ナイトレインの復讐者を解放したいけど条件がよく分からない、使ってみたものの柔らかすぎてすぐ床ペロしてしまう、どんなビルドにすればいいのかイメージが湧かない。
そんなモヤっとした状態でここに来てくれたと思います。
私は「ヒグマのゲーム攻略」を運営しているヒグマです。
ナイトレインの復讐者は、見た目も性能もかなりクセが強くて、触り始めの印象と本来のポテンシャルにギャップが大きいキャラなんですよね。
このページでは、復讐者の解放条件や夜の偶像戦のポイントからステータスの特徴、ビルドの考え方、ソロとマルチでの立ち回り、高難度コンテンツで光る使い方までを一気に整理していきます。
「とりあえず真似すれば遊びやすくなる」具体例と、「ここを押さえれば自分好みにアレンジできる」という考え方の両方を書いていくので、復讐者に興味がある方は、気になるところだけつまみ読みでも全然OKです。
記事の内容はあくまで一つの指針なので、最終的には自分のプレイスタイルに合わせて調整してもらえたらうれしいです。
一緒にナイトレインの復讐者をしっかり使いこなしていきましょう。
・復讐者の解放条件と夜の偶像戦の流れが分かる
・復讐者のステータス特徴と育成方針を理解できる
・ビルド例と装備選びで何を優先すべきか整理できる
・ソロ攻略とマルチ協力での具体的な立ち回りを掴める
★目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
★時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。
ナイトレイン 復讐者の基礎知識まとめ
・復讐者の解放手順と注意点
・復讐者のステータスと成長
・アビリティとアーツの違いは?
・ナイトレイン世界での復讐者像
・復讐者の基本的な使い方ガイド
・ソロ攻略での復讐者の立ち回り
・追憶とジャーナルの進め方
復讐者の解放手順と注意点
まずは復讐者を使えるようにしないと始まらないので、解放の流れを順番に整理します。実際にやってみると行ったり来たりが多いので、一度全体像を頭に入れておくとかなり楽です。
復讐者解放までの流れまとめ
ざっくり言うと、流れはこの4ステップです。
- レディを解放する
- 小壺商人から薄汚れたフレームを買う
- 円卓のジャーナル部屋で復讐者の幻影に触れる
- ボス「夜の偶像」を倒すと復讐者が解放
それぞれもう少し細かく見ていきます。
1. レディを先に解放しておく
復讐者の前提条件になっているのが、同じプレイアブルキャラのレディの解放です。
レディの解放条件は次の通り。
- 出撃後の報酬から古びた懐中時計を入手する(ランダムドロップ)
- 円卓にいる巫女に古びた懐中時計を渡す
- 会話イベント後、レディが使用可能になる
懐中時計は完全ランダムなので、ここだけ少し運ゲーです。まだ持っていない場合は、無理に深き夜に行く前に、浅い深度で周回して拾いに行くくらいの感覚でOKです。
2. 小壺商人から薄汚れたフレームを購入
レディを解放すると、円卓にいる小壺商人のバザーに薄汚れたフレームが追加されます。価格は1500マーク前後で、序盤でもちょっと意識して稼げばすぐ届く程度の額です。
- 出撃を数回こなせば、1日目で全滅しても1500マークは十分狙える
- マーク稼ぎを意識するなら、
- 赤い枠の封牢
- マーク報酬の多い拠点
を優先して回ると効率がいいです
薄汚れたフレームを買ったら、次は円卓の奥の部屋へ向かいます。
3. ジャーナル部屋で幻影に触れる
薄汚れたフレーム購入後、円卓のジャーナルが並んでいる部屋に復讐者の幻影が出現します。
- 幻影に話しかけると「幻影に触れますか?」と聞かれる
- 「はい」を選ぶと、そのままボス戦エリアに転送
ここでキャンセルしてもデメリットはないので、準備を整えたい時はいったん戻って装備や遺物を調整してから挑戦するのがおすすめです。
4. ボス「夜の偶像」戦のポイント
幻影に触れると、専用ステージで夜の偶像戦が始まります。
構成は、
- 夜の偶像本体
- 霊体3体(小姓系、巨人兵系、骸骨兵系)
の4体同時戦。ここでつまずく人がかなり多い印象です。
基本方針は「霊体から順番に各個撃破」。
- 開幕は前に出てくる霊体を誘導し、
- 巨人兵タイプ → 攻撃が遅く隙が大きいので処理しやすい
- 骸骨タイプ → しつこく追いかけてくるので早めに倒す
- 本体の夜の偶像は、霊体が減った後にじっくり相手をする
また、
- ステージが狭く、カメラも見づらいのでロックオンを切りながら戦う場面も意識する
- 遠距離キャラなら、霊体が壁に引っかかったタイミングを狙って火力を集中させる
といった小技も効きます。
負けても何度でも再挑戦できるので、マークや遺物を失うことはありません。かなりの強敵なので、何度かトライして動きに慣れていく前提で考えた方が気が楽です。
解放時に意識しておきたいこと
- 体力の薄いキャラ(レディ、復讐者など)で挑むなら、まずは鉄の目や執行者などタフなキャラで夜の偶像を倒してから復讐者を解放するのもアリ
- どうしても勝てない場合は、
- 深度を無理に上げず、浅い夜で武器と遺物を整える
- 「回復」「黄金樹に誓って」などの祈祷を用意して安定感を上げる
夜の偶像を撃破すると、円卓に戻ったあとに出撃キャラの一覧に復讐者が追加されます。ここまで来ればようやくスタートラインです。
復讐者のステータスと成長
復讐者は、ステータスの数字だけ見るとかなり極端なキャラです。
うまく噛み合うビルドにしてあげないと本来の強さが見えづらいので、まずは素の性能と伸ばし方を整理しておきます。
基本ステータスの特徴
一般的な評価だと、復讐者の能力ランクはだいたい次のイメージです。
- HP:D
- FP:A
- スタミナ:D
- 筋力:C
- 技量:C
- 知力:B
- 信仰:S
- 神秘:B
一番の強みは信仰Sと高めのFPで、逆にHP・スタミナはかなり心許ない部類ですね。
- 長所
- 信仰Sのおかげで、同じ祈祷でもダメージや回復量を出しやすい
- FPが多く、強力な祈祷を何発も撃っていきやすい
- 短所
