ナイトレインの魔術師塔で封印が解けず、塔の前をぐるぐる回って時間だけ溶けていく…そんな経験、けっこうあるんじゃないかなと思います。
私も最初の頃は紋章がどこにあるのか分からず、リングは迫るし夜の王戦の準備も進まないしで、かなり焦りました。
このページでは、ナイトレインの魔術師塔について、仕組みからギミックのパターン、古の魔術師塔の特徴、遺物との相性までを一つずつ整理していきます。
塔のどこを見ればいいのか、どの順番でチェックすればいいのかが分かれば、三日間の限られた時間の中でも安定して攻略できるようになります。
特に、魔術ビルドやハイブリッド構成で遊んでいる人にとって、魔術師塔はFP管理と装備更新の両方を支えてくれる重要な拠点です。
塔をしっかり踏めるようになると、潜在する力からの強い杖や魔力武器、永続で最大FPが上がる遺物効果など、ビルドが一段階跳ねるきっかけが一気に増えていきます。
ナイトレインの魔術師塔で迷わず遊びたい、紋章ギミックをサクッと片付けて夜の王戦に集中したい、そんな人に向けてできるだけ噛み砕いてまとめているので、気になるところから読んでみてもらえたらうれしいです。
・ナイトレインの魔術師塔の役割と基本仕様が分かる
・封印と紋章ギミック全パターンの探し方が理解できる
・古の魔術師塔の特徴とレア報酬を狙うコツが分かる
・遺物やビルドと魔術師塔の相性と周回ルートがイメージできる
★目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
★時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。
ナイトレインの魔術師塔の基本解説!
・ナイトレインの世界観と魔術師塔
・封印と紋章ギミックの仕組み!
・複数パターンの仕掛けと解除
・偽物封印や特殊パターンの違い
・魔術師塔に入れない時の対処法!
・古の魔術師塔とオーラの特徴
ナイトレインの世界観と魔術師塔
私がナイトレインを遊んでいてまず感じるのは、三日間しかないリムベルドでのサバイバル感ですね。
この作品はエルデンリング本編と同じ世界観を共有しつつ、リムベルドという新たな戦場を舞台にした、最大三人協力プレイ対応のサバイバルアクションになっています。
ざっくり整理すると、ナイトレインの基本ループはこんな感じです。
- リムベルドに降り立つ
- 三日間で装備や遺物、潜在する力を集めてキャラを育てる
- 夜の終わりに強力なボス夜の王に挑む
- 一回ごとの遠征で拠点の位置や敵配置、戦利品が変化するローグライト形式
地形そのものは大きく変わらないものの、祝福や拠点の場所、敵や戦利品の内容が毎回シャッフルされるので、
同じマップでも回るルートや組み立てるビルドが自然と変わっていきます。
この中で魔術師塔は、マップにランダムで出現する探索ポイントの一つで、
特に魔術系ビルドにとっては見つけたら寄っておきたい重要スポットになっています。
魔術師塔ってそもそも何?
ナイトレインの魔術師塔は、フィールドのあちこちにポツポツ立っている細長い石造りの塔です。
特徴を挙げると、だいたいこんな感じになります。
- フィールドに一〜三本程度がランダム配置される
- 塔の入口には霧状の封印がかかっていることが多い
- 封印を解くには、塔周辺や内部に隠された紋章を破壊する必要がある
- 最上階には潜在する力が用意されており、杖や魔術向け武器、魔力系アイテムが出やすい
- 一階部分では星光の欠片が大量に手に入ることがある(FP回復アイテム)
特に潜在する力の中身がポイントで、
- 一枠目:アンコモン相当の杖
- 二枠目:魔力派生の武器
- 三枠目:魔術やFPに関係するアイテム
といった構成になりやすく、魔術ビルド用の補給ポイントとして機能しているのが分かります。
魔術師塔と各キャラとの相性
魔術師塔と特に相性が良いのは、やっぱり隠者のような魔術メインのキャラです。
- 魔術で戦う=FP消費が激しい
- 魔術師塔ではFP回復アイテムの星光の欠片を大量確保しやすい
- 潜在する力から強い杖や魔術向け武器を引きやすい
- 一部の遺物に魔術師塔の仕掛けが解除される度、永続で最大FP上昇という効果がある
この遺物効果のおかげで、塔を踏めば踏むほど最大FPが増えていくので、
魔術師塔は単なる宝箱ポイントではなく、ビルドが育つかどうかを左右する成長スポットという扱いになります。
もちろん、レディや復讐者など他のキャラでも、
- 祈祷や魔術をサブで使うハイブリッドビルド
- 魔力派生武器で殴る近接寄りビルド
などなら恩恵はかなり大きいです。
近接寄りの構成でも、強力な魔力派生武器や一部のタリスマン枠を狙って寄る価値は十分ありますね。
ナイトレイン本編の魔術塔と混同しないように
エルデンリング本編にも「〜の魔術塔(ライズ)」という場所がいくつかありますが、
ナイトレインの魔術師塔は仕組みも役割もまったく別物です。
- 本編側:固定マップ、それぞれ個別の謎解きが設定された塔
- ナイトレイン:リムベルド内に複数出現する、共通ルールの紋章ギミック付き拠点
という違いがあるので、「本編だとこうだったから…」という感覚で探し始めると、逆にハマりやすいです。
ナイトレインの方は、紋章パターンさえ覚えればテンポ良く回せる攻略拠点という立ち位置なので、
別物として頭を切り替えてしまった方が遊びやすいかなと思います。
世界観としては、エルデンリング本編と同じ交わりの地の一角で、
夜渡りたちが三日の猶予で夜の王たちに挑むスピンオフ、くらいのイメージで捉えてもらえるとしっくり来るはずです。
封印と紋章ギミックの仕組み!
