どうも、ヒグマのゲーム攻略のヒグマです。
ナイトレインをひと通り遊んでくると、一度は気になるのがナイトレインのMODですよね。
難易度を少しだけ楽にしたり、ボス練習をしやすくしたり、見た目をガラッと変えたり…おもしろそうだけど、導入方法やBANリスクが不安で手を出しづらい人も多いかなと思います。
このページでは、ナイトレインのMODをまだ触ったことがない人でも迷わないように、基礎知識から導入の手順、どんなジャンルのMODを選ぶと遊びやすいか、安全面でどこに気をつければいいかまでをまとめていきます。
便利系や見た目系から、ボスアリーナやDPS検証向けのやり込み系まで、実際のプレイをイメージしながら整理していくので、自分に合った遊び方も見つけやすいはずです。
もちろん、オンラインで遊びたい人にとって一番気になるBANリスクや、オフライン専用で割り切って遊ぶパターンもきちんと触れます。
正確な情報は公式サイトを確認しつつ、最終的な判断は専門家に相談してもらう前提で、「どこからなら触りやすいか」「どこから先は自己責任が重くなるか」のラインも、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。
ナイトレインのMODはうまく付き合えば、ビルド研究もボス練習もファッション遊びも一段階おもしろくなります。
この記事を読みながら、自分にちょうどいい距離感でMOD環境を整えてもらえたらうれしいです。
・ナイトレインのMOD基礎知識と代表的な種類が分かる
・me3を使った安全な導入手順とバックアップ方法が分かる
・オンライン利用時のBANリスクと安全な遊び方が理解できる
・ボス練習やスキン変更など遊び方別おすすめMOD傾向が分かる
★目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
★時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。
ナイトレインのMODの基礎知識
・ナイトレイン本体の特徴と魅力
・ナイトレイン向けMODの基本種類
・おすすめMODジャンルと選び方!
・見た目を変えるスキンMOD特集!
・遺物ビルドと相性の良いMOD
・DPS検証向けビルドとMOD
・最新アップデート対応MOD情報
ナイトレイン本体の特徴と魅力
まず前提として、ナイトレインは本編エルデンリングのDLCではなく、単体で遊べるスピンオフ作品です。ジャンルは協力型サバイバルアクションで、最大3人の協力プレイを前提にした構造になっています。
一番の特徴は、いわゆる“周回アクションRPG”ではなく、3日サイクルで進むローグライト形式になっているところです。各遠征(ラン)は「1日目〜3日目+最終ボス」という区切りがあり、制限時間や夜の侵食に追われながらエリアを進み、ルーンや装備、遺物をかき集めていきます。クリアや失敗で手に入れた報酬は、次の遠征にも引き継がれます。
プレイヤーは“タルン”ではなく、夜渡り(Nightfarer)と呼ばれるヒーローキャラを操作します。学者、鉄の目、追跡者、公爵夫人など、それぞれ役割がはっきりしていて、タンク寄り、遠距離DPS、サポート寄りといったロールが決まっています。ビルドを詰めればソロも可能ですが、基本は3人のシナジーをどう作るかが大事なゲームです。
もうひとつの軸が、遺物によるメタ成長です。遠征の報酬として入手や強化をしていく遺物は「攻撃アップ」「特定武器種の火力アップ」「状態異常付与強化」「ルーン入手量アップ」など、キャラの性能を恒久的に底上げしてくれる効果を持っています。深き夜用の専用効果や、特定の夜渡り専用効果などもあり、ビルド構築の自由度はかなり高いです。
ゲーム全体のテンポは、1ランがコンパクトで「失敗しやすいけどやり直しやすい」バランスになっていて、従来のソウル系よりも死に戻り前提のローグライト感が強めです。その代わり、クラスごとに用意されたビルドルートや、ルート分岐、エリアごとのミニボスやイベントが多く、毎ラン違う展開になりやすいのが魅力です。
MOD目線で見ると、
- ビルドを支える遺物
- 何度も戦うことになるボスラッシュ構造
- 拠点の円卓に集約されたUIやショップ機能
- スキン解放や周回前提のメタ要素
といった要素が揃っていて、見た目やボス練習やDPS検証や難易度調整系のMODと相性が良いゲームデザインになっています。ここをどう拡張するか、どこをショートカットするかがナイトレイン用MODのテーマになりやすいです。
ナイトレイン向けMODの基本種類
ナイトレインのMODはざっくり分けると、どこをいじって遊びやすくするかでいくつかの系統に分かれます。ここでは、PC版のSteam環境で遊ぶことを前提に、代表的なタイプを整理していきます。
ゲームバランスや難易度を変える系
ゲームのパラメータをいじって、難易度を簡単にする方向か激ムズにする方向のどちらかに振るタイプです。
代表的な調整内容としては、例えばこんなものがあります。
- 被ダメージ軽減やスタミナ消費軽減で周回をラクにする
- ルーンやマークの入手量を増やして、ビルド完成までの周回数を減らす
- 武器強化や遺物強化のコストを下げて、テンポを良くする
- 夜の侵食ダメージを緩和して探索に余裕を持たせる
- 逆に敵HPや攻撃力を底上げして、常に高難度で遊べるようにする
こういった調整は、多くがゲーム内のパラメータがまとまっているregulationファイルを通して行われます。火力や耐久をほんの少し底上げするライトな調整から、完全に別ゲー級に変わる鬼畜設定まで幅広いので、自分のプレイスタイルに合ったものを選びたいところです。
便利機能やUIを改善する快適系
プレイ感を良くする快適系MODもかなり人気です。ゲームの難易度自体はほとんど変えず、周回のストレスだけ下げるタイプですね。
