ようこそ、ブレイサー志望の皆さん!
広大なゼムリア大陸を舞台にした冒険の原点、『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』の戦闘で、「思ったように勝てない…」「強敵相手にどう立ち回ればいいんだろう?」と悩んでいませんか?フィールド上のアクション要素が加わった新しいバトルシステムは、これまでのシリーズ経験者でも戸惑うことが多いかもしれません。
しかし、ご安心ください。本作の戦闘は、基本を理解し、いくつかのコツさえ掴めば、格上の敵すらも圧倒できる奥深さを持っています。
この記事では、あなたが知りたい「空の軌跡 the 1st 戦闘のコツ」を徹底的に解説します。アクション寄りのクイックバトルと戦略的なコマンドバトルの違いから、ブレイブアタックによる先制攻撃の仕組み、そして戦闘前の準備として必須となるオーブメントの組み方まで、戦闘を有利に進めるための基礎知識を網羅しています。
さらに、応用編では、Sクラフトやオーバードライブといった切り札をいつ使うべきか、そして防御アーツ「アースガード」や回復アーツ「ラ・ティア」の効果的な使い方、バフの重ねがけによる火力の最大化といった、強敵を打ち破るための具体的な戦略まで深掘りしていきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、もう敵に一方的に行動順を奪われることはありません。戦闘の基本をマスターし、エステルやヨシュアたちと共に、リベール王国の空を縦横無尽に駆け巡る準備を整えましょう!
・クイックバトルとコマンドバトルの違いや先制攻撃「ブレイブアタック」の具体的な発動条件
・SPDを重視した「行動力」クオーツの組み方と、必須アーツ「ラ・ティア」「アースガード」の習得条件
・ATボーナスを確実に奪取するためのSクラフト「Sブレイク」の戦略的活用タイミング
・料理やアーツによるバフを最大3段階まで重ねがけし火力を高める具体的な使用順序
「空の軌跡 the 1st 戦闘のコツ」の基礎知識を徹底解説!
・バトルシステムの基本!クイックとコマンドの違いは?
・先制攻撃の要!スタンとブレイブアタックの仕組み
・戦闘前の準備が重要?オーブメントの組み方とコツ
・アイテム錬成と料理の活用術!回復を超えた効果とは
・ステータス異常対策は必須!おすすめアクセサリ
バトルシステムの基本!クイックとコマンドの違いは?
『空の軌跡 the 1st』の戦闘システムは、フィールド上のアクション要素を持つ「クイックバトル」と、従来のシリーズで親しまれてきたターン制の「コマンドバトル」が融合したハイブリッド方式を採用しています。この2つのバトルを状況に応じて使い分けることが、戦闘を有利に進めるための最初のコツになります。
バトル形式 | 特徴 | 主な操作 | 移行条件 |
クイックバトル | アクション性が高いリアルタイム戦闘 | 通常攻撃、クラフト、回避 | フィールド上の敵とのエンカウント時 |
コマンドバトル | ターン制の戦略的な戦闘 | コマンド選択(攻撃、クラフト、アーツなど) | クイックバトルからの戦術切替(任意)または敵からの「ハードアタック」等(強制) |
フィールド上の敵との戦闘は、基本的にクイックバトルから始まります。このクイックバトルは、敵の攻撃をローリングで回避し、通常攻撃やチャージゲージを消費するクラフト攻撃で敵のHPやスタンゲージを削る、アクション要素が強いモードです。
クイックバトルで優位に立てる最大のメリットは、「先制ブレイブアタック」のチャンスを作り出せることです。敵をスタン状態にしてからコマンドバトルに移行すると、戦闘開始直後に有利な連携攻撃を発動できます。
一方で、クイックバトル中に敵の「ハードアタック」を受けたり、パーティーリーダーがHPの少ない状態で攻撃を受けたりすると、敵が先制する形で強制的にコマンドバトルへ移行させられてしまいます。ボス戦や指名手配魔獣との戦闘は、最初からコマンドバトルで開始され、途中でクイックバトルに戻ることはできません。
