ARC Raidersの協力プレイって実際どんなゲームなのか、ソロと何が違うのか、気になって検索してきた人も多いと思います。
このページでは、そんなモヤっとした疑問を、私こぐまなりに一つずつかみ砕いて整理していきます。
最大3人で地表に出て、機械の軍勢と他プレイヤーの両方を相手にしながら戦利品を持ち帰る、いわゆるPvPvE脱出シューターというジャンルに分類されるのがARC Raiders協力プレイです。聞き慣れない言葉も多いと思うので、まずは「どんなループのゲームなのか」「何人でどう遊べるのか」から順番に見ていきましょう。
ソロと協力プレイでは、戦利品の分け方や撤退タイミングの決め方、ダウンしたときのリスクなど、ゲーム体験がかなり変わります。この記事では、人数ごとの立ち回りやロビーの仕組み、マッチングの考え方までまとめているので、自分に合った遊び方をイメージしやすくなるはずです。
後半では、PS5版の遊びやすさやクロスプレイ環境、フレンド招待の手順、協力プレイ向けのビルド例、野良とフレンドで遊ぶときの違いまで触れていきます。これからARC Raiders協力プレイを本格的に始めたい人は、プレイ前のガイドとして、すでに遊んでいる人は「あるある確認」として、気楽に読み進めてもらえたらうれしいです。
・ARC Raiders協力プレイの基本ループと人数構成が分かる
・ロビー構成やマッチングの仕組みを理解して立ち回りを考えられる
・ソロと協力プレイの違いと向いているプレイスタイルを整理できる
・PS5やクロスプレイ環境フレンド招待協力向けビルドの基礎を押さえられる
ARC Raiders 協力プレイの基本仕様
・ARC Raidersの特徴とゲーム性
・ARC Raidersは何人プレイ対応?
・マッチング人数とロビー構成
・2人プレイと3人プレイの違い
・マッチングシステムとマッチングレベル
・ソロと協力プレイのメリット比較
ARC Raidersの特徴とゲーム性
ARC Raiders 協力プレイをざっくり一言でまとめると、最大3人のレイダーで地表に出て、機械の軍勢と他プレイヤーの両方を相手にしながら、戦利品を抱えて地下拠点に帰るPvPvEの脱出シューターです。
まず、全体の特徴をざっと整理しておきます。
- 三人称視点のシューティング
- 拠点「スペランザ」から地表へレイド出撃
- 目の前の敵はARCと他プレイヤーの両方
- 制限時間内に脱出地点から撤退すれば戦利品を持ち帰り
- 最大3人の協力プレイが土台のゲームデザイン
世界観と基本ループ
舞台は、宇宙から降ってきた自律機械「ARC」に地表を奪われた世界です。
人類は地下拠点「スペランザ」に押し込められ、レイダーたちが地表へ出て、資源を回収しながら生き延びる、という設定になっています。
1回のレイドの流れは、だいたいこんなイメージです。
- スペランザで装備やコンシューマブルを準備する
- ドロップポイントを選んで地表へ降下
- マップ上のARCと交戦しつつ、コンテナやクレートから戦利品を回収
- 他のレイダー(他プレイヤー)と遭遇
- 共闘するか
- 避けるか
- 潰しにいくか
- 時間内に脱出ポイントを起動し、成功すればスペランザに帰還
- 拠点で戦利品を換金・クラフト・アップグレード
このループを繰り返しながら、武器の設計図を集めたり、装備レアリティを上げていく…というサイクルです。
ここで大事なのは、戦利品は拾ったプレイヤーごとに持ち帰るという点です。
- 同じクレートから出たアイテムでも、その場で「誰が持って帰るか」を決める
- 拾った人が脱出に成功して初めて、自分の倉庫に入る
- パーティーメンバー全員に自動で複製されるわけではない
なので、
- どの武器や素材を誰が持つか
- どのタイミングで「もう十分だから帰るか」を決めるか
を、その都度相談しながら進めるのがポイントですね。
PvPvEならではの緊張感
ARC Raiders 協力プレイの面白さは、この「三つ巴」の状況にあります。
- 正面からARCと撃ち合っているところに、別パーティーのレイダーが横槍を入れてくる
- 逆に、ARCの集団を利用して他プレイヤーを追い詰める
- 脱出地点で、知らないレイダーと一緒に帰るかどうかで悩む
重要なのは、撃ち合いだけじゃなくて「どう立ち回るか」という駆け引きが常に付きまとうところです。
「敵を見かけたら絶対に戦うゲーム」ではなく、
- 交戦する/しない
- 追いかける/見逃す
- 脱出する/もう一回漁る
こういう選択の連続になっていて、協力プレイだとこの判断をパーティー内で共有しながら動くことになります。
協力プレイを前提にした設計
ARC Raidersはソロでも遊べますが、全体の設計はかなり協力プレイ寄りです。
- ダウンした味方を蘇生できる
- デフィブリレーターで、野良の他プレイヤーすら蘇生できる
- 役割分担(前衛・中衛・後衛)を決めると動きやすい
特にデフィブリレーターはかなり特徴的なアイテムで、
- 青レアリティの医療アイテム
- 通常の蘇生より短い時間で、ダウン状態のプレイヤーを立て直せる
- 味方だけでなく、別チームのレイダーも蘇生対象になる
- 使うと消費される1回きりのアイテム
という扱いになっています。
そして、敵レイダーをデフィブリレーターで蘇生すると解除される実績も用意されています。
見ず知らずの相手をわざわざ起こしに行く必要があるので、達成しているプレイヤーはかなり少なめです。
- 撃ち合って倒した相手をあえて起こしてみる
- ダウンしている他パーティーのレイダーを助けて、そのあと一緒に戦う
みたいな「ちょっと変わった協力プレイ」を楽しみたい人には、こういう実績もひとつの目標になります。
加えて、PS5・Xbox・PC間でクロスプレイに対応しているので、機種をまたいで友だちと遊びやすいのも協力プレイ向けのポイントですね。
スペランザでの準備と成長要素
スペランザでは、戦利品を使っていろいろな要素を育てていきます。
- 武器やアーマーのクラフト・強化
- コンシューマブル(回復・弾薬・デフィブなど)の購入
- トライアル系コンテンツでポイントを稼ぎ、報酬を獲得
協力プレイで集めた戦利品は、それぞれが脱出に成功したぶんだけ自分の倉庫に貯まっていきます。
同じメンバーで何度も回していくと、パーティー全員の装備レベルがじわじわ上がっていく感覚を共有しやすいです。
その一方で、
- 戦利品を拾った瞬間に確定ではない
- 脱出に成功して初めて自分のものになる
- 欲張りすぎて撤退タイミングをミスると、装備も戦利品も全部失うことがある
というリスクも常について回ります。
だからこそ、
- 誰がどの戦利品を持つか
- この一戦でどこまでリスクを取るか
を、協力プレイ時にちゃんと相談しておくことが大事になってきます。
「この荷物抱えてるなら、そろそろ帰ろうか」と話し合えるチームほど、生還率も安定しやすいですね。
ARC Raidersは何人プレイ対応?