たとえば、
- インベントリや遺物一覧にフィルタやソートを追加して、目的の装備を探しやすくする
- 遺物効果の詳細や重複状況を見やすく表示する
- ミニマップやマーキングの視認性を上げて、迷子になりにくくする
- 一時停止機能を追加して、ソロプレイ時に落ち着いて操作できるようにする
- 拠点の円卓でよく使うメニューにショートカットを追加して、ロードや移動の手間を減らす
といったものがあります。難易度そのものはいじらず、操作や情報周りを整理してくれるMODは、初めてMODに触る人にもおすすめしやすいジャンルです。
ボス専用やボスアリーナ系
ボス戦だけを何度も練習したい人向けのボス練習特化MODも、ナイトレインではかなり注目されています。代表例がBoss Arena系のMODです。
Boss Arenaでは、
- 拠点の円卓にボス選択メニューを追加する
- ボスラッシュや連戦モードで次々ボスと戦えるようにする
- ボスごとにリトライしやすくして、攻撃パターンを覚えやすくする
- 装備や遺物のプリセットを呼び出して、ビルドの比較検証をしやすくする
といった機能が用意されています。ボス攻略に集中したい人、特定のボスだけ延々と練習したい人、DPSチェックをしたい人にはかなり相性の良いジャンルです。
見た目やスキン関連のMOD
見た目をいじる系はさらに細かく分かれますが、ナイトレインでは特にバリエーションが多い分野です。大きくまとめると、
- 既存スキンを増やす大型スキンパック
- ダークソウルの防具など、他作品の装備やキャラモデルに差し替えるリプレイス系
- ゲーム開始直後からスキンを解放してしまう解放系
- スキンと一緒にビルドプリセットも切り替えるロードアウト系
などがあります。とくに大型スキンパックは、オリジナルスキンに加えて他作品オマージュまで含まれていたりして、ファッションゲームと言っていいレベルで着せ替えを楽しめるようになります。
オンラインやマルチプレイを拡張する系
ナイトレインは標準で3人協力プレイに対応していますが、MODでゲーム性そのものを変えるマルチ拡張をする試みもあります。
- 2人専用マッチングに特化したモード
- 通常のマッチングではなく独自のルームやセーブデータを使うシームレス協力プレイ
といったものがあり、公式と別ルートで遊べるのが特徴です。ただし、こういったMODはEasy Anti Cheatを無効化したり公式サーバーとは切り離して遊ぶ設計のものが多く、規約やBANリスクの観点でかなりデリケートな領域になります。
チートエンジンやセーブ編集系
最後に、いわゆるセーブデータや遺物そのものを編集するチート系MODがあります。
- Cheat Engineのテーブルを使って遺物効果そのものを編集する
- 所持ルーンやマーク、キャラのステータスを直接書き換える
- 深層遺物やレアな装備を一気に揃えた状態で検証用のセーブを作る
といったことができてしまうので、ビルド研究や検証用のサンドボックスとしては非常に強力です。その一方で、オフライン専用にしたとしてもデータの破損やBANリスクなどの懸念が付きまとうので、使うのであれば自己責任の範囲をよく理解したうえで慎重に触るのが安全かなと思います。
どのジャンルでも言えることですが、ナイトレインはアップデートやDLCで仕様が変わることもあります。数値や挙動はある時点での目安にとどめて、正確な情報は公式サイトをご確認ください。規約やアカウント関連の扱いについて迷う部分がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
おすすめMODジャンルと選び方!
具体的なMOD名は山ほどありますが、ここでは「どんなタイプの人にどんなジャンルが合うか」という視点で、選び方の考え方を整理してみます。
導入前にチェックしておきたいポイント
どのMODを入れるにしても、まずは次のポイントだけは必ず見ておきたいところです。
- 最終更新日と対応バージョン
- 必要な前提ツール
- オンライン対応可否とEAC周りの注意
バージョンについては、たとえば「ゲームバージョン1.03で動作確認済み」「DLC導入環境での動作確認済み」といった書きぶりで書かれていることが多いので、そのあたりの表記があるかどうかは要チェックです。古いパッチ前提のMODを今の環境で無理やり動かそうとすると、最悪起動しなくなったりデータがおかしくなったりする可能性もあります。
また、Mod Engine 3や特定のスキンパックが必須になっているものも多いので、Requirementsの項目はきちんと読んでおいた方がいいです。オンライン対応については、「オフライン専用」「オンライン禁止」などの注意書きがあるなら、そのルールを守る前提で考えておきたいですね。
初めてMODを触る人向けのジャンル
「初めてだし、とりあえずちょっとだけ快適にしたい」という人には、難易度を大きく変えないライトなMODから入るのがおすすめです。
たとえば、
- 夜の侵食ダメージを少しだけ緩和して、探索に余裕を持たせる
- ルーンや素材のドロップ率をほんの少しだけ上げる
- インベントリや遺物のソートやフィルタを強化して、装備管理を楽にする
- 円卓のよく使うメニューにショートカットを追加して、移動回数を減らす
こういったMODは、「ゲームの芯はそのまま、細かいストレスだけ削る」感じの調整なので、バランスを壊したくない人にも向いています。
ボス攻略ややり込み勢向けのジャンル
「ひたすらボス練習をしたい」「高難度に挑みたい」というタイプの人には、ボス関連のMODがぴったりです。
- Boss Arenaを使ってボスラッシュや単体練習を繰り返す
- 敵HPや攻撃力を強化する高難度パッチで、本編以上の緊張感にする
- エンドレス系モードと組み合わせて、長時間の連戦を楽しむ