このシステムを活かすには、格下の敵に対してはクイックバトルでスピーディーに掃討し、強敵やボス戦ではクイックバトルでスタンを奪って先制ブレイブアタックを仕掛けてから、コマンドバトルに移行するという戦略的な使い分けが重要になります。
先制攻撃の要!スタンとブレイブアタックの仕組み
戦闘を有利にする「スタン」と「ブレイブアタック」のシステムは、『空の軌跡 the 1st』の戦闘の核となる要素の一つです。特に強敵との戦闘では、この連携をいかに早く、効果的に発動できるかが勝利への鍵となります。
スタンの発生と効果
敵への攻撃を繰り返すことで、敵の「スタンゲージ」が溜まっていきます。このゲージが100%に達すると、敵はスタン状態となり、1ターン行動不能になります。
敵をスタンさせるためのコツは、通常攻撃よりもクラフト攻撃を積極的に使用することです。クラフトは通常攻撃よりも高い「スタン蓄積値」を持っているため、クラフト攻撃を連発することで効率よくスタンゲージを溜めることができます。
ブレイブアタックの発動と種類
敵がスタン状態になった時、またはスタン中の敵を攻撃した時に、味方による連携攻撃「ブレイブアタック」が発動します。ブレイブアタックは、スタン時以外にも、味方の攻撃がクリティカルになった際にも100%の確率で発動します。
ブレイブアタックには、消費する「ブレイブゲージ」の量に応じて以下の種類があります。
種類 | 消費ゲージ | 効果 |
追撃 | 1本 | メンバー1名による追加攻撃。追撃後にブレイブゲージが1本回復。 |
チェイン | 3本 | メンバー1名との連携による範囲攻撃。 |
バースト | 5本 | メンバー全員による一斉攻撃。さらに味方全員のデバフを解除。 |
フルバースト | 5本 | エステル&ヨシュアのコンビアタックを基点とした一斉攻撃。デバフ解除効果あり。 |
特に「バースト」や「フルバースト」は、敵全体に大ダメージを与えつつ、不利なデバフ効果を一掃できるため、戦況をひっくり返す強力な戦略となります。ブレイブゲージはフィールド上のオブジェクト破壊や敵との戦闘で溜まりますが、追撃を発動することで1本チャージできることも覚えておきましょう。
そして、最も重要なのが「先制ブレイブアタック」です。クイックバトル中に敵をスタンさせ、コマンドバトルに切り替えることで、戦闘開始と同時にブレイブアタック(追撃、チェイン、バーストなどが選択可能)を発動できます。これにより、戦闘の序盤で敵のHPを大きく削ることが可能になり、特に強敵戦での立ち回りが格段に有利になります。
戦闘前の準備が重要?オーブメントの組み方とコツ
戦闘を有利に進めるには、装備やレベルアップだけでなく、戦術オーブメントのカスタマイズが極めて重要です。オーブメントにクオーツを組み込むことで、キャラクターのステータスを強化したり、導力魔法「アーツ」を使用可能にしたりできます。
オーブメントの基本とアーツの習得
オーブメントには属性ごとのラインがあり、そのラインにクオーツをセットすることで、ラインごとに地・水・火・風・時・空・幻の7属性の属性値が合計されます。この属性値が一定の条件を満たすことで、対応するアーツを習得できます。
例えば、水属性値と空属性値がある一定値に達すると、強力な範囲回復アーツ「ラ・ティア」を習得可能になります。このため、アーツをメインで使用するキャラクター(エステルやクローゼなど)は、目的のアーツを習得できるようにクオーツを配置することが基本となります。
序盤のおすすめクオーツと戦略
序盤のオーブメント構築で意識したいコツは、以下の実用性の高いクオーツを優先して装備することです。
クオーツ名 | 主な効果 | おすすめ理由 |
行動力 | SPD(行動力)が上昇する。 | SPDはコマンドバトルの行動順に直結する最重要ステータスです。行動回数が増えることで、戦闘の立ち回りが圧倒的に有利になります。 |
