はじめてロブロックスに触れるとき、遊び方だけでなく安全面や課金も気になって、どこから手をつければいいのか迷ってしまいますよね。特に子どもに遊ばせたい保護者の方は、ロブロックスの始め方を知りたい一方で、本当に安全に遊ばせられるのかが大きな不安だと思います。
この記事では、ロブロックスとはどんなサービスなのかという基本から、PCやスマホでの具体的な始め方、アカウント作成時の注意点、親子で使いやすい安全設定や課金のコントロール方法までを一つずつ丁寧に整理していきます。
執筆者こぐま自身もゲーム好きな保護者の立場を意識しながら、専門用語をできるだけかみくだいて解説しているので、ロブロックスの始め方を一から確認したい方でも読み進めやすい内容になっています。親子で安心して遊ぶための土台を、一緒に整えていきましょう。
・ロブロックスの仕組みと対応端末ごとの基本的な始め方が分かる
・PC版とスマホ版でのアカウント作成とログイン手順を具体的に理解できる
・子どものアカウントと保護者設定で安全に遊ばせるためのポイントを押さえられる
・無料でできることと課金要素の違いを知り無理のない遊び方をイメージできる
ロブロックスの始め方 完全ロードマップ
・ロブロックスとは 何ができるゲーム?
・PC版ロブロックスの始め方
・スマホでロブロックスを始める手順
・Switchで遊べるかと対応状況
・アカウント作成と新規登録の流れ
・無料でプレイできる範囲と課金
ロブロックスとは 何ができるゲーム?
ロブロックスは、いわゆる1本のゲームではなく、世界中のユーザーが作った何千万ものゲームやワールドを遊べる、巨大なオンラインプラットフォームです。公式の呼び方では、個々のゲームを「体験(エクスペリエンス)」と呼びます。
ざっくりいうと、
- マイクラのようなサンドボックス
- フォートナイトのような対戦・アクション
- どうぶつの森みたいなスローライフ
- 脱出ゲーム・ホラー・アスレチック・シミュレーター など
こういったジャンルが全部ひとまとめになっていて、1つのアカウントでいろいろな体験を行き来しながら遊べる「テーマパーク」的な存在ですね。
主な特徴を整理すると、こんな感じです。
ゲームを遊ぶ側
- 世界中のプレイヤーが作った体験に、ボタン一つで参加できる
- 友だちと同じサーバーで遊べる(プラットフォームが違っても一緒に遊べるタイトルが多い)
- アバターの見た目や服装をかなり細かく変えられる
- 体験ごとにルール・操作が違うので、飽きにくい
ゲームを作る側
- 「Roblox Studio」という開発ツールを使って、自分でゲームを作れる
- プログラミングにはLua系のスクリプトを使う
- 自分の作ったゲームに人が遊びに来て、条件を満たせば収益化もできる
ユーザー数もかなり多くて、2025年ごろのデータでは1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)がおよそ9,000万〜1億人弱という、とても大きな規模になっています。そのうち約4割が13歳未満ともされていて、子どもユーザーが非常に多いプラットフォームです。
その分、チャットやボイスチャット・課金などに関する安全対策やルールも整えられていて、年齢に応じた機能制限や保護者向け管理画面も用意されています。
PC版ロブロックスの始め方
まずは、パソコン(Windows / Mac)での始め方です。
PC版は画面が見やすく操作もしやすいので、最初に触るならPCがおすすめです。
1. 対応PCかどうかざっくり確認する
公式の最低条件は細かくありますが、まずはざっくりこのあたりをチェックしておくと安心です。
Windowsの目安
- OS:Windows 10 / 11(64bit推奨)
- CPU:1.6GHz以上の比較的新しめのCPU
- メモリ:最低1〜2GB以上(4GB以上あるとかなり安心)
- グラフィック:DirectX 10(またはそれ以上)に対応したGPU
- ネット回線:数Mbps以上の常時接続回線
Macの目安
- OS:macOS High Sierra(10.13)以降
- 対応ブラウザ:Chrome / Firefox / Safari など
あくまで一般的な目安なので、古いPCだと重い体験もあります。心配なら、まずは1つ軽めのゲームを起動して動作を確認するのがおすすめです。
2. アカウントを作る/ログインする
- ロブロックスの公式サイトを開く
- 「新規登録」から
- 誕生日
- ユーザーネーム
- パスワード
- 性別(任意)
を入力してアカウントを作成
- すでにアカウントを持っている場合は、そのままログイン
誕生日は必ず本当の生年月日を入れることが重要です。
年齢によって利用できる機能(チャット・年齢制限付きコンテンツなど)が変わるため、誤った誕生日を入れると、後から年齢変更の際に保護者の本人確認が必要になったりします。
ユーザーネームの主なルール(2025年時点の仕様の一例)