Boss Arena系のMODは、ほぼ全ボスを対象にリトライしやすい環境を用意してくれるので、パターンを覚えたい人やスピードランが好きな人にはかなり向いています。何度も同じボスと戦ううちに、遺物ビルドとの相性やDPSの出し方も自然と見えてきます。
ファッション勢向けのジャンル
「とにかく見た目を盛りたい」という人なら、スキン系MODが一番楽しいジャンルだと思います。
- Add More Skinsのような大型スキンパックで、スキン種類そのものを増やす
- ダークソウルシリーズの防具セットや、他作品コラボスキンに差し替える
- ゲーム開始直後からワードローブや衣装を解放する解放系
- スキンに応じてビルドもセットで切り替えるロードアウト系
中には、完全に別作品やロボットもののキャラモデルを持ち込むようなMODもあって、ナイトレインの世界観とギャップ全開で遊べるのも面白いところです。
ビルド研究やDPS検証勢向けのジャンル
「この遺物構成、本当に強いのか数値で見たい」という人には、ボスアリーナやトレーニング補助系のMODが役立ちます。
- ボスアリーナで特定ボスを固定条件で呼び出し、討伐時間を比較する
- 訓練場やダミー敵に対して一定時間攻撃し、総ダメージや秒間ダメージを測る
- 与ダメージログやHPバーの数値を見やすくして、ビルドごとの差をチェックしやすくする
こういうMODは、最終的に「どの武器がどれくらいダメージを出せるか」「どの遺物を積むと伸びが良いか」といったところの比較検証にも役立ちます。ただし、遺物そのものの値をいじったりセーブデータを直接書き換えたりするタイプは、さきほど触れた通りかなりリスキーな部類なので、あくまでオフライン検証用の遊び方くらいに留めておくのが良いと思います。
ナイトレインのMOD環境は日々変化していて、数値や仕様もアップデートで変わる可能性があります。ここで触れている内容も、あるタイミングでの目安として受け取ってもらえるとちょうどいいかなと思います。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、利用規約やアカウントの取り扱いなどの判断が難しい部分については、最終的な判断は専門家にご相談ください。
見た目を変えるスキンMOD特集!
ナイトレインは素の状態でもスキンがかなり充実していますが、MODを入れるとファッションゲームと言っていいレベルで自由度が跳ね上がります。ここでは、見た目系に絞って整理していきます。
公式のスキンや衣装システム
まずはゲーム内の仕組みから軽くおさらいしておきます。ナイトレインでは、拠点の円卓にある姿見やワードローブルームからスキン変更ができます。
- 初期状態では各キャラにデフォルト衣装が1着ずつ用意されている
- 特定の遠征をクリアすることでワードローブが解放される
- マークやムルクといったゲーム内通貨で追加スキンを購入できる
- 最終ボス撃破後に解放されるボーナススキンがある
- 各キャラの追憶クエストを完了すると、そのキャラ専用のスキンが追加される
DLC「The Forsaken Hollows」では、新クラス用スキンや既存キャラ向けの追加衣装も増えていて、ダークソウルを意識した重装甲系から、軽装の暗殺者風衣装までかなり幅広く揃ってきています。
スキン数を一気に増やす大型スキンパック
ここからがMODの領域です。スキン系の中核になるのが、既存の衣装ラインナップを大幅に増やす大型スキンパックです。
こういったパックでは、
- オリジナルの新規スキン
- エルデン本編の人気防具を移植したスキン
- 他作品のキャラクター衣装をオマージュしたスキン
といったものがまとめて追加されることが多いです。バージョンアップで少しずつスキンが増えていくタイプのMODもあり、長く遊ぶほどファッションの幅が広がっていきます。
既存スキンを置き換えるタイプと、既存分はそのまま残してスロットを追加するタイプの二種類があり、後者は「バニラ衣装も残したいけど選択肢は増やしたい」という人に向いています。
ダークソウルや他作品コラボ系スキン
見た目で一番インパクトがあるのが、他作品の防具やキャラモデルを丸ごと持ってくる系です。
代表的なのは、ダークソウルシリーズの防具をナイトレイン用のスキンとして導入するタイプで、たとえば重装タンクキャラにファラアム装備風のスキンを着せてみたり、騎士系の夜渡りにオニオンナイト風の甲冑を着せてみたり、といった遊び方ができます。
さらに、アクションゲームやSF作品の主人公を再現したスキンや、巨大ロボット系のモデルを夜渡りのボディと入れ替えるようなMODもあって、世界観のギャップを楽しみたい人にはたまらない内容になっています。
スキン解放や商人割引系のMOD
「ファッションには興味あるけど、周回してスキンを解放するのはちょっと大変」という人向けに、解放条件だけを緩める系のMODもあります。
- ワードローブ解放の条件を緩くして、序盤でもスキン変更ができるようにする
- 各キャラのスキンを最初から購入可能にする
- 商人の価格を大幅に割り引いて、マークやムルクをあまり気にせず衣装を買えるようにする
こういったMODを入れると、周回を始めたばかりでも好きな見た目で遊びやすくなります。その一方で、「スキンを解放すること自体を目標にしたい」タイプの人からするとモチベーションを削ぐ可能性もあるので、どこまで緩めるかは自分のプレイスタイルと相談した方がよさそうです。
スキンとビルドを連動させるロードアウト系
見た目だけでなく、スキンに応じて武器や遺物のビルドをセットで切り替えるMODもあります。
たとえば、
- 重装騎士風スキンを選ぶと、タンク寄りビルドのロードアウトが呼び出される
- 暗殺者風スキンでは、出血や毒に寄せた瞬間火力ビルドがセットで選ばれる
- 魔術師風スキンでは、学者向けの範囲魔法やデバフ重視ビルドがロードされる