HP | 最大HPが上昇する。 | 属性値を気にせずとも装備できる手軽さと、単純に耐久力が大きく向上するため、序盤の安定性に大きく貢献します。 |
駆動 | アーツの詠唱時間(駆動)を短縮する。 | 攻撃系、回復系アーツを問わず、先手を取って発動するために必須とされるクオーツです。アーツ使いには最優先で装備させたいです。 |
精神/攻撃 | ATS(魔法攻撃力)/STR(物理攻撃力)が上昇する。 | それぞれ魔法アタッカー、物理アタッカーの火力を底上げします。敵の防御力を上回ることが、与ダメージ増加のコツです。 |
耀脈/幸運 | 敵撃破時のセピス/アイテムドロップ率が上昇する。 | 序盤のセピス・素材集めの効率を劇的に高めます。特定のキャラに装備させて、トドメを刺す戦略を取ると効果的です。 |
アーツ使いのキャラクターは、SPDや駆動を優先して、回復や補助、または弱点属性を突ける攻撃アーツをすぐに使えるような構築を目指しましょう。物理アタッカーは、STR系クオーツで火力を高めつつ、破壊(スタン値増加)クオーツでクイックバトルでのスタンを狙いやすくするのも有効な戦略です。
アイテム錬成と料理の活用術!回復を超えた効果とは
『空の軌跡 the 1st』では、戦闘中に使用するアイテムや、街の料理屋やレシピから作れる「料理」が、単なるHPやEPの回復に留まらない、重要な戦略的な役割を果たします。
アイテム錬成のコツ
戦闘で使用する回復薬などは、各地のオーブメントショップなどで、入手したセピスを消費して「錬成」することができます。単に回復アイテムをストックするだけでなく、セピスを消費してより強力なクオーツや装備を作成することも可能です。
序盤は特にセピスの残高を気にしがちですが、回復アイテムや基本的なクオーツ(特にSPDに関わる行動力など)は惜しまずに錬成し、パーティの基本性能を整えることが戦闘のコツとなります。また、一部の状態異常回復アイテムも、店で購入するよりもセピス錬成のほうがコストを抑えられる場合があります。
料理の戦略的な活用術
料理は、各地で見つけられるレシピを基に作成し、戦闘中に使用することで、通常の回復アイテムにはない特別なバフ効果を得られるものが多いのが特徴です。
戦闘中の使用は「道具」コマンドから行います。通常の回復アイテムを使う感覚で、STR上昇やDEF上昇といった能力強化のバフを戦闘開始直後やピンチ時に付与できるため、強敵との戦闘においては欠かせない戦略となります。
料理例(効果) | 主な効果 | 戦略的活用法 |
攻撃力アップ系 | STR(物理攻撃力)を一定時間上昇。 | 物理アタッカーの火力を大幅に強化し、短期決戦を狙う。 |
防御力アップ系 | DEF(物理防御力)を一定時間上昇。 | ボスの強力な物理攻撃に備え、被ダメージを抑制する。 |
EP回復系 | EPを回復するだけでなく、ATS(魔法攻撃力)上昇などのバフを伴う場合がある。 | アーツ使いのEP切れを防ぎつつ、魔法の火力を強化する。 |
料理によるバフ効果は、アーツやクラフトによるバフと重ねがけが可能な場合があり、強力なボス戦では、これらのバフを組み合わせて能力値を限界まで高める戦略が非常に有効とされています。
料理レシピは、NPCとの会話や特定の場所の調査など、様々な方法で入手できます。見つけ次第すぐに作成し、その初回効果(レシピを初めて調理した時などに発生するボーナス)を確認しつつ、ストックを確保しておくことが推奨されます。
ステータス異常対策は必須!おすすめアクセサリ
強敵やボス戦では、こちらの行動を妨害するステータス異常を付与してくる敵が多く存在します。特に「気絶」「石化」「凍結」などの行動不能系のステータス異常は、一瞬で戦況を不利にしてしまうため、事前の対策が必須の戦闘のコツとなります。
厄介な状態異常とアクセサリ対策
戦闘不能系・行動不能系のステータス異常には、あらかじめ対応するアクセサリを装備しておくことが、最も確実な防御戦略です。
厄介なステータス異常 | 効果の概要 | 対策となるアクセサリ例 | 優先度 |