魔術師塔の入口を塞いでいるのが、霧状の封印と、その解除条件になっている紋章です。
ここを理解しておくと、塔を見つけてから中に入るまでがグッとスムーズになります。
封印の基本ルール
魔術師塔に近づくと、入口や2階の扉に白い霧の壁が張られていることがあります。
これが封印で、見た目は似ていても本物と偽物の2パターンがあります。
- 本物の封印
- 霧の中に紋章の模様が浮かんでいる
- 周囲(塔の外周 or 内部)にある紋章を破壊すると霧が晴れる
- 偽物の封印
- 霧だけで紋章が描かれていない
- 実はそのまま突っ込んで通過できる
初見だと全部本物に見えるんですが、
よく見ると紋章が描かれているかどうかで見分けがつきます。
紋章が無い=封印ではあるけど実質ただの演出くらいの感覚ですね。
紋章の性質と壊し方
封印を解除するキーになる紋章は、攻撃だけでなく移動アクションでも壊せるのがポイントです。
- 通常攻撃・ジャンプ攻撃
- ダッシュで踏みつける
- ローリング(回避行動)
このあたりを当てれば、大抵は破壊判定が入ります。
魔術や弓で遠距離から壊すこともできますが、
擬態しているタイプはまず姿をあらわさせる → さらに攻撃の2段階になることもあります。
紋章は塔の周辺オブジェクトに紛れて配置されるので、
- 見た目が微妙に浮いているオブジェクト
- 塔の近くにだけ不自然に置かれているもの
を優先的に疑っていくと見つけやすいです。
入口の封印位置で外か中かが決まる
魔術師塔の封印は、どこが霧で塞がれているかによって、
紋章のある場所がほぼ決まっています。
- 1階の正面入口が封印されている
→ 紋章は塔の外周に配置 - 2階の扉が封印されている(1階には入れる)
→ 紋章は塔の内部(1階か2階)に配置
なので、塔を見つけたらまずやることは一つだけです。
正面の扉が霧で塞がっているかどうかチェックする
ここさえ押さえておけば、
外を探すのか、中を探すのかがすぐ決まるので、ムダ足がかなり減ります。
魔力が立ち昇っている塔=複数封印
見た目で一発で分かる特徴として、塔の上部から青い魔力が立ち昇っているパターンがあります。
このタイプは複数の紋章で封印されている塔で、通常よりも手間がかかる代わりに報酬が豪華です。
- 通常の塔
- 紋章:1つ破壊でOK
- 魔力が立ち昇る塔
- 紋章:3つ破壊する必要あり
この紋章3つパターンは後述する古の魔術師塔にも絡んでくるので、
ビジュアルを見てこれは複数パターンだなとすぐ判断できるようになっていると楽ですね。
複数パターンの仕掛けと解除
ここからは、実際にどんな場所に紋章が隠れているのか、パターンごとに整理していきます。
魔術師塔はパターンを覚えてしまえば、かなり高速で処理できるようになります。
外周パターン:正面の門が塞がっている場合
正面入口が霧で塞がれている塔は、塔の外周で完結するパターンです。
代表的なものをまとめるとこんな感じ。
- 封印が偽物
- 霧に紋章が描かれていない
- そのまま歩いて突破できる当たりパターン
- 門の真上に紋章
- 扉の上部を見上げると紋章が浮かんでいる
- 近接攻撃やジャンプ攻撃を当てて破壊
- 外壁の増築部分が紋章
- 正面左の外壁だけ、板が乗っていたり増築っぽくなっている
- そこを攻撃すると紋章が露出 → さらに攻撃で破壊
- インプ像が紋章に擬態
- 階段右側にインプ像がある塔
- 像そのものを攻撃すると紋章が出てきて、そのまま壊せる
- 枯れ木が紋章
- 正面左に立っている枯れ木がターゲット
- 普通の木と違って塔の近くに1本だけ生えていることが多い
- 動く切り株
- 塔の脇にある切り株が、近づくと走って逃げる
- 紋章が擬態しているので、弓や魔術で先に撃っておくと楽
- 揺れている木の根元
- 塔の横に並んだ2本の木が不自然に揺れている
- 根元の草むらに紋章が隠れていて、ローリングなどで壊せる