- HPが低く、強敵の攻撃を1〜2発もらうと一気に瀕死〜ダウンしやすい
- スタミナが少ないので、回避連打や近接ブンブンには向かない
なので、「自分で殴り続ける前衛」ではなく「霊体と祈祷で戦線を組み立てる後衛寄りのキャラ」として考えてあげた方がしっくり来ると思います。
初期装備とそこからの伸ばし方
復讐者の初期装備は、主にこのセットです。
- 拳武器:復讐者の呪爪
- 聖印:指の聖印系の基本聖印
- 祈祷:回復系の祈祷(味方・自分を回復する用)
初期の祈祷は回復のみで、攻撃用の祈祷は持っていません。
攻撃祈祷(雷の槍・火系・黒炎系・狂い火系など)は、各地の拠点や深き夜の報酬などから改めて拾っていく形になります。
復讐者の呪爪は、両手持ちにすると二刀流のような2ヒットモーションになり、手数を稼ぎやすい拳武器です。
- 手数が多いので「攻撃連続時FP回復」系の効果と相性がいい
- 属性付与や状態異常付与の遺物と組み合わせると、削り性能が素直に伸びる
というメリットがある一方で、素の威力はそこまで高くありません。
最終的には、
- メイン火力:信仰Sの聖印+攻撃祈祷
- サブ火力:信仰補正の高い近接武器(秘文字の剣・秘文字のパタなど)
という形に落ち着くことが多いです。呪爪は「序盤〜中盤のつなぎ」か「FP切れ時の保険」と割り切ってしまうとビルドが組みやすくなります。
ステータス変更遺物での伸ばし方
ナイトレインでは、特定のコンテンツで手に入るステータス変更遺物を使って、能力値ごとガツっといじることができます。
復讐者向きのものとしてよく挙げられるのが、
- 復讐者用の「生命力/持久力が大きく上がるが、精神力が大きく下がる」タイプ
といった効果の遺物です。イメージとしては、
- 生命力 +5前後(HPが目に見えて増える)
- 持久力 +5前後
- 精神力 −10前後(FPがかなり減る)
という感じで、耐久をかなり底上げする代わりに、FPをごっそり削るものですね。
復讐者は祈祷とアーツでFPをガンガン使うキャラなので、
- 深き夜の深度が高い場所など、「一撃で落ちかねない環境」に挑む時だけ採用する
- 普段の周回や野良マルチでは、精神力を削らずFPを厚めに確保する
といった切り替えを意識しておいた方が扱いやすいと思います。
成長方針のざっくり指針
ステータス関連の遺物も含めて、復讐者の成長方針をまとめるとこんな感じです。
共通方針
- 信仰はできる限り高く保つ
- 精神力(FP)は極力削らない
- 生命力は、ワンパンを避けられるラインまではしっかり上げる
通常周回〜マルチ重視
- 最大FP上昇・攻撃連続時FP回復・消費FP軽減など、FPまわりの遺物を最優先
- 足りない耐久は、HP上昇や物理カット率アップでほどほどに補う
深き夜や高難度ボス周回
- 一撃で落ちやすい環境なので、生命力アップ系のステータス変更遺物も視野に入れる
- その分FPが減るので、祈祷の撃ち方を絞って無駄撃ちを減らす立ち回りを意識する
復讐者は、数字だけ見ると「火力は出るのに、耐久と安定感がそれ以上に不安定」なキャラです。
ステータスと遺物の組み合わせで、そのギャップをどこまで埋めるかが育成の肝になってきます。
アビリティとアーツの違いは?
復讐者は「アビリティ」「スキル」「アーツ」が全部サポート寄りなので、最初は何がどう違うのかイメージしづらいと思います。このあたりを整理しておくと、どこで何を押せばいいのか一気に分かりやすくなります。
復讐者のアビリティ:死霊術系の自動召喚
復讐者のアビリティ枠は、いわゆる死霊術系の自動召喚アビリティになっています。細かい説明文はバージョンによって多少違いますが、やっていることは共通していて、
- 復讐者が敵を倒すと、一定の確率でその敵が味方の霊体として立ち上がる
- 霊体は自動的に敵を攻撃し、時間経過かHP0で消滅
- ファミリー(ヘレン、フレデリック、セバスチャン)と同時に存在できる
という挙動です。
このアビリティのポイントは、
- 「勝手に戦ってくれる味方をどんどん増やす」
- 霊体のヘイトを利用して敵のターゲットを分散させる
というところ。復讐者本体は柔らかいので、自分が前に出るのではなく、霊体の壁を挟んで中距離から祈祷を撃ち込む土台を作る役目を持っています。
復讐者のスキル:ファミリー召喚
アビリティとよく混同されるのが、スキルで呼び出すファミリー召喚です。これは、
- ヘレン:素早い刺剣で近接連撃
- フレデリック:かぼちゃ頭の大柄狂兵。大振りだが吹き飛ばしが強い
- セバスチャン:その場からほぼ動かず遠距離攻撃
の3体から1体を選んで呼び出すタイプのスキル。
アビリティの霊体と違うのは、
- 自分で呼ぶタイミングと種類を選べる
- 性能が固定で、「盾役」「殲滅役」「遠距離支援」を状況で切り替えられる
という点です。イメージとしては、
- アビリティ:自動で湧く雑魚霊体
- スキル:手動で呼ぶ精鋭ファミリー
こんな感じに覚えておくと整理しやすいと思います。
復讐者のアーツ:不死付与と蘇生の切り札
一番重要なのが、復讐者のアーツ不死の行進(名称は日本語版表記に揺れがありますが、効果は共通)です。
効果をざっくりまとめると、
- 範囲内にいる味方・自分・召喚中のファミリーに
- ダウンした味方の蘇生
- 一定時間(目安として十数秒程度)の不死状態を付与
- 不死状態中は、HPが1を下回らない
- 専用遺物を組み合わせると、
- 発動時に味方全員のHP全回復
- 霊炎の爆発ダメージ
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積量アップ
という、蘇生と一時的な無敵を兼ねた強力なサポートアーツになっています。
ただし注意点も多くて、
- 不死中でもダメージと吹き飛びはしっかり受ける
- 効果時間が切れた瞬間に、残りHP1から追撃をもらうと普通に死ぬ
- 発動中は復讐者自身も無防備になりやすい
など、雑にゴリ押しに使うと逆に全滅のトリガーになることもあります。
アビリティとアーツ、それぞれの使いどころ
ざっくり使い分けると、こうなります。
- アビリティ(死霊術)
- 常時発動型
