タルコフのトランジットって、便利そうだけど実際どこで使うのか、どう触れば安全なのか、いまいちイメージが湧きにくいですよね。
特に多いのが、脱出のつもりで操作してしまい他の脱出が使えなくなった、開始直後に反応せず焦った、転送がよく分からないまま連戦して消耗した…といったつまずきです。
この記事では、トランジットと脱出の違いから始めて、開始1分の制限、基本操作の流れ、できない時の切り分け、よくある不安点まで順番に整理します。
さらに、アイテム転送の仕組みやFence友好度による枠の目安、カスタムを中心とした移動先の考え方もまとめているので、初めて使う人でも迷いにくいはずです。
なんとなく怖い機能から、状況に応じて使い分けできる選択肢へ。
タルコフトランジットを無理なく使いこなしたい人は、ここから一緒に確認していきましょう。
・タルコフのトランジットと脱出の違い
・開始1分制限を含む主要仕様
・誤操作を避ける基本のやり方
・転送やカスタム活用の考え方
タルコフ トランジットの基本と仕様
・トランジットと脱出とどう違う?
・トランジットの仕様まとめ
・トランジットの基本のやり方3手順!
・開始1分は使えない
・トランジットができない原因
・よくあるバグと対策
タルコフ トランジットの基本と仕様
トランジットと脱出とどう違う?
タルコフのトランジットは、レイド中にそのまま別マップへ移動できる仕組みです。
いわゆる脱出とゴールの意味が違うので、ここを押さえるだけで理解が一気に楽になります。
ざっくり整理すると、
- 脱出:レイドを終えて拠点へ戻る
- トランジット:レイドを区切らず次マップへつなぐ
という感覚ですね。
トランジットは帰還ではなく移動です。
だから連戦の流れの中で使うことになり、体力・水分・エネルギーの管理がいつもより重くなります。
イメージしやすく小さく比較します。
| 観点 | 脱出 | トランジット |
|---|---|---|
| レイドの区切り | ここで完全終了 | 次マップへ継続 |
| 目的 | 生還して戦利品/進行を確定 | 連戦ルートを作る |
| 事故の型 | 脱出地点までの危険 | 待機中の襲撃/誤操作 |
| リカバリー | 次レイドで仕切り直し | 連戦プランごと崩れやすい |
初心者さんが混乱しやすいポイントとして、
トランジット地点が通常の脱出地点と近かったり重なったりするケースがあること。
「脱出のつもりで触ったらトランジットだった」は本当に起きがちです。
最初の頃は、
- 今日は脱出で終える
- 今日はトランジットでつなぐ
この2つを自分の中で分けて動くだけでも、ミスがかなり減ると思います。
トランジットの仕様まとめ
ここは「結局どういうルールなの?」を一気に整理します。
細かな条件はアップデートで変わる可能性があるので、数値や条件はあくまで一般的な目安として受け取ってください。
主な仕様の要点はこんな感じです。
- 通常の脱出とは別枠の移動手段
- マップごとに移動先が決まっている
- レイド開始から最初の1分は利用できない
- 判定エリアで操作するとカウントが進行
- トランジット移動は最終的に1レイド扱い
- PMC/Scavどちらでも利用可能
- ただしアイテム輸送はPMCのみ
そして事故の元になりやすいクセがこれ。
トランジット地点で輸送画面に入った時点で、他の脱出や別トランジットが使えなくなる挙動が基本です。
「様子見で開く」「間違えたから別の脱出へ」は成立しにくいと思っておくのが安全。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
仕様系はこれがいちばん確実です。
トランジットの基本のやり方3手順!