- 水たまりの中
- 塔の右側などに水たまりがある
- カメラを下げると水面の下に紋章が見えるので遠距離攻撃で破壊
外周パターンはこのあたりをチェックリスト化して順番に見るのが一番早いです。
- 封印を真正面から見て、霧に紋章があるか確認
- 見上げて門の上
- 左右の外壁
- 階段付近の像・木
- 塔の周囲を一周して、切り株や水たまり
このルートを決め打ちしておくと、時間制限があるナイトレインでも安心して塔を回れます。
内部パターン:正面の門が開いている場合
逆に、1階の入口に霧がなく普通に入れる塔は、2階側の封印が本番です。
この場合の紋章は塔の中にあります。
内部パターンの定番は次の3つ。
- 1階奥の壁の中
- 1階に入ってまっすぐ奥へ
- 右側に石像が無い場合、その壁が偽物
- 攻撃すると壁が消えて、その向こうに紋章が出現
- 出入口の上部(燭台)
- 1階奥の右に石像がある場合は、入口方向に振り返る
- 出入口上部の燭台のうち、火が消えている位置に紋章
- そのあたりを攻撃してやると紋章が出てきて壊せる
- 2階の入口の反対側
- 上記2つに当てはまらない場合は、階段を上がって2階へ
- 2階入口を正面にし、その反対側の壁を調べると紋章
ここも動きを決めてしまえば簡単です。
- 1階奥右に石像があるかチェック
- 無ければ壁を殴る
- あれば出入口上部を攻撃
- どちらも違ったら2階に上がって反対側の壁へ
この4ステップを体に覚えさせると、内部パターンは本当に一瞬で終わります。
偽物封印や特殊パターンの違い
魔術師塔を周回していると、たまにあれ?普通と違うぞという塔に出会います。
ここでは、いわゆる特殊パターンをざっくり整理しておきます。
霧だけの封印=偽物タイプ
まず覚えておきたいのが、偽物封印の存在です。
- 霧はあるけど紋章が描かれていない
- 攻撃しても手応えがなく、そもそも解除ギミックが存在しない
- 思い切って突っ込むと、そのまま中に入れてしまう
本物の封印に比べて、若干霧が薄い・揺れ方が弱いといった違いもありますが、
一番確実なのは霧の中に紋章が見えるかどうかです。
塔に来たらまずは霧をアップで見て、
- 模様がある → 本物
- 模様が無い → 偽物
と判断してしまうと、無駄な時間を使わずに済みます。
魔力が立ち昇る塔=複数紋章プラスレア報酬
塔の上から青白い魔力が空に向かって立ち昇っているパターンは、通常の塔とは扱いが違います。
- 見た目からして結晶が露出していて、全体的にゴツく、オーラを纏っている
- マップ上のアイコンも、周囲に光のエフェクトが出ていて特別感がある
- 入り口を開けるには、周囲にある紋章を3つすべて破壊する必要がある
この種の塔は、のちほど触れる古の魔術師塔と重なる部分が多く、
内部の潜在する力もレア以上確定といった、かなりおいしい設定になっています。
ただし、紋章3つ分を探すことになるので、
- フィールドのリングがすでに狭まりつつある
- 残り時間がギリギリ
といった状況で無理に狙うと、帰り道がきつくなることもあります。
今回はビルド的にどうしても欲しい報酬があるかを基準に、攻略するかどうか決めるのが良さそうです。
勝手に封印が解けるレアイベント
さらに特殊なのが、自分は何もしていないのに塔の仕掛けが解除されるというイベントです。
特定の塔にいると、画面に
他世界により、塔の仕掛けが解除された
というメッセージが出て、封印が自動的に消えることがあります。
挙動からして、
- 同じタイプの塔を攻略している別のプレイヤーがいる
- そのプレイヤーが紋章ギミックを解いたタイミングで
- 自分の世界の同じ塔の封印も連動して外れる
といったオンラインならではの仕組みになっていそうです。
頻度はかなり低く、体感では稀に起きればラッキーくらいのレアイベントですね。
魔術師塔に入れない時の対処法!