ARC Raiders 協力プレイでまず気になるのが、「何人で遊べるの?」というところだと思います。結論から言うと、1〜3人までです。
基本の人数構成
ARC Raidersは、次の3パターンでレイドに出られます。
- ソロ(1人)
- デュオ(2人)
- トリオ(3人)
そして、1チームの上限は3人に固定されています。
4人パーティーや5人パーティーは組めません。
ゲーム内の出撃画面でも、
- 自分を含めて3枠分のスロットが並んでいる
- フレンド招待で埋められるのはその3枠まで
という形になっていて、ここがはっきり上限として決められています。
それぞれの人数での特徴
プレイ人数ごとに、遊び心地はけっこう変わります。
ソロ
【良いところ】
- 自分のペースで動ける
- 戦利品をすべて自分のものにできる
- 足並みを揃える必要がない
【大変なところ】
- 1ダウン=ほぼ終わり、という場面が多い
- 多方向から囲まれると一気に不利
- 他パーティーとの撃ち合いがかなりシビア
2人プレイ(デュオ)
【良いところ】
- どちらかがカバーに回れるので、ソロよりかなり安定
- 役割分担がしやすい(前に出る側とフォロー側)
- 気心の知れたフレンドとやりやすい人数
【大変なところ】
- 3人パーティーとぶつかった時の人数差が重く感じやすい
- どちらか一人が倒れたときの負担が大きい
3人プレイ(トリオ)
【良いところ】
- 一人がダウンしても、残り二人で立て直しやすい
- 前衛・中衛・後衛の三役を綺麗に分けられる
- 資源回収・索敵・交戦のすべてを同時並行で進めやすい
【大変なところ】
- 戦利品を3人で分ける前提になる
- 動きや方針を合わせないと、ぐちゃぐちゃになりやすい
重要なのは、どの人数でもゲームとしてはちゃんと成立するように調整されているということです。
ソロはソロ向け、デュオにはデュオ向けのマッチングの考え方があり、トリオは最も「フルパーティー感」が強いモードというイメージですね。
野良プレイヤーとの組み合わせ方
人数周りでよくあるのが、
- 一人でキューに入れて、知らないプレイヤーと一緒のスクワッドになる
- フレンド2人でパーティーを組んで、そのまま2人チームとして出撃する
といったパターンです。
ソロでレイドに行く場合は、
- 完全に一人で出撃して、ロビー内では常に単独行動を貫く
- 同じロビーにいる他プレイヤーと、状況に応じて共闘する
といった遊び方になります。
あらかじめフレンドと2人・3人のパーティーを組んでからマッチングに入れば、その人数のスクワッドとしてマッチに参加できます。
「今日はフレンド2人だけでやりたい」というときは、その2人だけでパーティーを作り、その状態で出撃するだけでOKです。人数分の枠だけが埋まったスクワッドとしてマッチに入るので、余計な第三者がいきなり混ざってくることはありません。
逆に、フレンドが一人しかいない場合は、その2人でパーティーを組んで出撃し、ロビーでは他のデュオやトリオと一緒のマップに入る、という形になります。
1〜3人という上限さえ意識しておけば、「今日は何人で遊ぶか」を柔軟に選べる作りになっているのが遊びやすいところですね。
マッチング人数とロビー構成
「何人プレイか」とは別に、1回のレイドにどれくらいのプレイヤーやチームが集まるのかも、ARC Raiders 協力プレイでは大事なポイントです。
ここでは、具体的な人数を断定せずに、ロビーの雰囲気やインスタンスの仕組みをイメージしやすいようにまとめておきます。
ロビーにどんなチームが集まるのか
オンラインマルチプレイでは、1つのレイドに複数のスクワッド(ソロ/デュオ/トリオ)が同じマップに集められる仕様になっています。
ざっくりイメージとしては、
- ソロだけが多いロビー
→ マップ全体に単独行動のレイダーが散らばる - デュオやトリオが多いロビー
→ チーム数は少なめだけど、1チームあたりの火力と物量が高い
といった感じです。
この中に、
- 自分たちのパーティー(1〜3人)
- 他のスクワッド(1〜3人チームが複数)
- そして大量のARC(機械の敵)
が同時に存在しているイメージですね。
重要なのは、自分の視界に見えているプレイヤーがロビーの全員ではないという点です。
マップの別エリアにも、まだ姿を見せていないレイダーたちが動いているので、銃声や脱出ポイントの起動音には常に気を配っておいたほうが安全です。
ロビー構成は時間帯や状況で変わる
ロビーにどんなチームが集まるかは、次のような要素でけっこう変わります。
- プレイしている時間帯
- 地域やサーバー
- クロスプレイをオンにしているかどうか
- そのときプレイ人口が多いか少ないか
たとえば、
- 人が多い時間帯
→ 銃声があちこちから聞こえやすく、脱出ポイントで他パーティーと被りやすい - 人が少ない時間帯
→ PvPの頻度は控えめで、ARCとの戦闘やトライアル周回が中心になりやすい
といった差が出やすいです。
プレイヤー数がどうであれ、「自分たち以外にも複数のスクワッドが同じマップで動いている」という前提で立ち回ると、生存率もぐっと上がります。
インスタンス(世界)の仕組み
地表のマップは一見ひとつの大きな世界に見えますが、実際には複数のインスタンス(ロビー)に分かれた共有ワールドになっています。
- 1つのインスタンスごとに、複数のスクワッドが参加
- それぞれのインスタンスでレイド開始・脱出・全滅が繰り返され、プレイヤーが少しずつ入れ替わっていく
- 同じマップ名でも、別のインスタンスにいるプレイヤーとは一切出会わない
特定のフレンドと必ず同じ世界に入りたい場合は、同じパーティーを組んでから出撃する必要がある、という点だけは覚えておくと安心です。