- 雑魚戦や拠点ファームで霊体の数を増やして戦線を厚くする
- FP消費なしで火力とヘイトを稼げる
- アーツ(不死の行進)
- ゲージ制の切り札
- 味方が複数ダウンした瞬間のリカバリー
- 夜の王戦や封牢ボス戦の開幕バフ(専用遺物で火力バフを追加した場合)
特に、専用遺物の古びたミニアチュールをセットした状態だと、
- アーツ発動=全体回復+不死+霊炎爆発
という、とんでもない「試合をひっくり返すボタン」になります。そのぶんゲージ回しが重要なので、「敵を倒した時のアーツゲージ蓄積増加」のような遺物で回転率を上げておくとかなり扱いやすくなります。
ナイトレイン世界での復讐者像
ここからは、性能の話からちょっと離れて、ナイトレインという世界の中で復讐者がどんな立ち位置のキャラなのかを整理しておきます。使っていて感じるロールやストーリー的な印象も、ビルドの方向性を決めるヒントになります。
「人形」の姿をした夜渡り
公開されている紹介では、復讐者は
- 「美しい女性の姿をした人形」
- 夜渡り(プレイヤーキャラクター)の一人
として描かれています。
他のキャラが生身の戦士や修道女であるのに対して、復讐者だけは明らかに「人ならざる存在」です。
- どこか無機質な顔立ち
- 服装や立ち姿は上品なのに、戦闘スタイルは死霊術と祈祷
- ファミリーと呼ばれる霊体たちに囲まれ、戦場を徘徊する
というデザインで、「死者と共に戦うために作られた人形」みたいな雰囲気が強いですね。
レディや守護者との関係性
追憶(ジャーナル)を進めると、復讐者はレディや守護者と深く関わるキャラクターだとわかってきます。
- Chapter1では、レディと守護者のやり取りに復讐者が関わり、
- 三つ首の獣や闇駆ける狩人の討伐に向かう
- 後のチャプターでは、
- 夜の蝕み
- 汚濁の病根
といった「汚れ」や「病」を連想させる敵と対峙していきます。
ストーリーの細かい解釈は人それぞれですが、
- レディ:過去の罪や贖いを抱えたキャラ
- 守護者:人を守ろうとするが、時に重すぎる責務を負うキャラ
- 復讐者:その2人に寄り添いながら、汚れや病を引き受ける役割を担う人形
みたいな構図を感じさせる展開になっています。
メタ的な評価としての「器用貧乏」
プレイヤーの間での評価としては、よく「可愛い器用貧乏」みたいな言われ方をしています。
- ステータスは中途半端
- 回避力も特別高いわけではない
- 祈祷も遺物も揃わないと、本来の強さが出しづらい
といった理由で、「ぱっと触っただけだと弱く感じるキャラ」になりがちです。実際、最強キャラランキング系でも評価はB〜Cあたりに置かれていることが多いです。
一方で、
- 死霊術+ファミリーで敵を囲み
- 祈祷で属性火力を叩き込み
- いざという時はアーツで蘇生と不死付与
という、刺さる場面ではとんでもなく頼りになる性能を持っていて、特に深き夜や高難度ボスでの「事故防止役」としての評価は高めです。
ナイトレインにおけるロールイメージ
総合すると、ナイトレイン世界での復讐者はこんなロールだと感じます。
- 死者とともに戦場を歩く、信仰系ネクロマンサー人形
- 前に出て斬り結ぶのではなく、
- 霊体とファミリーで敵を囲い
- 祈祷で削り
- アーツで味方を守る
という、後衛サポート兼アタッカー
- ソロよりも、
- マルチで味方を支え
- 深き夜などの高難度で事故を防ぐ
場面で真価を発揮するタイプのキャラですね。
見た目が気に入って使い続けているうちに、「あれ?このキャラ、ちゃんと組んだらめちゃくちゃ強くない?」と気づくタイプなので、ロマン枠としてもかなり美味しいポジションだと思います。
復讐者の基本的な使い方ガイド
ここからは、実際に復讐者を使う時の「基本の立ち回り」と「よくあるビルドの方向性」についてまとめます。まずはマルチや通常出撃での使い方をメインに話していきます。
戦闘前に整えたい装備の軸
最低限、次の3つを揃えておくと復讐者らしい動きがしやすくなります。
- メイン武器:信仰Sの聖印(黄金樹系、狂い火系、竜餐系など)
- サブ武器:
- 秘文字の剣
- 秘文字のパタ
- 振りが早い短剣や直剣
- 遺物:
- 最大FP上昇
- 攻撃連続時FP回復
- 消費FP軽減
- 聖印3本以上装備で最大FP上昇
といったFPまわり+信仰火力+最低限の近接をセットにするのが鉄板です。
立ち位置と基本ルーティン
復讐者の基本的な戦い方は、次のループに落ち着きます。
- 拠点に入ったら、まずはファミリーを召喚
- 雑魚が多いならフレデリック
- 動きの速い敵が多いならヘレン
- 安全に削りたいならセバスチャン
- アビリティの死霊術で勝手に増える霊体と合わせて、前線は霊体たちに任せる
- 自分は中距離をキープして、
- 雷の槍、光輪、火投げ、黒炎などの祈祷で削る
- 味方のHPが減ってきたら回復やバフ系祈祷を挟む
- 味方がダウンした瞬間や、夜の王戦の開幕にはアーツを使って
- 蘇生+不死付与
- 専用遺物が揃っていれば全体回復+霊炎爆発も発生
前に出て殴るのは、FPが切れた時かチャンス行動の時だけに絞るくらいでちょうどいいです。
おすすめ祈祷の組み合わせ
復讐者でよく使う祈祷を、役割別にざっくり並べるとこんな感じです。
- 回復・支援
- 回復
- 黄金樹に誓って
- 単体〜中範囲攻撃
- 光輪
- 火投げ
- 黒炎
- 対ボス特化
- 雷の槍(多くのボスに安定して通る)
- 一部ボスには狂い火系や古竜雷系
ビルド次第ですが、雷系or黒炎系を軸にして、そこに回復とバフを添える形が使いやすいです。
遺物と潜在する力の優先順位
通常の出撃やマルチを想定した場合、遺物と潜在する力の優先度はかなり似ています。
優先度高
- 最大FP上昇
- 攻撃連続時FP回復
- 消費FP軽減
- アーツゲージ蓄積増加
- 聖印3本以上装備で最大FP上昇
次点で欲しいもの
- 最大HP上昇
- 物理カット率上昇
- ダメージ直後、攻撃でHP回復
- さまよう祝福(自動復活)
HPの低さを考えると、本当は耐久を盛りたいところですが、復讐者は火力とサポートの両方がFP依存なので、最優先はどうしてもFP関係になります。
