ARC Raidersをプレイするときスペックが自分のPCで足りているのか、最低動作環境と推奨スペックの差がどれくらいあるのか、初めてだと判断が難しいですよね。さらに、fpsや画質設定、容量なども絡んでくるので、どこまで妥協していいのか迷ってしまうと思います。
この記事では、ARCRaidersスペックの公式要件を整理しつつ、実際にどのくらいのPCならどんな設定とfpsを目安に遊べるかを、分かりやすくかみ砕いて解説します。低スペック寄りの環境で頑張りたい人向けの「いけそうなライン」や、重く感じる時に見直したいポイント、容量やストレージの考え方まで一通りチェックできる内容になっています。
これから新しくゲーミングPCを用意する人はもちろん、今のPCでどこまで快適に遊べるか知りたい人も、自分の環境と照らし合わせながら読み進めてもらえたらうれしいです。
・ARCRaidersスペックの最小と推奨環境の違いが分かる
・低スペック寄りのPCで狙える設定とfpsの目安が分かる
・重く感じる原因ごとのチェックポイントと対処が分かる
・容量の目安とSSD前提でのストレージ管理の考え方が分かる
ARC Raiders スペック完全解説
・ARC Raiders スペックの概要
・最小と推奨スペックの違い
・低スペックPCで遊べる目安
・重いと感じる原因と対処法
・軽い設定にするおすすめ項目
・ベンチマークで快適度を確認
・容量の目安とストレージ管理
ARC Raiders スペックの概要
まずざっくり全体像から整理しておきます。
ARC Raiders は 三人称視点のPvPvE型エクストラクションシューターで、舞台は謎の機械生命体 ARC に支配された未来の地球です。プレイヤーは地下居住区「スペランザ」を拠点に、地上へ出て物資を集めて帰還する…というループを繰り返すタイプのゲームですね。
対応プラットフォームは PC(Windows)/PS5/Xbox Series X|S。いわゆる現行機+現行世代のPC向けタイトルで、エンジンは Unreal Engine 5 が使われています。
オンライン専用で常時ネット接続が前提なので、スペックを見るときは PC本体の性能+回線品質の両方を意識しておきたいところです。
PC版の「公式に明示されている」最低/推奨スペックはざっくりまとめるとこんな感じです。
| 区分 | OS | CPU | メモリ | GPU | その他 |
|---|---|---|---|---|---|
| 最小 | Windows 10 64bit 以降 | Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600 | 12GB | GeForce GTX 1050 Ti / Radeon RX 580 / Intel Arc A380 | DirectX 12、ブロードバンド回線 |
| 推奨 | Windows 10 64bit 以降 | Intel Core i5-9600K / AMD Ryzen 5 3600 | 16GB | GeForce RTX 2070 / Radeon RX 5700 XT / Intel Arc B570 | DirectX 12 |
ポイントを一言で言うと「要求はそこまで高くないけど、さすがに数世代前のゲーミングPCは欲しい」くらいのラインです。
GTX 1050 Ti や RX 580 は今となってはエントリー帯の古いグラボですが、それでも最低要件として名前が挙がっているので、グラフィック設定を落とせばフルHDで十分遊べる設計になっています。
メモリは 最低12GB・推奨16GB とされていますが、最近の検証記事では「余裕を見て 32GB 積んでおくと、バックグラウンドアプリを開きっぱなしでも安定しやすい」という意見も多いです。
最小と推奨スペックの違い
よくある誤解として「最小スペック=快適に遊べるライン」と思われがちなんですが、実際はもう少しニュアンスが違います。
最小スペックは「とりあえず動く目安」 です。
i5-6600K+GTX 1050 Ti など、少し古めのゲーミングPCでも、
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- グラフィック設定:低〜中
- フレームレート:30〜60fps をなんとかキープ
といったイメージで遊べることを想定したラインになっています。
逆に 推奨スペックは「多くの人が気持ちよく遊べるライン」。
i5-9600K / Ryzen 5 3600+RTX 2070 / RX 5700 XT クラスは、いまの基準で見ると「ミドル帯〜ちょい古い上位モデル」くらいで、検証ではフルHD高設定で 60〜100fps を狙いやすい構成として扱われています。