実際にプレイしていると一番多い悩みが、
紋章が見つからなくて塔に入れないというパターンだと思います。
ここでは、私なりのチェックリストをまとめておきます。
1. まず封印をちゃんと観察する
焦って走り回る前に、封印そのものを確認するのが一番大事です。
- 霧に紋章が描かれているか?
- 1階の正面入口が霧で塞がっているか?
- それとも1階は開いていて、2階の扉が封印されているか?
これを見れば、
- 外周パターンなのか
- 内部パターンなのか
- そもそも偽物封印なのか
が一瞬で分かります。
ここを曖昧にしたまま探し始めると、本当は中なのに外を延々と探すみたいなことになりがちです。
2. 外周パターンは決め打ちルートで探す
外周パターンで迷いやすい原因は、
毎回探し方がバラバラで抜けが出ることにあります。
おすすめなのは、次のような順番でルーティン化してしまうことです。
- 正面から門の上を見上げる
- 左右の外壁を攻撃しながら確認
- 階段付近の像・枯れ木・切り株に怪しいものがないか
- 塔の周囲を一周し、水たまりや揺れている木を重点チェック
これを毎回同じ流れで回すようにすると、
どこを見てどこを見ていないかが自分の中で整理されるので、見落としがかなり減ります。
3. 内部パターンは石像の有無で分岐
内部パターンは、1階奥右に石像があるかないかでほぼルートが決まります。
- 石像が無い → 壁を殴る(隠し壁)
- 石像がある → 出入口の上部(燭台)を攻撃
- どちらも違う → 2階に上がって、入口の反対側の壁を見る
この3ステップを毎回同じ順でやるだけで、
内部の紋章探しで迷うことはほぼ無くなるはずです。
4. カメラアングルを意識する
特に水たまり系の紋章でありがちなのが、カメラ位置の問題です。
- 通常の高さだと水面が反射して何も見えない
- カメラをぐっと下げると、底に沈んだ紋章が見える
ということが多いので、地面や水面を調べる時はカメラを目一杯下げるという癖をつけておくと楽です。
逆に門の上や塔の上部を確認する時は、思い切って真上を向くくらいでちょうど良いですね。
5. 時間制限とリングの収縮を意識する
ナイトレインは、時間経過とともにリングが収縮していくルールがあるので、
塔にこだわりすぎると、帰り道でリングに飲まれてしまう危険もあります。
- 紋章を1〜2分探しても見つからない
- リング境界が塔のすぐ近くまで迫っている
こんな状況なら、いったん塔を諦める判断もアリです。
魔術師塔以外にも、強い杖や魔術が拾える中ボス・遺物報酬はたくさんあるので、
無理に1本の塔に張り付き続けなくても大丈夫です。
古の魔術師塔とオーラの特徴
最後に、通常の魔術師塔とはひと味違う古の魔術師塔についてまとめておきます。
ここはナイトレインの中でも、かなりテンションが上がるスポットです。
見た目で分かる古の塔
古の魔術師塔は、パッと見で分かるくらいビジュアルが派手です。
- 塔の外壁から大きな結晶が突き出している
- 上部から青白い魔力が立ち昇っている
- マップアイコンにもオーラのようなエフェクトが付いている
普通の塔が静かな魔術研究塔だとしたら、
古の魔術師塔は魔力が暴走して結晶が吹き出した実験塔くらいの見た目になっています。
古の魔術師塔のギミック
古の魔術師塔の封印は、複数の紋章によってロックされているのが特徴です。
- 塔の周りや内部に紋章が3つ配置されている
- 3つすべてを破壊して初めて封印が解除される
紋章の隠れ方自体は、通常の魔術師塔と同じパターンが多いです。
ただし、全部で3つ必要なので、
外周1つ+内部2つ、すべて外周、すべて内部など、組み合わせで難易度が変わります。
古の魔術師塔の報酬とレア度
その代わり、古の魔術師塔は報酬がかなり豪華です。
- 最上階の潜在する力がレア以上確定
- 杖・魔力派生武器・魔術系アイテムなど、魔術ビルド向けの装備が特に出やすい
- 遺物や潜在する力のテーブルとしても、魔術キャラ向けのものが優遇されている
隠者で遊んでいる時に古の魔術師塔を見つけたら、
今回は絶対寄りたい優先スポットと言っていいくらいの価値があります。
オンライン連動のレアイベント
古の魔術師塔には、前のセクションでも触れたオンライン連動っぽいイベントが仕込まれています。