ロビー構成が与える影響
ロビーにどれだけ人がいるか、どういう編成が多いかは、遊び味にも直結します。
プレイヤーが多めのロビーの傾向
- 銃声や爆発音があちこちから聞こえる
- 脱出ポイントやイベント地点で他パーティーと鉢合わせしやすい
- 戦利品ポイントが早めに漁られやすい
プレイヤーが控えめなロビーの傾向
- ARCとの戦闘がメインになりやすい
- 戦利品を拾う余裕はあるものの、PvPの緊張感はやや薄め
- 足音や銃声が少ないぶん、静かな探索寄りの雰囲気になることも
協力プレイでは、こうした「ロビーの空気感」を見ながら、その日の方針を決めるのも楽しみ方のひとつです。
- 「今日は人が多そうだから、PvP寄りで立ち回ろう」
- 「今日は静かだから、トライアルや素材集めをじっくり回そう」
みたいな感じで、状況に合わせて動き方を変えてみると良いですね。
仕様は変わる前提で受け止める
ロビー周りの仕様やマッチングの挙動は、
- パッチ更新
- シーズンイベント
- 将来的なバランス調整
などで変わる可能性がある部分です。
ここでは「複数のスクワッドが同じインスタンスに集められる」「ロビー構成によってPvPとPvEの比重が変わる」といった大まかな仕組みだけ押さえておいて、細かい挙動は実際のプレイ感で掴んでいくのがちょうどいいかなと思います。
2人プレイと3人プレイの違い
ARC Raiders 協力プレイをフレンドとやる場合、「2人で行くか、3人を揃えるか」はかなり悩みどころだと思います。
単純に人数が多いほど有利、というわけでもなく、それぞれに特徴があります。
デュオの強みと弱み
2人プレイ(デュオ)は、かなり人気のスタイルです。
デュオの強み
- 連携が取りやすい
→ 相手が何をしたいか読みやすく、意思疎通もシンプル - 役割分担が明確
→ 例えば「前に出る担当」と「カバー・回復担当」で分けやすい - 動きが軽い
→ 2人だけなので、合流・撤退・迂回が素早くできる
デュオの弱み
- 人数差をモロに食らいやすい
→ 3人パーティーと正面で撃ち合うと、どうしても不利 - 一人倒れた瞬間にかなり苦しくなる
→ 1対多の状況が急に増える
以前は「デュオ専用のマッチング」がなく、2人でキューを入れると3人パーティーと同じロビーに放り込まれやすいことが問題になっていましたが、現在はデュオを優先してデュオ同士でマッチングさせる仕組みが追加されています。
ただし、必ずデュオ対デュオになるとは限らないので、人数差を前提に「正面から撃ち合いをしない立ち回り」を意識しておくとかなり楽になります。
トリオの強みと弱み
フルパーティーの3人プレイ(トリオ)は、やはり一番安定します。
トリオの強み
- 誰かがダウンしても、残り2人でカバーできる
- 役割分担を3つに分けられる
→ 前衛(タンク気味) / 中衛(物資回収・カバー) / 後衛(スナイプ・索敵) - 戦闘と回収を同時に進めやすい
→ 一人が戦っている間に、他の2人が箱を漁る…など
トリオの弱み
- 動きがバラけると一気に崩壊する
→ 3人が別方向を見ていると、誰もカバーできていない時間が増える - 一人の暴走で全滅しやすい
→ 「早く行こうよ!」と突っ込んだ人を助けに行って、全員巻き込まれるパターン
3人だと「誰がオーダーを出すのか」を決めておくとかなり楽です。
重要なのは、「オーダー役の意見に基本乗る」という暗黙の了解を作っておくことですね。
デュオでの立ち回りのコツ
2人プレイなら、だいたいこんな組み合わせがやりやすいです。
- 前衛+中衛型
- プレイヤーA:アサルトライフル+ショットガン、ややタンク寄り
- プレイヤーB:マークスマンライフル+サブマシンガン、回復アイテム多め
- 機動力+火力型
- プレイヤーA:移動スキルや回避に強い構成
- プレイヤーB:爆発物や高火力武器を多めに持つ
基本方針としては、
- 片方が敵の注意を引きつける
- もう片方が横や背後から撃つ
という形で 「見えているのに見られていない位置」を取り続けることが重要です。
トリオでの立ち回りのコツ
3人プレイなら、役割分担をはっきりさせると一気に安定します。
- 前衛
→ ARCの群れに体を張ってラインを作る役 - 中衛
→ コンテナ・箱を開ける、回復を配る、全体の状況を把握 - 後衛
→ 遠距離から削る、スナイパーで他プレイヤーを牽制
トリオだと「誰か一人は絶対に周囲の音を聞いている役」が必要です。
銃声や足音、脱出ポイントの起動音などを聞いて、
- 「いま別パーティーが近くにいるから、一回引こう」
- 「あの方向で撃ち合ってるから、反対側から迂回しよう」
といった提案ができると、一段階上の動きになります。
マッチングシステムとマッチングレベル
ARC Raiders 協力プレイのマッチングは、かなり独特な設計になっています。
ここを勘違いすると、「なんでこんなマッチに入れられたの?」とストレスになりやすいので、仕組みをざっくり押さえておくと楽です。
パーティー人数優先のマッチング
公式が明言しているのは、
- ソロはソロ同士で当たりやすい
- スクワッド(デュオ・トリオ)はスクワッド同士で当たりやすい
という方針です。
そのうえで、現在はデュオ向けのマッチング優先設定が入っています。
- まず「ソロ」と「スクワッド」をなるべく分ける
- そのうえで、「デュオはデュオ同士」「トリオはトリオ同士」で当たりやすく調整
- ただし、待ち時間が長くなり過ぎないように、状況次第では混ざることもある
つまり、常に完全に人数が揃ったフェアなマッチになるわけではない、というのが前提です。
「マッチングレベル」という概念はある?
