こんにちは、ヒグマです。
ナイトレインを遊んでいると、気づけば遺物の一覧でスクロール地獄になっていたり、この遺物ほんとに強いのかな?と首をかしげたりしていないでしょうか。
ナイトレインの遺物はビルドの方向性をほぼ決めてしまう要素なので、仕組みを知らないまま拾った順で付けていると、せっかくのキャラの良さを活かしきれないことも多いんですよね。
このページでは、ナイトレインの遺物の基本仕様から、スロット色やサイズごとの役割、入手ルートや当たり判定の考え方、深き夜専用の深層遺物との違いまで、できるだけまとめて整理してみました。
最強寄りの遺物やビルド例にも触れているので、「とりあえず何を残しておけばいいの?」というところから「高難度に向けて尖った構成を作りたい」という段階までカバーできればいいなと思っています。
数値や仕様はアップデートで変わる可能性があるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ゲーム内の挙動や不具合など判断が難しい場面では、最終的な判断は専門家にご相談ください。
そのうえで、自分なりの遺物セットを試しながら読んでもらえたらうれしいです。
・ナイトレインの遺物の基礎仕様と効果カテゴリが整理できる
・スロット色やサイズごとの役割とビルドへの影響が分かる
・入手経路と当たり遺物の見分け方やハズレ処理の基準を学べる
・深き夜での深層遺物の使い分けと周回効率アップのコツを理解できる
★目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
★時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。
ナイトレインの遺物の基礎知識まとめ
・ナイトレインの世界観と周回軸!
・遺物の基本仕様と効果カテゴリ!
・遺物効果一覧と上限ルール!
・スロット色とサイズ別の役割!
・遺物の入手方法と当たり判定!
・デメリットと倍率の目安を解説!
・深き夜と遺物システムの違い!
ナイトレインの世界観と周回軸!
ナイトレインは、一言でいうと「3日間の短期冒険を何度も周回して、夜渡りたちを育てていくローグライト寄りのDLC」ですね。
1回の出撃は「1日目〜3日目」までのスパンで区切られていて、その中でボスを倒したり、封牢や塔を攻略したりしながら、報酬として武器や遺物、マーク、王の証などを集めていきます。
拠点になるのはラウンドテーブル・ホールド(円卓)。
ここに集まっている8人の夜渡りたち(追跡者・守護者・レディ・隠者・鉄の目・無頼漢・執行者・葬儀屋)が、それぞれ得意武器もアーツも立ち回りも違うプレイアブルキャラです。
周回構造はざっくりこんな感じです。
- 出撃前
- 遺物儀式で献器(器・盃・高杯)と遺物をセット
- 潜在する力、武器、ビルドを調整
- 1〜3日目
- マップ上の封牢・魔術師塔・強敵・ボスを好きな順で攻略
- 途中で死んでも、その周で拾った遺物や武器が結果画面で精算される
- 帰還後
- 結果画面で報酬を受け取り、いらない遺物は売却
- 円卓でジャーナル進行、装備更新、コレクターや小壺の店をチェック
- ある程度育ったら
- 常夜の王や瓦礫の王などのボスに挑戦
- さらに上を目指すなら深き夜(高難度モード)へ
周回するほど手持ちの遺物プールが増えていき、ビルドの幅もどんどん広がっていく、というのがこのDLCの根っこですね。
DLC本編に加えて、アップデートで「深き夜(Deep of Night)」が実装されてからは、周回軸がさらに二重構造になりました。
- 通常モード周回
- 武器・通常遺物・ステータス変更遺物を集める
- 常夜の王、瓦礫の王などを倒していく
- 深き夜周回
- 深層の遺物(専用スロットに装備する真っ赤な遺物)を掘る
- 深度4クリアを目標に、難度の高いボス・夜の王たちと連戦
この2レイヤーを回しながら、「通常遺物で土台を固める → 深層の遺物で尖らせる → さらに高難度に挑戦」というループになっているので、遺物をどれだけ理解して組めているかが、そのままナイトレインの楽しさに直結していると感じています。
遺物の基本仕様と効果カテゴリ!
遺物は、ナイトレインの成長要素の中でも一番ビルドに影響が大きい恒久パッシブ装備です。ざっくり仕様を整理しておきます。
- 1キャラあたりの遺物スロット:3枠
- 1つの遺物が持てる効果:最大3枠
- 遺物の色:赤 / 青 / 緑 / 黄 の4色
- 遺物のサイズ:小・中・大(大サイズは3効果固定クラスが多い)
- 同じ遺物を複数キャラに装備:可能(共有ストック方式)
遺物には「滴る景色」「燃える景色」「静まる景色」「暗き夜」みたいな名前が付いていて、
名前・色・サイズでだいたいどの方向性の効果かをイメージできるようになっています。
効果のカテゴリはかなり多いですが、主なものをざっと分けるとこんな感じです。
- 能力値・最大値系
- 生命力+1〜3 / 精神力+1〜3 / 持久力+1〜3 / 筋力・技量・知力・信仰・神秘+1〜3
- 最大HP / 最大FP / 最大スタミナの上昇
- 魔術師塔ギミック解除や特定イベントの達成で、永続で最大FPや最大HPが伸びていくタイプもあります。
- 攻撃力・属性・状態異常系
- 物理攻撃力上昇(段階付き)
- 魔力・炎・雷・聖などの属性攻撃力上昇
- 出撃時の武器に冷気/出血/元素属性のどれかを自動付与
- 凍傷・毒・腐敗・出血の状態異常が入った敵への与ダメージ増加
- カット率・防御・ガード系
- 炎・魔力・雷・聖カット率の上昇
- ガードカウンター強化
- HPが一定以下のときカット率上昇
- ガード中に敵に狙われやすくなるタンク向け効果
- アーツ・スキル・戦技系
- アーツゲージ蓄積量増加 / 自然蓄積
- 敵撃破時にアーツゲージ増加
- スキル・戦技・アーツ自体のダメージ強化やクールタイム短縮
- 探索・開始ボーナス系
- 出撃時の武器に特定戦技を付与
- 出撃時に特定の霊薬瓶を所持した状態でスタート
- 埋もれた宝の位置を地図に表示
- キャラ固有強化系
- 学者の範囲共有アーツを強化
- 葬儀屋のアーツの火力と回転率を底上げ
- 鉄の目の毒アーツを強化
- 追跡者の追尾攻撃を強化 …など
これらが1つの遺物に3枠まで詰め込まれ、さらに3つまで装備できるので、
「封牢バフ+属性攻撃力+ジャンプ攻撃強化」のようなロマンセットが生まれる、というわけですね。
深き夜ではこれに加えて深層の遺物(深き夜専用スロット用の真っ赤な遺物)があり、
通常では見ないような極端な効果とデメリットの組み合わせで、ビルドのクセが更に強くなります。
最近のアップデートでは、
- 通常遺物にも「潜在する力から特定武器種を見つけやすくなる」効果が追加
- 瓦礫の王を倒すと、通常モードでもステータスを変更できる遺物がコレクターに並ぶ
といった追加も入っていて、「遺物でキャラ自体の方向性をいじる」ことがやりやすくなったのもポイントです。
遺物効果一覧と上限ルール!