よくあるミスと、そこからの改善
復讐者を触り始めて最初にやりがちなミスは、だいたい次の3つです。
- 前に出すぎて即死
- ファミリーを出しっぱなしにせず、呼び直しをサボる
- アーツを「もったいない」と温存しすぎて、結局誰も救えない
それぞれの対処としては、
- 位置取りは「味方の一歩後ろ」を基準にする
- ファミリーは消えたら即再召喚するくらいでOK(FPが重い場合は、祈祷より優先してもいい)
- アーツは
- 味方2人以上がダウンしかけている
- 夜の王戦でフェーズ移行前後
のタイミングで積極的に切るように意識する
このあたりを押さえておくだけで、「弱いキャラ」から「いてくれると安心するキャラ」に一気に変わってきます。
ソロ攻略での復讐者の立ち回り
ここからは、ソロでナイトレインに挑む時の復讐者の動きに絞って話していきます。
ソロは敵HPが調整されているとはいえ、もともと3人前提のゲームなので、復讐者で行くとどうしてもシビアになりがちです。
ソロ復讐者の前提条件
ソロで復讐者を本格的に使うなら、まずは次の状態を目標にしたいです。
- 信仰を活かせる強化済みの聖印を1本以上用意している
- 最大FP・攻撃連続時FP回復・消費FP軽減など、FPまわりの遺物がある程度揃っている
- 深き夜に挑むなら、
- 深海の暗き夜
- 識の暗き夜
といった強力な専用遺物のどちらかは持っている
これらが揃っていないうちは、復讐者ソロで夜の王に挑むよりも、
- まずはマルチで出撃して遺物や聖印を集める
- 深度の浅い夜で立ち回りに慣れる
というステップを踏んだ方が、メンタル的にもかなり楽です。
ソロ時のビルド方針
ソロ復讐者のビルドは、大きくこの2パターンに分かれます。
- 祈祷火力全振り型
- 王都古竜信仰の雷祈祷や狂い火、黒炎などに寄せて、ボスを祈祷で溶かす構成
- 耐久寄りハイブリッド型
- HPとカット率を盛りつつ、祈祷もそこそこ撃てるようにしたバランス型
深き夜の深度を伸ばすなら前者、通常のソロ周回で安定させたいなら後者、という選び方がしやすいと思います。
祈祷火力全振り型のポイント
祈祷火力全振り型は、「とにかく祈祷で削り切る」ことに集中したスタイルです。
- 王都古竜信仰の雷祈祷(雷の槍・雷撃など)を強化する遺物を複数採用する
- 相性のいいボスには黒炎系や狂い火系をサブで採用して、属性を使い分ける
- FPまわりの遺物(最大FP・連続攻撃時FP回復・消費FP軽減)をできるだけ多く積み、常に祈祷を撃ち続けられるようにする
火力は出しやすいですが、被弾した時のリカバリーがややシビアなので、「回避ミスをしない前提の立ち回り」が要求されます。
耐久寄りハイブリッド型のポイント
耐久寄りハイブリッド型は、多少火力を落としてでも「死なないこと」を優先する構成です。
- ステータス変更遺物で生命力を底上げし、ワンパンラインを少しでも上げる
- 最大HP上昇・物理カット率上昇・HP持続回復など、防御系の効果を多めに採用する
- 祈祷は、火力全振り型ほど高ダメージにはならなくてもいいので、「コスパが良く扱いやすいもの」を中心に選ぶ
「時間がかかってもいいから確実に勝ちたい」ときは、こっち寄りの構成の方が精神的にも安定しやすいです。
ソロで意識したい立ち回り
ソロの立ち回りを、ざっくり時間帯ごとに分けて整理してみます。
1日目前半(装備が揃っていない時間帯)
- 無理に夜の王を目指さず、まずは
- マークが多くもらえる拠点
- 聖印や祈祷が手に入りやすい拠点
を優先して巡る
- ファミリーと死霊術の霊体に前を任せ、自分は中距離から安全に攻撃
- 攻撃祈祷がまだ心許ないあいだは、
- 出血・凍傷などの割合ダメージを狙える武器
- コスパの良い雷系や火系の祈祷
を組み合わせて削っていく
1日目夜ボス〜2日目
このあたりから、ボスごとに相性のいい属性を意識して祈祷を持ち替えていきます。
- グラディウス系
- 雷や聖属性が通りやすく、雷の槍などの雷祈祷が主力になりやすい
- 古竜系のボス
- 多くの個体が雷に弱く、雷祈祷が安定して機能する
- 場合によっては黒炎系をサブに入れて削りを補助する
- グノスター系(知性の蟲・常夜の王グノスター)
- 炎属性が特に有効
- 腐敗や出血・冷気・打撃が入りやすいパーツも多く、炎祈祷+状態異常武器の組み合わせが強力
ファミリーは常に出しておき、ボスのターゲットを散らしつつ、後ろから祈祷を通していくイメージですね。
夜の王戦
- アーツは「フェーズ移行直後」か「大技の直後」など、こちらが立て直しに使いやすいタイミングに合わせて発動
- 不死付与中は、無理に密着して殴りに行くよりも、安全な位置から祈祷を撃ち込み続ける時間として使う
- 深き夜や高深度では、一度大きく削られると立て直しが難しいので、欲張った追撃は控えめにする
ソロでは、アーツを「攻めに全振りする」より「ここで倒れたら終わる場面での保険」として残しておく意識がかなり大事です。
ソロでやりがちなNG行動
復讐者ソロでの典型的なNGパターンは、こんな感じです。
- ファミリーや霊体より前に出てしまい、一気に被弾して落ちる
- 祈祷を撃つ時に敵の動きを見ず、棒立ちで詠唱してしまう
- アーツを攻めに使い切ってしまい、本当に必要な場面でゲージが残っていない
これを避けるために意識したいのは、
- 立ち位置は常に「霊体の一歩後ろ」
- 祈祷を撃つ時は、必ず1回は敵のモーションを見てから詠唱に入る
- アーツは「ここで倒れたらリセット」と感じる場面まで温存する
というシンプルなルールです。
復讐者は、ソロだと「敵にターンを渡さない」よりも、
- 敵のターン:全力で避ける/下がる
- 自分のターン:安全な位置から祈祷を通す
と、ターンをきっちり分ける意識の方が安定しやすいキャラです。
慣れてくると、「このキャラでソロを突破できたぞ」という手応えもかなり大きいので、じっくり付き合ってあげるのがおすすめですね。
追憶とジャーナルの進め方
最後に、復讐者の追憶(ジャーナル)について。ここを進めないと専用遺物や献器が手に入らないので、復讐者を本格的に使っていくなら必須コンテンツです。