流れ自体はシンプルですが、焦ると誤操作しやすいので丁寧にいきます。
- 脱出リストでトランジット先を確認
Oキー2回で、そのレイドで利用できるトランジットが表示されます。 - トランジット地点へ移動
判定エリアに入ると画面中央にINTERACTが出ます。 - Fキー長押しで確定し、エリア内で待機
Deliveryで確定、または画面を閉じるとカウントが始まるタイプです。
カウントが0になるまで範囲内にいるのが基本。
この時の注意点。
- カウントは判定エリア内にいる間だけ進む
- 外に出ると時間がリセットされることがある
ただしここで勘違いしやすいのが、
「リセットできるなら脱出へ切り替えられるのでは?」という発想。
実際は、一度触った後は他の脱出が使えない状況になりやすいので、
リセット=安全撤退ではないと考えておくのが無難です。
初心者さん向けの運用コツはこの3つ。
- 操作前に周囲の安全確認
- 漁り直前ではなく移動直前に操作
- 体力・水分に余裕がある時だけ使う
この意識だけで事故率が体感かなり下がります。
開始1分は使えない
これは地味だけど重要な仕様です。
レイド開始から最初の1分はトランジットが利用不可。
なので「最速で走り込んだけど反応しない」のは、単純にこの制限の可能性が高いです。
対策としては、
- 1分経つまで焦らない
- 音を取る
- 周辺の安全確認を先に済ませる
この時間を準備時間として使うのが一番スマートだと思います。
またイベントなどで条件が変動した時期があったという話もあるので、
時間条件は将来的に変わる可能性がある前提で覚えておくと安心です。
トランジットができない原因
「できない」と感じる理由は、仕様の見落としと操作ミスがほとんどです。
まずはここを順番にチェック。
- 開始1分制限に引っかかっていないか
- 脱出リストに目的のトランジットが表示されているか
- 判定エリアの位置を勘違いしていないか
- 操作後に範囲外へ出てカウントをリセットしていないか
- そもそもそのマップの移動先を取り違えていないか
初心者さんが特にやりがちなのは、
- 通常脱出のつもりでトランジットを触る
- トランジットの手前で通常脱出だと思い込む
という出口の重なり/近接による取り違え。
なので、
- 画面表示
- 脱出リストの文言
この2つをセットで見る癖が大事です。
よくあるバグと対策
ここは断定しすぎない形でまとめます。
環境やパッチで揺れる可能性があるので、現象の切り分けの目安として使ってください。
アイテム転送が届かない/遅い
トランジットで送ったアイテムは、BTRドライバーのメッセージで届く扱いです。
到着はおおむね1時間前後が目安と言われています。
なので、
- すぐ届かない=即バグ
とは限りません。
対応の優先順位はこんな感じ。
- メッセンジャーの受信を確認
- ある程度時間を置く
- 受け取り期限がある前提で早めに回収
期限付きの可能性があるため、放置しすぎには注意です。
ルーブルが反応しない
支払い絡みの挙動が不安定に見えるケースがあります。
試す価値がある工夫は、
- 指定額をポケットなど取り出しやすい場所へ
- スタックや収納位置を整理
- 余裕を持った額を携帯
こうした操作面の整理で通ることがあります。
Scav側のマッチングが長い
Scavでのトランジットに関して、
状況によってマッチが長引くように感じるケースがあるようです。
ストレスを減らすなら、
- トランジット検証はPMC中心
- Scavは通常脱出寄りの運用
と使い分けるのが無難かなと思います。
タルコフ トランジット活用術
・アイテム転送の仕組み
・メリットと注意点!
・カスタムのトランジット場所
・主要マップ別の移動先
・トランジットはScavでも使える?
・誤操作を防ぐコツ!
タルコフ トランジット活用術
アイテム転送の仕組み
トランジットの魅力って、マップをつなげられることも大きいんですが、個人的にはアイテム転送の安全性がかなり強いと思っています。
レイド中に次のマップへ移る前に、必要なアイテムを「送っておく」ことで、連戦中の事故を減らせるんですよね。
基本の流れはざっくりこうです。
- トランジットポイントの判定エリアへ入る
- INTERACT表示を確認
- Fキー長押しで輸送画面
- 送りたいアイテムを入れる
- Deliveryで確定(または画面を閉じる)
- カウントが進み、次マップへ
送ったアイテムは後でメッセージで受け取る形になります。
ここで大事なのは、アイテム転送ができるのはPMCのみという点。
Scavで同じ感覚でやろうとしても転送はできないので、混乱しやすいところです。
転送枠には広さの段階があり、Fence友好度(いわゆるScavカルマ)に応じて変わるタイプです。
枠の目安は以下。
| Fence友好度の目安 | 転送枠の目安 |
|---|---|
| -0.99〜0.99 | 3×4 |
| 1〜2.99 | 4×4 |
| 3〜4.99 | 4×5 |
| 5以上 | 5×5 |
このサイズ感、意外と体感が大事で、
3×4でも「タスクやハイドアウトの必須品」を守るには十分な場面が多いです。
逆に欲張って転送枠いっぱいに詰めると操作ミスの元にもなるので、
最初は「本当に必要な物だけ送る」くらいが安定します。
もうひとつ注意。
- 受け取りには期限が設定されることがある
なので、転送したらメッセージ側の確認は早めがおすすめです。
メリットと注意点!