さらに、一部の詳しい検証では 平均120fps前後を狙うなら、CPUは Core i5-12400 以上を推したいという内容も出ています。これは ARC Raiders が高フレームレートを目指したときに CPU負荷が比較的高いタイトルだからですね。
ざっくり整理するとこんなイメージです(フルHD基準、あくまで目安):
- 最小スペック相当
- 画質:低〜中
- 目標:30〜60fps 前後
- 「とりあえず遊んでみたい」人向け
- 推奨スペック相当
- 画質:中〜高
- 目標:60〜100fps
- マルチプレイをガッツリやる人向け
- 最新ミドル〜ハイエンド
- 画質:高〜最高+レイトレ
- 目標:100fps〜(環境次第で 144fps 以上も)
- 高リフレッシュレートモニターを活かしたい人向け
最低と推奨の差は「画質・解像度・フレームレートの余裕」だと思っておくと分かりやすいです。
特にエイムがシビアなゲームなので、60fps をしっかりキープしたいなら、可能であれば推奨スペック寄りの構成を狙った方が安心ですね。
低スペックPCで遊べる目安
ここが一番気になっている人も多いと思います。「うちのPC、ギリギリっぽいけど動くの?」問題ですね。
まず前提として、公式の最小スペックを下回る構成はおすすめしません。クラッシュやカクつきが増えたり、アップデートで急に厳しくなったりしやすいからです。
とはいえ、実際のプレイヤー報告をざっくり眺めると、
- i5-6600K+RX 580+16GB RAM のような「ちょうど最小スペック付近」の構成で
フルHD・低〜中設定・60fps 近くを狙えている例 - ノートPC向け GTX 1660 Ti で、フルHD・低設定+中テクスチャあたりなら ほぼ60fpsキープ という声
- かなり古いワークステーション向けGPUでも、設定を最低・解像度スケールを落とせば 1080p で 40fps 前後は出ているテスト結果
など、「最低ラインギリギリでも設定をしっかり落とせばなんとか遊べる」ケースはそれなりにあります。
低スペック寄りのPCでチェックしたいポイントを挙げておくと:
- CPU
- 4コア8スレッド以上がほぼ必須ライン
- 第6世代 i5(i5-6600K)や初期の Ryzen 5 でも一応想定内
- GPU
- GTX 1050 Ti / RX 580 / Intel Arc A380 あたりが本当の下限
- GTX 1660 / GTX 1660 SUPER クラスなら、設定次第でかなり現実的に遊べる
- メモリ
- 8GB ではほぼ足りません。最低12GB・できれば16GB以上 欲しいです。
- ストレージ
- HDD はロードやマップ移動時の引っかかりが増えやすいので、SSD推奨 です。
低スペック寄りの環境で遊びたい場合の、ざっくりした「いけそうライン」はこんな感じです(フルHD前提・目安):
- 60fps 近くを狙える可能性が高い
- CPU:第6世代 i5 以上 or 初代 Ryzen 5 以上
- GPU:GTX 1660 / 1660 SUPER / 1660 Ti 付近
- メモリ:16GB
- 設定:低〜中、テクスチャだけ中〜高
- なんとか動かしたい・30〜45fps 想定
- CPU:i5-6600K / Ryzen 5 1600 付近
- GPU:GTX 1050 Ti / RX 580
- メモリ:12GB
- 設定:ほぼ最低+解像度スケールを少し下げる
もちろん、これはあくまで 一般的な目安 です。実際の快適さは、温度管理やバックグラウンドアプリ、ネット回線などにも左右されます。
心配な場合は、必要なら PCショップや詳しい人など 専門家にも相談しつつ、無理のない遊び方を選んでください。
重いと感じる原因と対処法
「スペックは足りているはずなのに、なんか重い」「数字上はfps出てるのにカクつく」──このあたりもよくある悩みです。
ARC Raiders は Unreal Engine 5 を使ったタイトルですが、同世代のゲームと比べると かなり最適化が良い部類 という評価が多く、高性能GPUでは 4K・最高設定+レイトレでも 100fps を超えるテスト結果も出ています。
それでも「重い」と感じてしまう主な原因としては、だいたいこんなパターンが多いです:
1. CPUボトルネックになっている
フルHDで高フレームレート(120fps以上)を狙うと、GPUよりもCPUが先に限界に当たるケースが目立ちます。
実際、かなり強力なGPUを使っても「1080pだと CPU に制限されがち」という指摘がいくつか見られます。
対処の例
- 120fps以上にこだわらず、60〜90fps程度にフレームレート制限をかける
- CPU使用率が高いときは
- バックグラウンドのブラウザや録画ソフトを閉じる
- ゲーム起動時の常駐ソフトを減らす
2. GPUが足りていない/設定が高すぎる