プレイヤーの間でよく話題になるのが、いわゆる「マッチングレベル」や「ギア差マッチング」の話です。
ここで押さえておきたいのは、
- 明示的なランクや数値としての「マッチングレベル」は表示されていない
- 開発側も、「装備やレベルのみを基準にした厳密なスキルベースマッチングは行っていない」と説明している
という点です。
その一方で、
- 強い装備を持っていると、体感として「強い相手ばかり当たる」と感じる人もいる
- ロビーによって明らかにプレイヤーの質が違うときがある
こういう「プレイヤー側の体感」はかなり多く語られています。
ただしこれはあくまで感覚的なもので、公式が明確に数値を公開しているわけではありません。
マッチングに影響しそうな要素
実際にプレイしていると、次のような要素がマッチングに影響していそうだと感じることが多いです。
- パーティー人数(ソロ・デュオ・トリオ)
- 時間帯(プレイヤー人口が多いかどうか)
- 地域やサーバー
- クロスプレイのオン/オフ
たとえば、深夜の過疎時間帯に「デュオだけで当てたい」と思っても、
そもそもデュオの絶対数が少ないと、妥協してトリオ混ざりのロビーに投げられることはどうしても起こります。
「完全公平なマッチ」ではないゲーム
ARC Raidersは、もともと「ランクマッチのような完全な実力均衡」を目指したゲームではなく、少しカオスで理不尽な瞬間を楽しむゲーム性が含まれています。
- たまたまそこにいた3人パーティーに奇襲される
- ARCの群れと戦っていたら、その裏から別パーティーが来る
- ダウンした他プレイヤーを助けるかどうかに迷う
この「予定調和じゃない出来事」が頻繁に起こるので、マッチングもある程度ラフな設計になっていると考えたほうが気が楽です。
数値は変動の可能性あり
マッチング関連の仕様は、
- パッチ
- シーズン
- 大型アップデート
で調整されやすい部分です。
ここで書いた内容はあくまである時点での一般的な仕様のイメージなので、
最新の仕様や細かい調整内容は、必ず公式サイトやゲーム内のお知らせで確認してください。
ソロと協力プレイのメリット比較
最後に、ARC Raiders 協力プレイとソロプレイをざっくり比較してみます。
どちらにも魅力があるので、その日の気分や目的で使い分けるのがおすすめです。
ソロプレイのメリット・デメリット
ソロのメリット
- 自分のペースで動ける
→ 漁る場所・戦う相手・撤退タイミングをすべて自分で決められる - 戦利品を独り占めできる
→ 見つけた装備や素材はすべて自分のもの - 練習に向いている
→ マップ構造やARCの挙動、銃の反動などをじっくり覚えやすい
ソロのデメリット
- ダウンしたら基本的にそこで終わり
→ 誰も蘇生してくれないので、ミスをリカバーしにくい - 多方向からの攻撃に弱い
→ PvPで挟まれると一気に崩れる - 精神的な負担がやや重い
→ 全部自分の責任になるので、集中力が切れると事故りやすい
「まずは一人でゆっくりマップを覚えたい」「立ち回りの練習をしたい」という人には、ソロはかなり向いています。
協力プレイのメリット・デメリット
協力プレイのメリット
- 蘇生がある
→ ダウンしても味方が起こしてくれるチャンスがある - 情報量が増える
→ 三人三方向を見るだけでも、索敵力は段違い - 役割分担で動きやすい
→ 前衛・中衛・後衛や、火力・回復・索敵などを分けられる - トライアルやチャレンジ系コンテンツで効率が良い
→ 目標ポイントや撃破数を手分けして稼げる
協力プレイのデメリット
- 足並みを揃える必要がある
→ 誰か一人だけ前に出過ぎると全員が巻き込まれる - 戦利品を分け合う前提になる
→ 欲しい装備がパーティー内で被ることもある - コミュニケーションが必須
→ 無言だと意思疎通が取りづらく、ストレスになることも
特にフルパーティーのトリオだと、「誰と遊ぶか」で体験が大きく変わるタイプのゲームだと思っておいたほうがいいです。
こんな人にはソロ、こんな人には協力プレイ
ざっくりおすすめを分けると、こんな感じです。
ソロ向き
- 自分のペースでじっくりやりたい
- マップや敵の仕様を覚えたい
- まずは一旦、ゲームの基本を理解したい
協力プレイ向き
- フレンドとワイワイ話しながら遊びたい
- PvPでの撃ち合いを本格的に楽しみたい
- トライアルや高難度コンテンツを狙っていきたい
どちらが正解、という話ではなくて、目的に合わせて切り替えるのが一番ストレスが少ないかなと思います。
最後に大事なことですが、ここで触れているプレイ人数やマッチング仕様、ロビーの人数感などは、ある時点での一般的な目安です。
今後のアップデートで変更される可能性も十分あるので、正確な情報は必ず公式サイトやゲーム内のお知らせを確認してください。
また、課金要素やゲーム関連の出費、プレイ時間の管理などは、人によって状況が大きく違います。
最終的な判断はご自身で慎重に行い、必要に応じて専門家にも相談してください。
ARC Raiders 協力プレイの実践攻略
・PS5版の協力プレイ環境まとめ
・クロスプレイ設定と注意点
・フレンド招待とパーティ結成手順
・協力プレイ時の立ち回り攻略
・ダウン時の蘇生方法と注意点
・協力プレイ向けおすすめビルド
・野良とフレンド協力プレイ比較
PS5版の協力プレイ環境まとめ
PS5版でARC Raiders 協力プレイをやるときに気になるのは、
- 快適に遊べるかどうか
- グラフィックや動きのなめらかさ
- VCや操作のしやすさ
あたりだと思います。結論から言うと、PS5版は協力プレイ前提でかなり遊びやすい環境になっている印象です。
グラフィックとパフォーマンスの方向性
ARC Raidersは、Unreal Engine 5を使った三人称視点のシューターです。
PS5版でも、
- 地形の起伏やライトの雰囲気
- ARCの質感やアニメーション
- 拠点「スペランザ」の空気感
などがかなり作り込まれていて、協力プレイ中に周りを見渡すだけでも世界観を楽しめる画づくりになっています。
パフォーマンス面では、
- 協力プレイ中でも狙って撃つ・カバーから顔を出すといった基本操作がしっかり行える
- エフェクトや敵の数が多い場面では、場面によって挙動が重く感じることがある
といったバランスで、「画質と動きの両方を両立させようとしているタイプのタイトル」という印象です。
