Timberbornの干ばつは、川が見えていても安心できないのが難しいところです。
水源が止まると、飲み水、農地、取水の順に余裕がなくなりやすく、序盤のわずかな判断ミスがそのまま立て直しの遅れにつながります。
とくに、どれだけ備蓄すればいいのか、タンクと貯水池をどう分けるのか、どの設備へ切り替えるべきかは迷いやすいポイントです。
この記事では、飲み水の備蓄量の考え方から、ダムと取水口の初動、中盤以降の水門や大型給水ポンプの使い分けまで、干ばつを乗り切るために必要な判断基準を順番に整理します。
・飲み水の備蓄量を人数と日数から考える目安
・ダムと取水口を優先する序盤の進め方
・タンクと貯水池を分けて使う理由
・中盤以降に差が出る設備更新と悪潮対策
目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。
Timberbornの干ばつを乗り切る備蓄と初動
・最初に確保したい飲み水の備蓄
・干ばつで止まるものと残るもの
・序盤はダムと取水口を優先
・タンクと貯水池の使い分け
・浅い池より深い貯水が有利
・水不足を防ぐ給水設備の選び方
最初に確保したい飲み水の備蓄
干ばつ対策で最優先になるのは、畑より先に飲み水です。
水が切れるとビーバーは渇きを解消できず、最終的に死亡します。
そのため、まずは「何日分を貯めるか」を先に決めて、そこからタンク容量を逆算する形が安定します。
目安として、ビーバー1体は1日あたり平均2.13単位の水を消費します。
この数字を使えば、必要な備蓄量は「ビーバー数×2.13×想定干ばつ日数」で概算できます。
たとえば20体で9日を見込むなら、必要量は約383.4単位です。
この場合、中型タンク1基の容量300では足りず、大型タンク1基の容量1200なら十分に収まります。
タンク容量は、小型タンクが30、中型タンクが300、大型タンクが1200です。
小型だけを並べると面積と運搬の負担が増えやすいため、集落が大きくなるほど中型以上へ寄せたほうが扱いやすくなります。
平時に余剰水をためておき、干ばつ予告が出た時点で慌てて汲みに走らなくていい状態を作ることが大切です。
干ばつで止まるものと残るもの
干ばつに入ると、水源は通常の水を出さなくなります。
川や水路に少し水が残って見えていても、それは新しく増える水ではなく、減っていく在庫です。
ここを見誤ると、見た目ではまだ余裕があるのに、取水だけ先に止まることがあります。
止まりやすいものは、川任せの取水と、自然の流れに依存した灌漑です。
水源が止まれば、畑や森林はしだいに黄変し、しおれていきます。
一方で、事前にタンクへ入れておいた飲み水、川に残した水位、人工の貯水池はそのまま使えます。
つまり、干ばつで残るのは「前もってためた分」と「干ばつ前に形を作っておいた分」です。
普段の川が豊富でも、そのままでは干ばつ中の資産になりません。
平時の水を、タンクか深い貯水として固定できているかが生存率を左右します。
序盤はダムと取水口を優先
序盤は設備を広げるより、まずダムと取水口の形を整えるほうが効果的です。
理由は単純で、初回の干ばつは「どれだけ貯めたか」より「どこに水を残せたか」で差が出やすいからです。
川沿いに給水ポンプを置くだけでは、水位低下と同時に仕事を失いやすくなります。
最初に意識したい流れは次の通りです。
・川をダムでせき止める
・取水口の側に水が残る形を作る
・余剰水をタンクへ移す
・灌漑が残る範囲だけに農地を絞る
この段階では、居住設備や見た目の整備よりも、取水と貯水が優先です。
ダムは序盤の最低限の貯水を作るのに向いていて、初回の干ばつを越えるための基本設備になりやすいです。
とくに、取水口の前を少しでも深くできるだけで、干ばつ中に汲める時間が伸びます。