- 3〜20文字
- 使えるのは英数字とアンダースコア(_)のみ
- アンダースコアは1個まで、先頭と末尾には置けない
- 他の人と同じ名前は使えない
- 実名や個人情報を含めないことが強く推奨されている
あとで変更もできますが、変更にはコストがかかったり制限があるので、最初から長く使えそうな名前にしておくと楽です。
3. プレイヤー用アプリ(Roblox Player)をインストールする
PCからロブロックスのゲームを遊ぶには、専用のプレイヤーアプリを入れる必要があります。
- ログインした状態で、遊びたいゲームのページを開く
- 「プレイ」ボタンを押す
- 初回起動時は、ランチャー(例:RobloxPlayerInstaller.exe)がダウンロードされる
- ダブルクリックしてインストールを完了させる
- 再度ゲームページの「プレイ」を押すと、プレイヤーアプリが起動しゲームに入れる
この手順はサイトのデザイン変更で多少変わる可能性がありますが、「ゲームを押したらランチャーが落ちてきて、それを入れる」と覚えておけばOKです。
4. PC版の基本操作
キーボードとマウスを使うゲームが多く、代表的な操作はこんな感じです。
- W / A / S / D:前後左右に移動
- スペース:ジャンプ
- Shift:走る(ダッシュ)対応のゲームのみ
- マウス移動:視点変更
- Esc:メニューを開く
- /:チャット欄を開く
ゲームごとに独自のキー設定がある場合もあります。わからなければ、
- そのゲームの説明文
- 画面内のチュートリアル
- 設定メニューの「Controls」など
を一度チェックすると迷いにくいです。
5. よくあるトラブルと対処
ゲームが起動しない/エラーコード280が出る
- ロブロックス本体のバージョンが古い場合に出やすいエラーです
- プレイヤーアプリを一度アンインストールし、公式サイトから再インストール
- OSの日時が大きくズレているとエラーになることもあるので、PCの日時・タイムゾーンを正しく設定し直す
ブラウザからゲームに入れない
- Edge / Chrome / Firefox のいずれか最新のものを利用する
- ブラウザのキャッシュ・Cookieを削除してから再ログインする
- セキュリティソフトや拡張機能がブロックしていないか確認
これらを試してもダメな場合は、公式サポートへの問い合わせも検討してください。
スマホでロブロックスを始める手順
「まずはスマホでちょっと触ってみたい」という人も多いと思うので、次はスマホ版です。
ロブロックスはモバイルユーザーが特に多く、スマホだけでずっと遊んでいる人もかなりいます。
1. 対応OSの目安
iPhone / iPad
- iOS 13 / iPadOS 13 以上
- iPhone 6s / iPad Air 2 以降の端末が目安
- それより古い機種だと、重いゲームでカクつきやすい
Android
- Android 8.0 以上
- OpenGL ES 3.0 以上に対応している端末
かなり古い端末だと動作が不安定になりやすいので、できれば3〜4年以内の端末のほうが安心です。
2. アプリのインストール
- iPhone・iPadならApp Store、AndroidならPlayストアを開く
- 「Roblox」と検索
- 提供元が公式のアプリを選び、インストール
- インストールが終わったらアプリを開く
アプリの容量自体はそこまで大きくありませんが、個々のゲームのデータを後からダウンロードするので、ストレージにある程度の空きがある状態で始めるのがおすすめです。
3. アカウント作成 or ログイン
アプリを初めて開くと、
- 新しくアカウントを作成
- 既存アカウントでログイン
のどちらかを選ぶ画面が出ます。
新規作成する場合は、
- 誕生日
- ユーザーネーム
- パスワード
を入力する点はPC版と同じです。
スマホから登録しても、PCや他の端末と同じアカウントで共有できるので、「まずスマホでアカウントを作って、あとでPCでもログイン」ができます。
4. スマホ版の基本操作
ゲームによって差はありますが、だいたい次のようなパターンです。
- 左側に仮想スティック:移動
- 右側にジャンプやスキルボタン:アクション
- 画面スワイプ:視点変更
- 画面上のチャットボタン:チャットを開く
アクションゲーム系だと、端末のスペックと回線速度がかなり重要です。
カクつきが気になる場合は、
- Wi-Fi接続にする
- 裏で動いているアプリを切る
- 端末を再起動してメモリを空ける
なども試してみてください。
5. データ通信量の注意
ロブロックスはテキストチャット中心で超重い映像ではないものの、長時間プレイすると通信量はそれなりに増えます。
特に外出先でモバイル回線だけで遊ぶとパケット上限に近づきやすいので、
- 基本は自宅のWi-Fiで遊ぶ
- 外ではプレイ時間を短めにする
- 子どもの端末には、通信量の上限アラートを設定しておく
といった工夫をしておくと安心です。
6. スマホ版での安全対策の入口
保護者向けの管理機能(ペアレンタルコントロール)は、スマホアプリ側からも設定画面に入れます。
- 画面右下の「その他」→「設定」
- 「ペアレンタルコントロール」から
- コンテンツの年齢レベル
- フレンド・チャットの制限
- 課金の上限や通知
などを管理できます。詳細は、後半の子ども向けパートで改めて整理する想定です。
Switchで遊べるかと対応状況
「Switchで遊べないの?」という質問はとても多いです。結論からいうと、現時点ではNintendo Switch向けの公式アプリは提供されていません。
1. 公式に対応している主なプラットフォーム
2025年時点で、ロブロックスが公式に展開されている主なプラットフォームは次のとおりです。
- PC / Mac
- Windows
- macOS
- モバイル・タブレット
- iOS / iPadOS
- Android
- コンソール
- Xbox One
- Xbox Series X|S
- PlayStation 4
- PlayStation 5
- VR
- Meta Quest 2 / 3 / Pro などの対応機種
これらの間では、多くの体験でクロスプレイが可能です。
