
- デメリット: 相場が高騰していることがある、フリマの出品手数料が上乗せされるため、交換品より割高になることが多い。
Item caseやWeapon caseなどの汎用性が高い、または容量が大きいケースは、交換ルートの難易度が高かったり、入手個数に制限があったりするため、【フリマで購入するのが現実的】な場合もあります。
【こぐま的アドバイス】
- 序盤~中盤: トレーダーの交換ルートを優先して利用し、スタッシュの基礎を固める。
- 終盤: ルーブルに余裕ができたら、T H I C C Item caseやT H I C C Weapon caseなど、より大型のケースをフリマで購入して一気に収納力を増強する。
スタッシュ容量を飛躍的に増やすコンテナケースの優先度!
ケースを導入する目的は、スタッシュの容量を効率良く増やすことです。汎用ケースは特に高価なものが多いため、優先度をつけながら段階的に導入するのがおすすめです。
| 優先度 | ケース名 | 収納対象 | 導入時期の目安 | 特徴 |
| SS (最優先) | Lucky Scav Junk box (Junk box) | ルートアイテム全般 | 序盤~中盤 | 圧倒的なコスパと汎用性。雑多なアイテムを一掃できる。本体サイズ4×4に対して14×14の容量。 |
| S (高優先度) | Item case | 以下のケース以外全て | 中盤以降 | 汎用性が高い。リグやアーマー、リュックなどの装備品整理に活躍。本体8×8に対して内寸8×8。 |
| A (次点) | Weapon case | 武器、武器パーツ、弾薬 | 中盤以降 | 銃器が増えてきたら。大型武器の整理に最適。本体5×10に対して内寸5×10。 |
| B (最終目標) | T H I C C item case | 以下のケース以外全て | 終盤 | 最大級の汎用ケース。本体14×14に対して内寸14×14。ほぼ全てのアイテムを収納可能。 |
Lucky Scav Junk box の魅力(最優先)
このケースは、私が考えるに【タルコフで最初に買うべきケース】です。
タスクやHideoutで使用する「ルートアイテム」は、スタッシュ内でごちゃごちゃしがちですが、Junk boxがあれば全て一か所にまとめられます。本体サイズは4×4(16マス)なのに、内寸は14×14(196マス)と、圧縮率が非常に高いんです。
トレーダーとの交換ルートも比較的易しいものが設定されていることが多いため、序盤のうちに1つは手に入れることを強くおすすめします。
Item case と T H I C C item case(汎用ケース)
Item caseは、Junk boxに次いで導入したい汎用ケースです。これは、リグやアーマー、バックパックなどの装備品を格納するのに適しています。本体サイズと内寸が同じ8×8ですが、ケースの中にリグやアーマーを入れることで、そのリグやアーマーが本来持っている内部容量を活用できるため、スタッシュの圧縮に貢献します。
T H I C C item caseは、サイズと容量が Item case のさらに上を行く【最終目標】のような存在ですね。本体が14×14と非常に大きいですが、収納できるアイテムの範囲が広いため、最終的にはこれがスタッシュ整理の要になります。
鍵やドキュメントケースなど小型貴重品をまとめるメリット!
細かい貴重品を専用のケースにまとめることは、スタッシュ整理の効率化だけでなく、レイドへの準備やタスク進行の面でも非常に大きなメリットがあります。
小型の貴重品をまとめるケースには、主に以下の4種類があります。
| ケース名 | 本体サイズ | 容量(内寸) | 主な収納物 | メリット |
| Key tool | 1×1 | 4×4 | 鍵 | 鍵をコンパクトにまとめられる。レイド持ち込みしやすい。 |
| Keycard holder case | 1×1 | 3×3 | キーカード | 高額なラボキーカードなどを安全に管理。 |
| Documents case | 1×2 | 4×4 | 紙幣、鍵、キーカード、地図、一部貴重品 | 様々な重要アイテムをまとめて持ち運べる。 |
| S I C C organizational pouch (S I C C) | 2×2 | 5×5 | ドキュメントケースと同じ+ドッグタグ、金製アイテム | より多くの貴重品を収納。 |
ドキュメントケースの活用
Documents case(ドキュメントケース)は、レイド中に持ち運ぶ際の利便性が高いケースです。
中には紙幣、鍵、キーカードのほか、Secure Flash drive(セキュアフラッシュドライブ)やIntelligence folder(インテリジェンスフォルダ)などのタスクで要求される貴重品も収納できます。
特にタスクで要求されるアイテムはスタッシュ内に散らばりがちですが、このケースにまとめておけば「タスクアイテム」として一目で把握できるため、私自身、非常に重宝しています。また、ドキュメントケース自体がマップ上に湧きることもあり、ドッグタグケース同様に高額なキーカードが出現する可能性があるため、フィールドでの発見も見逃せませんね。
鍵・キーカードの管理
Key tool(キーツール)やKeycard holder case(キーカードホルダーケース)は、レイド中に使用する鍵やキーカードを整理するのに特化しています。
Key toolは鍵専用ですが、Keycaseというさらに大きなケースには、このKey tool自体も収納できるという特徴があります。鍵は種類が非常に多く、スタッシュを圧迫しやすいアイテムなので、これらを専用ケースにまとめておくことは【整理の最優先事項】の一つですね。
医療ケースと弾薬ケースの圧倒的な収納効率を解説!