追憶とジャーナルの基本仕様
- 各キャラごとにチャプター制の追憶が用意されている
- 一部チャプターは「文章のみ」で、戦闘なし
- 条件を満たすと新しいチャプターが順次解放される
- クリア報酬として、
- 遺物
- 献器(新しい儀式解放)
- スキン
などがもらえる仕組みです。
復讐者の場合、この追憶を進めることでビルドの核になる専用遺物が一通り揃うので、ここをやらないまま高難度に行くのはかなりもったいないです。
復讐者追憶のチャプター構成と報酬
復讐者の追憶は、主に次のチャプターが重要になります。
- Chapter1
- 条件:夜の王(三つ首)を1回撃破
- 内容:レディと守護者との会話イベント+特定ボスの討伐
- 報酬:小さな化粧道具(遺物)
- Chapter5
- 条件:Chapter1クリア
- 内容:レディ、隠者との会話 → 転移先で蝕みを討伐 → 人形を調べる
- 報酬:復讐者の高杯(献器)
- Chapter7
- 条件:夜の王を2回撃破
- 内容:隠者との会話 → 転移先で汚濁の病根を討伐
- 報酬:古びたミニアチュール(遺物)+復讐者 追憶スキン
この3つをクリアするだけで、
- 小さな化粧道具
- 復讐者の高杯
- 古びたミニアチュール
という、復讐者ビルドの中核となる3つが揃います。
重要遺物の効果と活用ポイント
それぞれの遺物の要点だけ、軽く整理しておきます。
- 小さな化粧道具
- ファミリーと共闘中、自身を強化
- 自身と味方の取得ルーン増加
→ ほぼ常時ファミリーを出す復讐者とは相性抜群で、火力と稼ぎの両方を伸ばせる
- 復讐者の高杯
- 新たな遺物儀式を解放する献器
→ 青・緑・白といった組み合わせが可能になり、復讐者向きの遺物プールをより選びやすくなる
- 新たな遺物儀式を解放する献器
- 古びたミニアチュール
- アーツ発動時、霊炎の爆発
- アーツ発動時、自身のHPを対価に味方全員のHP全回復
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積量アップ
→ 復讐者のアーツを単なる保険から、攻撃支援+全体ヒール+ゲージ加速という超強力なバフスキルに格上げしてくれるコア遺物
この3つが揃うと、復讐者は一気に「パーティ全体の戦力を底上げするキャラ」へと変わります。
効率よく追憶を進めるコツ
復讐者の追憶を効率良く進めるためのポイントをいくつか。
- まずは別キャラで夜の王を2回撃破して条件を満たす
- 特に鉄の目、レディ、守護者あたりは夜の王攻略との相性が良い
- 復讐者がある程度育ってきたら、
- Chapter1 → Chapter5 → Chapter7の順で優先的に進行
- 深き夜に行く前に、
- 小さな化粧道具
- 古びたミニアチュール
を揃えておくとマルチでもソロでもサポート力が段違いになる
ストーリー面でも、レディや守護者との関係性が見えてくるルートなので、復讐者が好きならぜひ最後まで見届けてほしいところです。
最後に:情報の扱いについて
ここまでいろいろ書いてきましたが、ナイトレインはアップデートや調整で仕様や数値が変わる可能性があるゲームです。本文中で触れた数値や条件は、あくまである時点での目安として受け取ってもらえればと思います。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
特にバランス調整や入手条件などは、公式のパッチノートやお知らせが一番確実です。
また、細かいビルドや高難度コンテンツへの挑戦については、プレイヤーごとのプレイスキルや好みも大きく関わってきます。最終的な判断は専門家にご相談ください。
ここでいう専門家は、攻略本や上級プレイヤー、各種コミュニティの熟練者などですね。
そのうえで、自分なりの復讐者ビルドを組んで遊び尽くしてもらえたら、同じ復讐者好きとしてとても嬉しいです。
ナイトレイン 復讐者のビルド攻略
・復讐者向けビルドの考え方
・おすすめ武器と聖印の選び方
・遺物の組み合わせで役割強化!
・マルチ向け立ち回りと連携術
・深き夜で輝く復讐者ビルド
・上級者向けアーツ活用テクニック
・初心者が復讐者を楽しむコツ!
復讐者向けビルドの考え方
まず大前提として、復讐者は「自分で殴ってゴリ押すキャラ」ではなく「霊体と祈祷で戦場をコントロールするキャラ」です。
HPやスタミナは低くて、信仰とFPだけがズバ抜けている、かなり極端なステータスをしています。
なので、ビルドを考える時は最初にこの2つを決めると組みやすいです。
- どこまで味方サポート寄りにするか
- どこまで祈祷火力寄りにするか
そのうえで、足りない部分を遺物や潜在する力で補っていくイメージですね。
復讐者ビルドで意識したい3本柱
ざっくり分けると、復讐者のビルドは次の3本柱で考えるとわかりやすいです。
- 信仰とFPを軸にした祈祷火力
- アーツを回すためのゲージ管理と遺物
- どうにか確保する最低限の耐久力
それぞれ、もう少し掘り下げます。
1. 信仰とFPを軸にした祈祷火力
復讐者が一番輝くのは、やっぱり祈祷をちゃんと通せた時です。信仰補正Sのおかげで、同じ祈祷でも他キャラよりダメージが出しやすくなっています。
ここで重要なのが、
- 信仰そのもの
- 聖印の補正
- 祈祷の属性(雷・狂い火・黒炎など)
この3つがちゃんと噛み合っているかどうかです。
例えば、
- 王都古竜系の雷祈祷をメインにするなら、雷強化の遺物を合わせる
- 狂い火メインにするなら、狂い火強化+FP補助の組み合わせにする
こういう「何で殴るか」を先に決めておくと、そのあとが一気に決まりやすくなります。
2. アーツを回すためのゲージ管理と遺物
復讐者のアーツ「不死の行進」は、味方の蘇生+不死付与+専用遺物による全体回復+霊炎爆発までつく、かなり破格の性能です。
ただし、これを活かすにはアーツゲージを早く溜める必要があって、
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積増加