- 塔の近くにいると、突然「他世界により、塔の仕掛けが解除された」と表示される
- 自分は紋章を一つも壊していないのに、封印が解除されて中に入れるようになる
この現象は特に古の魔術師塔で報告例が多く、
誰か別の世界のプレイヤーが、同じ塔を攻略完了したタイミングで発動しているのでは、
という説が有力です。
発生頻度はかなり低めですが、
起きた時はラッキーだからサクッと潜在する力だけ回収しておくくらいのノリでOKです。
遺物との相性とビルド面での重要性
古の魔術師塔が特に重要なのは、遺物のシナジーを最大限活かせるからです。
魔術系ビルドの定番遺物の中には、
- 最大FP上昇
- 魔術師塔の仕掛けが解除される度、永続で最大FP上昇
- 魔力攻撃力上昇
といった、魔術師塔と直結した効果の組み合わせを持つものがあります。
攻略情報の検証では、この魔術師塔の仕掛けが解除される度〜の効果は、
- 塔1か所につき最大FPが約1.18倍
- 効果は乗算で永続
- ただし同じ効果を持つ遺物を複数装備しても、効果自体は重複しない(倍率は1つ分だけ)
という性質になっています。
つまり、ビルド的に見ると、
- 魔術師塔に行く価値そのものが遺物によってブーストされる
- 特に古の魔術師塔のような複数紋章タイプを攻略すれば、一度に大きなFP上昇が見込める
という構図になっていて、
塔を攻略すればするほど魔術ビルドが手数も火力も増していくわけですね。
最後に
魔術師塔まわりは、仕組みさえ理解してしまえばそこまで難しくないんですが、
- 紋章パターンの多さ
- ランダム生成マップ
- リングの時間制限
が重なって、慣れるまではどうしても混乱しがちな要素かなと思います。
ここまで読んで、もっと細かい仕様や数値を知りたいという場合は、
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
アップデートで仕様が変わることもあるので、詳細な数値の検証や環境ごとの違いについては、
最終的な判断は専門家にご相談ください。
そのうえで、自分のビルドと相談しながら、
今回はこの塔はスルー、この古の魔術師塔は絶対寄る、といった選択をしていくと、
ナイトレインの周回がぐっと楽しくなるかなと思います。
ナイトレインの魔術師塔と遺物活用!
・遺物と魔術師塔のシナジー解説
・魔術師塔で永続FP上昇を狙う!
・遺物効果の重複仕様と注意点
・アーツ強化とFP管理のコツ!
・レア報酬とおすすめ潜在する力
・複数塔ルートで周回効率アップ!
遺物と魔術師塔のシナジー解説
ナイトレインをやり込んでいくと、遺物と魔術師塔がセットで見えてくる瞬間があると思います。
特に隠者やレディみたいな魔術寄りキャラを使っていると、その結びつきがかなりハッキリします。
まず、ざっくり遺物まわりを整理すると、
- 出撃前に円卓の遺物儀式で装備する
- 1つの遺物に複数の効果がランダムで付く
- 能力値アップ系、攻撃力アップ系、アーツ関連、探索系…とカテゴリがいろいろ
- 一部はキャラ専用や固定入手で、効果が決まっている
という感じのシステムになっています。
この中でも、魔術師塔と噛み合う代表的な遺物がいくつかあります。
- 識の暗き夜
- 最大FP上昇
- 攻撃連続時にFP回復
- 魔術師塔の仕掛けが解除される度、永続で最大FP上昇
- 壮大な静まる景色 など、FP関連の効果を複数持つもの
- 杖を3つ以上装備していると最大FP上昇する系の遺物
特に識の暗き夜は、魔術師塔と関係するテキストを3つセットで抱えているので、
魔術師塔に行けば行くほど真価を発揮する遺物と言っていいかなと思います。
魔術師塔側の仕様を思い出すと、
- 最上階で潜在する力(主に杖や魔力系装備)が手に入る
- 1回の出撃で1〜3本程度の塔がマップに配置される
- 古の魔術師塔はレア以上の潜在する力が確定で出る
なので、こういう遺物を持った状態で魔術師塔をしっかり回ると、
- 最大FPが伸びる
- FP周りの快適さが上がる
- ついでに強い杖も拾える
という、三重の意味でお得な動きになります。
逆に言うと、こういった遺物を持っていないビルドなら、
魔術師塔の優先度はちょっと下がります。
今の構成でどこまで塔の恩恵を活かせるかを考えながらルートを決めると、周回の満足度がだいぶ変わってきますね。
魔術師塔で永続FP上昇を狙う!