汎用ケースも強力ですが、アイテムの種類を限定した専用ケースは、そのカテゴリにおいては【最強の収納効率】を誇ります。その代表格が医療ケース(Medicine case)と弾薬ケース(Ammunition case)です。
1. Medicine case(医療ケース)
- 本体サイズ: 3×3(9マス)
- 容量(内寸): 7×7(49マス)
- 圧縮率: 約444%(詳細は後述)
- 収納物: 医薬品(メディカルアイテム)全般
タルコフでは、各種止血剤、鎮痛剤、サバイバルキットなど、様々な医薬品が増えていきます。特に、使用途中のアイテムや、高額で使い切れないアイテムなど、スタッシュ内に散在しやすいのが医薬品です。
Medicine caseは、たった3×3のスペースで、大量の医薬品をまとめて保管できるため、スタッシュ内で医薬品が占める空間を劇的に減らすことができます。トレーダーとの交換ルートも設定されているので、これも序盤から手に入れたいおすすめケースの一つです。
2. Ammunition case(弾薬ケース)
- 本体サイズ: 2×2(4マス)
- 容量(内寸): 7×7(49マス)
- 圧縮率: 1125%(詳細は後述)
- 収納物: 弾薬(Ammo)、グレネードランチャー用弾薬
弾薬ケースは、私個人としては【最も効率が良いケース】だと思っています。
なぜなら、本体サイズが2×2(4マス)と非常に小さいのに対し、内寸は7×7(49マス)もあるからです。このケースに様々な口径の弾薬を詰め込むことで、スタッシュの弾薬問題をほぼ解決できます。
弾薬はスタックできるとはいえ、種類が多くなると場所を取ります。これをわずか4マスに集約できるのは、【まさにスタッシュの革命】ですね。Ammunition caseとMagazine caseをセットで揃えることが、快適な銃器運用には不可欠と言えるでしょう。
圧縮率の計算方法を理解して効率の良い収納を目指そう!
ケースの収納効率を測る上で重要なのが「圧縮率」です。この圧縮率を理解することで、どのケースに何をどれだけ入れるべきかの優先度が明確になります。
【圧縮率の計算式】
このWiki(データベース元)では、圧縮率は以下の計算式で定義されています。
$$\text{圧縮率} = \frac{\text{容量マス数} – \text{本体サイズマス数}}{\text{本体サイズマス数}} \times 100 (\%)$$
(注:これは、本体サイズに対してどれだけの容量を「節約」できたかを示す値、という考え方ですね。)
【具体的な計算例】
| ケース名 | 本体サイズ | 容量(内寸) | 本体マス数 | 容量マス数 | 圧縮率 |
| Ammunition case | 2×2 | 7×7 | 4マス | 49マス | $(49 – 4) \div 4 \times 100 = 1125\%$ |
| Dogtag case | 1×1 | 10×10 | 1マス | 100マス | $(100 – 1) \div 1 \times 100 = 9900\%$ |
| Medicine case | 3×3 | 7×7 | 9マス | 49マス | $(49 – 9) \div 9 \times 100 \approx 444\%$ |
| Item case | 8×8 | 8×8 | 64マス | 64マス | $(64 – 64) \div 64 \times 100 = 0\%$ |
【圧縮率から見る収納の考え方】
- 高圧縮率ケース(Dogtag, Ammo, Key toolなど):
- 本体サイズが小さく、内寸が非常に大きいケース。
- これらは【最優先】で導入し、スタッシュ内の限られたスペースを最大限に節約します。特にDogtag caseは驚異の9900%という数値が出ていますね。
- 圧縮率0%の汎用ケース(Item case, T H I C C item caseなど):
- 本体サイズと内寸が同じケース。Item case は数値上は圧縮率0%ですが、リグやアーマー、バックパックなどの【装備品を入れ子にして収納できる】点で、実質的な圧縮効果を発揮します。
- Item caseにリグを入れ、そのリグの中にさらにマガジンや医療品を詰めることで、見かけ上のスタッシュ容量を大きく増やせます。
この計算方法を参考に、スタッシュ内を見渡して、どのアイテムが一番スタッシュを圧迫しているかを確認し、そのアイテムに対応した高圧縮率の専用ケース(医療ケースや弾薬ケースなど)から順に導入していくのが、最も効率的でおすすめの整理術だと私は思いますよ!