- アーツ発動時の追加効果(味方強化、ゲージ回復など)
こういった効果を持つ遺物を、ビルドの中にちゃんと組み込んでおく必要があります。
特に深き夜などの高難度では、「誰かが倒れた瞬間にアーツで全員立て直す」という展開が本当に多いので、アーツ周りを軽視したビルドはそれだけでかなり不安定になります。
3. どうにか確保する最低限の耐久力
そして一番悩ましいのが耐久面です。
復讐者は HP・スタミナともに低めで、深き夜以降は一発で瀕死〜即死ラインを食らうことも普通にあります。
ここは、
- 最大HP上昇
- 物理カット率上昇、属性カット率上昇
- HP持続回復
- HPが減った時の防御アップ
こういった遺物や深層遺物の効果をどこまで積むかがポイントですね。
攻め一辺倒にするか、ある程度のミスを許容する構成にするかで快適さがだいぶ変わってきます。
ビルドのざっくりタイプ分け
具体的な組み方に入る前に、よく使われるビルドの方向性をざっくり分けておきます。
- サポート寄りビルド
- アーツと回復祈祷重視
- 味方の生存率をゴリっと上げる構成
- 祈祷火力特化ビルド
- 王都古竜信仰や狂い火など、特定属性に全振り
- 深き夜のボスを高速討伐する向け
- 耐久ハイブリッドビルド
- 生命力・カット率を盛ってミス耐性を上げる
- ソロや野良マルチで安定感を重視
この記事全体では、この3つを軸にして「武器」「遺物」「立ち回り」を細かく見ていきます。
おすすめ武器と聖印の選び方
復讐者にとって、武器選びはほぼ「どの聖印でどの祈祷を撃つか」問題です。近接武器はあくまでサブで、メインはやっぱり聖印ですね。
復讐者と相性のいい聖印
まずはメイン武器になる聖印から。
代表的な候補はこんな感じです。
- 狂い火の聖印
- 黄金律の聖印
- 黄金樹の聖印
- 竜餐の印
それぞれのざっくりしたイメージはこんな感じ。
- 狂い火の聖印
- 大型ボスへの狂い火祈祷がとにかく強い
- 発狂リスクはあるけど、火力はトップクラス
- 黄金律/黄金樹系の聖印
- 光輪や回復など、扱いやすい祈祷が揃っている
- 火力だけでなく、サポート祈祷もバランス良く使える
- 竜餐の印
- 竜祈祷特化
- 範囲攻撃やブレス系で戦場を一掃しやすい
復讐者は信仰S補正のおかげで、どの聖印でも素直に火力が伸びます。ビルドに合わせて、雷寄りにするか、炎寄りにするか、狂い火でロマンを取るかあたりを決めるといいですね。
聖印の入手ルートと強化の優先度
強い聖印があるかどうかで復讐者の難易度が本当に変わります。
実際、プレイヤーの間でも「強い聖印を拾えるかどうかがすべて」と言われるくらいです。
ポイントとしては、
- 小砦や大教会のクリア報酬で、杖や聖印が確定で1つずつ手に入る
- 深き夜では、潜在する力から信仰補正付き武器を引きやすい
- 序盤で使えそうな聖印を拾ったら、鍛石【1】【2】でさっさと強化してしまう
このあたりを押さえておくと、1〜2日目の安定感がかなり変わってきます。
FP切れ用のサブ武器候補
復讐者はFPがなくなると一気に何もできなくなります。
なので、サブ武器として「FPに頼らず仕事ができる武器」を1本は持っておきたいところです。
相性がいいのはこのあたり。
- 秘文字の剣(直剣)
- 秘文字のパタ(拳)
- 出血/凍傷付きの短剣や直剣
秘文字シリーズは信仰補正が高めで、近接攻撃でもある程度の火力を確保しやすいのがポイント。
出血や凍傷は、敵HPの割合ダメージでHPを削れるので、
- 「どうしても聖印が揃っていない序盤」
- 「深き夜で敵のHPがやたら高い時」
なんかにもかなり役立ちます。
戦技と状態異常の相性
深き夜を見据えるなら、戦技と状態異常の組み合わせも少し意識しておくといいです。
- 霜踏み系の戦技は、広範囲に凍傷をばらまけるので
- 出血武器+霜踏み
- 祈祷+霜踏み
みたいな構成がよく使われています。
復讐者は基本的に前に出たくないキャラですが、どうしても近距離で戦うタイミングは出てくるので、
- 「近寄る時は一気に状態異常を稼いでさっさと離れる」
くらいの割り切り方をしておくと、武器選びもしやすくなるかなと思います。
遺物の組み合わせで役割強化!
復讐者は、遺物との相性がとにかく重要です。
同じキャラでも、遺物の組み合わせ次第で「事故防止の守り神」にも「深き夜ボスを溶かす火力職」にも化けます。
汎用遺物で押さえておきたい効果
まずはどのビルドでも欲しくなる、汎用寄りの効果から。
- 最大FP上昇
- 攻撃連続時FP回復
- 消費FP軽減
- アーツゲージ蓄積速度アップ
- ダメージ直後に攻撃でHPが一部回復
- 最大HP上昇、物理カット率上昇
このあたりは、復讐者ならほぼどの構成でも役立ちます。
特に最大FP上昇+攻撃連続時FP回復+消費FP軽減の3つは、祈祷マシンとしての動きを支える土台になるので優先度高めですね。
復讐者専用遺物をどう活かすか
復讐者には、追憶(ジャーナル)やボス撃破で解放される専用遺物がいくつかあります。代表的なのはこのあたり。
- 深海の暗き夜
- 識の暗き夜
- 小さな化粧道具
- 古びたミニアチュール
ざっくり役割を書くと、
- 深海の暗き夜
- 最大HP上昇+HP持続回復+HP低下時に周囲の味方も回復
- 耐久とサポートを同時に底上げできるタンク寄り遺物
- 識の暗き夜
- 最大FP上昇+攻撃連続時FP回復+ギミック解除ごとに永続で最大FP上昇
- 祈祷マシンとしての基盤を作るFP特化遺物
- 小さな化粧道具
- ファミリーと共闘中、自身を強化+取得ルーン増加
- 常時ファミリーを出す復讐者とは噛み合いが良く、火力と稼ぎの両方を伸ばせる
- 古びたミニアチュール
- アーツ発動時、霊炎の爆発
- アーツ発動時、自身のHPを対価に味方全員のHP全回復
- 敵撃破時のアーツゲージ蓄積量アップ
- 復讐者のアーツを単なる保険から、攻撃支援+全体ヒール+ゲージ加速という超強力なバフスキルに格上げしてくれるコア遺物
この4つをビルドの軸にして、残り1枠を好みや挑戦コンテンツに合わせて入れ替える、という組み方がよく使われています。
役割別:遺物セットの例