内部的な解像度やフレームレートの細かい数値は、今後の最適化やパッチで変わる余地もあるので、ここではあくまで「現行機向けタイトルらしい、見た目と操作感のバランスを取った作り」とざっくり捉えておくのがおすすめです。
PS5らしい操作感とDualSenseの手応え
PS5版ならではのポイントとして、DualSenseワイヤレスコントローラーの使い心地も協力プレイと相性が良いです。
- しっかりした振動で、射撃や被弾の手応えが伝わりやすい
- トリガーの反応や手元のフィードバックで、戦闘の緊張感を感じ取りやすい
- 画面だけでなく、手の感覚でも状況の変化を把握しやすい場面が多い
視覚情報だけだと「どこから撃たれているのか分からない」というシーンもありますが、
コントローラーの反応と合わせて見ることで、カバーに入る方向や逃げる方向を決めやすくなるのは協力プレイでもかなりありがたいところです。
協力プレイ向けのおすすめ設定の考え方
PS5版で友だちとワイワイ遊ぶ前に、見やすさと操作しやすさを優先して設定を少し触っておくと、かなり快適になります。
たとえば、こんなポイントを意識すると良いです。
グラフィックまわり
- 画面効果が強すぎて見づらいと感じたら、関連する項目を少し抑えめにする
- 明るさやコントラストを自分の環境に合わせて調整して、敵シルエットが見やすい状態にしておく
コントローラー設定
- 視点感度は標準より少し上げておき、振り向きやすい値に調整
- ADS(構え中)の感度は、通常よりやや低めにして照準を合わせやすくする
- エイムアシスト系の項目がある場合は、基本オンにしておくとパッド操作でも安定しやすいです
オーディオ設定
- 足音・銃声・ARCの効果音など、戦闘に関わる音が埋もれないようにバランスを調整
- VCの音量とゲーム内の音量を、出撃前に一度テストしておく
協力プレイを重視するなら、「映像の派手さ」よりも「敵と味方の位置が分かりやすいかどうか」を優先するとかなり戦いやすくなります。
VCとコミュニケーション環境
PS5版では、
- ゲーム内ボイスチャット
- PSNのパーティーチャット
のどちらも利用できます。
- コンソール同士で遊ぶとき
→ PSNパーティーチャットをメインに使う - PCや別機種のフレンドと遊ぶとき
→ ゲーム内VCを中心にする
といった使い分けがしやすいです。
協力プレイでは、
- どの方向を見ているか
- どの敵と戦うのか
- いつ撤退するのか
といった情報を、短い言葉で共有できるかどうかで体感難易度がかなり変わります。
テキストチャットだけだとどうしても限界があるので、可能であればマイク環境を用意しておくと、PS5版の協力プレイは一気に遊びやすくなります。
PS5で協力プレイを始めるときのまとめ
ざっくりまとめると、PS5版でARC Raiders 協力プレイをやるなら、
- Unreal Engine 5ベースの世界観を、高い没入感で楽しめる
- DualSenseの手応えと合わせて、戦闘中の状況を把握しやすい
- 設定を少し調整しておくだけで、見やすさ・聞きやすさ・操作しやすさがかなり向上する
といった点が大きなメリットです。
あとは、自分とフレンドの遊び方に合わせて、
- 画面の見やすさ
- コントローラーの感度
- VCの音量バランス
あたりを詰めていけば、PS5版でもかなり快適に協力プレイを楽しめるはずです。
クロスプレイ設定と注意点
ARC Raiders 協力プレイは、PC(Steam / Epic)・PS5・Xbox Series X|Sのフルクロスプレイに対応しています。
フレンドがどの機種にいても、一緒にレイドに出られるのが大きな魅力ですね。
クロスプレイの基本仕様
仕組みとしてはシンプルで、
- 全プラットフォーム共通の「Embark ID」でプレイヤーを管理
- クロスプレイをオンにしていれば、機種をまたいでマッチング
- オフにすれば、基本的には同じ機種同士で当たる方向に寄る
という形になっています。
重要なのは、「PSNのフレンド」「Xboxのフレンド」だけでは、別機種の人と組めないことです。
クロスプレイ前提のPTを組むなら、後で出てくるEmbark IDでフレンド登録しておく必要があります。
クロスプレイのオン/オフの考え方
協力プレイ視点で考えると、クロスプレイにはメリットとデメリット両方あります。
クロスプレイをオンにするメリット
- プレイヤー母数が増えるので、マッチングが早く安定しやすい
- PCのフレンドとPS5のフレンドを同じPTに入れられる
- 時間帯を問わず、比較的どのモードも回しやすい
クロスプレイをオフにするメリット
- コンソール同士のマッチになりやすく、操作デバイス差が小さい環境で戦える
- フレームレートや視点操作の条件が近いプレイヤーが多い
- 「PC勢のマウス&キーボードとやり合うのがしんどい」という人には気楽
例えば、PS5版で「60fps上限・パッド操作」で遊んでいるときに、PCの高フレームレート+マウス勢と同じロビーでガチ撃ち合いになると、確かにしんどさはあります。
協力プレイ中心・身内同士で遊ぶなら、
- フレンド全員がPS5/Xbox → クロスプレイオフでOK
- フレンドがPCとコンソールに分かれている → クロスプレイオン必須
こんな感じで切り替えてあげるとストレス少なめです。
クロスプレイ時の注意点
クロスプレイにするときは、以下の点も意識しておくと安全です。
- VCの音量バランス
→ 機種が違うとマイク音量もバラつきやすいので、出撃前に一度テストしておくと安心です。 - ラグ・遅延
→ 地域がばらけるほど回線状況が怪しくなるので、日本+北米+欧州みたいな組み合わせは少し注意。 - チーターリスク
→ 正式な対策は運営側の仕事ですが、PC混在ロビーのほうが体感的に疑わしい挙動に遭遇しやすい、というのはどのゲームでもよくある話です。
勝ち負けより「遊びやすさ」「安心感」を重視するなら、身内の環境に合わせてクロスプレイのオン/オフを使い分けるのがいちばん平和だと思います。
フレンド招待とパーティ結成手順
ARC Raiders 協力プレイで一番つまずきやすいのが、「フレンドどこから招待するの問題」かもしれません。
ここは一度手順を整理しておくと、次からサクッとパーティーを組めるようになります。
Embark IDをチェックする
まず、ゲーム内で使うフレンドIDは「Embark ID」です。
- 形式は「名前#4桁数字」みたいな形(例:Koguma#1234)
- 大文字・小文字や数字まで完全一致していないと検索にヒットしない