上級者も愛用するタルコフ ケースの優先度別導入ガイド!
・まず手に入れるべきアイテムケースに何を入れるのが正解?
・巨大なTHICCケースは本当に必要?その優先度は?
・ウェポンケースの種類と武器パーツ収納のコツ!
・Lucky Scav Junk boxは最優先で買うべきケースなの?
・マップ上に湧きるケースの見分け方と狙うべき場所!
・ケースを効率的に利用するためのタグ機能の使い方!
・ケース収納の裏技と小ネタ!
まず手に入れるべきアイテムケースに何を入れるのが正解?
スタッシュ整理の話題、今回は特に汎用性の高い【Item case】(アイテムケース)に焦点を当てて、何を収納するのが最も効果的なのか、私の見解をお話ししていきますね。
Item caseは、本体サイズ8×8(64マス)で、内寸も8×8(64マス)という、本体サイズと内寸が同じの【汎用ケース】です。本体のマス数に対して内寸のマス数が大きい「高圧縮率ケース」ではありませんが、以下の理由でスタッシュの容量を増やす上で非常に重要になります。
1. Item caseの「入れ子収納」で容量を稼ぐ!
Item caseが真価を発揮するのは、「入れ子収納」ができることです。Item caseは、一部の大型ケース(Weapon caseやT H I C C Item caseなど)以外のほぼ全てのアイテムを収納できます。この特性を活かして、スタッシュを圧縮できるアイテムが装備品なんです。
具体的に【Item caseに入れるべきもの】はこれです!
| 優先度 | アイテムの種類 | 理由 |
| 高 | 【リグ(タクティカルリグ)】 | リグをItem caseに入れ、リグの内部空間にマガジンやその他のアイテムを収納することで、リグのサイズ以上の容量を節約できます。 |
| 中 | 【アーマー(ボディアーマー)】 | アーマーは形状が複雑でスタッシュ内で場所を取りがち。使用予定のアーマーをまとめて格納することで、見た目もスッキリし、取り出しやすくなります。 |
| 中 | 【バックパック(リュック)】 | 入れ子にして収納します。Item caseの中にバックパックを入れ、さらにそのバックパックの中に別のバックパックを入れる、というように、入れ子構造を作ることで、スタッシュ容量を稼げます。(ただし、バックパックの中のバックパックの中にはアイテムを入れられない点に注意。) |
| 低 | その他一時的なアイテム | タスクで必要な特定のアイテム(工具など)や、次のレイドで使う消耗品を一時的にまとめておくなど、整理整頓の目的で利用するのも有効です。 |
Item caseは、圧縮率0%(本体サイズと内寸が同じ)ですが、リグやバックパックの【内部容量をスタッシュ内で使用できる】という点で、実質的なスタッシュの圧縮を実現しています。特に、大きめのリグを一つずつItem caseに格納するだけで、スタッシュの見た目が劇的に変わるので、ぜひ試してみてほしいですね。
巨大なTHICCケースは本当に必要?その優先度は?