トランジットは使いこなせると本当に便利です。
でもクセが強いので、メリットと注意点をセットで押さえたほうが絶対に安全。
メリット
まずは良いところ。
- 拠点に戻らず連戦できる
- 連続ルートを組んでタスクや探索を効率化できる
- 重要アイテムを転送で保険的に守れる
- フェンス友好度が高いほど転送枠が増え、運用が楽になる
特にタスク系のアイテムって、拾った後の帰り道が一番危ないじゃないですか。
そこで転送が噛み合うと、
「拾ったけど帰るまでが地獄」問題をかなり軽くできます。
注意点
ここが事故の多い部分です。
- 輸送画面に入った時点で、他の脱出や他トランジットが使えなくなる挙動が基本
- カウント中は判定エリアを出ないほうがいい
- 体力・水分・エネルギー管理が連戦前提になる
- 通常脱出とトランジットが近い位置にある場合がある
特に一番の罠がこれですね。
脱出のつもりでF長押し → その後ほかの脱出が使えず詰む
これを防ぐだけで、トランジットの印象がかなり変わると思います。
なお、時間条件や細かい挙動は更新で変わる可能性があります。
本文の数値や条件はあくまで一般的な目安として参考にしてください。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
カスタムのトランジット場所
カスタムはトランジットの学習に向いているマップのひとつです。
移動先が複数あって「次どこに繋がるか」を把握しやすいんですよね。
カスタムからは基本的に、
- RESERVE
- INTERCHANGE
- FACTORY
- SHORELINE
の方向へ繋がる形になります。
場所の目印は、ざっくり覚えるだけでも迷いにくいです。
- RESERVE方向
Military Base CP周辺のイメージに近い位置関係 - INTERCHANGE方向
Trailer Park近くの交差点周辺 - FACTORY方向
Old Gas Station近くの門や導線 - SHORELINE方向
Sniper Roadblock奥のバス周辺
細かい座標を丸暗記するより、
既存の脱出名やランドマークとセットで覚えるのが実戦的だと思います。
カスタムでありがちなのが、
- 交戦が起きやすい導線上にトランジットがある
- しかも操作確定後にルート切り替えがしにくい
という構造。
なので、私はカスタムでトランジットする時は、
- 先に周囲を静かに掃除
- 音が多い時間帯は無理しない
- 「漁り終わってから」ではなく「移動が決まってから」触る
この順に寄せることが多いです。
主要マップ別の移動先
トランジットを実戦で使うなら、
「今いるマップからどこへ繋がるか」を頭に入れておくと迷いません。
ここでは代表的な繋がりを、用途がイメージできる形でまとめます。
| 現在のマップ | 主な移動先の例 |
|---|---|
| CUSTOMS | RESERVE / INTERCHANGE / FACTORY / SHORELINE |
| FACTORY | THE LAB / WOODS / CUSTOMS |
| WOODS | RESERVE / FACTORY / LIGHTHOUSE |
| SHORELINE | LIGHTHOUSE(条件次第で特殊ルート系) |
| INTERCHANGE | STREETS OF TARKOV / CUSTOMS |
| RESERVE | LIGHTHOUSE / CUSTOMS / WOODS |
| LIGHTHOUSE | RESERVE / SHORELINE / WOODS |
| STREETS OF TARKOV | INTERCHANGE / GROUND ZERO / THE LAB |
| GROUND ZERO | STREETS OF TARKOV |
この中で特に注意したいのがLAB絡み。
- FACTORY → THE LAB
- STREETS OF TARKOV → THE LAB
などのルートでは、アクセスキーが必要になる場合があります。
あと、マップごとに
- トランジットが既存脱出と近接
- 進入順路がわかりにくい
みたいなクセがあるので、
初めて使うマップは「つなぐ前提」で行くより、
- まずは普通に脱出しながら地形と導線を覚える
- 次にトランジットを試す
みたいに段階を分けると安定します。
トランジットはScavでも使える?
結論から言うと、
- トランジット自体はPMC/Scavどちらでも可能
- アイテム転送はPMCのみ
この2点セットで覚えるのが一番ミスが少ないです。
Scavでのトランジットって、
「連戦で拾いを伸ばす」みたいな運用ができるのが面白いところ。
ただし体感として、
- 状況によってマッチングが長く感じる
- 連戦しているうちに装備や回復事情が厳しくなる
みたいな場面が出やすいんですよね。
なので、私のおすすめの使い分けはこう。
- 転送で守りたい物がある
→ PMCでトランジット - 連戦の体験やルート確認をしたい
→ Scavで軽く試す
無理にScavトランジットを主軸にしないほうが、
ストレスが少なくて続けやすいかなと思います。
誤操作を防ぐコツ!