といった感じで、「キャラの見た目」と「戦い方」が自然に連動するような遊び方がしやすくなります。ファッションと実戦の両方を楽しみたい人は、こういったロードアウト系MODと相性が良いです。
スキン系MODは基本的にオフライン専用として使った方が安心ですが、見た目だけを変える軽い内容のものも多く、バランスを崩さずに雰囲気だけ変えたい人には非常におすすめのジャンルです。
遺物ビルドと相性の良いMOD
ナイトレインのビルド構築で一番重要なのが遺物なので、どんなMODが遺物ビルドと噛み合うかを押さえておくと、遊び方の幅が一気に広がります。
遺物の基本ルールをざっくりおさらい
遺物は、
- 攻撃力アップや属性攻撃強化などの火力系
- 特定武器種やアクションに特化したシナジー系
- ルーンやマーク、ドロップ率アップなどの経済系
- 防御や状態異常耐性を高める防御系
といった効果を持つ、恒常的なパッシブ装備です。レア度が高かったり深層用のものだったりすると、複数の効果が付いていたり、特別強力な倍率を持っていたりします。
重複のルールも少し癖があり、
- 一般的な攻撃アップ系は複数積みが有効なことが多い
- キャラ専用のスキル強化系は重複しない場合がある
- 同じ名前の攻撃アップ効果には上限があり、一定以上は積んでも意味が薄い
といった挙動をします。このあたりは実際にダメージを見ながら調整していくことになります。
遺物管理を楽にするUI系MOD
遺物ビルドと相性がいいのは、まず遺物の管理を楽にしてくれるUI改善系です。
たとえば、
- 遺物一覧に詳細なフィルタやソートを追加して、「攻撃アップ系だけ」「ボス戦向きだけ」などで絞り込めるようにする
- 同じ効果名を持つ遺物をハイライトして、上限を超えて積みすぎていないか確認しやすくする
- 獲得した遺物の履歴や強化履歴を見やすくして、ビルドの変遷を追いやすくする
こういった機能があると、なんとなく強そうだから付けるから一歩進んで、必要な効果を必要な数だけ積むという考え方でビルドを組み立てやすくなります。
特定キャラ向けの遺物シナジー強化MOD
ナイトレインはキャラごとに得意な遺物傾向が違うので、特定キャラ向けのビルド補助MODも相性が良いです。
例えば学者なら、
- 状態異常やデバフを軸に味方の火力を底上げする
- 範囲攻撃や継続ダメージで敵の群れを削る
といった戦い方が得意です。ここにデバフ効果時間の延長や状態異常付与量の強化などを重ねる遺物特化MODを組み合わせると、パーティ全体の火力を底上げするサポート特化ビルドをさらに尖らせることができます。
鉄の目なら、
- 弓や遠距離物理攻撃に特化した火力ビルド
- ヘッドショットや弱点狙いでダメージを伸ばすクリティカルビルド
といった方向に持っていきやすく、弓火力やクリティカル関連の遺物を強化するMODと噛み合います。
遺物編集系MODの立ち位置
Relic Editorのように、遺物自体の効果を書き換えることができるタイプのMODもあります。
- 装備中の遺物スロットに好きな効果を設定する
- 三つの効果を持つ遺物の枠に、強力な効果を三つ詰め込む
といったことができてしまうので、ビルドの自由度という意味では最上級です。ただし、
- EACを無効化した環境が前提になりやすい
- オンラインと併用すると規約違反になる可能性が高い
- セーブデータが壊れるリスクもゼロではない
といったリスクも抱えています。ソロ専用で、ビルドを研究するためのサンドボックスとして割り切って使うくらいの距離感がちょうどいいかなと思います。
遺物ビルドとボス系MODのシナジー
遺物ビルドとボス系MODの相性もかなり良いです。特にBoss Arena系のMODと組み合わせると、
- 特定のボスを想定した遺物構成を組んで、討伐時間や安定度を比較する
- 深き夜向けビルドと通常遠征向けビルドを、同じボス相手に試してみる
- 遺物の入れ替えによるDPSの変化を、複数回のトライで体感する
といった検証がしやすくなります。こういう検証を繰り返していくと、「このボスにはこの遺物は必須」「ここまで積めば十分」みたいなラインが見えてきて、ビルド構築がどんどん楽しくなっていきます。
遺物やビルド周りも、アップデートやDLCで効果量が変わったり、新しい遺物が増えたりします。そのため、ここで触れている内容もあくまである時点の参考イメージとして見てもらえると嬉しいです。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、数値調整やバランス面で不安があるときは、最終的な判断は専門家にご相談ください。
DPS検証向けビルドとMOD
ナイトレインは、キャラ性能や武器、遺物、状態異常、味方バフなどが複雑に絡み合うので、「このビルド、実際どれくらい火力出てるのか」を数字で見たくなる場面が多いです。ここでは、DPS検証をしやすくするビルドとMODの組み合わせについてまとめていきます。
DPS検証の基本的な考え方
DPSを測るときの考え方は大きく二つに分けられます。
- 訓練場やダミー敵を相手に、一定時間攻撃して総ダメージを測る
- 特定ボスに挑戦して、倒すまでの時間を測る
前者は純粋な火力比較に、後者は立ち回りも含めた実戦寄りの比較に向いています。ナイトレインの場合、スパーリンググラウンドのような場所や、ボスアリーナMODが用意するトレーニング用の敵を使うことで、かなり安定した条件でテストができます。
ボスアリーナと固定条件でのDPSチェック
Boss Arenaなどのボス専用MODを使うと、いつでも同じボスを同じ条件で呼び出せるのが大きな強みです。
例えば、
- 深き夜の特定ボスを指定する
- 遺物構成AとBを用意して、それぞれ同じ武器と立ち回りで挑戦する
- 味方バフや一時的なイベントバフはできるだけ排除して、ビルド差がダイレクトに出るようにする