魔術師塔まわりの遺物テキストで、よく話題になるのがこの一文です。
魔術師塔の仕掛けが解除される度、永続で最大FP上昇
この効果がどれくらい強いかというと、
攻略情報の検証では魔術師塔一か所につき最大FPが約一・一八倍になると言われています。
ざっくりイメージすると、
- 1本解除:1.18倍
- 2本解除:1.18 × 1.18 ≒ 1.39倍
- 3本解除:1.18 × 1.18 × 1.18 ≒ 1.64倍
という感じで、乗算でどんどん伸びていくタイプのバフです。
あくまで一般的な目安であって、ある時点での参考数値なので、今後の調整や環境で変わる可能性はありますが、
少なくとも現状ではかなり強力な部類ですね。
この効果が付いている遺物は複数あって、
- 識の暗き夜
- 壮大な静まる景色(バリエーションあり)
- ほか固定入手やランダム枠の一部
など、魔術寄りのキャラが好んで使う組み合わせの中に紛れています。
ここで気になるのが、いつのFPを基準に上昇しているのかという話です。
コミュニティの検証では、
- 上昇量は、その塔を解除したタイミングの最大FPを基準に決まる
- あとからレベルを上げても、その時の倍率自体が変わるわけではない
という意見が多めです。
なので、ちょっと意識高くやるなら、
- 精神力をある程度上げてから塔を回る
- 杖3本以上装備で最大FP上昇の遺物を先に確保しておく
といった順番を意識すると、同じ塔の数でも上昇量を大きくしやすいです。
とはいえ、そこまで細かく考えなくても、
見つけた塔をなるべく踏んでいけばどんどん快適になるのは間違いないので、
深度を進めたいときは積極的に狙っていい効果かなと思います。
遺物効果の重複仕様と注意点
遺物を集め始めると、どうしても気になるのがこれ重ねたらどうなるの問題ですよね。
魔術師塔関連の効果も含めて、ここは少しだけ整理しておきます。
能力値系とそれ以外のざっくりルール
攻略情報のまとめでは、遺物効果はざっくり
- 能力値上昇系 → 加算
- それ以外(攻撃倍率やFP倍率など) → 乗算
という扱いになっていることが多いです。
さらにややこしいのが、
- テキストが同じ効果でも、重ね掛けできるものとできないものがある
- ゲーム内の表示だけでは判別しづらい
という点で、これは実際の検証と体感を合わせて判断するしかありません。
魔術師塔のFP上昇はどう重なる?
魔術師塔の仕掛けで永続FP上昇の効果は、
- 塔の数だけ倍率が乗算で増えていく
- 同じ効果を持つ遺物を2個、3個と装備しても、塔あたりの倍率が増えるわけではない
というのが、現状主流になっている見方です。
イメージとしては、
- ×1.18という塔ボーナスがあり
- それが塔の数だけ乗算で重なっていく
- どの遺物でその効果を持っていても、倍率そのものは変わらない
という感じですね。
なので、ビルド構成を考えるときは
- FP上昇系は1枠だけに絞る
- 空いた枠には魔力攻撃力上昇や、消費FP軽減などの火力・快適系を入れる
といった形にした方が効率的になりやすいです。
アーツ関連の重複で気を付けたいところ
もう一つややこしいのがアーツゲージ関連の効果です。
- アーツゲージ自然蓄積+3
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積増加
- アーツ発動時に攻撃力上昇
など、アーツ周りのテキストを持つ遺物がいくつかあります。
このうち、
- アーツゲージ蓄積増加単体は重ね掛け可能
- アーツゲージ蓄積増加+3など、数字付きの特殊バージョンを複数積んだ場合は効き方が少し特殊
といった報告もあって、
似たテキストでも挙動が違うことがあるのがこのゲームらしいところです。
最終的には、自分のアーツの回転を見ながら
- 2〜3枠をアーツ寄りに振ったときの体感
- 1枠だけで火力系遺物を増やしたときの火力差
を比べて調整するのが一番かなと思います。
アーツ強化とFP管理のコツ!