トランジットで一番怖いのは、戦闘よりも誤操作です。
特に“脱出のつもりで触ったら戻れない”系の事故。
これを減らすコツを、実戦向けにまとめます。
1) Oキー2回の確認を習慣にする
トランジットに向かう前に、
- 今レイドで何が表示されているか
- どの文言がトランジットなのか
これを先に把握しておくと、
現地で迷わなくなります。
2) 触るのは移動が確定してから
私はこれを強く推したいです。
- 漁り途中
- 交戦直後
- まだ気持ちが揺れている状態
このタイミングで触ると事故りやすい。
次に行くマップを決めてから触る。
これだけで成功率が上がります。
3) トランジット地点周辺の掃除
当たり前だけど大事。
- 近くの角
- 伏せやすい窪み
- 視線が通りやすい導線
このあたりを軽く見てから操作するだけで、
待機中の即死リスクがだいぶ下がります。
4) 体力・水分・エネルギーの余裕
連戦前提なので、
- 余裕がない時は無理しない
これも大事です。
特に水分とエネルギーは、
1レイドなら誤魔化せても、2〜3マップ続くと急に響くんですよね。
トランジットは、
「慣れるまで怖いけど、慣れると便利」タイプのシステムです。
- 仕様のクセ
- 誤操作の罠
- 転送の使いどころ
この3つをゆっくり押さえていけば、
ただの特殊機能じゃなくて、
ちゃんと戦術として使える選択肢になってくると思います。
【タルコフ トランジット】の総括
・トランジットは脱出と異なりレイドを切らず次マップへ移動する仕組みだ
・レイド開始から最初の1分はトランジットが反応しない時間制限仕様だ
・INTERACT表示でF長押しし輸送画面を開く操作が基本手順となる
・Delivery確定後はカウントが進み範囲内待機で移動が成立する
・輸送画面に入ると他の脱出や別トランジットが使えなくなりやすい
・カウント中に判定エリア外へ出ると時間が30秒へ戻ることがある
・トランジットは最終的に1レイド扱いで連戦ルート構築に向く機能だ
・PMCとScavの両方で利用できるがアイテム転送はPMC限定仕様だ
・転送アイテムはBTRドライバーのメッセージで後から受け取る形式だ
・アイテム到着は約1時間前後が目安で状況次第で遅延する場合もある
・Fence友好度により転送枠が3×4から5×5まで段階的に拡張される
・カスタムはリザーブ等へ繋がる複数トランジットがあり練習に向く
・LABへ繋がるトランジットではアクセスキー1枚が必要になる場合がある
・誤操作防止にはOキーで表示確認し移動先を決めてから触るべきだ
・体力水分エネルギーは維持されやすく連戦ほど消耗管理が非常に重要だ
・仕様変更もあり得るため最終確認は公式情報を優先して判断すべきだ
・タルコフ設定で軽くする最適化戦略:激戦に勝つためのおすすめ設定
・タルコフ スタッシュを救うケース導入最強ガイド優先度SSの3選を徹底解説
・タルコフ カルマ値を爆速で上げる方法!SCAV金策が変わる
・タルコフ ロストしない!ポーチ(セキュアコンテナ)に入れるべき神アイテム5選と裏技
・タルコフ グラボ(Graphics card)を効率良く集める全知識!稼ぎ方と使い道【5つの戦略】
・タルコフ ライトキーパーの全サービス!解放手順とMIA回避術
・タルコフ ヘッドセット最強はどれ?全14種を比較し最強モデルを決定!
・タルコフ ヘルメットの選び方!コスパ最強カスタムと5つの重要項目
・タルコフ FPS(フレームレート)の表示方法と低FPSを改善する7つの設定
・【FPS向上】タルコフ グラフィック設定!プロも使う最適化の5大秘訣
・タルコフボス全15体の沸き場所と強さランキングを徹底解説!
・タルコフでスカブ(SCAV)とは?知っておくべきAI戦闘の4大特性と撃ち方!
・【脱初心者】タルコフ キラ100体討伐への最短ルートと最効率周回法
・タルコフ フリマの評価を最速で1.00上げる!売れ残りキャンセル回避の鉄則