- 討伐にかかった時間や安定度を何回か測る
といった手順を踏むことで、どちらの構成が短時間で安定したDPSを出せるかを比較できます。
ここに、追加のUI系MODで、
- 与ダメージログを見やすくまとめる
- HPバーを数値やパーセンテージで表示する
といった機能を足してやると、検証がよりスムーズになります。
遺物と武器の組み合わせ検証
DPS検証では、遺物と武器の組み合わせも重要です。例えば、
- 学者なら、状態異常付与量アップや範囲攻撃強化の遺物を積んで、継続ダメージを稼ぐビルド
- 鉄の目なら、弓攻撃力やクリティカル率アップの遺物を積んで、遠距離からの瞬間火力を突き詰めるビルド
- 近接特化キャラなら、ジャンプ攻撃や特定モーションのダメージを強化する遺物を軸にしたビルド
など、キャラごとの得意分野に合わせてDPSを伸ばしていく形になります。
DPS検証向けのMODを使う際も、
- 同じ敵を相手にする
- 立ち位置や開幕行動を揃える
- 攻撃回しのパターンを可能な限り統一する
といった条件を揃えることで、ビルドごとの差をより正確に比較しやすくなります。
チートテーブルで理論値を確認する
Cheat Engineのテーブルなどを使えば、理想的なビルドを即座に組んで理論値に近いDPSを確認することもできます。
- 必要な遺物や武器をすべて揃えた状態のセーブデータを用意する
- 攻撃アップ系の遺物を上限まで積んだ状態と、バランス型の状態を比較する
- ダメージ上限やオーバーフローの有無をチェックする
といった検証がやりやすくなります。
ただしこれは、EACを無効化した環境やオフライン専用の設定が前提になることが多く、BANリスクやセーブデータ破損の危険もあります。実際のプレイ用ではなく、あくまで検証を楽しむための遊び場として使うくらいのスタンスにしておくと安心です。
ナイトレインのバランスはアップデートやDLCで変化していくので、ここで挙げたDPSの考え方やビルドの方向性も、時間とともに微調整が必要になっていくと思います。数値や挙動はある時点での目安と捉えて、正確な情報は公式サイトをご確認ください。ゲームプレイやデータ改変のリスクについて判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
最新アップデート対応MOD情報
最後に、今からナイトレインでMODを始めるときに意識しておきたい最新事情をまとめておきます。
本体アップデートとDLCの影響
ナイトレイン本体は発売後も継続的にアップデートされていて、
- 夜の侵食ダメージやボスのバランス調整
- エンドレス系モードの追加
- UI改善や各種バグ修正
などが行われてきました。
さらに、DLC「The Forsaken Hollows」の配信によって、
- 新クラスの登場
- 新マップや新ボス
- 追加の遺物やスキン
といった大きな変化も入っています。これによって、古いバージョン前提で作られたMODは、そのままでは動かなくなっているケースも珍しくありません。
MOD側のバージョン対応状況の見方
MODページを見るときは、特に次のポイントを意識してチェックしておくと安心です。
- どのゲームバージョンで動作確認されているか
- DLCが有効な状態での動作に触れているか
- 最終更新日が最近かどうか
たとえば、ゲームバージョン1.03以降で動作確認済みと明記されているものや、DLC導入環境にも対応していると書かれているものは、今の環境でも動きやすいです。逆に、長い間更新されていないMODは、似た機能を持つ新しいMODを探した方が安全な場合もあります。
ツール側のアップデートも重要
ナイトレイン対応のMOD環境は、ツール側のアップデートも重要です。
- Mod Engine 3やME3 Managerがナイトレインへの対応を明記しているか
- Windowsだけでなく、ProtonやCrossOverといった環境での動作に触れられているか
- Seamless Co op系のナイトレイン対応版が、最新のパッチに追随しているか
こういった点を確認しておくと、土台となるツールがゲームバージョンに追いついているかどうかを判断しやすくなります。
これからMODを入れるときのポイント
今からナイトレインでMOD環境を整えるときに、意識しておきたいポイントをまとめるとこんな感じです。
- オンラインとオフラインの環境をはっきり分ける
→ EAC有効で公式サーバーに接続する状態では、基本的にMODを使わない前提で考えると安全です。 - 最新パッチとDLC対応が明記されているMODから試す
→ バージョン表記や更新日が新しいものを優先すると、トラブルを減らしやすくなります。 - ゲーム性を大きく変えるMODは後回しにする
→ 最初は見た目や快適系の軽いMODから入り、慣れてきたらボス練習や難易度調整、チート寄りのMODを検討するくらいがちょうどいいと思います。
ナイトレインはアップデートやDLCによって仕様が変化するタイトルなので、ここで触れた情報もあくまである時点での参考として見てもらえればと思います。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、アカウントや規約、安全面で重要な判断が必要な場面では、最終的な判断は専門家にご相談ください。
MODをうまく使えば、ナイトレインはビルド研究、ボス練習、ファッション、協力プレイなど、いろいろな方向に伸ばせるゲームです。自分の好みに合う範囲で、ほどよくMODと付き合っていくのが一番楽しい遊び方かなと思います。
ナイトレインのMODの導入と注意点
・MOD導入方法の手順を解説!
・オンライン環境でMODは危険?
・BANリスクと安全な遊び方!
・ボス練習に特化したMOD活用術
・ボスだけ遊べるモードはある?