効果は本当に大量にあるんですが、特に使うことが多いものと、ざっくりした倍率の目安をまとめておきます。
数値は今後のアップデートで変わる可能性があるので、あくまで2025年末時点の目安くらいに見てもらえると嬉しいです。
能力値・最大値系
代表的なものはこんな感じです。
- 最大HP上昇
- 最大FP上昇
- 最大スタミナ上昇
- 生命力+1〜+3
- 精神力+1〜+3
- 持久力+1〜+3
- 筋力・技量・知力・信仰・神秘+1〜+3
- 強靭度+1〜+3
これらは足りないステータスを後から補う用途でかなり便利です。
瓦礫の王クリア後に開放される「ステータス変更遺物」と組み合わせると、
「レディで筋力寄り」「無頼漢で魔力寄り」みたいな遊び方もしやすくなります。
攻撃力・属性系
攻撃関連は、実数値よりも何系統のバフを重ねられるかが重要になりがちです。
- 物理攻撃力上昇(無印 / +1 / +2 など段階付き)
- 魔力・炎・雷・聖攻撃力上昇(同じく段階付き)
- 凍傷・毒・腐敗・出血状態の敵に対して与ダメージ上昇
- 武器に属性を付加する効果
- 封牢の囚を倒す度に永続で攻撃力が上昇する効果
目安としては、
- 一般的な「物理攻撃力上昇」系:1枠で数%単位の底上げ
- 条件付き(HP低下時など)の攻撃バフ:発動中はそれより高め
- 封牢バフ:周回重ねると10〜20%以上の恒久火力アップになりやすい
くらいのイメージです。
複数の「攻撃力上昇」系は、系統が違えばまとめて乗ることが多いので、
「属性攻撃力+状態異常特攻+封牢バフ」のように意図的に重ねるとかなり盛れます。
防御・カット率・ガード関連
防御面は、深き夜や高深度に挑戦するなら一度はきちんと見ておきたいところ。
- 炎・魔力・雷・聖カット率+10%前後
- HP低下時カット率上昇
- ダメージで吹き飛ばされた直後、強靭度とカット率上昇
- ガードカウンター強化(15〜30%前後の強化)
- ガード中に狙われやすくなる効果
深き夜では一撃の重さが桁違いなので、
「HP低下時カット率アップ」「吹き飛び後のカット率アップ」系を1〜2枠持っておくと、
事故死がかなり減る感覚があります。
アーツ・スキル系
アーツ回りの効果は、最近のアップデートでテキスト表現が整理されて分かりやすくなりました。
- アーツゲージ蓄積量増加(+1〜+3など)
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積量増加
- ガード成功時にアーツゲージ蓄積
- スキルクールタイム軽減(段階付き)
- 特定アーツの威力上昇
アーツゲージの「自然蓄積」と、ヒットやキルで溜まる増加分が分かれているので、
「自然蓄積+敵撃破で更に増加」のセットは探索でもボス戦でもかなり使い勝手がいいですね。
上限・ルール面の注意
- 1キャラの遺物枠は3つ
- 1遺物に付く効果は3枠まで
- 同名の効果が複数ある場合、一部は最も数値が高いものだけ有効になるタイプもある
- 出撃時の属性付加など、一部の効果は同時発動しない組み合わせがあり、その場合はスロットの並び順(左から右)で優先度が決まる
「これ以上盛っても数字が増えない完全な上限値」が明記されているわけではないですが、
実際のところは攻撃バフは10〜20%台+条件付きバフ、デメリット側は被ダメ1.4倍など極端な値でバランスを取っている印象です。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
アップデートのたびに倍率や説明文が微調整されることがあるので、高難度に挑戦する前には一度チェックしておくと安心です。
スロット色とサイズ別の役割!