タンクと貯水池の使い分け
タンクと貯水池は、どちらも水を残すための手段ですが、役割はかなり違います。
結論からいえば、飲み水はタンク、取水と灌漑の土台は貯水池、という分け方が扱いやすいです。
タンクの強みは、飲料水をそのまま保管できることです。
集落の近くに置けるため、運搬距離を短くしやすく、残量も把握しやすくなります。
一方の貯水池は、非常に大きな量を持てる代わりに、蒸発、取水位置、汚染の影響を受けます。
使い分けとしては、次の形が安定します。
・タンク:飲料用の下限を守る
・貯水池:取水、灌漑、水力の土台にする
・重要農地:必要なら別の小さな灌漑池で守る
この役割分担をしておくと、農地維持のために開放水域を残しても、飲み水の備蓄まで削り切りにくくなります。
逆に、飲料用と農業用を同じ開放水域だけでまかなうと、蒸発と取水が重なって減りが速くなりやすいです。
浅い池より深い貯水が有利
同じ総量の水でも、浅く広い池より、深くまとめた貯水のほうが干ばつに強くなります。
理由は、蒸発が表面で計算されるためです。
表面積が広いほど減りやすく、見た目の水量ほど長持ちしないことがあります。
流れていない満水の水ブロックは、ポンプがなければ完全蒸発まで22日強が目安です。
そのため、干ばつを長くしのぎたいなら、広い水たまりを何枚も作るより、深さを確保した池のほうが有利です。
とくに長い干ばつでは、浅い池は表面積の不利がそのまま効いてきます。
もう1つ見落としやすいのが、取水効率です。
給水ポンプで汲めるのは水1ブロック満水あたり最大5単位なので、見た目の池の大きさだけでは備蓄量を判断しにくいです。
小型タンク30は満水の水ブロック6個分、中型タンク300は60個分と考えると、貯水の実力を比較しやすくなります。
水不足を防ぐ給水設備の選び方
序盤の基本は給水ポンプです。
浅い取水口でも立ち上げやすく、初動の生存用として最も使いやすい設備です。
まずはこれで平時の余剰水をタンクへ送り、干ばつ前の飲み水を固めます。
ただし、給水ポンプの最大深度は2です。
水位が下がったあとに底の水まで使いたい場面では、深さが足りなくなります。
取水口を深くしたり、人工の貯水池を育てたりしたら、設備更新を考える段階に入ります。
中盤以降まで見据えるなら、役割で選ぶと分かりやすいです。
・給水ポンプ:序盤の生存用
・大型給水ポンプ:深い貯水池からの大量取水用
・機械式流体ポンプ:高低差をまたぐ導水用
・流体投下口:局地灌漑の補助用
ポンプ数だけを増やしても、深い位置の水を拾えるようにはなりません。
水不足を防ぐには、単純な増設よりも、水深に合った設備へ切り替えることが重要です。
Timberbornの干ばつ対策で差が出る中盤以降
・大型給水ポンプへの切り替え目安
・水門と堤防の使い分け
・農地を守る灌漑の残し方
・作物ごとの乾季への強さ
・飲料用と農業用を分ける理由
・悪潮が混ざる時期の追加対策
・生存率を下げる失敗例
・自動化で水切れを防ぐ運用
大型給水ポンプへの切り替え目安
大型給水ポンプへ切り替える目安は、貯水池を深く使いたくなった時です。
給水ポンプの最大深度は2ですが、大型給水ポンプは4mまで対応します。
そのため、水位低下後も底に近い水を長く拾いたいなら、更新の効果がはっきり出ます。
逆に、浅い川を少しせき止める程度なら、序盤は給水ポンプでも十分回ります。
切り替えが必要になるのは、取水口を深く掘った、堤防で深い池を作った、水位低下で空振りが増えてきた、といった場面です。
見た目の池が大きくなっても、浅いままなら更新効果は伸びにくいです。
さらに先の段階では、深層給水ポンプも候補になります。
こちらは最大深度6まで対応するため、より深い貯水池を本格的な飲料水源として使いやすくなります。