・ボスアリーナMODの特徴と注意
・ナイトレインMOD利用時のQ&A
MOD導入方法の手順を解説!
ここからは、ナイトレインのPC版にナイトレイン MODを入れるときの流れを、できるだけ分かりやすくまとめていきます。
細かいファイル名や危ない手順までは踏み込まず、「ここだけは押さえておきたい」というポイントを中心に書いていきますね。
まず大前提:環境チェック
ナイトレインでMODを使うなら、PC版Steam一択です。
PS5やPS4、Xbox版は基本的にMODを前提にしていないので、ここでは完全に対象外として扱います。
最低限チェックしておきたいのはこのあたりです。
- Steam版のELDEN RING NIGHTREIGNがインストールされている
- ゲームが最新パッチまで更新されている
- ゲーミングPCとして公式推奨スペック前後は満たしている
- ストレージにバックアップ用の空き容量がある
MODはゲーム本体のファイルや挙動に手を入れる遊び方なので、スペックがギリギリだと動作が不安定になりやすいです。余裕のある環境で遊ぶのがおすすめです。
ゲームフォルダの場所とバックアップ
次に、ナイトレインのインストールフォルダを確認します。
Steamクライアントから、
- ライブラリでELDEN RING NIGHTREIGNを右クリック
- 管理 → インストールされたファイルを閲覧
という流れで、nightreign.exe や Game フォルダがある場所に辿り着けます。
ここに対して、最低限やっておきたいバックアップがこちらです。
Gameフォルダ全体を別の場所にコピー- セーブデータをユーザーフォルダごとコピー
特に、regulation.bin を書き換えるタイプのMODを触る予定があるなら、元ファイルのコピーは必ず残しておくのがおすすめです。
万が一おかしくなっても、バックアップから戻せばやり直しがききます。
me3を使った基本環境づくり
ナイトレインのMOD環境で軸になるのが、me3です。
これはFromSoftware系タイトル用のMODローダーで、だいたいこんな特徴があります。
- プロファイルごとに設定を分けて起動できる
- バニラ環境とMOD環境を切り替えできる
- WindowsだけでなくSteam DeckやProton環境にも対応している
流れとしてはこんな感じです。
- me3本体をインストール
- me3を起動してNightreign用のプロファイルを作成
- ゲーム実行ファイルに
nightreign.exeを指定 - MOD格納用のフォルダパスを指定
この時点で、
- バニラ用プロファイル
- MOD用プロファイル
の二つを作っておくと、オンライン用とオフライン用を分けて管理しやすいです。
MODファイルを入れる基本パターン
ナイトレイン MODの多くは、圧縮ファイルを解凍すると
- モッド名のフォルダ
- 設定ファイル
- 簡単な説明テキスト
という構成になっています。
me3を使うときの典型的な流れはこんな感じです。
- MODアーカイブを解凍する
- 出てきたフォルダやファイルを、me3で指定したmodsフォルダへコピー
- me3のUI上で、そのMODをプロファイルに追加して有効化
- me3経由でナイトレインを起動
こうしておくと、ゲーム本体のフォルダには極力触らずにMODを管理できて、トラブル時もプロファイルごと切り替えやすくなります。
regulation差し替え系とDLL型の違い
MODによって、どこに手を入れるかが変わります。ざっくり分けるとこの二種類です。
- regulation差し替え系
- 敵のHPや攻撃力、攻撃倍率、遺物効果など多くのパラメータを書き換える
- ゲーム全体の難易度やバランスを一気に変えたいときに使われる
- オンラインとの相性が非常に悪く、BANリスクも高いとされる
- DLL注入系
- 追加DLLをゲーム起動時に読み込ませて、新しい機能やUIを差し込む
- 一時停止機能、ボスアリーナ、新HUDなど仕組み追加系に多い
- こちらも基本はオフライン専用として扱う
どちらのタイプでも、EasyAntiCheatが有効な状態では使わない前提で考えた方がいいです。
導入手順のまとめ
ここまでを簡単にまとめると、導入手順はこんな流れになります。
- PC版ナイトレインをインストールして最新パッチまで更新
- ゲームフォルダとセーブデータを丸ごとバックアップ
- me3をインストールしてNightreign用プロファイルを作成
- MODをダウンロードしてmodsフォルダにコピー
- me3上でMODを有効化して、MOD用プロファイルからゲームを起動
一度この環境ができてしまえば、新しいMODを入れ替えるときもフォルダに投げてオンオフするだけという感覚で運用できます。
ゲーム側やツール側の仕様はアップデートで変わることもあるので、数値やバージョンはある時点での目安として考えてもらえればと思います。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、ツールの扱いやPCの安全性に不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
オンライン環境でMODは危険?