自分のEmbark IDは、
- ロビー画面の下側にあるソーシャルボタン
- もしくはプレイボタン横の「+」アイコン
から開けるソーシャル画面で確認できます。
重要なのは、「PSNのオンラインIDそのもの」ではなく、Embarkアカウント側のIDを共有する必要があるという点です。
フレンドを追加する手順
フレンド登録の流れはこんな感じです。
- ロビー画面右下のソーシャルボタンを押す
- フレンドタブを開く
- 右上あたりのAdd Friendボタンを選択
- 相手のEmbark ID(例:RaiderMedic#5678)を入力して送信
- 相手が承認すると、お互いのフレンドリストに登録される
フレンドになっておけば、機種が違っていても同じリストに並びます。
- PS5 ↔ PS5
- PS5 ↔ PC
- Xbox ↔ PC
全部このEmbark IDで管理されるので、一度登録してしまえば機種を意識する必要はほぼなくなるのが嬉しいところです。
パーティーを結成する手順
フレンド追加が終わったら、次はパーティーを組みます。リーダー側の操作はこうです。
- ロビー画面で自分のキャラアイコンの近くにある「+」を選ぶ
- フレンドリストが表示されるので、一緒に遊びたい人を選択
- 招待を送信
- 相手が承諾すると、ロビー画面に合流したキャラが並ぶ
- 最大3人まで揃ったら、リーダーが出撃先を選んでマッチング開始
誰がリーダーかは、出撃ボタンを押せる人でだいたい分かります。
リーダー以外は「準備完了」状態になって、レイドの行き先や出撃タイミングはリーダーに任せる形ですね。
機種が違うフレンドを招待するときのコツ
クロスプレイでちょっと分かりづらいのが、「PS5側からPCフレンドをどうやって見つけるのか」という点です。
基本的にはさっきの手順そのままですが、追加のコツとしては:
- Embark IDをチャットアプリなどで事前に共有しておく
- IDの最後の数字を打ち間違えやすいので、テキストコピーを使う
- 一度フレンドになってしまえば、以降の招待はすごく楽になる
フレンドが増えてきたら、
- 「よく遊ぶメンバー」
- 「VCフレンド」
- 「野良で知り合った人」
など、自分なりにメモしておくとパーティー組みやすくなります。
協力プレイ時の立ち回り攻略
ここからは、実際にARC Raiders 協力プレイをするときの立ち回りを、もう少し細かく掘り下げていきます。
ざっくり分けると、
- レイド前の準備
- レイド序盤(降下〜1拠点目)
- 中盤(マップ横断〜大型交戦)
- 終盤(脱出タイミング)
この4つのフェーズで考えると、動きやすくなります。
レイド前:役割分担と装備の相談
まずはロビーでの準備段階から。
おすすめの役割分担
- 前に出る人(前衛)
→ 盾役・タンク寄り。敵のヘイトを買う担当。 - 中距離でカバーする人(中衛)
→ 物資回収・蘇生・弾薬管理など、パーティーの潤滑油。 - 遠距離や高所から見る人(後衛)
→ スナイプや敵パーティーの早期発見担当。
2人プレイなら、
- A:前衛7割+中衛3割
- B:中衛5割+後衛5割
くらいのイメージで、それぞれ「自分はだいたいこの役回りをやる」と決めておくと動きがスムーズです。
装備の方向性も軽く合わせると◎
- 前衛:ショットガンや高火力AR、スタン系投げ物
- 中衛:安定した中距離AR、回復アイテム多め
- 後衛:マークスマンライフル・スナイパー系+サブ武器
武器の具体名までがっつり固定する必要はありませんが、「誰が何メートルくらいの敵をメインで見るか」だけ決めておくと、戦闘中の迷いが減ります。
序盤:降下直後の動き方
ドロップ直後は、とにかく「初動の事故」を避けたいフェーズです。
- 降下直後にいきなり他パーティーと被ってしまった場合
- 戦う前に、一瞬だけ「やるか、引くか」を会話で決める
- 弾薬や回復が少ない場合は、無理せず別方向へ離脱
- 初動で狙うもの
- 道中の箱・ロッカーから最低限の弾と回復
- 近場のARCの小グループ(ウォーカー数体など)で軽くウォーミングアップ
序盤から無理な撃ち合いをしないだけで、生存率はかなり変わります。
「1チーム撃破した後に別チームがやってきて漁夫られる」というのは、どの脱出シューターでも鉄板の事故パターンなので、序盤は欲張らず、まずは足場固めを意識すると良いですね。
中盤:ルート取りと交戦判断
中盤は、マップの奥へ進みながら、
- 価値の高いスポット(大きなコンテナ群やARCの巣)
- イベント的なポイント
- 中規模のARCグループ
をどう処理していくかの時間帯です。
ここで大事になるのが、
- 撃ち合いをする位置を選ぶ
- 音の管理をする
この2つです。
撃ち合う場所の基準
- カバーが多い場所で戦えるか
→ 車・壁・コンテナなど、頭だけ出せる遮蔽物が多いかどうか - 高低差を取れているか
→ 一方的に下から撃たれる位置は避ける - 退路があるか
→ 逃げる方向を決めずに戦闘を始めない
音の管理
- 無駄撃ちをしない
- 近くに他パーティーがいるかも、という前提で常に足音と銃声に耳を澄ませる
- 特に、脱出ポイントや大型イベントの音はかなり目立つので、「あの音の方角には別チームがいる」前提で動く
協力プレイでは、誰か一人が「耳担当」になると一気に生存率が上がります。
「いま右から銃声した」「後ろで足音2人分くらいした」みたいな報告をしてくれる人がいると、残りのメンバーは撃ち合いに集中しやすくなります。
終盤:撤退タイミングと脱出ポイント
終盤は「欲張りすぎて死ぬか、いい感じに帰るか」が分かれるところです。
協力プレイだと、次の3つはあらかじめ決めておくと楽です。
- 目標金額・目標アイテム
→ 「これくらい稼いだら帰ろう」というざっくりライン - 撤退の条件
→ 弾が◯スタックを切ったら、誰かがダウンしたら、など - 使う脱出ポイントの候補
→ 最短距離のポイント/安全そうなポイントなど
具体的には、
- 所持している高レア戦利品が2〜3枠を超えたあたり
- 弾薬と回復の合計残数が目に見えて減ってきたタイミング
- 周囲の銃声が増えてきたタイミング
このへんで一度「そろそろ帰る?」と口に出して確認しておくと、パーティー内の空気が揃いやすいです。
協力プレイでいちばんやりがちなのは「誰か一人がまだ漁りたいモードで動いていて、気付いたら全体が帰りそびれている」パターンなので、終盤は早め早めの相談がおすすめです。
ダウン時の蘇生方法と注意点