魔術師塔と遺物の話をしていると、自然とアーツの回転率の話にもつながっていきます。
ナイトレインはアーツの火力が高いキャラが多いので、ここを上手く回せると一気に安定度が変わります。
アーツ関連の遺物をどう組み込むか
アーツまわりで代表的なテキストはこんな感じです。
- アーツゲージ自然蓄積+3
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積増加
- アーツ発動時、攻撃力上昇
- アーツ発動時、味方強化
たとえば、銀の雫や壮大な燃える景色などは、アーツゲージ自然蓄積+3を持つ遺物としてよく名前が挙がりますし、
古びたミニアチュールや黒爪の首飾り、狩人の暗き夜などは敵撃破時のアーツゲージ蓄積アップを持っています。
自然蓄積系は、敵と交戦していないタイミングでもじわじわ溜まっていくので、
長期戦になりやすいボス戦と相性が良いです。
一方で敵撃破時蓄積系は、雑魚戦メインの場面で輝きます。
周回でザクザク敵を倒すならこちらの方が回転率が高くなることも多いですね。
魔術との相性が良いアーツゲージ稼ぎ
魔術ビルドの場合、アーツゲージの溜まり方にも少し特徴があります。
コミュニティの検証では、
- ほうき星
- 夜の彗星
- 滅びの流星
- ハイマの砲丸
あたりの魔術は、アーツゲージの蓄積効率がかなり高めです。
つまり、
- 魔術師塔や潜在する力から強い杖を確保する
- FP周りを遺物で底上げする
- ゲージの溜まりやすい魔術をメインに据える
この三つを揃えると、アーツを一周回して撃つサイクルが本当に早くなります。
FPが切れがちなうちは、消費FP軽減やFP回復系の遺物を混ぜながら、
慣れてきたらアーツ特化構成に寄せていく、くらいのバランスが扱いやすいかなと思います。
FP管理とアーツの両立
最終的に落ち着きやすい構成は、
- FP最大値アップ系を1〜2枠
- アーツゲージ関連を1〜2枠
- 残りを火力や生存系に振る
みたいな配分です。
魔術師塔ルートをしっかり回していると、
塔ボーナスだけで最大FPがかなり伸びてくるので、
後半はFPを増やす遺物からアーツ回転と火力を盛る遺物へ徐々にスライドしていくときれいにハマります。
レア報酬とおすすめ潜在する力
魔術師塔を追いかける大きな理由の一つが、潜在する力から出るレア報酬です。
ここをちゃんと押さえておくと、どの塔を優先するか決めやすくなります。
通常の魔術師塔の潜在する力
通常の魔術師塔では、最上階に潜在する力が1つ配置されていて、
内容はかなり隠者向けに寄ったラインナップになっています。
ざっくり構成はこんな感じです。
- 1枠目:アンコモン相当の杖
- 2枠目:魔力派生の近接武器
- 3枠目:魔術やFP周りに関わるアイテム
隠者をメインで使っている人なら、
とりあえず魔術師塔を全部踏んでおけば杖ラインナップがどんどん整うくらいの感覚でOKです。
レディや復讐者でも、魔術や祈祷を混ぜるビルドなら、
魔力派生武器やタリスマン枠のアイテムが普通に強いので、寄る価値は十分あります。
古の魔術師塔のレア報酬
一段階上の重要スポットが古の魔術師塔です。
- 見た目が結晶まみれで、青いオーラを纏っている
- マップアイコンにも光のエフェクトが付く
- 複数の紋章を解除しないと中に入れない
という特徴があって、報酬はレア以上の潜在する力が確定になっています。
古の魔術師塔の潜在する力からは、
- レア以上の杖
- 魔術補正の高い近接武器や杖
- 一部タリスマン系
といった、魔術ビルドのコア装備候補が並びます。
隠者向けの強い杖としてよく名前が上がる
- ルーサットの輝石杖
- 結晶杖
- カーリアの王笏
あたりも、強敵や塔、潜在する力ルートから順番に揃っていきます。
最終的なビルドの完成度を考えると、古の魔術師塔はほぼ必修科目と言っていいかなと思います。
潜在する力を優先するときの目安
潜在する力は、魔術師塔以外にも
- 夜のボス
- 封牢
- マップ上の強敵
など、いろいろな場所から手に入ります。
その中で魔術師塔を優先するかどうかは、
- 今の杖の強さ(魔術補正)
- 遺物の引き具合(魔術強化やFP系が揃っているか)
- 深度や夜の進行状況
あたりで決めるとバランスが良いです。
例えば、
- まだルーサットの輝石杖などの強杖を持っていない
- 遺物でFP周りがある程度整っている
- フィールドに複数の魔術師塔が見えている
という状況なら、潜在する力目当てで塔を優先して走る価値はかなり高いですね。
複数塔ルートで周回効率アップ!