遺物まわりをちゃんと触っていくなら、献器(器・盃・高杯)とスロット色の仕組みは外せない部分ですね。
各夜渡りは最初から「◯◯の器」という献器を1つ持っていて、その献器に3つのスロットが並んでいます。
例えば、
- 追跡者の器:赤・赤・青
- 守護者の器:赤・黄・黄
- レディの器:赤・青・青
- 隠者の器:青・青・緑
みたいに、キャラごとに初期スロットの色構成がはっきり決まっているんですよね。
ここに遺物を差し込んでいくことで、「このキャラは赤寄りでゴリゴリ」「このキャラは青と緑でテクニカルに」といった方向性が見えてきます。
さらに、ゲームを進めると、
- 三つ首の獣を倒した後に買える「◯◯の盃」
- 追憶報酬で手に入る「◯◯の高杯」
- コレクターの看板で交換できる「煤けた◯◯の器」「封じられた◯◯の器」
- 共通献器の「霊樹の聖杯(緑・緑・緑)」「巨人樹の聖杯(青・青・青)」「黄金樹の聖杯(黄・黄・黄)」
みたいな献器がどんどん増えていきます。
同じキャラでも献器を変えるだけでスロット色の配分がガラッと変わるので、ビルドの自由度はかなり高いです。
スロット色ごとのざっくりした特徴
色と効果の関係は「絶対この色だけ」というほど単純ではないんですが、使っているとだいたいこんな傾向があります。
- 赤スロット
- 物理攻撃力アップ
- 状態異常特化(出血・凍傷・毒・腐敗系)
- 戦技・近接攻撃の火力強化
→ 攻撃寄りの効果が固まりやすい印象で、火力ビルドの主軸になりがちです。
- 青スロット
- 魔力・属性攻撃力アップ
- アーツゲージ蓄積量アップ
- スキル/アーツのクールタイム関連
→ テクニカル寄り・アーツ寄りの強化が多い色で、学者や隠者のような魔術・アーツ主体キャラと相性が良いですね。
- 緑スロット
- 最大スタミナ・精神力・持久力アップ
- 回避関連の生存力アップ
- 継戦能力(リソース管理)系の効果
→ 「動き続ける」「殴り続ける」ための土台を支える色という感じで、近接でも魔術でも腐りにくい万能色です。
- 黄スロット
- 強靭度アップ
- 特殊なトリガー(HP一定以下・状態異常発生時など)で発動する効果
- 信仰寄りのステータスやサポート系の強化
→ クセは強いけどハマると強い“トリッキー枠”で、守護者や執行者のようなサポート/タンク系ビルドと噛み合いやすいです。
この4色に加えて、遺物自体には
- 滴る景色(青系)
- 燃える景色(赤系)
- 静まる景色(緑系)
- 輝く景色(黄系)
- 暗き夜(大物感のある特別枠)
みたいな名前のシリーズがあって、名前と色からなんとなく「これは攻撃寄り」「これは継戦寄り」みたいな方向性が読み取りやすくなっているのも面白いところですね。
器・盃・高杯、それぞれの役割
献器の種類ごとの差はざっくりこんなイメージです。
- 器
- 各キャラが最初から持っている献器
- スロット色は固定(追跡者なら赤・赤・青、レディなら赤・青・青 など)
- 「このキャラはこう扱ってね」という初期方針が見える部分
- 盃
- ボス撃破後に小壺商人から買えるようになる献器
- 初期器とは色配分が大きく変わるものが多い
- 例:追跡者の盃は黄・緑・緑、守護者の盃は青・青・緑 など
→ 「今まで足りなかった色を増やせる」お試し用の色替えパーツという感じです。
- 高杯
- 各キャラの追憶を進めたご褒美的ポジション
- 3スロットのうち右端1枠が無色(全色対応)になっているのが大きな特徴
- 例えば、無頼漢の高杯なら「赤・赤・無」、守護者の高杯なら「青・黄・無」みたいな構成
→ 「色が噛み合わないけど絶対入れたい神遺物」をねじ込む枠として超重要です。
さらに、
- 「煤けた◯◯の器」…初期器と色の種類は同じだが並びが違う
- 「封じられた◯◯の器」…これも色の組み合わせ自体は同じで、順番だけ大きく入れ替わっている
といった献器も用意されています。
同じ「赤2・青1」でも「赤・赤・青」と「青・赤・赤」では、出撃時属性付与系などの優先順位が変わるので、
「どの色を左に置くか」で挙動をコントロールしたい時に役立ちます。
サイズごとの違いと狙い目
遺物には小・中・大といったサイズがあって、それぞれの傾向はだいたいこんな感じです。
- 小サイズ
- 効果が1〜2枠のものが多い
- 「能力値+1だけ」など、シンプルな単発効果になりがち
- 序盤のつなぎや、ピンポイントで欲しい効果を差す用途向け
- 中サイズ
- 効果が2〜3枠になることが多い
- 使いやすい汎用効果(HPアップ+攻撃アップなど)がまとまりやすい
- ある程度ビルドが固まってきた中盤以降の主力枠
- 大サイズ
- 名前に「壮大な〜」「暗き夜」などが付くことが多い
- 3効果持ちが基本で、1個でビルドの方向性を決められる“グランド級”
- そのぶんドロップ率は控えめで、狙って集めるのはかなり大変
特に大サイズは、
- 「封牢の囚撃破で攻撃力永続アップ+攻撃バフ+ジャンプ攻撃強化」
- 「最大HPアップ+カット率アップ+被弾後に攻撃するとHP回復」
みたいに、3枠すべてが噛み合っている“当たり構成”を引けると、それだけで枠が1つ埋まるレベルの強さになります。
色とサイズをどう組み合わせるか
最終的なビルドは、だいたい次の3つの要素の組み合わせで決まってきます。
- どの献器を使うか(スロット色の配分)
- どのサイズの遺物を中心に据えるか
- 攻撃・防御・アーツのどこを厚くするか
例えば、近接寄りの無頼漢なら、
- 無頼漢の高杯(赤・赤・無)で赤スロットを増やす
- 赤の大サイズ遺物で封牢バフ+近接火力アップを確保
- 無色スロットに耐久系の大サイズを差して生存力を底上げ
みたいな構成だと、「殴れるけど即死しにくい」バランスになりやすいです。
逆に、学者や隠者のようなアーツ寄りのキャラなら、
- 青や緑が多い献器に差し替える
- 青スロットにはアーツ蓄積・魔力攻撃力アップ系
- 緑スロットにはスタミナや回避、継戦系の効果
といった組み合わせにすると、「撃ち続けられる遠距離ビルド」を作りやすくなります。
色とサイズだけ見ても情報量が多いんですが、慣れてくると、
- 「このキャラはこの献器、この色配分で遊ぶのがしっくりくる」
- 「この大サイズは無色スロットに常駐させたい」
みたいな“自分なりの定番パターン”が自然とできてくるはずです。
数値や仕様はアップデートで変わる可能性もあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ゲームバランスやシステムまわりの判断が難しいところは、最終的な判断は専門家にご相談ください。
遺物の入手方法と当たり判定!