GTX 1050 Ti や GTX 1060 のような旧世代GPUでも、設定次第では十分遊べますが、高設定以上+レイトレ+高解像度を一度に全部盛るとさすがに厳しいです。
検証では、1080p 高設定で 60fps をキープするには RTX 2060〜RTX 2070 クラス以上が無難、さらに 1440p 以上だと上位GPUが欲しくなります。
対処の例
- 画質プリセットを 中 or 低 に落とす
- 特に重い項目(シャドウ・ポストプロセス・反射・フォリッジ)を優先的に下げる
- レイトレをオフ、もしくはクオリティを下げる
- DLSS / FSR などのアップスケーリングを 品質モード〜バランスあたりで有効化する
3. メモリ不足やストレージ周り
メモリが 8GB しかない、あるいは別の重いアプリと同時に動かしていると、読み込み時にカクついたり、最悪クラッシュの原因にもなります。
また、HDD にインストールしている場合、マップの切り替えや大量のエフェクトが出たタイミングで一瞬止まるような現象も起こりやすいです。
対処の例
- メモリを 16GB以上 に増設する(他のゲームでも効きます)
- 可能ならゲームを SSDに移動する
- 他のゲームやブラウザのタブを開きっぱなしにしない
4. ネットワークやサーバー側の要因
ARC Raiders はオンライン専用タイトルなので、ラグやサーバー負荷が「重さ」に見えることもあります。
- 自キャラはヌルヌル動いているのに、他プレイヤーだけカクつく
- ダメージ判定がワンテンポ遅れる
こういう症状は、PC性能ではなく回線やサーバーのコンディションの影響が大きいです。
対処の例
- 可能なら有線LAN接続にする
- バックグラウンドで大きなダウンロードをしていないか確認する
- 混雑時間帯(夜のゴールデンタイム)を少しずらしてプレイしてみる
軽い設定にするおすすめ項目
「画質は多少落ちてもいいから、とにかくサクサク動かしたい!」という人向けに、実際の最適化ガイドやプレイヤーの設定例から共通して評価が高い項目を整理しておきます。
まず、全体の方針としては、
- 見えやすさとfpsのバランスを取る
- 「重さの割に得るものが少ない項目」を優先的に下げる
- 視認性に効く設定(テクスチャ・アンチエイリアス・描画距離)はある程度キープ
という感じが基本です。
軽くしたいときにまず下げたい項目
- シャドウ
- 高設定と低設定の見た目差に対して負荷が重くなりがちなので、真っ先に調整候補
- ポストプロセス
- モーションブラーや被写界深度など、競技的には不要な演出が多い
- エフェクト
- 爆発やパーティクル演出を簡略化できるので、戦闘時の負荷を抑えやすい
- 反射・グローバルイルミネーション
- レイトレ込みだと一気にGPU負荷が跳ね上がるので、レイトレオフ+中〜低にするだけでかなり軽くなる
できれば維持したい項目
- テクスチャ品質
- VRAM容量に余裕があれば、中〜高設定を保った方が視認性が上がります
- 描画距離(View Distance)
- 遠くの敵やARCをいち早く見つけるのに重要。中以上をキープしたいところ
- 解像度(またはアップスケール後の見かけ解像度)
- あまり下げすぎると敵が見づらくなるので、DLSS / FSR の品質モードを使いつつ実質フルHD相当を目指す感じが無難
具体的なおすすめプリセット例(フルHD想定・目安)
- 「とにかく軽くしたい」モード
- 全体品質:低
- シャドウ・ポストプロセス・エフェクト・反射:低
- テクスチャ:中
- 描画距離:中〜高
- アップスケール:DLSS / FSR のバランス〜パフォーマンス
- 「見た目もそこそこ維持したい」モード
- 全体品質:中
- シャドウ:中〜低
- ポストプロセス:中
- 反射・グローバルイルミネーション:中
- テクスチャ:高
- 描画距離:高
- アップスケール:品質モード
同じ設定でも、モニターのリフレッシュレートや個人の「許せるカクつきライン」によって体感は変わります。
自分のPCと相談しながら、少しずつ下げていく形で調整してみてください。
ベンチマークで快適度を確認
「この設定で本当に大丈夫なのか」「買い替え前に今のPCでどれくらい出るのか知りたい」ときは、簡易的なベンチマークを自分で取ってみるのがおすすめです。
ARC Raiders には、よくあるオフラインゲームのような 内蔵ベンチマークモードは用意されていません。その代わり、
- FPSカウンター(Steamのオーバーレイなど)
- GPUメーカー純正のオーバーレイ
- モニタリングツール
を併用して、「同じルートを何度か走る」形で測るのが現実的です。
手軽にできるベンチマークの例
- 画質と解像度を決める
- 例:フルHD・中設定・アップスケール品質モード
- 拠点から地表に出て、同じエリアを3〜5分ほど巡回
- 敵との交戦、ARCとの戦闘が混ざるルートだと実戦に近い値になります