たとえば 「PCの友だち+スマホ+PlayStation」で同じゲームに入るといった遊び方もできます。
2. Nintendo Switchはどうなっている?
現状、次のように考えておくと分かりやすいです。
- Nintendo Switch向けの公式ロブロックスアプリは配信されていない
- ニンテンドーeショップで「Roblox」と検索しても、公式アプリは見つからない
- 「ブラウザ経由で無理やり遊ぶ」ような方法は、動作や安全面が保証された遊び方ではない
また、本体を改造したり、非公式な方法で別OSを入れて遊ぶやり方も話題になりがちですが、
- 動作保証が一切ない
- 規約違反・保証対象外になるリスクが高い
- アカウント停止や端末トラブルの原因になるおそれがある
といったリスクが大きいので、避けたほうが安全です。
3. 「Switchがないとダメ?」への答え
「友だちがSwitchを持っているから、うちもSwitch版でロブロックスを…」と考えがちですが、ロブロックスに関してはSwitch以外のデバイスを使うのが標準的な遊び方です。
たとえば:
- すでに家にあるPCやノートPC
- 家族のスマホやタブレット(時間を決めて遊ばせる)
- XboxやPlayStationなどのコンソール
こういった端末でも十分に楽しめます。
将来、Nintendoハード向けに何かしらの対応が出る可能性はありますが、現時点では「Switchには公式アプリがない」という前提で考えておくほうが現実的です。仕様や対応状況は変わることがあるので、ときどき情報を見直してあげると安心です。
アカウント作成と新規登録の流れ
ここでは、PCでもスマホでも共通するアカウント作成〜新規登録の基本的な流れを、子ども・大人両方のケースを意識しながらまとめます。
1. 基本の登録ステップ
- ロブロックスのアプリ or 公式サイトを開く
- 「新規登録」画面で次を入力
- 誕生日
- ユーザーネーム
- パスワード
- 性別(任意)
- 利用規約・プライバシーポリシーに同意して登録
誕生日の入力がとても重要です。
年齢情報は、
- 利用できる機能(チャット、ボイスチャット、年齢制限コンテンツなど)
- 表示されるゲームの対象年齢
- 一部の保護者向け機能の設定範囲
などにそのまま関わります。誤った誕生日を入力してしまうと、あとから修正する際に本人確認が必要になったり、手続きが複雑になることもあるので注意してください。
2. ユーザーネームを決めるときのコツ
ユーザーネームにはいくつか基本的な決まりがあります。
- 3〜20文字の長さであること
- 使える文字は英字・数字・アンダースコアなど限られた文字だけであること
- すでに他の人が使っている名前は登録できないこと
- 不適切な単語(暴力・差別・卑語など)が含まれる名前は弾かれること
- 本名や電話番号、住所などの個人情報は入れないことが強く推奨されていること
また、ユーザーネームにアンダースコアを使う場合は、先頭や末尾の位置には置けないといった制限もあります。
細かい禁止パターンはシステム側で自動チェックされるので、もしエラーになったら、
- 文字数を変えてみる
- 別の記号を避ける
- 別の単語を組み合わせる
といった調整をしながら、通る名前を探していくイメージです。
子どものアカウントの場合は特に、
- 本名
- 通っている学校名やクラス名
- 住んでいる場所が特定されそうなワード(マンション名など)
は避けるようにしたいところです。
どうしても迷うときは、例えば次のようなパターンがおすすめです。
- 好きな動物+数字(例:CatRunner23)
- 好きな色+好きな遊び(例:BlueTennis)
- 完全な造語(例:NekoFrost、Mochi_Jump など)
あとで変更もできますが、変更にはコストや回数制限がかかる可能性もあるため、最初から長く使えそうな名前にしておくと楽です。
3. メールアドレス・電話番号の登録
アカウント保護のために、メールアドレスや電話番号の追加登録もしておくのがおすすめです。
- パスワードを忘れたときの復旧手段になる
- 不正ログインがあった場合の通知を受け取れる
- 2段階認証の設定に使える
特に子どものアカウントでは、保護者のメールアドレスを紐づけておき、2段階認証も有効にしておくと安全面がぐっと高くなるので理想的です。
4. 親子で使う場合の「保護者アカウント」
ロブロックスには、親用の保護者権限付きアカウントを子どものアカウントとリンクする仕組みがあります。
この仕組みを使うと、保護者側は自分のアカウントから、
- 子どものプレイ時間の確認
- 子どもが遊べるゲームの対象年齢レベル設定
- フレンド・チャット相手の管理
- 課金額の上限設定や通知
などをまとめて管理できます。
保護者アカウントを作るときは、
- 自分の誕生日を入力してアカウント登録
- 大人であることを確認するための手順を進める
- 政府発行の身分証や本人確認用の情報を使って、年齢を確認する仕組みが用意されている場合があります
- 子どものアカウントとリンクする
といった流れになります。
年齢確認では、本人確認書類の撮影や追加情報の入力が求められることがあるので、事前に落ち着いて時間を取れるタイミングで設定しておくとスムーズです。
5. 「新規登録ができない」場合のチェックポイント
登録画面で先に進めないときは、次を順番に見直してみてください。
- 誕生日がありえない日付になっていないか(未来の日付など)
- ユーザーネームが既に使われていないか
- 禁止されている単語が含まれていないか
- パスワードが短すぎないか・単純すぎないか
- 通信環境が不安定になっていないか(Wi-Fiの切り替えなど)
エラー表示が画面の端に小さく出ることもあるので、スクロールして赤い警告文がないかを一緒に確認してあげると、原因に気づきやすくなります。
それでもうまくいかない場合は、
- 別の端末(PC → スマホなど)で試す
- 別のブラウザで試す
- 時間を空けて再度登録を試す
といった方法も有効です。
繰り返しエラーになるときは、ログイン画面と新規登録画面を親子で一度見直し、「今やろうとしているのがどちらなのか」を確認し直すだけでも状況が整理しやすくなります。
無料でプレイできる範囲と課金
ロブロックスは基本プレイ無料で遊べますが、ゲーム内にはさまざまな課金要素も用意されています。ここでは、