遺物の入手経路はかなり多いですが、整理するとこんな感じになります。
メインの入手先
- 出撃終了時の結果画面
- その周で倒したボス・封牢・塔などに応じて、ランダムで複数の遺物が報酬に並ぶ
- 円卓・小壺商人のバザー
- マークを消費してランダムな遺物を購入できる
- コレクターの看板
- 王の証を消費して、特定の遺物や献器を交換
- 瓦礫の王撃破後はステータス変更用遺物もラインナップに追加
- ボス初回撃破報酬
- 夜の王、常夜の王、瓦礫の王、DLCボスなどから、性能固定の記念遺物を入手
- ジャーナル(追憶)報酬
- 葬儀屋の「ガラスの首飾り」など、キャラ固有遺物が手に入る
- イベント・ギミック
- 魔術師塔の謎解き
- 封牢の囚の討伐数に応じた強化
- 埋もれた宝、特定エリアのシークレットイベントなど
このあたりは、どのキャラを遊んでいてもだいたい共通の流れですね。
深き夜・高難度での入手
深き夜を進めると、結果画面に深層の遺物が並ぶようになります。
これらは深き夜中にのみ装備できる専用スロット向けの遺物で、
- デメリット付きだが非常に高倍率な攻撃バフ
- 特定の行動にリスクを付ける代わりに、火力が大きく跳ね上がる効果
といったものが多いです。
深き夜をクリアすると、新しい深層遺物がアンロックされていくので、
「深き夜を周回して深層遺物プールを増やす → さらに高い深度に挑戦する」というリピート構造になります。
当たりかどうかの判断ポイント
「当たり遺物かどうか」は単純なレア度ではなく、効果の噛み合いとビルドとの相性で決まります。
個人的にチェックしているポイントを挙げると、
- 効果が3枠埋まっている(大サイズ・壮大系)か
- 次のような「汎用的に強い効果」を含んでいるか
- 封牢の囚を倒す度に永続で攻撃力上昇
- 属性攻撃力アップ+状態異常特化系
- アーツゲージ自然蓄積+敵撃破時増加
- HP・FP・スタミナの最大値アップとカット率アップのセット
- キャラ固有アーツ・スキルを強化してくれるか
- 学者・鉄の目・葬儀屋・追跡者あたりは、固有遺物の有無で体感が大きく変わります
逆に、こんな遺物はハズレ寄りですね。
- 効果が1枠だけで、内容も微妙なもの
- 明らかなデメリットだけで、メリットが薄いもの
- 既に持っている強遺物の完全下位互換になっているもの
ただし、封牢バフや属性攻撃力アップ系が1枠でも入っている遺物は、将来的に「神ロール」のパーツになる可能性が高いので、
余裕があるうちはとりあえず倉庫に寝かせておくのがおすすめです。
最近のアップデートで、
- 報酬・購入画面から直接遺物を売却できる
- お気に入りマークを付けて、誤売却を防げる
- 遺物儀式メニューでフィルタ・ソートが細かく使える
ようになったので、当たりとハズレの仕分けがかなり快適になりました。
デメリットと倍率の目安を解説!
ナイトレインの遺物で面白いのが、「強烈なメリットの裏に、しっかりデメリットが仕込まれている」タイプの効果です。
深き夜の深層遺物になると、その傾向がさらに極端になります。
代表的なデメリット効果
- 回避直後の被ダメージが1.4倍(+40%)になる
- 回避を連続で行うとカット率がどんどん下がる
- 被ダメージ時、発狂・睡眠・冷気・出血などの状態異常蓄積が進む
- HPが満タンのとき被ダメージが増える
- 深度が上がるほど、被ダメージが比例して上昇していく
深き夜の深度4あたりになると、そもそも一発食らった時点でほぼ即死みたいな攻撃も多いので、
「どうせ当たったら終わりだから、デメリットが付いていても火力優先で良い」という考え方もあります。
メリット側の倍率イメージ
一方で、攻撃側の倍率はだいたいこんな感覚です(あくまで目安)。
- 一般的な物理攻撃力アップ:数%〜10%台前半程度
- 特定武器種3つ以上装備時の攻撃力アップ:1.1〜1.2倍クラス
- ジャンプ攻撃強化、タメ攻撃強化、戦技強化:1.1〜1.2倍前後
- 状態異常特攻(凍傷・毒・腐敗・出血など):発動時に1.1〜1.3倍前後
- 封牢バフ:周回を重ねていくと合計10〜20%以上の恒久火力アップになりやすい
深層の遺物は、これらよりもう一段階上の火力を出せる代わりに、デメリットもきつめというバランスです。
デメリット持ちをどう扱うか
デメリット付きの遺物を活かすかどうかは、完全にプレイスタイル次第です。
- 回避に頼らず、ガードやアーツで捌くスタイル
- そもそも被弾しない前提の「ワンパン上等」ビルド
- マルチプレイで、味方にタンクを任せて自分は火力特化
こういった前提が組めるなら、デメリットは気にせずメリットだけもらう感覚で使ってしまうのもアリです。
逆に、
- 回避主体で戦うキャラ(レディ・隠者など)
- 状態異常に弱いビルド
- 高深度にまだ慣れていない段階
では、被ダメージ上昇や状態異常蓄積系のデメリットはかなりストレスになります。
この場合は、
- デメリットなしの攻撃バフ+カット率アップでまとめる
- 小さい倍率でも安全寄りの構成にする
といった方向のほうが、結果的にクリア率は上がりやすいですね。
最終的な判断は専門家にご相談ください、というとちょっと大げさですが、
高難度に挑戦する場合は、公式のアップデート情報やサポート窓口も含めて、
最新の仕様を一度確認してからビルドを固めるのがおすすめです。
深き夜と遺物システムの違い!