- FPSカウンターで
- 平均fps
- 最低fps(1% low に近い値)
をざっくりチェックしておきます。
目安として
- 平均60fps以上、最低40fps前後なら、ほとんどの人にとって快適寄り
- 平均100fps前後出ているなら、高リフレッシュレートモニターでもかなり快適
- 最低fpsが頻繁に30fpsを割るようなら、設定をもう一段階落としたい
という感じで考えると分かりやすいです。
また、ウェブ上には パーツ構成を入力すると想定fpsを概算してくれるツール や、旧世代GPU〜最新GPUまでを並べて比較している検証もあります。自分の環境と似た構成の結果を眺めておくと、買い替えの判断材料にもなります。
ここで紹介している数値はあくまで 一般的な参考値 に過ぎません。
正確な動作状況は、実際に自分の環境で試して確認する必要があります。 PCやパーツの購入・買い替えなど金額の大きい判断をするときは、必ず 公式サイトで最新のスペックをチェックしつつ、ショップのスタッフなど専門家にも相談した上で決めてください。
容量の目安とストレージ管理
最後に、意外と見落としがちな 容量(インストールサイズ)周り についてです。
現状、PC版の公式スペック欄には 必要な空きストレージ容量が明記されていないことが多く、CPUやGPUのようにハッキリとした「〇〇GB以上」といった記載は見当たりません。
一方で、実際にインストールした環境の報告や検証では、
- 初期のプレイテスト段階では 23〜35GB 前後 の範囲に収まっていた
- ある検証環境では、インストール済みサイズが 約30〜33GB 程度だった
- 一部のスペック紹介サイトでは、余裕を見て 80〜100GB くらいストレージを確保しておくと安心 という書き方をしている
といった情報が多いです。
アップデートや追加コンテンツでサイズは少しずつ増えていくので、実運用では 50GB 以上を目安に空きを作っておくと安心感がありますね。
ストレージ管理で気をつけたいこと
- HDD ではなく SSD に入れる
- ロード時間の短縮だけでなく、テクスチャ読み込みの安定にも繋がります
- 空き容量は ただ入るギリギリではなく、余裕を持たせる
- 空きが少ないと、他のゲームのアップデートやWindowsの挙動にも悪影響が出やすいです
- たまに使わないゲームを整理する
- ライブサービス系のゲームは、半年〜1年でインストールサイズがじわじわ増えがちなので、定期的な整理がおすすめ
容量に関しても、ここで書いている数字は ある時点での参考値 に過ぎません。
パッチやシーズンアップデートでどんどん変わっていくので、インストール前や久しぶりに復帰するときは、必ず公式サイトやランチャーの表示サイズを確認するようにしてください。
ここまで、ARC Raiders の スペックまわりの概要・最小/推奨スペックの違い・低スペックPCでの目安・重さの原因と軽量化・簡易ベンチマーク・容量の話 まで一気に整理してみました。
ARC Raiders スペック購入ガイド
・値段と販売プラットフォーム
・エディションの違いと特典
・クロスプレイ対応環境を確認
・体験版やテスト参加の方法
・プレイ中に落ちる時の対策
・よくある質問と公式サポート
値段と販売プラットフォーム
まずはお金まわりと買える場所から整理しておきます。
ARC Raiders は、ダウンロード専用の有料タイトルです。
対応プラットフォームは PC(Steam / Epic Games Store)・PS5・Xbox Series X|S の3つで、どの機種でも同じ内容のゲーム本編を遊べます。
販売プラットフォームをざっくりまとめると、こんなイメージです。
- PC版
- Steam
- Epic Games Store
- コンソール版
- PlayStation 5(PS Store)
- Xbox Series X|S(Microsoft Store)
価格は地域や通貨によって変わるので、ここでは日本円とドルの「発売時点の目安」として書いておきます。
- PS5版(日本)
- Standard Edition:5,940円前後
- Deluxe Edition:8,910円前後
- PC / Xbox 版(海外価格)
- Standard Edition:39.99ドル前後
- Deluxe Edition:59.99ドル前後
- Deluxe アップグレード:19.99ドル前後
実際には、為替やセール、ストアごとのローカライズ価格で細かく変わります。
サードパーティのキー販売サイトだと、公式ストアより安いケースもあれば逆に高いケースもあるので、そこは完全に自己責任ですね。
このゲームはオンライン専用・ゲーム内課金ありという形になっていて、ゲーム本編を買ったあとも、見た目系のコスメティックなどをゲーム内通貨で購入できるようになっています。