ARC Raiders 協力プレイをやるうえで、ダウン状態と蘇生の仕様はしっかり押さえておきたいポイントです。
ここはかなり細かい要素が詰まっているので、まとめて整理しておきます。
ダウンと死亡の2段階
状態はざっくり2つに分かれます。
- ダウン状態
- 地面に倒れこんで、這いずるような動きになる
- 画面に残り時間のゲージ(いわゆる出血タイマー)が表示される
- この段階では、味方や他プレイヤーに蘇生される可能性がある
- 死亡状態
- 頭上に頭蓋骨アイコンが出て、完全に動けなくなる
- 現状、この状態から復活させる手段は用意されていない
協力プレイで重要なのは、ダウンから死亡までのタイマーが意外と短いことです。
そのため、誰かが倒れたら「戦闘を続けるか、いったん線を引いて蘇生に行くか」の判断を、数秒レベルで決める必要があります。
味方の基本蘇生(長押し蘇生)
パーティーメンバーがダウンしたときは、近づいてインタラクトボタン(長押し)で蘇生できます。
- 蘇生中は大きく隙ができるので、一人が蘇生、もう一人が周囲警戒に分かれると安全
- 蘇生が通れば、体力少量の状態で起き上がる
- 起き上がった直後はかなり脆いので、すぐにカバーに入るか回復を渡す
協力プレイなら、この「誰が蘇生に行くか」を一言で決めるだけでグダグダ感が減ります。
- 「自分が起こすから、右側見てて」
- 「遮蔽物まで引いてから蘇生しよう」
みたいな短い声掛けだけでも、成功率はかなり変わります。
デフィブリレーターでの高速蘇生
もう一段階上の手段として、Defibrillator(デフィブリレーター)があります。
- レア度は青色の医療アイテム
- 通常の長押し蘇生よりもかなり短い時間で蘇生可能
- 自分のチームだけでなく、他のパーティーのプレイヤー(いわゆる敵)も蘇生できる
デフィブは、
- 戦利品としてドロップする
- 無料ロードアウト枠に入っていることがある
- クリニックで一定レベル(例:レベル12付近)に到達すると、コインを払って購入できる
- 設計図を手に入れればクラフトも可能
といった形で手に入ることが多いです。
また、デフィブを使って出会ったレイダーを蘇生すると解除される実績も用意されています。
達成率がかなり低い実績になっているので、野良プレイヤーを起こしてあげる人はまだ少数派と言えそうです。
協力プレイ視点で見ると、デフィブは、
- 高難度帯で味方を素早く立て直す
- 野良の他プレイヤーを起こして、気まずい撃ち合いを避ける
- 好意で助けた相手から、戦利品を分けてもらう
みたいな使い方ができます。
ただし、購入コストも高めなので、常に持ち歩くかどうかはお財布と相談ですね。
包帯でダウン時間を伸ばすテクニック
もう1つ覚えておきたいのが、ダウン中のプレイヤーに包帯を巻くと出血タイマーを伸ばせるという仕様です。
- 包帯での処置は「蘇生」ではない
- ただし、ダウン状態のまま時間を稼ぐことができる
- 何度か包帯を重ねがけすることで、脱出地点まで這っていく時間を引き延ばせる
これを活かすと、
- すぐには安全に起こせないけど、時間を稼ぎたい
- 敵がまだ近くにいるので、完全蘇生すると逆に危ない
という場面で、「一度包帯で延命 → 敵が離れたら安全な位置まで引っ張って蘇生」という動きができます。
協力プレイなら、
- A:周囲警戒・敵の位置を把握
- B:包帯でダウン仲間のタイマーを伸ばす
- C:タイミングを見て本蘇生
こうやって役割を分けて動くと、かなり安定感が出てきます。
オーグメントとダウン耐性
一部のオーグメント(装備の特殊効果)には、ダウン状態での生存力を大きく上げるものがあります。
例えば、
- ダウン中に一定割合まで体力を自動回復する
- 伏せたままじわじわと体力を戻せる
といった効果があるオーグメントを組み合わせると、「ダウン状態で遠距離から這い続けて脱出に成功する」ようなロマンプレイも現実的になります。
協力プレイでこういった装備を一人が積んでおくと、
- ダウン役が自力で時間を稼ぐ
- 残りのメンバーは撤退準備に集中する
みたいな動きが取りやすく、チームとしての選択肢が増えて面白いです。
「倒した相手と仲良くなる」選択肢
少し変わり種ですが、ダウン時の立ち回りとして「心理戦で生き残る」という遊び方もあります。
- ダウン状態で敵に近づかれたときに、ボイスチャットで懇願する
- レアアイテムを置いて「これあげるから起こして」と取引を持ちかける
- 逆に、デフィブを持っていて「起こしたら一緒に向こうを攻めよう」と交渉する
こういうコミュニケーション主体の生存術で、実際に助けてもらえた例も多いです。
協力プレイで野良を含めた交流を楽しみたい人は、こういう「しゃべってなんぼ」の動きも全然アリですね。
協力プレイ向けおすすめビルド
ARC Raidersには職業のようなクラスはありませんが、装備とオーグメントの組み合わせで「ビルド」を作るゲームになっています。
ここでは協力プレイ前提で使いやすい代表的な型をいくつか紹介します。
※武器名や性能はアップデートで変わる可能性があるので、数値はあくまで目安です。最新のバランスは必ずゲーム内表記で確認してください。
オールラウンダー型(なんでも屋)
まずおすすめなのが、オールラウンダー型です。
これは特定の役割に振り切らず、「どの場面でもそこそこ戦える」構成を目指します。
- メイン武器:扱いやすいアサルトライフル系
- 例:中〜長距離を無難にこなせるAR
- サブ武器:近距離用のサブマシンガンやハンドガン
- 投げ物:スタングレネードやスモーク系
- オーグメント:
- スタミナ持ちを良くするもの
- 被弾時に回復やシールド回復が発動するもの
- ダウン時の生存力を上げるもの
この型は、
- フロントにも出られる
- 中距離のカバーもできる
- 一人でもある程度完結して動ける
というのが強みで、野良パーティーでも腐りにくい構成です。
タンク寄り前衛型(前に立つ人)
協力プレイで一人は欲しいのが、タンク寄り前衛型です。
- メイン武器:近距離〜中距離の高威力武器
- 例:ショットガン系や高DPSアサルトライフル
- サブ武器:弾持ちの良い中距離武器
- 投げ物:フラググレネード、フラッシュ系
- オーグメント:
- シールドブレイク後にアドレナリンが出て移動速度が上がる
- 体力自動回復や被ダメージ軽減系
- ダウン中にHP再生が発動するタイプ
このビルドの仕事は、
- 最初に敵のヘイトを受ける
- 視線を集めて、その間に味方に側面を取ってもらう