- どこまで無料で遊べるのか
- どんな課金があるのか
- 子どもの課金をどうコントロールするか
を整理しておきます。
1. 無料でできること
ロブロックス自体のアプリは無料でダウンロードできます。
無料でできる代表的なことは、
- アカウント作成
- 多くの体験への参加(入場自体は無料のものが多い)
- アバターの基本的な見た目変更(無料アイテムもある)
- 友だちとのマルチプレイ
- 自作ゲームの制作・テスト(Roblox Studio の利用)
などです。
体験によっては、「ゲーム内部で稼げるコイン」でアイテムを買えるものも多く、完全無課金でもかなり遊び尽くせるのがロブロックスの大きな魅力です。
2. 有料になるポイント(Robux・Premium)
ロブロックスの課金は主に Robux(ロバックス) という仮想通貨を通じて行われます。
Robuxでできる代表例は、
- アバター用の有料アイテム(服・アクセサリー・エモートなど)の購入
- 体験ごとの有料アイテム
(強力な武器やペット、移動が便利になる乗り物など) - 進行を早めるブースト
- ゲームパス・開発者製品の購入
- 一部体験のプライベートサーバー利用
などです。
さらに Premium(プレミアム会員) という月額プランもあり、
- 毎月一定量のRobuxが配布される
- 一部体験でボーナスや特典が付く
- アイテム取引などの機能が使いやすくなる
といった特典が用意されています。
金額は地域やストアによって変わるので、実際に表示される価格を必ず確認してから購入するようにしてください。
3. 課金の仕組みで注意したいところ
ロブロックスに限らず、オンラインゲームではよく次のような仕組みが使われます。
- 仮想通貨を一度買ってから、ゲーム内アイテムを購入する
- ランダム報酬(ガチャ・箱)でアイテムを当てる
- 限定アイテムや短期セールで「今買わないと損」と感じやすくする
ロブロックスでも、「Robux → ゲーム内アイテム」の二段階構造や、ランダム要素を含む仕組みを採用している体験が多くあります。
そのため、
- 子どもに自由に課金させない
- 金額やタイミングのルールをあらかじめ決めておく
ことがとても大切です。
4. 子どもの課金を制限する公式機能
ロブロックスには、毎月の支出制限額や課金通知を設定できる保護者向けの機能があります。
保護者アカウントを子どもアカウントにリンクすると、たとえば次のようなことができます。
- 子どもアカウントごとに「1か月あたりの上限金額」を設定
- 上限に近づいたり、一定額以上の支出があったときに通知を受け取る
- 「すべての課金で通知」「金額が大きいときだけ通知」など、通知の範囲を選ぶ
この仕組みを使うことで、
- 知らないうちにクレジットカードが高額請求になっていた
- どの体験にどれくらい使っているか分からない
といった状況をかなり防ぎやすくなります。
一部の端末や地域によって、利用できる機能や細かい仕様が少しずつ異なる場合もあるため、最初は少額で試しながら、家族に合った設定を探していくと安心です。
5. ギフトカード・残高・返金の注意点
ロブロックスでは、ギフトカードやクレジットをRobuxやPremiumに交換する仕組みがありますが、ここにはいくつか知っておきたいポイントがあります。
- 一度Robuxに交換した残高は、基本的に現金には戻せない
- ギフトカードの返品・返金は、原則としてできない
- 子どもが誤って大量購入してしまっても、返金が認められないケースが多い
そのため、
- 必要以上の額を一度にチャージしない
- 「1か月で使っていい額」を家族で決めてからチャージする
- ギフトカードを渡すときも、使い方とルールを先に話しておく
といった形で、事前にリスクを小さくしておくことが大事です。
6. 無課金でも楽しむコツ
「できれば課金は最小限にしたい」「まずは様子を見たい」という場合、無課金でも十分楽しむための工夫を押さえておくと気が楽になります。
- ゲーム選びを工夫する
- スキンやガチャより、プレイ内容そのものが面白い体験を選ぶ
- タイクーン系・シミュレーター系など、時間をかければゲーム内通貨が貯まるタイプを中心にする
- 見た目は無料アイテムを活用
- 無料で配布されている服やアクセサリーでも、組み合わせ次第で十分個性を出せる
- 課金のタイミングを決めておく
- 誕生日や長期休みなど、事前に決めた記念日だけ少額課金を許可する
親子で一緒に遊ぶ場合は、「どんなときにRobuxを使うか」を話し合う時間そのものが、お金の使い方の練習にもなります。
ロブロックスの始め方 子供も安心ガイド
・基本の遊び方とおすすめゲーム探し
・遊び方がわからない時の対処法
・子供が新規登録するときは要注意
・子供のアカウントと保護者設定
・新規登録ができない時のチェック
・課金前に知っておきたい安全な使い方
基本の遊び方とおすすめゲーム探し
ロブロックスの世界に入ると、最初に驚くのは遊べる体験の数の多さだと思います。ひとつひとつは「体験」と呼ばれていて、アクション、ホラー、シミュレーター、建築、アスレチック…とにかく種類が豊富です。
まずは、ホーム画面の構造を軽く押さえておくと迷いにくくなります。
- ホーム:よく遊ぶ体験やおすすめが並ぶ
- 発見・検索タブ:ジャンル別・人気順などで体験を探せる
- 自分のアイコン:プロフィール・設定・アバター編集など
- 保護者設定(ペアレンタルコントロール):子どもアカウントをリンクすると、ここから細かい制限を管理できる
特に子どもと一緒に始める場合は、最初にどの体験を選ぶかで楽しさがかなり変わります。いきなり難しい対人戦に飛び込むより、次のようなジャンルから入るのがおすすめです。
おすすめジャンルの一例
- Obby系(アスレチック・障害物コース)
- 足場ジャンプや簡単な謎解きが中心で、ルールが直感的
- 落ちたら少し前に戻るだけというタイプが多く、気楽に遊べる
- タイクーン系(お店・工場などの経営)
- 放置でお金が貯まる → 建物や設備を少しずつ増やしていくゲーム
- じわじわ成長していく感じが好きな子に向いている
- シミュレーター系(走る・鍛える・収集系)
- 同じ動作を繰り返してステータスを上げていくタイプ
- 複雑なルールが少なく、小学生でも理解しやすい