ここからは、多くの人が気になっているであろう「オンラインでMODはどこまでOKなのか」という話です。
結論から言うと、公式サーバーに繋ぐつもりならMODは使わない方が安全かなと思います。
ナイトレインとEasyAntiCheat
ナイトレインのPC版には、EasyAntiCheatが採用されています。
これは、不正ツールや改造を検出してオンライン環境の公平性を守るための仕組みです。
EasyAntiCheatが有効な状態で
- ゲーム内ファイルが改変されている
- 追加DLLが読み込まれている
- メモリを直接書き換えるようなツールが動いている
といった状況になると、検出対象になる可能性が高くなります。
検出されたから即BANという単純な話ではありませんが、リスクがゼロになることもありません。
公式オンラインとMODの相性
ナイトレインは最初から三人マルチ前提で作られていて、普通の状態でも協力プレイは十分楽しめます。
この「公式マッチング」を使うときに手元でMODが動いていると、
- 自分だけステータスが不自然に強化されている
- 敵のHPや挙動が周りと食い違う
- セーブデータに本来あり得ない値が入っている
といった状態をサーバー側に見られることになります。
特に
- regulation書き換え系
- チートエンジンでのステータスや遺物いじり
あたりは、オンラインとの相性がほぼ最悪です。
少しでもオンラインを触る予定があるなら、この手のMODは完全オフライン専用と割り切るのが無難かなと感じます。
SeamlessCoop系の立ち位置
ナイトレイン用にも、いわゆるSeamlessCoop系のマルチ拡張MODがあります。
Nightreign版ではおおむね
- 公式マッチングサーバーには繋がない
- バニラ環境とは別のセーブデータを使う
- MOD側の仕組みでフレンドとマッチングする
という作りになっていて、公式サーバーとは別枠で遊ぶことを想定した設計になっています。
それでも、ファイルのいじり方や組み合わせを間違えると話は変わります。
絶対安全と言い切れるラインは存在しないので、「どうしても使いたい」という場合でも、自分の中で許容できるリスクを決めておくのが大事だと思います。
結論としての付き合い方
ざっくり整理すると、こんなイメージです。
- 公式オンラインで遊ぶつもりなら
→ MODは一切使わず完全バニラで遊ぶ - 友達同士だけでMOD込みのマルチをしたいなら
→ 公式サーバーを使わず、専用のマルチMODに一本化する - 完全ソロ専用で遊ぶつもりなら
→ オフライン用プロファイルを作って、そこでだけMODを使う
どのケースでも、オンラインで遊ぶ前にはMODを外しバニラ状態に戻しておくことが、リスクを下げる意味でかなり大事です。
心配な点が残る場合は、正確な情報は公式サイトをご確認ください。利用規約やBANの扱いなど、重要な判断が必要になる部分については、最終的な判断は専門家にご相談ください。
BANリスクと安全な遊び方!
ここではもう少し、BANリスクに寄せてまとめておきます。
結論から言うと、オンラインで遊ぶ可能性があるならBANされたら困るようなMODは混ぜない方が安全です。
BAN対象になりやすいパターン
どのオンラインゲームでもそうですが、特にBAN対象になりやすいのは次のような行為です。
- ステータスやHPなどを常識外の値に改造する
- 敵やマップを改造して、他プレイヤーより有利な状態を作る
- 本来存在しない装備や遺物をオンライン環境で使う
- 他プレイヤーに影響する形でチートを行う
ナイトレインの場合で言えば、
- regulationを書き換えて敵HPを極端に下げる
- 遺物の倍率を異常な値にする
- セーブを書き換えて、本来入手できない遺物やスキンをオンラインに持ち込む
といった行為はどれも見つかったら終わり寄りのものだと考えておいた方がいいです。
リスクを減らすために意識したいこと
安全寄りに遊ぶために、意識しておきたいポイントを挙げておきます。
- オンラインに繋ぐ予定があるアカウントでは原則としてMODを使わない
- MODを使うなら完全オフライン専用のプロファイルを用意する
- regulation書き換えやチートテーブル系はオンライン環境と絶対に混ぜない
- 公式オンラインに繋ぐ前には
- EasyAntiCheatを有効に戻す
- ゲームファイルの整合性をチェックしてバニラ状態に戻す
- MODフォルダを外したプロファイルで起動する
ここまで徹底してもゼロリスクにはなりませんが、何も考えずに混ぜるよりははるかに安全寄りです。
割り切った遊び方も選択肢
どうしても重いMODを使いたい人は、割り切って
- オンラインは完全に諦めてMOD専用ゲームとして遊ぶ
- オンライン用とMOD用でアカウント自体を分ける
という選択肢もあります。
特に、遺物編集系や大幅なバランス改変系のMODを触るなら、最初からこの環境では一生オンラインに行かないと決めてしまうくらいがちょうどいいかもしれません。
BANやアカウント停止は、ゲームだけでなく購入済みコンテンツやフレンド関係にも影響が出る可能性があります。少しでも不安があるなら、慎重すぎるくらいでちょうどいいです。
最終的には自己判断になりますが、正確な情報は公式サイトをご確認ください。規約やアカウントの扱いなど、ゲーム外の部分も絡む話については、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ボス練習に特化したMOD活用術
ナイトレインはボス戦が主役と言っていいゲームなので、ボスだけひたすら練習したいという人はかなり多いと思います。
ここでは、代表的なボス練習用MODと、その活用方法をまとめます。
BossArenaでできること
ボス練習といえば、まず名前が挙がるのがBossArenaです。
主な機能はこんな感じです。
- 拠点でボス選択用のメニューを追加
- 夜の王を含むほぼ全ボスを個別に召喚して戦える
- ボスラッシュや連戦モードが使える
- 難易度や制約条件を細かく調整できる
- 一部モードでは装備やレベルのプリセットを利用できる
特定のボスだけ集中的に練習したい人にはかなり相性が良いMODです。
練習時に意識したい設定
BossArenaを使うとき、ただ連戦するだけでも楽しいですが、少し工夫すると練習効率がかなり上がります。
- 同じビルドで十回連続チャレンジして安定度を見る
- 攻撃パターンを覚える段階ではあえて火力を落として長期戦にする
- 第一形態ノーダメージを目標にするといった段階目標を設定する
- 討伐タイムを記録してDPSの伸び具合をチェックする
特にビルド研究をしている人は、BossArenaを実験場として使うと、通常の周回では見えにくい部分まで分かりやすくなります。
日本語化MODとの組み合わせ
BossArenaには、メニューやテキストを日本語化する翻訳MODもあります。
- ボス名やモード名が日本語で表示されて分かりやすい
- 細かい設定項目を直感的に理解しやすい
- 英語が苦手でもモードの違いを把握しやすい
というメリットがあり、特に設定項目の多いBossArenaではかなり助かります。
導入する場合は、本体のBossArenaとバージョンを合わせることが重要です。
遺物ビルドとの組み合わせ
ボス練習用MODは、遺物ビルドの検証とも相性が抜群です。
- 学者の遺物構成で特定ボスにどこまで継続ダメージを出せるか
- 鉄の目の弓ビルドでヘッドショット重視構成がどこまで刺さるか
- 葬儀屋の必殺技ループがボス戦全体のタイムをどこまで縮められるか
など、実戦に近い条件でDPSや安定度を測ることができます。
ビルドとボスの相性を見極めるには最適の環境なので、やり込み勢にはほぼ必須レベルのMODかもしれません。
ボスだけ遊べるモードはある?