役割ごとに、よくある遺物セットの方向性をざっくりまとめるとこんな感じです。
サポート寄り
- 深海の暗き夜
- 古びたミニアチュール
- 小さな化粧道具
+FP系やカット率系を1〜2枠。
アーツの「全体回復+不死+爆発」をフル活用して、味方をとにかく倒さない方向。
火力寄り
- 識の暗き夜
- 火力系深層遺物(特定祈祷強化、雷攻撃力上昇など)
- 封牢の囚を倒すごとに攻撃力上昇
などを組み合わせて、「祈祷で削り切る」ことに集中したセット。
耐久寄り
- 深海の暗き夜
- 最大HP上昇系を複数
- 物理カット率・属性カット率上昇
深き夜や高深度でワンパンを避けたい場合は、こちらを多めに採用しておくと気持ちがだいぶ楽になります。
深層遺物との噛み合い
深き夜で手に入る深層遺物は、メリットが大きい代わりにデメリットも重いものが多いです。
- 最大HP大きく上昇+他ステータス低下
- 特定祈祷大幅強化+最大FP減少
- アーツゲージ蓄積増加+被ダメージ増加
などなど、極端なものも多いので、復讐者の弱点(耐久・FP)をさらに悪化させすぎないようにするのが大事ですね。
「どうしても使いたい深層遺物があるなら、別の枠でそのデメリットを打ち消す」という組み方を意識すると、極端な事故が減ってきます。
マルチ向け立ち回りと連携術
復讐者はマルチでこそ輝くキャラです。
ソロだとどうしてもきつい場面が多いですが、人が増えるほど「蘇生と不死付与」の価値が跳ね上がります。
マルチでの基本的な役割
マルチで復讐者が意識したい役割はだいたいこんな感じです。
- 開幕でバフを撒く
- ファミリーや霊体で敵のヘイトを散らす
- 中距離から祈祷で削る
- 味方のHP管理と蘇生
- ここぞという時のアーツで全員を救う
「前線で殴る」のは他のキャラに任せて、自分は一歩引いた位置で全体を見ながら動くイメージですね。
開幕の動きとポジション
マルチで特に差が付くのが、戦闘開始直後の動きです。
- 戦闘開始直後に
- 黄金樹に誓って
- 防御バフ系祈祷
を味方全体に当てる
- ファミリーを呼び出してヘイトを分散させる
- 自分は味方の後ろ、もしくは斜め後ろをキープ
このあたりを毎回しっかりやるだけで、部屋の安定感がだいぶ違います。
蘇生とアーツの役割分担
マルチでの復讐者は、「誰をどの手段で起こすか」を常に考えて動くのがポイントです。
- 1人だけ倒れている → 近寄って手動蘇生
- 2〜3人まとめて倒れている → アーツ発動でまとめて蘇生+不死付与
- 味方が連続で被弾しそうな局面 → 不死中に一気に立て直してもらう
また、ファミリーを使って、
- 復讐者がボスのタゲを取る → ファミリーがダウンした味方を起こす
- 復讐者がボスを引きつけている間に、ファミリーにダウンした味方の救出を任せる
といった役割分担もできるので、「誰がタゲを持っているか」は常に意識しておくといいですね。
味方との簡単な連携アイデア
野良マルチでも使える、ちょっとした連携ネタをいくつか。
- 事前に「復讐者です。蘇生担当しますー」くらいの一言をチャットで送っておく
- 味方が聖印持ちなら、
- 自分は回復と防御寄り
- 味方は攻撃祈祷寄り
など役割分担を提案してもいいかも
- 深き夜で事故が多い部屋では、
- 「次のボスは最初にアーツ切ります」などの宣言をしておく
このあたりは必須ではないですが、一言添えるだけで動きやすくなることが多いので、余裕があれば試してみてください。
深き夜で輝く復讐者ビルド
深き夜は、復讐者が一番「職人キャラ」になる場所だと思っています。
敵のHPも火力も一気に跳ね上がるので、ビルドや立ち回りの粗が全部露骨に出るんですよね。
深き夜用ビルドのざっくりコンセプト
深き夜向けに復讐者を組む時は、だいたいこんな考え方になります。
- 祈祷でしっかり削れるだけの火力
- ワンパンだけは耐える耐久(もしくは「そもそも当たらない」立ち回り)
- 味方の事故を拾えるアーツ回転率
これを全部満たそうとすると要求が高いので、どこを妥協してどこを伸ばすかを決めておくと楽になります。
王都古竜特化ビルドのイメージ
深き夜でよく見るのが、王都古竜の雷祈祷をメインにした「雷特化の復讐者」です。
このタイプの特徴は、
- 雷の槍・雷撃などを強化する遺物を複数積む
- 祈祷の範囲とヒット数を活かして、
- 雑魚をまとめて削り
- ボスにもガンガン雷を通す
- 深き夜の多くのボスに雷が通りやすいのも追い風
という感じで、とにかく「雷を当て続ける環境を作る」ことに全振りしています。
深き夜での遺物構成のポイント
深き夜用の遺物構成で意識されているのは、主にこのあたり。
- 特定祈祷強化(雷・狂い火・黒炎など)
- 最大FP上昇+攻撃連続時FP回復
- 敵撃破時のアーツゲージ増加
- 最大HP上昇・カット率上昇
特に、「敵を倒した時のアーツゲージ増加」+「アーツ発動時の全体回復」を組み合わせると、長期戦での安定感が段違いになります。
深度が上がるほど重要になること
深度3以降くらいからは、正直ビルドが整っていないとかなりきついです。
- 敵のHPが高く、火力が足りないと時間切れリスクが上がる
- 敵の火力も高いので、ワンパンラインを超えておかないと本当に事故りやすい
- 味方のミスも増えてくるので、アーツによる立て直しが何度も必要になる
このあたりを考えると、深き夜用の復讐者は「火力」「耐久」「アーツ」を全部ある程度以上まで鍛える必要があるキャラと言えますね。
とはいえ、その分ハマった時の気持ちよさはかなりのものなので、ビルドを詰める価値は大いにあると思います。
上級者向けアーツ活用テクニック
アーツ「不死の行進」は、押すだけでも強いのですが、細かいテクニックを知っているかどうかで活躍の幅が大きく変わってきます。
タイミングを「守り」と「攻め」で分ける
まず意識したいのが、アーツの使い方を大きく2つに分けることです。
- 守りのアーツ
- 味方が複数倒れた瞬間
- 大技で全滅しそうな場面の直前
に合わせて発動し、蘇生+不死付与で立て直す
- 攻めのアーツ
- 不死状態を活かして、ボスのHPを一気に削り切る