気絶 | 行動不能になり、被ダメージが増加。 | 気絶対策のアクセサリ(例:タイガーハート) | 高 |
石化 | 行動不能になり、DEF/ADFが0に。 | 石化対策のアクセサリ(例:ストーンレジスト) | 高 |
凍結 | 行動不能になり、解除まで回復しない。 | 凍結対策のアクセサリ(例:フリーズレジスト) | 中~高 |
封技 | クラフトが使用不能になる。 | 封技対策のアクセサリ(例:クラフトレジスト) | 中 |
封魔 | アーツが使用不能になる。 | 封魔対策のアクセサリ(例:アーツレジスト) | 中 |
これらのアクセサリは、各地の道具屋などで購入するか、特定のクエスト報酬などで入手できます。特に気絶や石化は、付与されると一切行動ができなくなり、その間に集中攻撃を受けてパーティが壊滅する可能性も高いため、これらを防ぐアクセサリは、ボス戦では優先的に装備することが推奨されます。
補助アーツによる対策と回復
アクセサリでの予防に加えて、戦闘中にアーツを使って状態異常を回復・予防することも重要です。
アーツ名 | 属性・効果 | 活用法 |
レキュア | 水属性。単体の状態異常(戦闘不能以外)を解除。 | 行動不能になった味方をすぐに復帰させるための基本的な回復アーツです。 |
ティアクォーツ | 水属性。範囲の状態異常(戦闘不能以外)を解除。 | 複数の味方が同時に状態異常になった際に、まとめて回復させるために役立ちます。 |
イノセントアーク | 幻属性。全体の能力低下(デバフ)を解除。 | 敵のSPDダウンやSTRダウンといった厄介なデバフ効果を解除するのに必須とされるアーツです。 |
アーツ使いのキャラクターには、これらの回復・解除系アーツをすぐに使えるように、水属性や幻属性の属性値を調整してオーブメントを構築しておくことが戦闘のコツとなります。また、先に述べた通り、ブレイブアタックの「バースト」や「フルバースト」にもデバフ解除効果があるため、緊急時の切り札として活用することもできます。
勝てない強敵に挑む!「空の軌跡 the 1st 戦闘のコツ」応用編
・ATバーを支配せよ!立ち回りを有利にする技術
・Sクラフトをいつ使う?ATボーナス奪取の戦略
・防御アーツ「アースガード」の驚異的な持続効果!
・ラ・ティアは必須?範囲回復アーツの習得タイミング
・バフは重ねがけで最大効果!効果的な使用順序
・オーバードライブとバーストを惜しまず使うタイミング!
ATバーを支配せよ!立ち回りを有利にする技術
コマンドバトルにおいて、戦闘画面の左に表示されているATバー(アクション・タイム・バー)は、敵味方の行動順序を示しており、この順番をいかに操作し、有利な立ち回りを実現するかが勝利への重要なコツとなります。
行動順の基本とSPDの重要性
ATバーは、基本的にキャラクターのSPD(行動力)が高い順に次の行動が回ってくる仕組みです。そのため、SPDは戦闘における最重要ステータスの一つとされています。
- SPDを高める:オーブメントに「行動力」系のクオーツを組み込むことで、キャラクターのSPDを上昇させ、行動回数を増やす戦略は非常に有効です。行動回数が増えれば、攻撃、回復、補助の手数が増え、戦闘を有利に進めることができます。
- ディレイ(硬直時間)の考慮:通常攻撃やクラフト、アーツといった行動を選択すると、それぞれに設定された「ディレイ」と呼ばれる硬直時間が発生し、次の行動順が遅くなります。強力なクラフトやアーツほどディレイは長くなる傾向があるため、ATバーを見ながら、ディレイの短い行動(例:通常攻撃や防御)をあえて挟むことで、次の有利なATボーナスを奪うといった立ち回りも可能になります。
ATボーナスの把握と利用
ATバーには、特定の行動順に「ATボーナス」アイコンが表示されることがあります。このボーナスが付いているキャラクターが行動順を迎えると、様々な恩恵が得られます。
ATボーナス例 | 効果の概要 | 優先度 |
CRITICAL | 次の攻撃が必ずクリティカルになる。 | 高 |