Item caseの上位互換として存在するT H I C C Item case(シックアイテムケース)は、その巨大さから「最終兵器」とも呼ばれます。本体サイズ14×14(196マス)、内寸も14×14(196マス)と、汎用ケースとしては最大級です。
では、この巨大なケースは本当に必要なのでしょうか?そして、導入の優先度はどのくらいにすべきか、私の考えをまとめました。
| 項目 | T H I C C Item case | Item case |
| 本体サイズ | 14×14(196マス) | 8×8(64マス) |
| 収納できるケース | Weapon case, Item case, Lucky Scav Junk box, Ballistic plate caseなど | Weapon case, Pistol case, Item case, Lucky Scav Junk boxなど(T H I C C系は不可) |
| 入手難易度 | 非常に高い(フリマ価格高騰、タスク報酬など) | 高い(フリマ価格、トレーダー交換など) |
| 導入優先度 | 【終盤の最終目標】 | 【中盤のスタッシュ要】 |
THICC Item caseの優先度が低い理由
T H I C C Item caseは確かに魅力的ですが、導入の優先度は【中盤以降】で、ルーブル(または交換素材)に余裕ができてからで良いかなと思います。
- 本体の場所を取る: 14×14というサイズは、スタッシュの中でもかなりの場所を占めます。序盤で導入すると、そのケースを置くスペースすら確保が難しい場合があります。
- コストが高い: フリマで購入する場合、非常に高価になります。そのルーブルを使って、Ammo caseやJunk boxを複数購入したり、Hideoutのアップグレードに充てる方が、序盤のゲーム進行においては遥かに優先度が高いと言えます。
- 特定のケースが収納可能: T H I C C Item caseは、Item caseでは収納できない【T H I C C Weapon case】も収納可能です。これにより、さらに効率的なスタッシュ圧縮が可能になりますが、これは終盤、大型ケースを複数所有し始めた段階でのメリットですね。
結論として、序盤や中盤はItem caseやJunk boxなどの【コスパの良いケース】を優先して導入し、スタッシュ内のアイテムが溢れてきたら、最終的な整理のためにT H I C C Item caseを検討するのが最も効率的な導入ルートだと思います。
ウェポンケースの種類と武器パーツ収納のコツ!
武器や銃器パーツも、スタッシュを圧迫する大きな要因ですよね。これらを効率的に管理するのがWeapon case(ウェポンケース)です。Weapon caseにもいくつかの種類があり、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
| ケース名 | 本体サイズ | 容量(内寸) | 主な収納物 | 特徴 |
| Weapon case | 5×10 | 5×10 | 武器、武器パーツ、弾薬 | 標準的な武器ケース。本体サイズと同じ容量だが、銃器パーツをまとめて格納できる。 |
| Pistol case | 2×2 | 4×3 | ピストル、マガジン、弾薬 | 小型ケース。ピストルをメインに使わないプレイヤーでもマガジンや弾薬格納に利用可能。 |
| T H I C C Weapon case | 6×15 | 6×15 | 武器、武器パーツ、弾薬 | 最大級の武器ケース。大型スナイパーライフルなどもそのまま収納できる。 |
1. Weapon caseのメリットと活用法
Weapon caseは、本体5×10(50マス)に対して内寸も5×10(50マス)です。これは【圧縮率0%】ですが、その真価は武器パーツの収納にあります。
- パーツの整理: 武器パーツ(グリップ、マズル、スコープなど)は形状がばらばらで、Item caseなどに入れると場所を取りがちですが、Weapon caseにまとめれば、専用の空間で管理できます。
- 銃器のストック: 完成品、または組み立て途中の銃器を格納することで、スタッシュ内の配置を整然とさせることができます。特に長いスナイパーライフルやアサルトライフルをまとめておくのに便利です。
2. Pistol caseの意外な活用法
Pistol caseは名前の通りピストルを格納するものですが、本体2×2(4マス)に対して内寸4×3(12マス)と、圧縮率200%と高めです。
収納対象に「マガジン・弾薬」が含まれているため、ピストルだけでなく、これらのアイテムを格納するための【小型専用ケース】として代用するプレイヤーも多いですね。序盤でピストルが多くなりがちな時期には、マガジンケースや弾薬ケースと並行して導入を検討しても良いかもしれません。
Lucky Scav Junk boxは最優先で買うべきケースなの?