一方で「プレイする権利」そのものは買い切り型なので、いわゆる基本プレイ無料のタイトルとは違う立ち位置です。
エディションの違いと特典
ARC Raiders には、ざっくり分けて Standard Edition と Deluxe Edition の2種類があります。
どちらを買っても、遊べるモードやストーリーの大枠は同じで、ゲーム本編の内容に差はありません。違うのは「最初から付いてくるおまけ」です。
ざっくり整理するとこんな感じです。
Standard Edition
- 本編のみ
- 価格は一番安い
- 見た目系のアイテムやゲーム内通貨は、基本的に後からゲーム内で入手
「まずは普通に遊んでみたい」「追加コスメは後から考える」という人は、Standard でまったく問題ないですね。
Deluxe Edition
Deluxe になると、ゲーム本編+コスメティック一式+ゲーム内通貨(レイダートークン) が最初からまとまって付いてきます。
具体的な内容をもう少しだけ噛み砕くと、こんなセットになっています。
- 「さすらいの浪人」コスメティックパック
- ヴァレンテのアウトフィット
- パスファインダーのリュック
- 丸めた毛布のリュックアタッチメント
- 追加のキャラクター装飾アイテム(唇の傷など)
- フィンガーガン連射エモート
- スクラッピー用のアウトフィットやボディタイプ
- レイダートークン 2,400枚
レイダートークンは、ゲーム内で アウトフィット・リュック・チャーム・エモート・スクラッピー用コスメ などを買うのに使う通貨です。
実際に課金通貨としても販売されていて、単体で買うとそれなりの値段になるので、「どうせ見た目いじりまくるなら Deluxe のほうがトータルではおトクになりやすい」 という位置づけですね。
また、Standard を買ったあとから 「Deluxe アップグレード」だけを別途購入して、同じ内容を追加することもできます。
最初は Standard Edition を買って、気に入ったら後から Deluxe に上げる、という段階的な選び方もありです。
どっちを選ぶか迷っている場合は、
- とりあえずゲームだけ触ってみたい → Standard
- 最初からカッコいいスキンと通貨も欲しい → Deluxe
- 一度プレイして気に入った → 後から Deluxe アップグレード
みたいな分け方で考えてみると、決めやすいかなと思います。
エディション内容や同梱アイテムは、アップデートやキャンペーンで変わる可能性もあるので、正確な情報は公式サイトやストアの説明欄をチェックしておいてください。
クロスプレイ対応環境を確認
ARC Raiders の大きな特徴のひとつが、完全クロスプレイ対応というところです。
ざっくり言うと、PC・PS5・Xbox Series X|S のプレイヤーが同じサーバーでマッチングされる設計になっています。
対応プラットフォームごとの状況をまとめると、
- PC版(Steam / Epic Games Store など)
- コンソール勢と同じマッチに入る
- マウス+キーボード派とパッド派の両方が混在
- PS5版
- PC・Xbox と一緒にマッチングされる
- Xbox Series X|S版
- 同じく PC・PS5 とクロスプレイ
という形です。
フレンドとは Embark ID ベースでつながるようになっていて、プラットフォームをまたいでパーティを組んで遊べるようになっています。
クロスプレイのオンオフ設定
クロスプレイは最初から有効になっていますが、ゲーム内の設定でオンオフを切り替えることができます。
メニューの設定画面からゲームプレイ関連の項目を開くと、クロスプレイのトグルが用意されていて、ここで有効か無効かを選べます。
- クロスプレイが オン の場合
- PC・PS5・Xbox Series X|S すべてのプレイヤーとマッチング
- フレンドがどのハードでもパーティを組みやすい
- クロスプレイを オフ にした場合
- 自分と同じプラットフォームのプレイヤーだけとマッチングされる
- 例:PS5 でオフにしたら、基本的には PS5 プレイヤー同士のマッチになる
このように、同じハードだけで遊びたい場合はクロスプレイをオフにすれば良い形になっています。
ただし、そのぶんマッチングに時間がかかりやすくなったり、時間帯によってはロビーが集まりづらくなる可能性があるので、ここはトレードオフですね。
クロスプレイのメリット
クロスプレイをオンにして遊ぶメリットはかなり大きいです。
- プレイヤー人口が一つのプールにまとまるので、マッチングが速くなりやすい
- プラットフォームがバラバラでも、Embark ID でフレンド登録しておけば一緒に出撃できる
- 大型アップデートやイベントのタイミングが横並びなので、話題を共有しやすい