中盤で大型給水ポンプ、終盤で深層給水ポンプという伸ばし方も考えやすいです。
水門と堤防の使い分け
水門と堤防はどちらも水を扱う設備ですが、役割は同じではありません。
簡単に分けると、調整したいなら水門、完全に止めたいなら堤防です。
ここにダムを加えると、序盤の簡易なせき止めまで含めて整理しやすくなります。
違いを並べると、次のようになります。
・ダム:低い堰として使いやすく、序盤向き
・堤防:完全に遮る壁で、高い池や導水路向き
・水門:水位を調整しながら流せる
水門は設定した高さを超えた分だけ上から流れるので、上流はためつつ、必要な分だけ下流へ回す設計に向いています。
一方で堤防は完全遮断なので、護岸や高い人工池には強いですが、細かな流量調整はできません。
平時はためて、必要な時だけ流す運用をしたいなら、水門の価値が高くなります。
現行版では二連水門と三連水門もあり、0.05刻みで高さを調整できます。
隣接する水門は高さ同期が既定で有効なので、広いせき止めでもそろえやすいです。
ただし、水門の上には道を置けないため、通路兼用にしたい場所ではダムや堤防のほうが使いやすいことがあります。
農地を守る灌漑の残し方
干ばつで農地を全部守ろうとすると、飲み水まで苦しくなりやすいです。
そのため、農地は広く守るより、残す場所を絞るほうが安定します。
まずは集落に近い重要農地だけを生かす設計に寄せるのが基本です。
残し方として使いやすいのは次の形です。
・川沿いの農地を絞って残す
・ダム直上の浅い貯水池まわりを使う
・隔離した小さな灌漑池を作る
・流体投下口で重要区画だけに水を回す
このとき、飲料用の本備蓄と、農業用の開放水域を分けておくと管理しやすくなります。
農地を守るための水は蒸発や導水ロスを受けやすいので、飲み水まで同じ場所から引き続けると、両方が同時に崩れやすくなります。
広い畑を均等に守るより、少数の畑を確実に回すほうが、干ばつ後の立て直しも早いです。
作物ごとの乾季への強さ
作物は全部同じようには枯れません。
干ばつへの強さは、成熟日数と干ばつ耐性の組み合わせで見たほうが分かりやすいです。
育つのが遅く、水切れにも弱い作物ほど、長い干ばつでは被害が出やすくなります。
序盤で見やすい作物を並べると、次の通りです。
・ニンジン:成熟4日、干ばつ耐性2日
・コールラビ:成熟3日、干ばつ耐性2日
・ジャガイモ:成熟6日、干ばつ耐性1日
・小麦:成熟10日、干ばつ耐性0.5日
・大豆:成熟8日、干ばつ耐性0.25日
・トウモロコシ:成熟10日、干ばつ耐性2日
短い干ばつを前提にするなら、ニンジンやコールラビのように立ち上がりが早い作物は扱いやすいです。
一方で、小麦や大豆は水切れに弱く、干ばつ中に止まりやすい側です。
トウモロコシは育成は長いものの、干ばつ耐性自体は高めなので、畑を絞って守る構成では候補になりやすいです。
飲料用と農業用を分ける理由
飲料用と農業用を分ける理由は、守るべき下限が違うからです。
飲み水は切れた時点で生存に直結しますが、農地は多少止まってもすぐ全滅とは限りません。
優先順位が違う以上、同じ水源をそのまま共用しないほうが運営しやすくなります。
飲料用はタンクに寄せて、残量が見える形にしておくと安定します。
農業用は貯水池や灌漑池として残し、必要なら流体投下口で重要区画へだけ回します。
この切り分けができていると、干ばつ中に畑をどこまで守るかを調整しても、飲み水の下限を崩しにくくなります。
逆に、飲み水も農業用も同じ開放水域に依存していると、蒸発、取水、導水ロスが重なって減り方が読みづらくなります。
水不足に見舞われた時も、どちらをどこまで残せるのか判断しにくくなります。
干ばつが長いほど、この分離の価値は大きくなります。
悪潮が混ざる時期の追加対策
中盤以降は、干ばつだけ見ていると足りなくなります。