最後に、通常モードと深き夜での遺物システムの違いをまとめておきます。
ここを押さえておくと、「どこまで通常で整えてから深き夜に行くか」が決めやすくなるかなと思います。
深き夜のざっくり仕様
- 開放時期
- 本編をある程度進めると解放される高難度モード
- 構造
- 複数の「深度」で構成され、深度が上がるほど敵が強くなる
- 深度4到達・クリアがひとつの目標
- 敵側の特徴
- 体力・攻撃力・耐性が大幅に強化された赤い強化個体が大量
- 夜の王たちも強化版として登場
このモードでは、通常の遺物3枠に加えて、深層の遺物用の専用スロットが3枠追加されます。
深層の遺物の特徴
深層の遺物は、見た目もアイコンも通常の遺物と差別化されていて、
- 深き夜でのみ装備可能(通常モードでは無効)
- 深き夜の報酬や特定条件で入手
- 効果は
- 強烈な攻撃バフ
- アーツ・状態異常・属性に特化したパッシブ
- その代わり、行動制限や被ダメージ増加などのデメリット付き
という「ハイリスク・ハイリターン仕様」です。
例えば、
- HPが一定以下になると攻撃力が大幅に上がる代わりに、被ダメもかなり増える
- 回避連打でカット率が落ちる代わりに、ガードカウンターの威力が跳ね上がる
みたいな遺物を、通常の遺物3枠と組み合わせてセットします。
通常遺物との使い分け
深き夜に挑むときは、だいたいこんな役割分担に落ち着きます。
- 通常の遺物3枠
- 基礎ステータス・最大値・カット率
- 常時発動の攻撃力アップ
- アーツゲージの自然蓄積や撃破時蓄積
- 深層の遺物3枠
- 条件付きの強烈な攻撃バフ
- 尖ったデメリット付き効果
- ビルドの「個性」を決める部分
つまり、通常遺物で土台を固めて、深層遺物でどこまで尖らせるかを決める、というイメージですね。
深き夜を見据えた通常モードの動き
深き夜を本気で遊ぶつもりなら、通常モードの段階から意識しておきたいのはこのあたりです。
- 封牢バフ系遺物を集めておく
- 属性攻撃力アップや状態異常特攻の良ロールを確保
- 学者・葬儀屋・鉄の目など、遺物依存度が高いキャラの固有遺物を優先して取る
- ステータス変更遺物で、深き夜を想定した配分に調整しておく
ここまで整えておくと、深き夜に入ったときに「深層の遺物を何枚変えて遊ぶか」に集中しやすくなります。
ここまで、ナイトレインの世界観と周回構造、遺物の基本仕様から深き夜での違いまでざっくり掘ってみました。
数値や仕様は今後のアップデートで変わる可能性があるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、ゲームの仕様や不具合への対応など、判断が難しい場面では、
最終的な判断は専門家にご相談ください。
そのうえで、自分なりのビルドを組んで「これ強すぎでは?」ってなる瞬間を楽しんでもらえたら嬉しいです。
ナイトレインの遺物の厳選と活用術
・最強遺物ランキングと選び方!
・おすすめ遺物とビルドの組み合わせ!
・重複を狙う遺物効果とシナジー?
・ハズレ遺物を捨てる判断基準!
・ボス戦向け遺物の当たり構成!
・周回効率とリセマラの立ち回り!
・PC版向け遺物関連MODの注意点!
最強遺物ランキングと選び方!
まずは「何を最強と見るか」をざっくり決めておくと選びやすいです。
ナイトレインの遺物は、単純なレア度よりもビルドとの噛み合いと周回でどこまで伸びるかが大事ですね。
ここでは、
- 汎用で強いもの
- ボス戦向けに頭一つ抜けているもの
- 深き夜前提でヤバいもの
に分けて見ていきます。
汎用Sランク枠
どのキャラでも欲しいレベルの基礎パワー枠です。
- 封牢バフ持ちの壮大な景色系
封牢の囚を倒すたびに攻撃力が上がっていくタイプの効果は、周回すればするほど効いてきます。
グローバル版の名称だと「Grand Luminous Scene」に相当する遺物で、封牢ボス1体ごとに攻撃力が一定割合ずつ上昇し、消えずに永続で溜まっていく、という仕様になっています。ボス戦前に封牢を何か所も片付けておくと火力がとんでもないことになります。 - 最大HP・カット率強化系の大サイズ遺物
「最大HP上昇+ダメージ直後に攻撃するとHP回復」「HPが減るほどカット率アップ」など、耐久とリカバリーを同時に盛れる組み合わせは、特に深き夜の高深度で評価が高いです。 - アーツゲージ自然蓄積+撃破時蓄積のセット
アーツはどのキャラでも強力なので、「自然蓄積」「敵撃破時に蓄積」「連撃時に蓄積」あたりが3枠でまとまっている大サイズ遺物は、どのビルドでもSランク級ですね。
キャラ専用Sランク枠
キャラ固有の強化をしてくれる遺物は、そのキャラを使うならほぼ固定枠といっていいくらいです。
- ガラスの首飾り(葬儀屋)
- 葬儀屋のアーツ・スキル発動時に攻撃力アップ
- アーツゲージ自然蓄積
- 連続攻撃時に追加で攻撃力アップ
- 学者用の壮大な景色系
学者はアーツでダメージを共有する性能を持っているので、「アーツゲージ自然蓄積」「スキル使用時、範囲内の味方攻撃力アップ」などの効果がまとまった遺物は、複数ボス戦のSランク候補です。 - 他にも、鉄の目・追跡者・無頼漢あたりは、専用遺物でアーツや状態異常の伸びが大きく変わるので、そのキャラをメインにするなら最優先で狙う枠ですね。
深き夜前提のぶっ壊れ寄り枠
深き夜では、深層の遺物も含めて火力とデメリットの振れ幅が一段上になります。
- 最大HP大幅アップ+カット率アップ系(深き夜遺物)
- ガードカウンター強化+ガード中ヘイトアップ+属性カット率上昇の組み合わせ
- HPが減るほど攻撃力が上がる代わりに被ダメージも増える系
これらは、高深度のワンパン級攻撃をギリギリ耐えるために重要で、最近の解説でも耐久系の深層遺物を優先する構成が推されることが多いです。
選び方の指針まとめ
最強だけ並べても「じゃあ自分は何を拾えばいいの?」になりがちなので、最後にざっくり基準を。
- 初めてナイトレインを触る段階
- 最大HP・最大FP・カット率アップ系
- キャラ固有遺物(特に鉄の目・追跡者・葬儀屋・学者)
- 通常モードを安定してクリアしたい段階
- 封牢バフ(Grand Luminous Scene系)
- 属性攻撃力アップ+状態異常特攻
- アーツゲージ自然蓄積+撃破時蓄積
- 深き夜やDLCボスに挑む段階
- 深層遺物のHP・カット率・ガード強化
- デメリット付きの高倍率攻撃バフ(自分のプレイングでカバーできる範囲に絞る)
とりあえず封牢バフとキャラ固有とアーツ関連を押さえてから、残りを好みで埋めるくらいの感覚で選んでいくと、迷いにくいかなと思います。
おすすめ遺物とビルドの組み合わせ!