- ロールプレイ系(街や学校でなりきり遊び)
- 自分のアバターになりきって生活するタイプ
- 友だちや兄弟姉妹と「ごっこ遊び」をする感覚で楽しめる
最近のロブロックスでは、体験ごとに年齢の目安と内容のラベルが表示される仕組みがあります。
- 年齢の目安(例)
- All Ages:すべての年齢向け
- 9+:おおむね9歳以上を想定
- 13+:おおむね13歳以上を想定
- コンテンツ内容ラベルの例
- 暴力表現がどの程度か
- 恐怖要素があるか
- ユーザー同士のコミュニケーションがどれくらいか など
体験の詳細ページを見ると、こうしたラベルが組み合わせて表示され、どれくらい刺激が強い内容なのかを事前に把握できるようになっています。
保護者設定では、この年齢目安を基準に、
- All Ages の体験だけ表示する
- All Ages+9+ までを許可する
- 13+ を含めるかどうかを切り替える
といった形で、子どもに見せる体験の範囲をフィルタリングできます。
目安としては、
- 小学校低学年:All Ages中心+必要に応じて一部9+
- 高学年〜中学生:9+中心+内容を確認したうえで一部13+
のように、年齢と性格に合わせて段階的に広げていくと安心です。
「何から遊べばいいか分からない…」という場合は、まず次の3点を基準に探してみてください。
- ホーム画面の「人気」や「おすすめ」から、★評価が高いもの
- 説明文やUIが日本語に対応しているもの
- 年齢の目安が子どもの年齢に合っているもの
このあたりを押さえておくと、最初の一作目で大きくハズす確率をかなり下げられます。スマホでもPCでも、最初の数タイトルは親子で一緒に選んであげると安心です。
遊び方がわからない時の対処法
ロブロックスで一番つまずきやすいのは、「ゲームごとにルールや操作がバラバラなこと」です。
同じアプリなのに、体験ごとに別ゲームなので、「昨日はジャンプだけで良かったのに、今日はスキルボタンがいっぱいある…」みたいなことが普通に起こります。
遊び方がわからないときの定番チェックポイントをまとめておきます。
1. まずは体験ページの説明を読む
ゲームに入る前のページには、
- このゲームの目的(例:お店を大きくする、ゴールまで走る、謎を解く)
- 操作の説明(例:ジャンプで避ける、クリックで武器を使う)
- プレイヤー数や評価
などが書かれていることが多いです。
英語の説明が多いのですが、最近は日本語対応の体験も増えてきています。
特に子ども向けに選ぶなら、説明の中に難しい専門用語が並んでいないかもチェックポイントです。
2. ゲーム開始直後のチュートリアルを見逃さない
多くの体験には、最初にざっくり説明が出ます。
- 画面のどこかに「チュートリアル」「ヘルプ」のボタンがある
- アイコンの上に「ここを押してみてね」といった案内が出る
- 画面上部に「次は◯◯へ行こう」というテキストメッセージ
このあたりを読み飛ばすと、その後何をすればいいか分からなくなりがちです。
最初の1〜2分は、あえてゆっくり目に操作して、案内テキストをしっかり読むのがおすすめです。
3. 設定画面の「コントロール」を確認する
体験によっては、メニュー内に操作方法がまとめてある場合もあります。
- 歯車アイコンや「Settings」ボタン
- コントローラーやキーボードのマーク
こういったボタンを押すと、
「ジャンプ:スペース」「スキル1:Q」などが一覧で表示されることがあります。
アクション寄りのゲームで詰まったら、一度設定画面を開いて操作一覧を眺めてみるとスッキリすることが多いです。
4. チャットを見ても分からないとき
友だちと一緒に遊ぶなら、チャットやボイスチャットで聞くのが一番早いのですが、
13歳未満のアカウントや、保護者設定で制限されている場合は、そもそもチャットが制限されていることがあります。
- 画面にチャット欄が出てこない
- メッセージを送ろうとしてもエラーになる
といった場合は、
- アカウントが子ども向け制限の対象になっている
- 保護者アカウント側でチャットが禁止になっている
などの可能性があるので、子どもに「壊れてる」と言われても、まず設定を疑ったほうがいいです。
5. 公式のログイン機能を使っているか確認する
「遊び方がわからない」と言いつつ、実はログイン周りでつまずいているパターンもあります。
ロブロックスには、便利なログイン方法がいくつか用意されています。
- 新しい端末からログインするときに使える「ワンタイムコード(別端末ログイン用コード)」
- 登録済みメールアドレスに一度だけ有効なコードを送ってログインする方式
こういった機能を使うと、パスワードを打ち間違えてロックされるリスクを減らせますが、
コードには有効期限(数分〜十数分程度)があるので、ゆっくりしすぎるとエラーになります。
もしログイン手順を間違えている可能性がありそうなら、
一度ログアウトしてから、
- 公式アプリまたは公式サイトのログイン画面を開く
- 「別の端末でログイン」や「ワンタイムコードでログイン」を選ぶ
- 指示どおりコードを入力する
という流れを、親子で画面を確認しながら一緒にやってみると安心です。
6. それでも分からないなら「一度やめる」選択肢もあり
どうしても合わないゲーム・相性の悪いゲームはあります。
ロブロックスには他にも無数の体験があるので、1つのゲームにこだわりすぎないのも大事です。
- 5〜10分遊んでピンと来なければ別のゲームへ
- 「今日はこういうジャンルの気分じゃないな」と感じたら、系統を丸ごと変えてみる
くらいの軽い気持ちで、いろいろ試してみるのがちょうどいいかなと思います。
子供が新規登録するときは要注意
ここからは、特に子どもが初めてロブロックスに登録するときに、親が見ておきたいポイントをまとめます。
1. 年齢情報(誕生日)はごまかさない
アカウント作成の最初に入力する誕生日は、単なる飾りではなく安全設定の土台です。
現在のロブロックスでは、
- 年齢によってチャット機能の使い方
- 見られるコンテンツ(ゲーム)の内容
- 連絡できる相手の範囲
などが大きく変わります。
特に2025年以降は、13歳未満のユーザーに対するチャット機能の制限や、より厳しいコンテンツ制限が広く導入されていて、
「実際の年齢より上にしておけば何でも遊べる」という時代ではだんだん無くなってきています。