結論から言うと、Lucky Scav Junk box(通称:ジャンクボックス)は、私が考えるに【最も導入優先度の高いケース】です。
これは「ルートアイテム(戦利品)」を専門に収納するケースで、そのコスパと汎用性が群を抜いています。
| 項目 | Lucky Scav Junk box |
| 本体サイズ | 4×4(16マス) |
| 容量(内寸) | 14×14(196マス) |
| 圧縮率 | 1125% |
| 収納物 | ルートアイテム(Junk)全般 |
Junk boxが最優先である理由
- 驚異的な圧縮率: 本体サイズ4×4に対して、内寸は14×14です。この1125%という圧縮率は、専用の弾薬ケースに匹敵するレベルです。
- 収納対象の汎用性: ルートアイテム、つまりタスクやHideout(ハイドアウト)の建設、トレーダーとの交換に使う【全ての雑多なアイテム】を収納できます。例えば、工具、電子部品、建築資材など、スタッシュを最もごちゃごちゃさせるアイテムが一掃されます。
- 早期の入手可能性: トレーダーとの交換ルートが設定されていることが多く、フリマでも比較的安定した価格で取引されている傾向にあります。
【こぐま的おすすめ導入順】
序盤に資金が少ない場合は、まずLucky Scav Junk boxを最優先で手に入れ、スタッシュの基礎的なルートアイテムの整理を完了させることが、その後のスムーズなアイテム管理につながります。次に、弾薬や医療品といった専用ケース、そして最後にItem caseやWeapon caseといった汎用ケースを導入するのが、最も効率の良いケース導入ルートだと私は思いますよ!
マップ上に湧きるケースの見分け方と狙うべき場所!
一部のケースは、レイド中にマップ上の特定の場所に【ルート可能なオブジェクト】として出現する可能性があります。これらは「コンテナ」の一種として扱われ、中にはランダムなアイテムが入っているため、見つけたら必ずチェックしたいですね。
| 湧きやすいケースの種類 | 備考 |
| Documents case (ドキュメントケース) | 鍵付きの部屋や金庫、特定のオブジェクトから出現する可能性がある。 |
| Simple wallet (シンプルな財布) | SCAV(スカブ)の所持品として見つかることもある、小型で目立たないケース。 |
| WZ Wallet (WZウォレット) | 特定のマップの貴重品が湧きる場所などに出現する可能性がある。 |
| Dogtag case (ドッグタグケース) | レアなケースではないが、高価値なアイテムが湧きやすい場所で見つかることもある。 |
ドキュメントケースを狙うメリット
これらのケースの中でも、特にDocuments case(ドキュメントケース)やSimple wallet(財布)は見逃さないようにしたいです。
- 高額キーカードの出現: ドキュメントケースやSimple walletの中には、非常に高額なラボ用のキーカード(例:グリーンカードキー)が出現する【可能性がある】とされています。
- SCAVからのルート: Simple walletなどは、SCAVの装備品として所持されている場合があり、SCAVを倒した際に見落とさないようにするのがおすすめです。
これらのケースが湧きる場所は、主に金庫室、鍵付きの部屋、貴重品が配置されやすいオブジェクト周辺などです。特にリザーブの地下やShorelineのテリミナル内など、多くの貴重品が集中する場所をレイドする際は、湧きるケースがないか隅々までチェックするようにしましょう!
ケースを効率的に利用するためのタグ機能の使い方!
スタッシュにケースが増えてくると、「あれ、あのアイテムどこに入れたっけ?」となることはありませんか?私はしょっちゅうあります(笑)。それを防ぐために必ず活用したいのが、【タグ機能】です。
タグ機能を使うと、ケースに名前を付けて、色で識別できるようになります。
【タグ機能の使い方】
- ケースを右クリック、または【詳細】メニューを開く。
- 「タグ・TAG」の項目を選択。
- 【名前(タグ)】を入力する(16文字以内)。
- 【背景色】を選択する(1文字以上入力しないと色は変化しないとされる)。
タグ機能の活用おすすめ例
| タグ名 | 背景色 | 収納アイテム |
| Ammo-9×19 | 赤系 | 9×19弾薬、その口径のマガジン |
| Health | 緑系 | 医療品、刺激薬(Injector case) |
| Trade-Barter | 黄系 | トレーダー交換用のアイテム、Hideout素材 |
| SELL_NOW | 青系 | 次のレイドに持ち込む予定のない売却用アイテム |
| KEY-T | 紫系 | Key toolに入りきらない鍵やKeycard holder case |
このタグ機能、実は日本語も使用可能とされていますが、表示上のバグが発生する可能性もゼロではないため、アルファベットや数字で簡潔に入力するのが【安全でおすすめ】かなと思います。
また、本体サイズが1マス(1×1)のアイテム(Dogtag caseなど)には、表示スペースがないため、名前は表示されず背景色のみが付く、という仕様も覚えておくと便利ですよ。視覚的にケースを識別できるこの機能は、効率的なスタッシュ整理には欠かせない機能です!