ここからは、実際のビルド単位でこの遺物セットは使いやすいなという組み合わせをいくつか挙げていきます。
近接フィジカル特化ビルド
対象キャラ:無頼漢・追跡者・守護者・葬儀屋などの筋力寄り
おすすめ効果セット
- 封牢バフ(封牢撃破ごとに攻撃力上昇)
- 近接攻撃力上昇/戦技攻撃力上昇/攻撃連続時攻撃力上昇
- ジャンプ攻撃強化・タメ攻撃強化
- 最大HP上昇+カット率アップ
ここに、葬儀屋ならガラスの首飾り、追跡者なら追跡アーツ強化系の専用遺物を差し込むと、高火力とある程度のゴリ押し耐久が両立します。
「攻撃連続時、攻撃力上昇」や「武器持ち替え時、物理攻撃力上昇」といった追加効果も相性がよく、連撃を続けるほどDPSが伸びていく殴り合いビルドになります。
出血・腐敗・凍傷など状態異常特化ビルド
対象キャラ:鉄の目・隠者・レディなど
おすすめ効果セット
- 出撃時の武器に冷気/出血/腐敗を付与
- 凍傷・毒・腐敗・出血状態の敵に与ダメージ上昇
- 状態異常ゲージがある時、徐々に攻撃力上昇
- 被ダメージ時、腐敗付与+腐敗発生時HP持続回復(瓦礫の夜)
瓦礫の王から入手できる「瓦礫の夜」は、自分も敵も腐敗まみれになる代わりに、状態異常が絡む戦いで火力と回復をまとめて引き上げるタイプの遺物で、状態異常ビルドの象徴みたいな存在です。
腐敗をばらまける武器や祈祷とセットで使うと、ボスの足元が常に紫色になって楽しいやつですね。
魔術・祈祷アーツ連打ビルド
対象キャラ:隠者・学者・一部のレディ
おすすめ効果セット
- 最大FP上昇+魔術/祈祷攻撃力上昇
- アーツゲージ自然蓄積+敵撃破時蓄積
- 魔術/祈祷の効果時間延長
- 学者なら、標本数に応じてルーン獲得や範囲ダメージ共有が強化される専用遺物
学者はアーツで与えたダメージを広範囲に共有する性能を持っていて、安寧者たちみたいな複数ボスに対しては、1体を重点的に殴るだけで全員のHPを削れます。
ここに、
- 魔力攻撃力上昇
- 魔術/祈祷強化
- ルーン獲得系の効果
をまとめて積むと、攻略と育成を同時に進められる周回ボス化もできます。
タンク・サポート寄りビルド
対象キャラ:守護者・復讐者・一部の鉄の目
おすすめ効果セット
- 属性カット率アップ(炎・魔力・雷・聖)
- ガードカウンター強化+ガード中ヘイトアップ
- HP最大時カット率アップ
- ダメージ直後に攻撃でHP回復
深き夜の高深度では、まずワンパンを耐えないと話にならないので、「最大HP+カット率+ガード強化」の三点セットを優先してから、余った枠にサポート系を積むイメージです。
守護者はカット率を盛りやすいので、味方の後ろでガードカウンターを連打しながらヘイトを背負う役にも向いています。
重複を狙う遺物効果とシナジー?
ナイトレインの遺物は、重ねて意味がある効果と、同名を重ねても意味が薄い効果が混在しています。
ここを理解しておくと、これは2枚目いらないな、という判断がしやすいです。
明確に重複させたい効果
まずは、数を積むほど分かりやすく強くなるタイプ。
- 最大HP/最大FP/最大スタミナ上昇
- 能力値+1〜+3(生命力・精神力・持久力・筋力・技量・知力・信仰・神秘・強靭度)
- 封牢バフ(封牢の囚撃破ごとに攻撃力上昇)※重複は「倒した数」でスケール
- 状態異常ゲージがある時、徐々に攻撃力上昇
- 出撃時の武器に属性付与+属性攻撃力上昇(冷気+冷気攻撃力、出血+物理攻撃力など)
特に封牢バフ系は、1体ごとに攻撃力がかなりの割合で上昇し、封牢ボスを倒せば倒すほど上がり続けるという仕様になっています。重ねても意味があるのは「倒した数」の方なので、遺物自体は1個で十分だが、封牢周回でスタックを増やすのが大事というイメージですね。
状態異常系も、
- 凍傷状態の敵への与ダメージアップ
- 冷気攻撃力アップ
- 冷気属性付与
あたりを同時に持てると、1発1発のダメージと凍傷発動時の割合ダメージで二重においしい構成になります。
重複が限定的な効果
一方で、「同名効果を複数持ってもおいしくない」タイプもあります。
- 同じ名前のカット率アップ(炎カット率+10%など)
- HP最大時カット率アップ
- 一部の「〜時に〜が発生」系の条件付き効果
これらは、同じ名称の効果が複数の遺物に散らばっている場合、数値が高い方だけが有効になるという扱いになっているものがあり、いくら並べても上書きされてしまいます。
そのため、
- 炎カット+10%と炎カット+12%を2つ持つ → 実質+12%だけ
- HP最大時カット率+15%と+20%を両方付ける → +20%だけ
のようなケースでは、枠の無駄になりがちです。
シナジーが強いセット例
重複させるべきものと1つあれば良いものを混ぜながら、シナジーを作るのが理想ですね。
例としては、
- 生存力重視セット
- 最大HP上昇
- HP一定値以下でカット率アップ
- ダメージ直後、攻撃でHP回復
→ 被弾後のリカバリーと粘りが大きく伸びる構成。
- 凍傷特化セット
- 出撃時冷気付与
- 冷気攻撃力上昇+1〜+2
- 凍傷状態の敵への与ダメージ上昇
→ 凍傷ゲージを溜めるのも、発動後の追撃も両方強くなる構成。
- 封牢バフ+連撃セット
- 封牢バフ
- 攻撃連続時、攻撃力上昇
- 戦技攻撃力上昇
→ 周回を重ねるほど基礎火力が伸び、その上で連撃戦技を多用するほどダメージが跳ねる構成。
「これはどう見ても重ね得だな」と思うものは積極的に複数枠に散らしつつ、同名カット率系は数値の高い1枚だけ残して、残りの枠を別カテゴリで埋めるのが、枠をムダにしないコツかなと思います。
ハズレ遺物を捨てる判断基準!