誤った誕生日で登録してしまうと、
- 本来受けられる安全機能が外れてしまう
- あとから修正したくなっても、本人確認が必要になったり手続きが複雑になったりする
といったデメリットが大きいので、必ず実際の生年月日を入れるようにしてください。
2. 実名・学校名・住んでいる場所は「入れない」
ユーザーネームやプロフィールに、
- 苗字+名前
- 学校名やクラス名
- 住んでいる地域が特定できる言葉(マンション名など)
を入れるのは避けたほうが安全です。
ロブロックスにはコミュニケーション機能もあるので、アバター名やプロフィールから現実の子どもが特定されないようにするのが基本です。
- 「好きなキャラ+数字」
- 「好きな動物+好きな色」
- 「完全な造語」
など、第三者から見て個人を特定しづらい名前を一緒に考えてあげると安心ですね。
3. 保護者用アカウントを前提に考える
ロブロックスには、保護者権限を持つアカウントを作って、子どものアカウントとリンクして管理できる仕組みがあります。
この仕組みを使うと、保護者側は
- どれくらいの時間プレイしているか
- どのゲームで遊んでいるか
- 誰と「つながり(Connections)」になっているか
などを、自分の端末から確認できます。
子どもが複数いる場合は、複数アカウントをまとめて管理できるのも便利なところです。
新規登録の段階から、
- 「子ども用アカウント」
- 「保護者用アカウント」
をセットで準備しておくと、その後の設定がスムーズです。
4. チャットとフレンド機能の扱いを最初に決める
ロブロックスは、世界中のプレイヤーと一緒に遊べる反面、知らない人とも接触できる場でもあります。
最近のアップデートでは、
- 13歳未満のユーザーは、デフォルトでダイレクトメッセージがかなり制限される
- 体験内外のチャットも、年齢や設定に応じて細かく制御される
- 「つながり」と「信頼できるつながり(trusted connections)」という考え方が導入され、誰と自由に話せるかを分けている
など、仕組みがどんどん強化されています。
とはいえ、保護者の設定次第で
- フレンド申請を誰からでも受け付ける状態
- 年齢に合わないコンテンツにアクセスしやすい状態
になってしまうこともあるので、登録のタイミングで親子でルールを話し合うのが大事です。
5. 「初期設定のまま放置しない」
子どもにアカウントを渡すときに、よくあるのが
- とりあえず登録だけして、保護者設定は後回し
- メールアドレスや2段階認証を登録せず放置
というパターンです。
そうすると、
- パスワードを変えられてしまったときに復旧できない
- もし不適切なユーザーからアプローチがあっても、気づきにくい
など、トラブルが起きてから困ることになりがちです。
新規登録のときは、
- 誕生日・ユーザーネーム・パスワードを一緒に決める
- その場で保護者アカウントをリンク
- メールアドレス登録と2段階認証まで一気に設定する
ここまで済ませてから、子どもに遊ばせる流れをおすすめします。
子供のアカウントと保護者設定
ここでは、子どものアカウントをどうやって安全に管理するかを、もう少し踏み込んで整理します。
1. 保護者アカウントと子どもアカウントをリンクする
ロブロックスには、保護者用アカウントから子どもアカウントをまとめて管理できる仕組みがあります。
大まかな流れは次のようなイメージです。
- 保護者用のアカウントを作る(大人の誕生日で登録)
- 子どものアカウントを別に作る
- 保護者用アカウント側から「子どものアカウントをリンク」する手順を進める
- メールアドレスなどを使って、親子関係を確認する
リンクが完了すると、保護者用ダッシュボードから次のような情報を確認できます。
- 子どものおおまかなプレイ状況
- 最近遊んだ体験
- つながりの一覧(フレンドに相当)
どんなゲームで誰と遊んでいるかを、大人側の画面で把握できるのがポイントです。
2. コンテンツのレベルを年齢に合わせて制限
ロブロックスの体験には、内容のレベルを示す年齢ガイドラインがついています。
代表的な区分は、
- All Ages:すべての年齢向け
- 9+:おおむね9歳以上を対象
- 13+:おおむね13歳以上を対象
といった形で表示され、体験ページにはこれに加えて、
- 暴力表現の有無・強さ
- 恐怖表現の有無
- ユーザー同士のコミュニケーション要素の有無
などを示す内容ラベルも並びます。
保護者設定では、この年齢ガイドラインに基づいて、
- All Ages の体験だけ見せる
- 9+ までの体験だけ表示する
- 13+ を含めるかどうかを切り替える
といった形で、子どもがアクセスできる体験の範囲を細かく制御できます。
特に小学生のうちは、
- All Ages と 9+ を中心にする
- 13+ のコンテンツは、実際の中身を大人が確認してから個別に許可する
といった運用にしておくと、無理なく安全性を確保しやすくなります。
3. チャット・つながり(Connections)の管理
最近のアップデートでは、「フレンド」にあたる関係を広く connections(つながり)と呼び、その中から保護者が実際に知っている相手などを trusted contacts(信頼できる連絡先)として分けておける仕組みがあります。
保護者はダッシュボードから、
- 子どものつながりリストを確認
- 不審な相手をブロック
- 必要があればアカウントの通報
といった操作を行えます。
また、13歳未満のユーザーに対してはチャット機能がかなり制限されていて、年齢や設定に応じてやり取りできる範囲が自動的に狭まる仕様になっています。
4. スクリーンタイム(プレイ時間)の管理
保護者向けの機能では、子どもの利用状況やプレイ時間の傾向をダッシュボード上で確認できます。
たとえば、
- 最近よく遊んでいる体験
- どのゲームで長く遊んでいるか
といった情報を把握できるので、「どのくらいゲームに時間を使っているのか」を大人の側でイメージしやすくなります。
一方で、
- 1日◯時間で自動的にログアウトさせる
- 夜△時以降は必ず遊べなくする
といった細かい時間制限そのものは、端末側の機能と組み合わせて行うのが基本になります。
- スマホやタブレットのスクリーンタイム機能