特に、発売から時間が経ってプレイヤーが落ち着いてきた時期ほど、クロスプレイで人口をまとめられるメリットが効いてきます。
友達と遊ぶ前提なら、基本的にはクロスプレイオンで運用するのがいちばんラクかなと思います。
クロスプレイの注意点・気になるポイント
一方で、クロスプレイならではの気になる部分もあります。
- マウス+キーボードとパッドの差がどうしても出やすい
- 特に対人戦でエイムの差を意識しやすい
- コンソール勢からすると、「チーターやマクロのリスクがある PC と同じロビーになるのが不安」という声が出やすい
- クロスプレイをオフにすると、マッチングが遅くなったり時間帯によってはマッチしづらくなる可能性がある
「なるべく同じハードのプレイヤーとだけ遊びたい」「PC と同じロビーは抵抗がある」という場合は、クロスプレイをオフにして様子を見るのも選択肢です。
その上で、「やっぱりマッチが遅い」と感じたら、再度オンにしてみる、といった切り替え方が現実的かなと思います。
Embark ID とクロスプログレッション
ARC Raiders では、アカウント面で Embark ID が軸になっています。
ゲームを起動すると Embark ID の作成/ログイン画面が出てきて、ここで
- ユーザー名
- 4桁の識別番号(例:Name#1234)
といった形の ID が作られます。
この Embark ID に、各プラットフォームのアカウント(Steam や Epic、PlayStation Network、Xbox アカウントなど)を紐付けておくことで、
- レイダーの進行状況
- 解放したスキルや装備
- 獲得したコスメティック
などの基本的なゲーム進行を、別のプラットフォームでも引き継いで遊べる仕組みになっています。
ざっくり言うと、
- 家では PS5、PC デスクにはゲーミング環境、出先では別のマシン
- Xbox と PC の両方を持っている
といったプレイスタイルでも、同じ Embark ID でログインしていれば続きから遊べるイメージです。
一方で、課金で購入した一部のアイテムや通貨は、利用プラットフォームごとのルールに従って扱いが異なる場合があります。
たとえば、
- 各ストアで別々に本編を購入する必要がある
- 通貨の残高やストア購入履歴は、プラットフォームをまたがって完全には共有されない場合がある
といったケースですね。
このあたりは各ストアの規約やゲーム内の説明が前提になるので、細かい条件は必ず自分の環境で確認してもらうのが安全です。
どういう遊び方が合いそうか
ざっくり、こんなイメージで考えると方針を決めやすいかなと思います。
- 友達がいろんなハードに散らばっている
- → クロスプレイオン+ Embark ID 連携でガッツリ一緒に遊ぶ
- 基本ソロで遊ぶ、または同じハードのフレンドとだけ遊びたい
- → まずはクロスプレイオンで始めてみて、気になるようならオフにしてみる
- エイムでの有利不利をできるだけ減らしたい
- → クロスプレイをオフにして同一プラットフォーム内で遊ぶ代わりに、マッチング時間の長さは妥協する
クロスプレイやクロスプログレッションに関する仕様は、アップデートで調整が入る可能性もあります。
体験版やテスト参加の方法
ARC Raiders は、正式リリース前から 複数回のテクニカルテストやオープンテスト が行われたタイトルです。
代表的なものだけ抜き出すと、
- 「ARC Raiders Tech Test」
- 「ARC Raiders Tech Test 2」
- 発売直前に全プラットフォーム向けに行われた「サーバースラム」テスト
などがあって、発売前の段階で何度か無料でプレイできる機会が用意されていました。
ただ、ここが少しややこしいのですが、これらのテストはすべて期間限定です。
- テクニカルテストは、4〜5日間だけサーバーを開ける形式
- サーバースラムも、発売前の特定の週末だけアクセス可能
- テスト参加は、事前登録やストアページからのエントリーが必要なことが多い
今この記事を書いているタイミングでは、常設の「無料体験版」や「体験クエスト」的なものは用意されていません。
テストが終わったあとも、恒常的に遊べるお試し版が残っているタイプではないんですよね。
その代わり、プレイヤー側が「自分の環境で試す」ための手段としては、
- PC版なら、Steam の返金ポリシー(2時間以内のプレイ時間など)を活用する
- セール時期に価格が下がったところを狙う
- 不定期に開催される無料プレイウィークエンドや期間限定イベントが告知されたら、そのタイミングで一気に触ってみる
といった形があります。
発売後も、ライブサービス型タイトルは
- 新マップ実装に合わせたフリープレイ期間
- 大型アップデート記念のトライアルウィーク
- サブスクサービス(ゲームカタログ系)での解禁