- 霊炎の爆発をフェーズ移行の削りに使う
専用遺物が揃ってくると、攻め寄りの使い方もかなり強くなりますが、基本はやっぱり「守り」。攻め用に使うにしても、「守りに1回は残しておく」くらいの意識がちょうどいいかなと思います。
無敵ではなく「HP1止まり」であることを意識する
不死の行進で付くのは、「HPが1で止まる」効果であって、完全な無敵ではありません。
なので、
- 不死中でもダメージや吹き飛びは普通に受ける
- 効果時間が切れた直後に小突かれるとそのまま死ぬ
この2点はしっかり頭に入れておく必要があります。
不死中は、
- あえて前に出て攻撃を受けてヘイトを集める
- その間に味方に回復や立て直しを任せる
みたいな動きもできますが、やりすぎると効果切れと同時に床ペロになりがちなので、欲張りすぎないのが大事ですね。
ゲージ管理と「温存しすぎ」問題
アーツはゲージ技なので、どうしても「もったいなくて押せない」問題が起きがちです。
- 味方が1人倒れた → まだ温存しておく
- 味方が2人倒れた → 立て直しが間に合わず全滅
みたいなこともよくあります。
上級者ほど意識しているのは、
- 「ここでアーツを打たなかったら全滅しそうか?」
- 「次にゲージが溜まるまで、どれくらいの時間がかかるか?」
この2点を常に考えながら動くことです。
特に、敵撃破時にゲージが増える遺物を積んでいると、雑魚戦ではかなり回転が良くなるので、雑魚戦では惜しまず使ってボス戦で溜め直すという運用も十分アリです。
ファミリーとの連携アーツ
復讐者らしいテクニックとして、ファミリーとアーツの連携があります。
- ファミリーがボスのヘイトを取っている間に、復讐者が蘇生アーツ
- 逆に、復讐者がボスを引きつけている間に、ファミリーにダウンした味方の救出を任せる
専用遺物で「アーツ発動時にファミリーと味方を強化」系の効果を積んでいる場合は、
- ファミリーの攻撃が当たる位置でアーツを発動する
- 不死中にファミリーがゴリゴリ削ってくれる状況を作る
といった運用もできます。
このあたりは慣れが必要ですが、決まるとかなり気持ちいいコンボですね。
初心者が復讐者を楽しむコツ!
最後に、「復讐者を使ってみたいけど難しそう…」という人向けに、始めたてのうちに意識しておくと楽になるポイントをまとめておきます。
いきなり深き夜にこもらない
まず、復讐者はどうしてもクセが強いキャラなので、最初から深き夜にこもってしまうとかなり心が折れやすいです。
最初のうちは、
- 通常の夜でマルチを中心に遊ぶ
- 聖印や遺物がある程度揃ってきたら、少しずつ深き夜に足を伸ばす
くらいのペースでいいと思います。
「前に出ない」を徹底してみる
復讐者で一番やりがちなのが、「他キャラと同じ感覚で前に出て殴る」ことです。
HPもスタミナも低いので、これをやると本当にすぐ床ペロします。
- ファミリーと霊体より前に出ない
- 味方の少し後ろから祈祷を撃つ
- 近接武器はあくまでFP切れの保険
この3つだけでも、体感の難易度がかなり変わると思います。
序盤は「聖印を育てるゲーム」と割り切る
序盤の復讐者は、とにかく強い聖印が1本あるかどうかで快適さが変わります。
- なんでもいいので、攻撃祈祷付きの聖印を拾う
- 鍛石【1】【2】を見つけたら優先的に聖印を強化
- 深き夜に行く前に、メイン聖印をある程度のレアリティに上げておく
こうしておくと、「殴っても削れない」「祈祷しんどい」という状態から一気に抜け出せます。
アーツは「とりあえず一回は押してみる」
アーツの扱いに慣れるためには、実際に押してみるのが早いです。
- 味方が2人倒れたら、とりあえず一度押してみる
- 不死中に敵の攻撃がどう当たるか、自分で体感しておく
- どのくらいの範囲に味方がいれば全員巻き込めるか覚える
これを何回かやるだけでも、「ここでアーツを切るべきかどうか」の判断がかなり早くなります。
情報はこまめにアップデートする
最後に、ゲームの性質的な話になりますが、ナイトレインはアップデートやバランス調整で数値や遺物効果が変わる可能性があるゲームです。
ここで書いている内容も、あくまである時点での目安であって、将来的に変わることは全然ありえます。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
特に、アーツの挙動や遺物の数値、深き夜のバランスなどは、公式のアップデート情報をチェックしておくのが一番安心です。
また、最適なビルドや攻略法はプレイヤーごとのプレイスキルや好みにも左右されます。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
ここでいう専門家は、熟練プレイヤーや攻略本、各種コミュニティの上級者などですね。
そのうえで、自分なりにビルドをいじって「この復讐者、私の相棒だな」と思える形を見つけてもらえたら、同じ復讐者好きとしてとても嬉しいです。
ナイトレインの復讐者についてのまとめ
・復讐者解放手順と夜の偶像戦攻略の流れを読者は詳しく理解できる
・レディ解放から薄汚れたフレーム購入までの準備工程を把握できる
・復讐者の極端なステータス構成と信仰特化運用の理由が分かる
・初期装備と回復祈祷だけで戦う序盤の立ち回り方を学べる
・攻撃祈祷や聖印を整えていく中盤以降の伸ばし方を理解できる
・ステータス変更遺物を使った耐久強化とデメリットの両面を理解できる
・信仰とFPを軸にした祈祷火力ビルドの考え方を具体的に把握できる
・アーツ不死の行進の効果と守りと攻めの使い分けが理解できる
・ファミリー召喚と死霊術アビリティの役割分担をイメージできる
・マルチで味方を支えるサポート寄り立ち回りを実戦レベルで学べる
・ソロ攻略で要求される装備水準とビルド方針の違いを理解できる
・深き夜向けの雷特化や耐久寄りなどビルドタイプの特徴を掴める
・復讐者追憶とジャーナル進行で解放される重要遺物の価値が分かる
・専用遺物を組み込んだアーツ中心ビルドの強みと注意点を把握できる
・初心者がやりがちなミスとそれを避けるための基本行動を理解できる