最後に、魔術師塔を複数本まとめて回るときの考え方をまとめておきます。
ナイトレインはランごとにマップが変わるので、その場その場でのルート構築力がけっこう大事です。
1ランに出る魔術師塔の本数
魔術師塔は、1回の出撃につき
- 1〜3本程度がマップにランダム生成される
という作りになっています。
さらにその中に、
- 通常の魔術師塔
- 古の魔術師塔(オーラ付きでレア報酬確定)
が混ざることがあり、古の魔術師塔は突発イベント的な扱いで出現するケースもあります。
なので、出撃したらまず
- マップを開いて魔術師塔のアイコンを確認
- 古の魔術師塔があるかチェック
- 塔の位置とリングの収縮方向をざっくり把握
ここまでをセットでやっておくのがおすすめです。
複数塔ルートを組むときの基本
魔術師塔の永続FP上昇をしっかり活かしたいなら、塔を何本踏めるかがかなり重要になってきます。
複数塔ルートを組む時に意識しているのは、こんな感じです。
- リングの内側に近い塔から優先する
- 古の魔術師塔は、なるべく早めに寄るルートを取る
- 塔と塔の間に封牢や中ボスがあるなら、ついでに寄れるように線で結ぶ
特に古の魔術師塔は、
- レア以上の潜在する力確定
- 塔の解除回数としてもカウントされる
ので、優先度はかなり高いです。
塔にこだわりすぎないことも大事
とはいえ、魔術師塔ばかり追いかけていると、
- リング収縮に巻き込まれる
- 夜のボスに間に合わない
- 他のルーン稼ぎや強敵を全部スルーしてしまう
みたいなことにもなりがちです。
特に、すでに塔ボーナスでFPが十分伸びているランでは、
- 古の魔術師塔だけ狙う
- 通常の塔はマップの端にあるものはスルー
- その分、封牢や封牢報酬の遺物を優先する
という選び方に切り替えていくと、全体の効率が良くなります。
最後に
遺物と魔術師塔、それに潜在する力とアーツを絡めていくと、
ナイトレインの周回はどこを通って何を拾ってどの順番で強くなるかを考える遊びになります。
ここまで読んで、より細かい数値や最新のバランス調整の内容が気になった場合は、
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ゲームの仕様や数値はアップデートで変わる可能性があるので、
ビルドの最終調整ややり込み方針を決めるときは、最終的な判断は専門家にご相談ください。
そのうえで、自分のプレイスタイルに合った遺物と魔術師塔ルートを見つけてもらえたら、
周回がかなり楽しくなるんじゃないかなと思います。
ナイトレインの魔術師塔についてのまとめ
・リムベルドでは三日間制の遠征サバイバルを行うゲームである
・ナイトレインの魔術師塔はマップに一〜三本ほどランダム配置される拠点である
・魔術師塔の入口には霧状の封印が張られ紋章破壊で解除する仕組みである
・封印には紋章付きの本物と突っ込むだけで通過できる偽物が存在する
・紋章は攻撃やローリングなどの行動判定でも破壊可能なオブジェクトである
・一階では星光の欠片が多く入手できFP回復源として魔術ビルドを支える
・最上階の潜在する力からは杖や魔力派生武器など魔術向け装備が入手できる
・外周パターンでは外壁やインプ像枯れ木切り株水たまりなどが紋章候補となる
・内部パターンでは一階奥の偽壁や出入口上部の燭台二階反対側に紋章が隠れる
・古の魔術師塔は結晶と青いオーラを纏い紋章三つ解除が必要なレア塔である
・古の魔術師塔の潜在する力はレア以上確定で魔術ビルドの主力装備源である
・魔術師塔の仕掛け解除ごとに最大FPが永続上昇する遺物効果が存在する
・同系統の魔術師塔FP上昇効果は塔数では重なるが遺物同士では重複しない仕様である
・リング収縮と時間制限を見ながら塔を追いすぎない判断も重要である
・複数塔を巡るルートを組めばFPと装備を同時に強化でき周回効率が向上する
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