など、後から無料で触れるチャンスが生まれることがけっこう多いので、気になる人はニュースや公式SNSを軽く追っておくと良さそうです。
体験版やテストは いつ・どのプラットフォーム・どれくらいの期間やるのかが毎回違うので、ここに書いた内容はあくまで流れの一例です。
プレイ中に落ちる時の対策
ここからは、スペック的な話とセットで気になる人が多いポイント、「プレイ中に落ちる(クラッシュする)」時の対処をまとめておきます。
ARC Raiders はかなり最適化に力が入っているとはいえ、PC側の環境次第では、
- 起動直後に落ちる
- ロード中にフリーズする
- 一定時間遊ぶと固まって強制終了する
- ひどい場合は PC ごと再起動がかかる
みたいな症状が出ることがあります。
このあたりはどんなオンラインゲームでもある程度は付き物なので、順番に潰していくのが大事ですね。
1. ドライバーとWindowsの更新
一番多いのが、グラフィックドライバーのバージョンが古い問題です。
- NVIDIA:GeForce Experience などで最新版に更新
- AMD:専用ソフトから最新ドライバーに更新
- Intel Arc:専用ユーティリティから更新
あわせて、Windows Update で OS 自体も最新にしておくと、DirectX 周りの不具合も減らせます。
2. ゲームファイルの整合性チェック
ファイル破損で落ちるパターンもあるので、ランチャー側の「ファイルの検証」を一度走らせておくと安心です。
- Steam:ライブラリ → ARC Raiders → プロパティ → ローカルファイル → ファイルの整合性チェック
- Epic:ゲームの…メニューから検証
一度大型パッチが入ったあとで急に落ちやすくなった場合は、真っ先にここを疑っていいレベルです。
3. オーバーレイや常駐ソフトを切る
- Discord のオーバーレイ
- GPU メーカーのオーバーレイ(録画・FPS表示)
- その他の録画系・配信系ソフト
- オーバークロックツール
この辺りがゲームと相性悪くて、特定の組み合わせだけクラッシュを誘発しているケースもあります。
実際、ボイスチャットアプリのハードウェアアクセラレーションを切ったら安定した、という報告も出ているので、
- オーバーレイ機能をオフにする
- しつこい場合は、ブラウザ版アプリに切り替えて試す
といった対策も試す価値があります。
4. 温度と電源設定をチェック
高負荷ゲームなので、CPU / GPU の温度が上がりすぎると、自動で落ちてしまうこともあります。
- モニタリングツールで温度を確認する
- ケース内のホコリ掃除をする
- 電源ユニットが古い/容量ギリギリなら、負荷テストで様子を見る
ノートPCの場合は、冷却スタンドを使ったり、「高パフォーマンス」ではなく「バランス」電源プランに落とすだけでも安定することがあります。
5. それでもダメなら
上のあたりを一通り試してもダメな場合は、
- ゲームを再インストールしてみる
- 別ドライブ(できればSSD)に入れ直す
- Windows のクリーンブート状態(不要なサービスを切った状態)で起動してみる
あたりまでやっておくと、「自分側で試せること」はほぼやり切った形になるかなと思います。
それでも頻繁にクラッシュする場合は、公式のサポートフォームから問い合わせを送って、症状やエラーメッセージ、環境(CPU / GPU / メモリ / ドライバーのバージョンなど)をまとめて伝えるのがいちばん確実です。
ここで書いている対策は、どれも 一般的なトラブルシューティングの一例です。
最終的な判断は自己責任になりますし、ハードウェアの故障が疑われる場合などは、PCショップやメーカーのサポートといった専門家に直接相談するようにしてください。
正確な手順や注意事項は、公式サイトやランチャーのサポート情報を必ず確認してもらえると安心です。
よくある質問と公式サポート
まずは、スペック周りをチェックするときに気になりやすいポイントを Q&A 形式でまとめておきます。
Q. オフラインで遊べますか?
A. オフラインでは遊べません。
ARC Raiders は常時オンライン接続が前提のゲームです。
一人で遊んでいるときでもサーバーと通信しながら進行するタイプなので、安定したネット回線を用意しておくと安心です。
Q. PS5 で遊ぶには PS Plus が必要ですか?
A. 必要です。
オンラインマルチプレイに対応しているタイトルなので、PS5 で遊ぶ場合は PlayStation Plus の加入が必須になります。
すでに別のオンラインゲームで加入している人は、そのまま同じプランで遊べます。
Q. ゲーム内課金はどんな感じですか?
A. 見た目カスタム寄りの課金になっています。
レイダートークンというゲーム内通貨を利用して、
- アウトフィット(衣装)