ZEROCRAFT/ARTS | 次のクラフト/アーツの消費CP/EPがゼロになる。 | 高 |
HP/CP/EP | HP、CP、またはEPが回復する。 | 中 |
DEATH | 次の攻撃が低確率で敵を即死させる(主に敵のボーナス)。 | 敵が持っていた場合、奪取最優先 |
これらのボーナス、特にクリティカルやゼロ系の強力なボーナスは、敵に利用されると非常に危険です。次の見出しで詳しく解説しますが、ATボーナスは積極的に奪取するという戦略が、ATバーを支配するための最大のコツとなります。
Sクラフトをいつ使う?ATボーナス奪取の戦略
SクラフトはキャラクターのCP(クラフトポイント)を100以上消費して発動する必殺技であり、その強力な威力だけでなく、ATバーに割り込んで即座に行動できるという特性を持っています。この特性こそが、ATボーナス奪取のための鍵となります。
Sブレイクによる割り込みの戦略
CPが100以上溜まっている状態でSクラフトを使用する操作を「Sブレイク」と呼びます。Sブレイクは、現在のATバーの順番に関係なく、すぐに自分のターンとして発動できるという強力な利点を持っています。
このSブレイクの特性を利用することで、敵が次のATボーナス(特にCRITICALやZEROCRAFT/ARTS、そして敵が持つDEATHなど)を得る直前のターンに、Sクラフトで割り込みを行うという戦略が成り立ちます。
- ATバーを確認:ATボーナスのアイコンが敵の行動順の直前、または強力なボーナスアイコンの上に表示されているのを確認します。
- Sブレイク発動:敵がボーナスを得るよりも早くSクラフトを発動し、敵をスタンさせるか、撃破することで、敵が持っていたATボーナスを味方の次の行動順に奪うことができます。
Sクラフト使用の判断基準
Sクラフトは非常に強力ですが、CPを大量に消費するため、乱用はできません。使用の判断基準は、その時の戦闘の立ち回りと戦略に依存します。
- ATボーナス奪取:敵が非常に危険なDEATHボーナスを持っている、または味方が強力なCRITICALボーナスを奪えるチャンスがある場合。
- 緊急時の態勢立て直し:複数の敵を一掃したい場合や、強敵のHPを一気に削りたい場合。
- CPの管理:Sクラフトは基本的にフィニッシュブローやボーナス奪取のために温存することが推奨されます。通常は、通常攻撃やディレイの短いクラフトでCPをこまめに溜めておくのがコツです。
ヨシュアの「断骨剣」のように、Sクラフトでありながら敵のバフを解除する効果を持つものもあるため、敵の強化を打ち消すための戦略としても有効です。
防御アーツ「アースガード」の驚異的な持続効果!
強敵との戦闘を安定させるために、防御アーツの活用は欠かせません。その中でも、地属性の補助アーツ「アースガード」は、パーティの生存率を飛躍的に高める驚異的な効果を持っています。
アースガードの効果と習得条件
アースガードは、味方単体に対してHP1000分のシールド(小)を付与する防御アーツです。このシールドは、1000ダメージを受けるか、効果ターンが切れるまで持続します。
アーツ名 | 効果概要 | 必要属性値(例) | 活用方法のコツ |
アースガード | 味方・地点・円L(範囲)にHP1000分のシールドを付与。 | 地2、幻2 | 戦闘開始直後、または大技の直前に、パーティの主要メンバーにかけ続ける。 |
このアーツの真価は、その驚異的な持続効果とシールドの付与量にあります。特にHPが低いアーツ使いや回復役の防御を固めることで、敵の集中攻撃や不意のクリティカルによる即死を効果的に防ぐことができます。
常に「かけ続ける」戦略
アースガードは、単発の被弾を肩代わりするだけでなく、敵の大技や範囲攻撃への対策としても非常に強力です。戦闘中は、効果が切れていないか確認し、常に誰かしらにシールドが付与されている状態を維持するという戦略が、長期戦を乗り切るための基本となります。