- コンソール本体のペアレンタルコントロール
などを使うことで、
- 平日は短め、休日は少し長め
- 夜遅い時間帯は端末ごと使えないようにする
といったルールを具体的に決めやすくなります。どの制限をロブロックス側で行い、どこから先を端末側で行うかを親子で一度整理しておくと、あとから混乱しにくくなります。
5. 課金に関する制限と通知
課金まわりは別の章でも触れていますが、保護者設定には、
- 月ごとの課金上限(Robux購入の上限)
- 一定額以上の支出があったときの通知
- 課金があるたびに通知を飛ばす設定
といった機能があります。
この仕組みを使うと、
- 子どもが勝手に高額課金してしまう事態を防ぎやすくなる
- どのゲームにどれくらいお金を使っているかを把握しやすくなる
というメリットがあります。
6. 2段階認証でアカウントを守る
安全面で忘れずに入れておきたいのが、2段階認証です。
2段階認証をオンにすると、
- ログイン時に「パスワード+確認コード」が必要になる
という形になり、パスワードが漏れてしまってもコードがないとログインできないため、アカウント乗っ取り対策として非常に有効です。
確認コードには有効期限があるので、子どもには
- 間違えたら新しいコードを発行してから入力し直す
- 怪しいメッセージに書かれたコードは絶対に教えない
といったポイントもあわせて伝えておくと、より安心して遊べます。て伝えておくと、より安心して遊べます。
新規登録ができない時のチェック
「いざ始めよう!」というタイミングで、新規登録やログインに引っかかってしまうケースもよくあります。
ここでは、トラブルシューティング用のチェックリストをまとめます。
1. そもそも対応している端末かどうか
まずは基本の環境チェックです。
- OSバージョンが古すぎないか
- iOS / iPadOS 13未満、Android 8未満だと対応外の端末が多い
- Windowsなら、64bitのWindows 10 / 11が目安
- 古いPCやスマホだと、インストールはできても動作が不安定な場合がある
特にAndroid端末では、OpenGL ES 3.0以上対応かどうかも条件に入ってくるので、古い格安端末だと起動できないケースもあります。
2. ネットワーク環境を確認する
新規登録の入力中に、
- Wi-Fiが不安定で切り替わってしまう
- モバイル回線が一瞬切れた
などが起きると、「登録できなかった」ように見えて、裏側では中途半端にアカウントが作られていることもあります。
- まずは安定したWi-Fiに接続し直す
- 可能なら別の回線(家庭の光回線など)に切り替えて再試行
- 一時的にVPNや広告ブロッカーをオフにしてみる
といった対処も有効です。
3. 誕生日・ユーザーネーム・パスワードの入力ミス
登録フォームでよくあるのが、入力条件に引っかかっているのに見落としているパターンです。
- 誕生日が未来の日付やありえない日付になっていないか
- ユーザーネームがすでに他の人に使われていないか
- 禁止ワード(暴力・差別・不適切表現など)が含まれていないか
- パスワードが短すぎないか(8文字以上を目安にすると安全)
エラー表示が小さく出ることもあるので、画面をスクロールして赤い文字がないか念入りに見てみるのがポイントです。
4. ブラウザやアプリ側の問題
PCブラウザから登録しているときは、
- 別のブラウザ(Chrome / Edge / Firefox など)を試す
- キャッシュやCookieを削除してから再度アクセスする
- シークレットウィンドウで試してみる
スマホアプリの場合は、
- 一度アプリを完全に終了して再起動
- 端末自体を再起動してメモリをリセット
- アプリを最新バージョンにアップデート
などで改善することがあります。
5. ログインと登録がごちゃごちゃになっていないか
子どもと一緒に操作していると、
- 本人は「登録しているつもり」で実はログイン画面にいる
- 逆に保護者は「ログインさせようとしている」のに、子どもは新規登録から進めてしまっている
というすれ違いも珍しくありません。
- 「サインアップ(新規登録)」なのか
- 「ログイン(すでにあるアカウントに入る)」なのか
を、画面のタイトルを見ながら一緒に確認してあげると、余計なトラブルを防げます。
6. ワンタイムコードや2段階認証で詰まっている場合
登録そのものではなく、ログイン時のセキュリティ機能で詰まっていることも多いです。
- 「別の端末でログイン」用のワンタイムコードは、有効期限がごく短い
- 2段階認証コードは、発行から一定時間で使えなくなる
子どもがコード入力を何度も間違えると、
- コードが無効になる
- 新しいコードの発行が必要になる
という流れが発生します。
そのときは一度落ち着いて、
- 古いコードを使わない
- 新しいコードを発行し直す
- 保護者がメールや端末を持って一緒に入力する
という手順で進めると、スムーズにログインしやすくなります。
7. どうしてもダメなときは公式サポートへ
上のチェックを一通り試しても解決しない場合は、
- アカウントが途中でロックされている
- 利用地域ごとの制限に引っかかっている
- システム側の一時的なトラブル
などの可能性もあります。
その場合は、公式のサポート窓口から問い合わせることをおすすめします。
問い合わせ時には、
- 使っている端末(例:iPhone 14、Windows 11 PC など)
- OSバージョン
- どの画面でエラーが出ているか
- 表示されるエラーメッセージ(あれば)
をスクリーンショット付きでまとめると、回答が早くなりやすいです。
課金前に知っておきたい安全な使い方
最後に、ロブロックスで課金する前に知っておきたいポイントを整理します。
ここはお金の話なので、特に慎重にいきたいところですね。
1. 課金の中心は「Robux」と「Premium」
ロブロックス内でのお金は、基本的にRobux(ロバックス)と呼ばれる通貨です。
Robuxの主な使い道は、
- アバター用の服・アクセサリー・エモートなど
- 体験内アイテム(武器・ペット・乗り物など)
- ゲームパスや開発者製品(特別な権利を得られるアイテム)
- 一部ゲームのプライベートサーバー利用
などがあります。