- リュックやチャームなどのアクセサリー
- エモート
- スクラッピー用のコスメティック
といった見た目を変えるアイテムを購入する仕組みです。
勝敗に直結する性能アップ系ではなく、基本的にはビジュアル面のカスタマイズ用と考えておいて大丈夫です。
Q. Steam Deck や携帯機で動きますか?
A. 専用に作られているのは、PC と据え置き機向けです。
ARC Raiders は、対応プラットフォームとして
- PC(Windows)
- PlayStation 5
- Xbox Series X|S
が想定されています。PC 版も Windows 10 以降を前提にしたゲームになっていて、いわゆる家庭用携帯ゲーム機は対応機種に含まれていません。
Steam Deck のような携帯型 PC で動くかどうかは、
- 本体側の互換性
- 解像度や画質設定
- コントローラー周りの設定
といった条件で大きく変わります。
動作が保証されている環境ではないので、快適に遊べるかどうかは個々の環境次第になりますね。
もし携帯型 PC で試してみたい場合は、
- 対応 OS や必要スペックを確認する
- 解像度と画質をかなり抑えめに設定する
- 実際に少しプレイして、発熱やバッテリーの減り方もチェックする
といった点を意識しつつ、自己責任での運用になると考えておくと安全かなと思います。
Q. クロスセーブ(クロスプログレッション)はありますか?
A. あります。
Embark ID を使って各プラットフォームのアカウントを連携しておくと、
- キャラクターの進行状況
- 解放したスキルや装備
- 手に入れたコスメティック
といった 基本的なゲームの進み具合を別ハードでも共有できます。
例えば「家では PS5、PC デスクでは Windows 版」といった遊び方でも、同じアカウントでログインすれば続きから遊べるイメージですね。
課金まわりの扱いは、各ストアのルールに従って変わる部分もあります。複数プラットフォームで遊びたい場合は、どの内容が共有されて何が別扱いなのかを、ゲーム内や各ストアの説明で一度確認しておくと安心です。
公式サポートを使うときのポイント
何かトラブルが起きたときや、スペックまわりでどうしても不安なところがあるときは、公式のサポートを頼るのがいちばん確実です。
ざっくりした流れはこんな感じです。
- ゲーム内メニューやランチャーからヘルプ/サポートの項目を開く
- 「接続」「クラッシュ」「アカウント」など、近いカテゴリの案内を確認する
- それでも解決しない場合は、サポートフォームから問い合わせを送る
問い合わせる前に、次の情報をメモしておくと話がスムーズです。
- プレイしているプラットフォーム(PC / PS5 / Xbox Series X|S)
- 使っているアカウント名(Embark ID など)
- 症状が出るタイミングや手順
- 例:マッチング直後に落ちる、特定のクエスト開始時だけフリーズする など
- 表示されるエラーメッセージの内容
- PC なら、CPU・GPU・メモリ容量・ストレージの種類(HDD / SSD)などの基本スペック
オンラインゲームはアップデートやバランス調整のたびに仕様が変わるので、ここで書いている内容も時間が経つと合わなくなる部分が出てくるかもしれません。
スペックや動作環境で迷ったときは、正確な情報を公式サイトやゲーム内の案内で確認しつつ、必要に応じて PC ショップやメーカーの窓口など専門家にも相談するようにしてもらえると、安全に遊べるかなと思います。理なく楽しめる環境を整えてもらえたらなと思います。
【ARC Raidersをプレイするためのスペック】の総括
・ARCRaidersはPvPvE型の三人称エクストラクションシューターである
・対応プラットフォームはPCとPS5とXboxSeriesX|Sである
・PC版はWindows10以降とDirectX12対応環境が前提である
・最小スペックはフルHD低設定で30〜60fpsを想定した目安である
・推奨スペックはフルHD中〜高設定で60〜100fpsを狙う構成である
・高fps重視ならCPU性能が重要で最新ミドル級以上が望ましい
・低スペック環境ではGTX1050TiとRX580付近が下限目安である
・快適性を求めるならGTX1660系と16GBメモリ構成が現実的である
・メモリは最低12GBであり余裕を見るなら16GB以上が推奨である
・ストレージはHDDよりSSDにインストールする方が安定する
・重さの原因はCPU負荷GPU不足メモリ不足ネット回線などに分かれる
・軽量化にはシャドウやポストプロセスを優先して下げるのが有効だ
・テクスチャと描画距離は視認性重視で中〜高設定を維持した方が良い
・ベンチマークは同じルートを周回して平均fpsと最低fpsを確認する
・インストールサイズは増加を見越して50GB以上の空きを確保すべきだ
・本編はダウンロード専用の有料タイトルで基本プレイ無料ではない
・エディション差は本編同一で付属コスメと通貨量の違いに集約される
・クロスプレイ対応でPCとPS5とXbox間で一緒に遊べる設計である
・EmbarkID連携により複数プラットフォーム間で進行状況を共有できる
・体験版は常設されておらず試す場合はセールや返金条件を活用する
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