また、範囲型のアースガードは、味方の位置取りを意識することで、複数の味方に同時にシールドを付与することも可能です。アースガードの習得に必要なクオーツ(地属性と幻属性)を、耐久力の低いキャラクターやアーツ使いに優先的に組み込み、戦闘不能者を減らすという立ち回りを意識しましょう。
ラ・ティアは必須?範囲回復アーツの習得タイミング
回復アーツの中でも、広範囲の味方をまとめて回復できる「ラ・ティア」は、強敵との戦闘や多数の敵との乱戦において、パーティ全体のHP管理を格段に楽にする必須級のアーツとされています。
ラ・ティアの効果と習得の優先度
水属性の回復アーツであるラ・ティアは、中範囲の味方のHPを小回復する効果を持ちます。
アーツ名 | 効果概要 | 必要属性値(例) | 習得のコツ |
ラ・ティア | 味方・円L(中範囲)にHP小回復。 | 水2、空2 | エステルやクローゼなど、アーツをメインとするキャラクターに、序盤のできるだけ早い段階で習得させる。 |
単体回復アーツの「ティータ」や「メディカル」と比べて、複数の味方を同時に回復できるという点が、このアーツの最大の強みです。敵の範囲攻撃や全体攻撃を受けた後、1ターンで態勢を立て直せるかどうかは、戦闘の勝敗を大きく左右します。
習得タイミングとオーブメントの調整
ラ・ティアを習得するには、オーブメントで水属性と空属性の属性値を一定量満たす必要があります。
特に序盤から中盤にかけては、水属性クオーツや空属性クオーツの入手数に限りがあるため、どのキャラクターにラ・ティアを習得させるかを決めて、そのキャラのオーブメントを優先的に水2、空2を満たすように調整することがコツです。
エステルは比較的オーブメントのラインが長く、クオーツを組み込みやすいキャラクターの一人であり、また、クローゼはアーツ性能が高いキャラクターであるため、これらのキャラクターに習得させるのが一般的に推奨される戦略です。回復役を複数用意することで、片方が行動不能になった際のリスクヘッジにもなります。
バフは重ねがけで最大効果!効果的な使用順序
『空の軌跡 the 1st』の戦闘においては、バフ(強化効果)の「重ねがけ」が、ダメージの向上や被ダメージの抑制に極めて重要な戦略となります。
バフ重ねがけの仕組み
味方へのバフ効果は、効果が持続している間に同じ種類のバフをかけることで、最大3つまで効果を重ねることができます。バフを重ねるほど、その効果量は大きくなり、例えばSTR上昇であれば、攻撃力が飛躍的に高まります。
- 単体と範囲の組み合わせ:単体のSTR上昇クラフト(例:ヨシュアの「双連撃」のバフ効果)と、範囲のSTR上昇アーツ(例:ラ・フォルテ)など、異なる手段のバフを組み合わせることで、効率的に3段階まで重ねることが可能です。
- 料理との組み合わせ:前述したように、一部の料理によるバフ効果も、クラフトやアーツによるバフと重ねがけが可能です。戦闘中にアイテムを使う手間はありますが、さらにバフ効果を底上げするコツとなります。
効果的な使用順序の戦略
バフを重ねがけする際の戦略的なコツは、攻撃に移るターンに合わせてバフを最大化することです。
- 防御・回復のターン:戦闘開始直後や、敵の攻撃が激しいターンは、まずアースガードやラ・ティアなどの防御・回復アーツで態勢を整えます。
- バフの重ねがけ:敵の行動順が比較的遠いターンを利用して、アーツ使いがラ・フォルテ(STR上昇)やクロノドライブ(SPD上昇)などの補助アーツを詠唱し、バフを重ねていきます。
- 攻撃の実行:バフが最大まで重なった状態で、Sクラフトやチェイン/バーストなどの大技を繰り出します。これにより、普段の数倍のダメージを叩き出すことが可能となります。
敵のバフはヨシュアのSクラフト「断骨剣」やアーツ「アンチセプト」などで解除できますが、味方のバフは、敵に解除されない限り持続するため、計画的に重ねがけを行う戦略が、格上の強敵に打ち勝つための重要な立ち回りとなります。
オーバードライブとバーストを惜しまず使うタイミング!