遺物を集め始めると、倉庫がすぐ一杯になって整理が地獄になります。
最近のパッチでフィルタ機能や売却のUIが改善されたとはいえ、どこかで「これはもう捨てていいな」という線引きが必要ですね。
ここでは、自分なりに決めている捨てラインと保留ラインを書いておきます。
ほぼ即売りでいいパターン
- 効果が1枠だけで、その内容も微妙
- 例:能力値+1だけ、最大スタミナ少しだけ、など
- 明確なデメリットだけで、メリットが小さい
- 回避直後の被ダメージ増加だけ付いていて、火力アップがほぼない、など
- 手持ちの完全下位互換になっている
- 似た構成で数値が低い、効果数が少ない
こういう遺物は、深き夜に行ってもほぼ出番がないので、躊躇なくマークに変えてしまっていいと思います。
一見微妙でも保留したいパターン
逆に、今は使わないけど、後々化けそうなものもあります。
- 封牢バフ系(封牢撃破で攻撃力上昇)を1枠でも含んでいる
- 状態異常特攻(凍傷・毒・腐敗・出血)を含んでいる
- アーツゲージ自然蓄積・敵撃破時蓄積を含んでいる
- 最大HP/FPアップ+カット率アップがセットになっている
これらは、別の当たり効果と組み合わさった瞬間に神ロール化する可能性が高いので、埋もれないようにお気に入り登録して残しておくと安心です。
深層遺物の捨てライン
深き夜の深層遺物は、そもそも数が少ないので雑に捨てたくはないですが、それでもラインは決めておきたいところ。
- 狙いの効果が1つも付いていない
- 強烈なデメリットだけが目立っていて、メリットが噛み合わない
- 構成が、既に持っている深層遺物の完全下位互換になっている
このあたりは、ある程度深度4まで遊んで、自分のプレイスタイルが固まってからまとめて処分でもいいかなと思います。
パッチ後の整理のコツ
アップデート後は、遺物まわりにいろいろテコ入れが入っています。
- 報酬・購入画面から直接売却できる
- お気に入りマークを付けて誤売却を防げる
- フィルタで効果種類やキャラ専用かどうかを絞り込みやすくなった
- プリセット名を付けられるようになった
なので、
- まずお気に入りを全部つける
- フィルタで「能力値だけ」「効果1枠だけ」などを抽出して売却
- 最後に深層遺物だけ目視で確認
みたいに段階を分けると、かなり整理しやすいです。
ボス戦向け遺物の当たり構成!
ボスごとに「これを付けると楽になる」という遺物構成が結構違うので、代表的なパターンをいくつかピックアップします。
安寧者たち戦向け:複数ボス削りビルド
安寧者たちは複数体で出てくるタイプのボスなので、範囲攻撃やダメージ共有を活かす構成が刺さります。
おすすめセット(学者想定)
- アーツゲージ自然蓄積
- 敵撃破時アーツゲージ蓄積
- 魔力攻撃力上昇+最大FP上昇
- 学者専用の、標本数に応じてルーン獲得やポーチ拡張が強化される壮大な景色
学者のアーツは範囲内の敵にダメージを共有する性能を持っていて、安寧者たちのような複数ボスに対しては、1体を重点的に殴るだけで全員のHPを削れます。
ここに、
- 魔力攻撃力上昇
- 魔術/祈祷強化
- ルーン獲得系の効果
をまとめて積むと、攻略と育成を同時に進められる周回ボス化もできます。
瓦礫の王戦向け:状態異常+腐敗ビルド
瓦礫の王は、出血・凍傷・毒・腐敗が全部通るボスで、状態異常をどれだけ重ねられるかが勝負になってきます。
おすすめセット
- 出撃時の武器に出血か冷気を付与
- 状態異常ゲージがある時、徐々に攻撃力上昇
- 瓦礫の夜(被ダメ時腐敗付与+腐敗発生時HP回復+状態異常ゲージ中攻撃力上昇)
- 最大HP上昇+腐敗・毒カット率アップ
瓦礫の夜は、自分が被弾したときに周囲へ腐敗をばらまき、その腐敗が発生するたびにHPがじわじわ回復し、さらに攻撃力まで上がっていくという、かなりクセの強い遺物です。
腐敗の苔薬を持ち込んで自分の腐敗だけはケアしつつ、敵だけ腐敗させ続けると、攻撃・回復・火力アップが全部噛み合ってむしろ安定する、という面白い構成になります。
深き夜・深度4向け:耐久全振りビルド
深き夜の深度3〜4は、とにかく敵の攻撃が重いので、ボスごとに細かく変えるよりまず死なない構成を作るのが優先度高めです。
おすすめセット
- 最大HP上昇(通常遺物と深層遺物の両方で確保)
- 物理カット率アップ+属性カット率アップ
- ダメージ直後の攻撃でHPを回復する効果
- ガードカウンター強化+ガード中にヘイトアップ
これに深層の、
- HP一定値以下で攻撃力大幅アップ
- 連続回避にペナルティが付く代わりに、ガード時のカット率が跳ね上がる
といったデメリット付き高倍率バフを1〜2枠混ぜると、ガード主体で立ち回れば安定、欲張ると即死という緊張感のある構成になります。
複数ボス・雑魚混成向け:範囲処理ビルド
安寧者たち以外にも、雑魚とボスが同時に出てくる拠点や、途中乱入が多い場面では、範囲ダメージ+ルーン/アーツ回収を意識した構成が強いです。
- アーツでダメージ共有(学者)
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積アップ
- 敵撃破時にルーン獲得量アップ
- 出撃時にポーチ拡張(回復アイテムやバフアイテムを持ち込むため)
「拠点を丸ごと巻き込んでアーツで吹き飛ばし、ルーンとアーツを回収しながら次の拠点へ」というムーブがやりやすくなり、ボス戦までにかなり強い状態で到達できるのがメリットですね。
周回効率とリセマラの立ち回り!