一定サイクル後からは悪潮が混ざるため、単なる水切れ対策に加えて、汚染を飲み水へ入れない設計が必要になります。
ここから先は、貯める量だけでなく、混ざらない動線が重要です。
追加で意識したい設備は次の通りです。
・汚染バリア:土ブロック経由の汚染拡大を止める
・灌漑バリア:汚染地の広がりを区切る
・水門:悪水を混ぜずに流路を分けやすい
・機械式流体ポンプ:高低差を使った分離回路を作りやすい
ここでありがちな失敗は、干ばつ用の貯水と同じ回路へ悪水を通してしまうことです。
一度混ざると、飲み水も農地もまとめて崩れやすくなります。
悪潮が始まる時期までに、飲料用の回路だけは分離しておくと立て直しやすいです。
生存率を下げる失敗例
干ばつで崩れやすい集落には、共通した失敗があります。
多いのは、十分な水量がないというより、残し方と分け方が曖昧なケースです。
見た目では池があるのに、実際には飲み水として使える分が足りない形になりやすいです。
代表的な失敗は次の通りです。
・干ばつ前にタンクへ十分移していない
・ダムを置いたが、取水側の水深が足りない
・農地を広げすぎて灌漑が残る範囲を超える
・飲料用と農業用を同じ開放水域にまとめる
・浅い池を広げて蒸発と空振りを招く
・悪潮解禁後も同じ水路で回してしまう
こうした失敗は、どれも「水を増やす」より前に「水をどう残すか」を見直すと改善しやすいです。
とくに序盤は、設備数を増やすより、取水口の深さ、タンク容量、貯水の深さを優先したほうが安定します。
中盤以降はそこに、回路分離と水位調整が加わります。
自動化で水切れを防ぐ運用
自動化の強みは、干ばつ中の無駄な取水や操作遅れを減らせることです。
人手で毎回止めたり開けたりしていると、水位が下がりすぎてから対応する場面が出やすくなります。
自動化を入れると、残すべき水を残しやすくなります。
使いやすい条件は、次の3つです。
・Depth Sensorで水位を監視する
・Weather Stationで季節条件を取る
・Resource Counterでタンク残量を見る
たとえば、水位が一定以下になったらポンプを止める形にすると、浅い水を吸い切ってしまう失敗を減らせます。
悪潮の時期だけ取水を止める、タンク残量が一定以下なら飲料用を優先する、といった運用にもつなげやすいです。
中盤以降は、設備を増やすだけでなく、どう止めてどう残すかまで組めると、水切れしにくい集落になります。
Timberbornの干ばつについてのまとめ
・干ばつ対策では畑より先に飲み水の備蓄を固める
・必要な飲み水は人数×2.13×日数で概算しやすい
・20体で9日を見込むなら約383.4単位が目安になる
・小型タンクは初動向きで長期備蓄は中型以上が使いやすい
・平時の余剰水をタンクへ移しておくほど初回が安定する
・干ばつでは見えている川も増えず減る在庫として考える
・序盤はダムでせき止めて取水側に水を残す形が重要になる
・取水口の深さが足りないとダムを置いても早く汲めなくなる
・飲料用はタンク、農業用は貯水池と分けると崩れにくい
・浅く広い池より深くまとめた貯水のほうが蒸発に強い
・給水ポンプは序盤向きで深い池では力不足になりやすい
・大型給水ポンプは深い貯水池から長く取水したい時に向く
・深い貯水を本格運用するなら深層給水ポンプも候補になる
・ダムは序盤向き、水門は調整用、堤防は完全遮断で使い分ける
・農地は広く守るより重要区画だけ残すほうが安定しやすい
・ニンジンやコールラビは立ち上がりが早く序盤向きになりやすい
・小麦や大豆は水切れに弱く干ばつ中の維持が難しくなりやすい
・悪潮が混ざる時期は汚染を飲み水へ入れない分離が必要になる
・同じ水路で飲料用と悪水を回すと中盤以降に崩れやすい
・自動化は水位や残量を見て無駄な取水を止める運用に向く