オーバードライブとブレイブゲージを5本消費して発動するバーストは、どちらも戦況を一変させる強力な切り札です。これらのリソースを「惜しまず」、しかし「効果的に」使うタイミングを見極めることが、戦闘を制する上での重要なコツとなります。
オーバードライブの発動と効果
オーバードライブは、特定のキャラクターにオーラが出ている状態で発動可能な戦術オーブメントの機能です。
- 効果:発動から2ターンの間、デバフ(能力低下)が無効化され、強力なバフが付与されます。さらに、オーバードライブ中に攻撃を行うと、100%の確率でブレイブアタックが発動するという極めて強力な効果があります。
- 発動タイミング:オーバードライブは、攻撃の起点とするタイミングで発動するのが最も効果的です。特に、敵の強力なバフが重なり危険な状況や、味方全員にデバフがかかって態勢が崩れている状況など、攻守両面での態勢立て直しを図りたい時に惜しまず使用することが推奨されます。ただし、バフをかけるだけのターンに使うと効果が薄くなるため、その直後に強力な攻撃を畳みかけるという戦略をセットで考えましょう。
バーストの発動タイミング
バーストは、ブレイブゲージを5本消費して発動する、メンバー全員による一斉攻撃です。
- 効果:敵全体に大ダメージを与えるとともに、味方全員にかかっているデバフを全て解除します。
- 発動タイミング:ブレイブゲージは、5本まで溜めてからバーストで発動するのが、最も強力かつおすすめされる戦略です。バーストは、攻めだけでなく、味方全体が敵のデバフ(SPDダウン、STRダウンなど)を受けてしまった際の「デバフ解除」という緊急時の態勢立て直しにも使えるため、攻守の切り札として活用することが重要です。
これらの大技は、CPやブレイブゲージという貴重なリソースを消費しますが、「もったいない」と温存しすぎると、そのまま戦闘に敗北してしまうリスクがあります。「ピンチ」や「大チャンス」と感じた時には、これらの切り札を惜しまず放つという立ち回りこそが、強敵相手に勝利を掴むための最大のコツと言えるでしょう。
【空の軌跡 the 1st 戦闘のコツ】の総括
・格下相手はクイックバトルで掃討し強敵はコマンドバトルに移行するのが基本である
・クラフト攻撃を連発してスタンゲージを溜めることで敵の行動を封じられる
・スタン中の敵を攻撃しブレイブアタックを発動させて味方による連携攻撃を狙う
・クイックバトルでスタンさせてから戦術切替すれば先制ブレイブアタックが可能になる
・オーブメントは目的のアーツ習得とSPD上昇を重視してクオーツを配置すべきだ
・最重要ステータスであるSPDを高める行動力クオーツを最優先で装備する
・耀脈や幸運のクオーツを使い敵撃破時のセピスやアイテムドロップ率を上げる
・料理によるSTRやDEF上昇のバフはアーツやクラフトのバフと重ねがけが可能になる
・気絶や石化など行動不能系の状態異常対策にアクセサリを優先的に装備する
・水属性アーツのレキュアやティアクォーツで状態異常を速やかに解除するべきだ
・ATバーのCRITICALやZEROCRAFTボーナスは積極的に奪取して有利に立ち回る
・SクラフトのSブレイクは敵の強力なATボーナス直前に割り込むために温存する
・地属性アーツのアースガードでHP1000のシールドを付与し被ダメージを防ぐ
・ラ・ティアを習得し中範囲の味方のHPを回復できるようにオーブメントを調整する
・バフ効果は最大3つまで重ねがけ可能であり強力な攻撃に合わせ効果を最大化する
・ブレイブゲージ5本で発動するバーストは敵全体攻撃と味方デバフ解除に有効である
・オーバードライブは2ターンの間デバフ無効とブレイブアタック確定発動を狙える
・敵の強力なバフはヨシュアの断骨剣やアーツのアンチセプトで速やかに解除すべきだ
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