さらに、Premium(プレミアム会員)という月額プランもあり、
- 毎月一定量のRobuxがもらえる
- 一部のゲームで特典がつく
- アイテム取引や売上分配などの機能が使いやすくなる
といった要素があります。
具体的な価格は、地域やプラットフォーム、為替レートで変わるため、自分の端末のストア画面で必ず最新の価格を確認することが大切です。
2. 子どもの課金リスクを理解しておく
ロブロックスでは、
- ボタン1つでRobuxを購入できる
- ゲーム内ショップで、続けて何回も購入できる
- ランダム報酬(ガチャ風)のアイテムがあるゲームもある
などの要素から、子どもが何度も小さな課金を繰り返し、気づいたら高額になっていたというケースが世界的に問題になってきました。
「1回数百円だから大丈夫」と甘く見ずに、
- 毎月使っていい上限額
- 一度のプレイで使っていい額
- 課金していいタイミング(誕生日など)
を親子で決めておくことが、トラブルを防ぐうえでとても重要です。
3. 月額の上限設定と課金通知を活用する
ロブロックスの保護者向け機能では、月額の支出上限と、課金通知を設定できます。
できることの例としては、
- 子どもアカウントごとに「1か月あたりの上限金額」を設定
- 上限に近づいたら保護者にメールで通知
- 課金のたびに通知を飛ばす設定にしておく
などがあります。
この仕組みを使うと、
- 「知らない間にクレジットカードが大量に使われていた」を防ぎやすい
- どのゲームにどれくらいお金を使っているか把握しやすい
というメリットがあります。
ただし、一部の地域や端末では制限のかかり方が違う場合もあるので、設定画面の説明をしっかり読み、
可能なら少額課金で一度テストしてから本格的に運用するのが安心かなと思います。
4. コンソール本体側の制限も組み合わせる
もしPlayStationやXboxなどのコンソールでロブロックスを遊ぶ場合は、本体側のペアレンタルコントロールも一緒に使うとさらに安全です。
- コンソール側で「月の上限課金額」を設定
- 年齢レーティングに応じたゲーム制限
- プレイ時間の上限設定
などが用意されていて、ロブロックスの設定と組み合わせると二重のガードになります。
5. microtransactions(小さな課金)の仕組みを子どもと共有する
ロブロックスの多くのゲームでは、
- 見た目だけが変わる装飾系アイテム
- プレイ速度が上がるブースト
- レアアイテムが出る可能性のある箱
といった形で、少額課金が頻繁に出てきます。
ここで大事なのは、子どもと「これは本物のお金が減ること」をしっかり共有することです。
たとえば、
- 「このボタンを押すと、さっきチャージした分から◯円分減るよ」
- 「1回では小さいけど、10回押すと◯円になるよ」
と具体的に話してあげると、イメージがつきやすくなります。
6. 返金は基本期待しない前提で
ロブロックスの課金は、一度Robuxを購入したあとに返金されるケースはかなり限定的です。
- 間違って購入した
- 子どもが勝手に買ってしまった
といった理由では、返金が認められないことも多いです。
そのため、
- クレジットカードやキャリア決済を子どもに自由に使わせない
- 小さいうちは、ギフトカードやプリペイド残高を上限として渡す
- チャージした金額以上は絶対に使えないようにしておく
といった、「事前に防ぐ」前提で考えるのが現実的です。
7. 地域ごとの規制と今後の変化について
ここ数年、世界のいろいろな国で、ロブロックスを含むオンラインプラットフォームに対して子どもの安全に関する規制や議論がかなり増えています。
その流れを受けて、ロブロックス側も、
- 子ども向けのチャットをより強く制限
- 年齢確認(IDや顔認証による年齢推定)を段階的に導入
- コンテンツラベルやペアレンタルコントロールの機能を強化
といったアップデートを続けています。
つまり、「2025年12月時点で正しいルール」が、1〜2年後も同じとは限らないということです。
課金や安全に関わる部分は特に、仕様変更や地域ごとの法律によって大きく変わる可能性があります。
最後にもう一度まとめると、
- ロブロックスは基本無料で、子どもでも楽しめる要素がたくさんあります。
- その一方で、課金やチャット、安全性など、大人が見ておきたいポイントも多いサービスです。
- ここで書いた内容は、あくまで2025年12月時点の一般的な目安であり、今後変わる可能性があります。
- 正確な情報は公式サイトで最新の内容を確認し、課金や利用ルールなど、人生や財産に関わる判断については、必要に応じて保護者同士や学校・専門家とも相談しながら決めるようにしてください。
【ロブロックス 始め方】の総括
・ロブロックスは世界中の体験を遊べる巨大オンラインプラットフォームである
・PCやスマホの対応環境を確認し自宅の端末で快適に遊べるか判断できるようになる
・PC版では公式サイトからアカウント作成とプレイヤーアプリ導入手順を把握できる
・スマホ版では対応OSや機種の目安とインストール手順を具体的に理解できる
・ロブロックスに現時点でSwitch向け公式アプリがない事実を正しく理解できる
・誕生日とユーザーネーム入力時に守るべき安全ルールを把握できるようになる
・メールアドレス登録と二段階認証設定がアカウント保護に有効だと理解できる
・保護者アカウントと子どもアカウントをリンクして管理する方法を学べる
・年齢ガイドラインとコンテンツラベルで遊ばせる体験の範囲を調整できるようになる
・チャットやつながり機能の制限設定で見知らぬ相手との接触リスクを下げられる
・新規登録に失敗した際の端末環境や入力内容の見直しポイントを整理できる
・ワンタイムコードや二段階認証で詰まったときの基本的な対処手順を理解できる
・RobuxとPremiumの仕組みを知りどこからが有料要素になるか判断できるようになる
・月額課金上限と通知機能を活用して子どもの使い過ぎを防ぐ運用方法を学べる
・ギフトカード残高は基本返金されないため少額チャージで管理すべきと理解できる
・無課金でも遊びやすいジャンル選びのコツを知り出費を抑えて楽しめるようになる
・仕様変更の可能性を踏まえ公式情報を定期的に確認する重要性を認識できる
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