ケース収納の裏技と小ネタ!
ここでは、スタッシュの収納効率をさらに高めるために役立つ裏技や小ネタをご紹介します。これはプレイヤー間で知られているテクニックや、ケースの仕様を活用したものです。
- リグの入れ子によるスタッシュ圧縮の最大化:
- Item caseなどの汎用ケースに【リグ(タクティカルリグ)】を複数格納し、そのリグのポケットにマガジン、弾薬、医薬品などの消耗品を詰める手法は、圧縮率0%のケースの【実質圧縮効果】を高める上で非常に強力な手段とされています。
- 特に、本体サイズが小さいのに多くのスロットを持つリグ(例: LBT-1961Aなど)を活用することで、より多くのアイテムをコンパクトにまとめられるでしょう。
- トレーダー交換時のアイテム選択の工夫:
- トレーダーとの交換でケースなどのアイテムを渡す際、システムが自動的にスタッシュ内から該当アイテムを選択しますが、中身に高価なアイテムが格納されていないか、手動で確認して空のケースを選択するのが【無難】です。交換するアイテムを自分で選択できるので、中身の確認は習慣にしたいですね。
- Key caseの真の収納力:
- Key caseは鍵を大量に収納できますが、特筆すべきは【Key tool(キーツール)も収納できる】という点です。
- Key caseの中にさらにKey toolを入れ、そのKey toolの中に鍵を入れるという鍵の入れ子構造を作ることが可能です。これにより、鍵の収納力は見た目以上に大きいと言えるでしょう。
- イベントやHideout制作による新規ケースの入手:
- 過去にはBallistic plate caseなどの新しいケースが、イベントやHideout制作で追加されることがありました。これにより、新しいケースの入手方法は【タスク報酬やトレーダー交換だけでなく、イベントやHideout制作】など、多様なルートが存在する可能性があります。現行のイベントやHideoutの制作リストは、常にチェックしておくと良いかもしれませんね。
これらの裏技や小ネタを活用することで、スタッシュ整理がさらに快適になると思います。ぜひ、あなたのスタッシュに合った優先度でケースを導入し、快適なタルコフライフを送ってくださいね!
【タルコフ ケース】の総括
・スタッシュ整理に不可欠なケースとセキュアコンテナは役割が全く異なる
・ケースはスタッシュ内でのアイテム保管・整理にのみ使用される
・序盤に導入すべきケースはトレーダー交換などで比較的容易に入手可能だ
・弾薬ケースは本体サイズが2×2に対し内寸7×7で圧倒的な収納効率を誇る
・Dogtag caseは本体1マスで100マス収納できる驚異の圧縮率9900%だ
・ケースの入手は交換を優先し高価な汎用ケースはフリマで購入するのが現実的
・Lucky Scav Junk boxはルートアイテム整理に最も優先度が高いケースである
・Junk boxの本体サイズ4×4に対し内寸14×14で圧縮率は1125%に達する
・Item caseはリグやバックパックの内部容量を利用する入れ子収納が強力だ
・T H I C C Item caseは終盤に検討すべき最大級の汎用ケースである
・Key toolは鍵専用ケースだがKeycaseに収納でき入れ子構造で容量を増やす
・ドキュメントケースはレイド持ち込み可能な重要アイテム保護の役割も担う
・マップ上に湧きるドキュメントケースからは高額キーカードが出る可能性がある
・Weapon caseは圧縮率0%だがバラバラな武器パーツの整理に役立つ
・ケースのタグ機能で名前と色を設定し視覚的に効率よく識別することが可能だ
・圧縮率は「(容量マス数-本体マス数)÷本体マス数×100」で計算する
・Pistol caseはピストルだけでなくマガジンや弾薬の収納にも代用できる
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