ナイトレインは、走れば走るほど遺物が増えていくタイプのゲームなので、周回の回し方で快適さがだいぶ変わります。
周回の基本方針
- 1〜3日目を全部きっちり回る周回
- 封牢・塔・強敵をなるべく全部片付けて、封牢バフや強い武器を集める
- 目的限定のショート周回
- 「この封牢だけ」「この地変だけ」「このボスだけ」などに絞る
- 深き夜専用の周回
- 深層の遺物を掘るために深度3までをテンプレルートで回す
特に、封牢周回は封牢バフ系遺物のスタックを増やす意味でも重要で、「ボスに行く前に封牢を2〜3か所回ってから本番へ」という流れが、最近のメタになりつつあります。
遺物厳選の効率的なやり方
遺物厳選にはいくつかスタイルがあります。
- PS/Xbox
- 小壺商人のバザーで高ランクの遺物をまとめて購入
- 使わないものはその場で売却
- 周回でマークを稼ぎ、ガチャ感覚で回す
- PC(Steam)
- 倒しやすいボス(体力が低くパターンが素直なボス)を周回して、報酬から大サイズの遺物を狙う
- セーブバックアップは技術的には可能ですが、ゲームの規約やオンライン利用のリスクを踏まえると、あまりおすすめはしないですね
さらにパッチで、報酬画面や購入画面から直接売却できる+フィルタで欲しい効果を探しやすくなったので、「とりあえず拾って後から整理」のストレスはかなり減っています。
リセマラをどう考えるか
スマホゲーム的な意味での、最初からやり直すリセマラは、このゲームでは現実的ではありません。
- キャラの開放
- ジャーナル(追憶)の進行
- 封牢バフのスタック
など、アカウント全体で積み上がっていく要素が多すぎて、やり直しのメリットが薄いためです。
一方で、PC版ではセーブデータやクラウドバックアップを使って、「この結果画面の前に戻る」みたいな擬似リセマラも理屈としては可能です。ただし、
- オンラインプレイでの利用はアカウントペナルティのリスクがある
- 手間の割に、普通に周回した方が早く強くなれるケースも多い
という点から、どうしてもやるならオフライン前提で、自己責任の範囲にとどめた方がいいかなと感じています。
周回の効率を上げたい場合は、
- 倒しやすいボスを見つけて周回ルートにする
- 地変の恩寵でステータスや強武器を早めに確保する
- 封牢・塔を意識して踏み、封牢バフやステータス上昇系効果を積む
といったゲーム内で完結する効率化を優先するのが、安全かつ長く遊べるやり方だと思います。
PC版向け遺物関連MODの注意点!
最後に、PC版限定になりますが、遺物まわりのMODやツール系の話も少し触れておきます。
便利そうに見える一方で、オンラインとの相性や規約まわりのリスクがかなり大きいジャンルなので、本当に注意が必要です。
代表的なMODやツールのタイプ
- 全スロットを白色にして、どの色の遺物でも挿せるようにするタイプ
- いわゆる全スロット白化系。献器の色縛りを無視できるので、ビルドの自由度は爆発的に上がります。
- 遺物効果の数値を底上げするバランス調整系
- 遺物の効果を全体的に強くしたり、ソロプレイ時のHPやFPを微増させたりするなど、難度を少し下げる方向のもの。
- 遺物そのものを書き換える編集ツール系
- チートツールと連携して、手持ちの遺物の効果を自由に差し替えるタイプ。深層効果も含めて自由に高段階を3つ並べたりできてしまうものもあります。
見ての通り、ゲームバランスやオンライン環境に大きく影響しうるものが多いです。
オンラインとの相性とリスク
海外コミュニティでは、
- 深度の高いマルチに、明らかに編集済みの遺物を持ったプレイヤーが混ざる
- 不正に追加した遺物やセーブを削除するように、という警告が出る
といった話も出ていて、オンラインに編集済みの遺物を持ち込む行為は、アカウント制裁の対象になりうるとされています。
遺物はローカルセーブに保存されているので、技術的には編集がしやすい反面、そのぶん不正検出の対象にもしやすい構造になっている、という見方もあります。
どう付き合うべきか
個人的なスタンスとしては、
- オンラインを遊ぶつもりなら、遺物編集系のツールは触らない方がいい
- シングル専で遊ぶにしても、
- アンチチートを無効化する系の手順は、PCのセキュリティリスクにもつながりかねない
- 想定以上にゲームが簡単になり、ナイトレイン本来の面白さが薄れてしまう可能性がある
という点から、MOD導入前に本当に必要か一度落ち着いて考えた方がいいと思っています。
もしどうしてもPC版で難度を下げたいなら、
- アップデートで強化された遺物(継続回復・FP回復・ルーン増加など)を活用する
- 最大HPやカット率を重視したビルドで深き夜に挑戦する
- デュオ遠征などの要素を使って、味方と一緒に攻略する
といったゲーム内の選択肢から試してみる方が、安全で後腐れも少ないはずです。
ここまでいろいろ書いてきましたが、ナイトレインの遺物周りはアップデートで少しずつ調整や追加が入っているので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、MODやオンラインの扱いなど判断が難しい部分については、ゲーム運営やプラットフォーム側の利用規約やサポート窓口など、専門家にあたる立場の案内も参考にしつつ、最終的な判断は専門家にご相談ください。
そのうえで、自分なりの最強遺物の組み合わせを見つけて、夜渡りたちを好きなだけ弄り倒してもらえたらうれしいです。
ナイトレインの遺物についてのまとめ
・ナイトレインの遺物はビルド方針を決める恒久パッシブ装備である
・一人三枠の遺物スロット管理が夜渡り育成と安定攻略の重要な鍵である
・遺物一個につき最大三効果まで付きビルド構成の幅が大きく広がっていく
・赤青緑黄色のスロット色傾向を理解すると役割設計と厳選方針が定まる
・深き夜専用の深層遺物で火力とデメリットが大きく尖る構造である
・封牢や塔の攻略報酬から遺物を集めて周回ごとに手札が増えていく
・ボス初回撃破や追憶報酬から各キャラ専用の強力な固有遺物を得られる
・封牢バフや属性強化遺物が物理火力と状態異常火力の核となりやすい
・最大HPとカット率を盛る耐久寄り遺物が高難度攻略では特に重要だ
・アーツ蓄積系遺物が周回効率とボス戦の爆発力を同時に底上げする
・同名効果は高数値だけ有効な場合もあり無駄な重ね掛けには注意が必要だ
・最大値系や封牢バフは重複させるほど伸びが良く優先度がかなり高い
・デメリット付き遺物は立ち回りと慣れ次第で評価が一変して大きく光る
・深き夜では通常遺物と深層遺物六枠構成で個性が強いビルドになる
・周回効率を意識して倒しやすいボスや封牢を選んで走ると厳選が捗る