- ARCの突撃を止めたり、近距離での乱戦をコントロールする
ことです。
重要なのは「死なないラインで前に出る感覚」で、
無理に1人で3人を相手しようとせず、「味方が撃ちやすい角度で敵を引きつける」を意識すると良いですね。
デュオ用「ハンター」型(長距離+観測)
2人プレイで強いのが、長距離火力とスポッターを兼ねたハンター型です。
- メイン武器:マークスマンライフルやスナイパーライフル
- サブ武器:近距離用サブマシンガン
- 投げ物:スモーク、スロウ系
- オーグメント:
- エイム中の安定性を高めるもの
- 索敵や情報取得に寄与するもの(足音を聞きやすくするオーディオ設定との相性も良し)
この型は、
- 高所や建物の屋上から敵プレイヤーの位置を特定する
- 遠距離から削りを入れて、前衛が詰める起点を作る
- 「あの岩陰に2人」「右奥にもう1パーティーいる」など、情報を出し続ける
という動きが強いです。
デュオなら、相方が前衛寄りのビルドを組んで、このハンターが後ろから射線と情報を提供する形がかなり安定します。
PvE寄り「マシンブレイカー」型
ARCとの戦闘をメインに考えるなら、対機械特化型も面白いです。
- メイン武器:ARCに強い専用武器(装甲貫通力が高いもの)
- サブ武器:人間相手にもそこそこ戦えるARまたはSMG
- 投げ物:ARCに有効な爆発物
- オーグメント:
- 機械へのダメージを上げる系
- 爆発ダメージ強化系
- 命中時のスタンや状態異常を付与するもの
このビルドが一人いると、
- ARCの大群処理が早くなる
- 人間相手は他メンバーに任せて、自分は機械を止める役に集中できる
といった分業がしやすくなります。
トライアルや高難度イベントで本領発揮するタイプですね。
野良とフレンド協力プレイ比較
最後に、「野良での協力プレイ」と「フレンドと組む協力プレイ」の違いも整理しておきます。
どちらにも良さがあるので、その日の気分や目的で使い分けるのがおすすめです。
野良協力プレイのメリット
野良マッチの良いところ
- いつでもすぐに遊べる
→ フレンドのイン状況に関係なく、思い立ったときにレイドへ行ける - いろいろなプレイスタイルに触れられる
→ 人によって立ち回りが全然違うので、動き方の勉強になる - たまたま気が合う人と出会える
→ 一緒に生還できた人とフレンドになる、みたいな出会いがある
特に、ダウンした自分をわざわざ助けに来てくれた野良プレイヤーには、自然と好感度が上がりますよね。
デフィブを抱えてあちこちで人を蘇生して回る、いわゆる「野良メディック」的な遊び方をしている人もいて、助けられる側からすると本当にありがたい存在です。
野良協力プレイのデメリット
一方で、野良マッチにはこんな難しさもあります。
- コミュニケーション不足
→ VCを使う人が少なく、ピンだけでは意図が伝わりにくい - 行動方針が合わない
→ まだ漁りたい人と、すぐに帰りたい人が混ざると噛み合わない - 信頼関係がない
→ ダウンしたとき、「自分を助けに来てくれるかどうか」が読めない
特に脱出前後で、
- 「まだ漁るのか、帰るのか」が決まらないまま時間が過ぎる
- どちらか一人だけが先に帰ってしまう
みたいなことも起こりがちです。
野良では「最悪自分一人でも戻る」くらいの気持ちで、自分の命は自分でも守る」くらいがちょうどいいかもしれません。
フレンド協力プレイのメリット
フレンドと組んでの協力プレイは、やっぱり別物の楽しさがあります。
- VCでガッツリ話しながら遊べる
- 役割分担やビルドの相談がしやすい
- 脱出タイミングやルート取りも、さっと合意を取れる
特に、「誰かがダウンしたときの動き」がフレンドPTだと全然違います。
- すぐに「どこで倒れた?」「何人いる?」と聞ける
- 誰がカバーに回って、誰が蘇生に行くかが即決できる
- 失敗して全滅しても、「今のはこうしたほうがよかったね」と次につなげやすい
また、フレンドと遊んでいると、
- メディック役に徹してひたすらデフィブで人を起こす
- PvPは最低限にして、ひたすら救助プレイを楽しむ
みたいな、ちょっと変わった遊び方でも笑い話にできるのが良いところですね。
フレンド協力プレイのデメリット(あえて挙げるなら)
あえて難点を挙げるなら、
- イン時間が合わないと遊びにくい
- 実力差が大きいと、お互いに気を遣うこともある
- 負けが込みすぎると、空気が重くなりやすい
といったところです。
ここを軽くするコツとしては、
- 「今日は稼ぐ日」「今日はネタに走る日」みたいに目的を最初に決めておく
- ガチムーブ用の固定メンバーと、エンジョイ用のフレンドを分けておく
- 全滅しても笑えるくらいの難度帯で遊ぶ時間をちゃんと用意しておく
あたりがいいかなと思います。
どちらをメインにするかのおすすめ
最後に、ざっくりしたおすすめとしてはこんな感じです。
- 一人で感覚つかみたい
→ ソロ or 野良多め - 本気で装備を整えていきたい
→ フレンドとの固定PT多め - 人間関係込みでワチャワチャ楽しみたい
→ VCありのフレンド協力プレイ中心
【ARC Raiders 協力プレイ】の総括
・ARC Raiders協力プレイは最大三人で挑むPvPvE脱出シューターである
・レイドごとに戦利品を持ち帰り装備や拠点を成長させていくゲームである
・戦利品は拾った本人のみ所有でき脱出成功で初めて倉庫入りとなる仕様である
・ソロデュオトリオの三構成があり人数ごとの立ち回りが大きく変化するゲームである
・ロビーにはスクワッドが同居しARCと他プレイヤーが入り乱れる緊張感が魅力である
・マッチングはパーティ人数を優先しソロとスクワッドが極力分けられる設計である
・協力プレイでは役割分担と事前相談で安定度と生還率を大きく高められる
・PS5版はUnrealEngine5表現とDualSenseで没入感を得られる
・クロスプレイ対応によりPS5PCXbox間で一緒にレイドへ出撃できる環境である
・Embark IDでフレンド登録し最大三人までのパーティを結成してレイドに挑める
・ダウン状態からの蘇生やデフィブ活用で協力プレイならではのドラマが生まれる
・包帯やオーグメントを活用するとダウン中の生存時間を伸ばし撤退猶予を稼げる
・協力プレイ向けビルドを組むことで役割が明確になりチーム全体の火力が底上げされる
・野良協力プレイは気軽さと偶然の出会いが魅力だが意思疎通面の不安もある
・フレンド協力プレイはVC前提で連携しやすく安定して高難度コンテンツを狙える