「道中はもういいからボスだけ遊びたい」という人向けの話もしておきます。
結論としては、MODを使えばボスだけ遊べるモードはしっかり用意できると言っていいです。
完全にボスだけを遊びたい場合
純粋にボス戦だけを楽しみたい人には、やはりBossArena系が分かりやすいです。
- 拠点から直接ボス選択メニューを開ける
- シングルボス戦とボスラッシュモードを切り替えられる
- ボス連戦を前提にした高難度構成も用意されている
という感じで、通常の遠征を挟まずに短時間でボス戦だけを回すことができます。
道中を大幅に短縮するタイプ
完全なボス専用ではなく、「道中を限界まで短縮してほぼボス連戦状態にしたい」というニーズ向けの構成もあります。
- 出撃地点からボス部屋までのルートを極端に短くする
- 通常の雑魚配置をかなり減らす
- マップ構造自体を簡略化してボス戦を詰め込みやすくする
こういった構成は、単独のMODとして実装されている場合もあれば、BossArena側のモードとして用意されている場合もあります。
公式の高難度モードとの違い
公式側にも、深層寄りのコンテンツや高難度ボス連戦に近い要素がありますが、これはあくまで本編の一部です。
- 報酬や遺物のルールは完全に公式準拠
- 難易度カーブや組み合わせは開発側が調整したもの
- ランダム要素も強く、狙ったボスだけ練習するには向かない
という違いがあります。
本当に特定ボスだけをひたすら触りたいなら、MOD側のボス専用モードの方が自由度が高いというイメージです。
ボスアリーナMODの特徴と注意
ここでは、ボスアリーナ系MODの代表であるBossArenaについて、もう少し踏み込んだ話をしておきます。
BossArenaの特徴
BossArenaの特徴をざっくりまとめると、こんな感じです。
- 拠点に新しいメニューを追加してボス選択画面を表示する
- 夜の王や強化ボスを含むほぼすべてのボスに対応している
- ボスラッシュや遠征型ボスラッシュなど複数モードを持つ
- 難易度や回復制限、制約条件を細かく設定できる
- ビルドプリセットや装備制限を利用するモードもある
アップデートでモードが追加されてきているので、ボス戦だけを別ゲームのように遊べる環境と言ってもいいくらいです。
導入時の前提条件
BossArenaを導入する際には、基本的に次のような前提が必要になります。
- me3などのMODローダーが導入済みであること
- ナイトレイン本体のバージョンが対応範囲にあること
- BossArena本体のファイル一式が揃っていること
メニューや説明を日本語にしたい場合は、BossArena側に対応した日本語化MODも併用できます。
その場合は、BossArena本体と翻訳MODのバージョンを合わせるのが重要です。
利用時に注意したいポイント
BossArenaを使うとき、特に意識しておきたい注意点を挙げておきます。
- 公式オンラインとは絶対に混ぜない
- ボスやパラメータが変わった状態でマルチに行くのはやめておいた方がいいです。
- セーブデータやプロファイルを分ける
- BossArena専用のプロファイルやセーブを作っておくと、トラブル時に切り分けやすいです。
- 本体アップデート直後は様子を見る
- ゲームのパッチが入った直後は、BossArena側が対応しきれていない場合もあります。
基本的には、完全オフラインの練習用モードとして使う前提で考えておくと安心です。
ナイトレインMOD利用時のQ&A
最後に、ナイトレイン MODに関してよくありそうな質問をまとめて、簡単なQ&A形式で整理しておきます。
Q. PC初心者でもナイトレイン MODを入れて大丈夫?
A. 正直なところ、まったくPC操作に慣れていないと少し難しい部分はありますが、フォルダ操作と簡単なツールの扱いに慣れていれば挑戦は十分可能だと思います。
不安なら、最初は見た目やUI改善などゲームバランスに影響が少ない軽めのMODから始めると、感覚をつかみやすいです。
Q. おすすめの導入順は?
A. 私なら、こんな順番で触っていくのをおすすめします。
- me3導入とバニラ用プラスMOD用プロファイル作成
- 便利系とUI改善系の軽いMOD
- 見た目やスキン系MOD
- BossArenaなどのボス練習系
- 難易度調整系やチート寄りのMOD
段階的に増やしていくと、どのMODがどの挙動に影響しているのかを把握しやすいので、トラブルシュートもしやすくなります。
Q. 無料で遊べるのか課金は必要なのか知りたい
A. ナイトレインのMODは基本的に無料配布が中心です。
ただし、DLCで追加されたクラスやマップを前提にしているMODもあるので、
- ベースゲームのみ対応のMOD
- DLC導入が前提のMOD
どちらなのかは事前に確認しておくと安心です。価格や内容は変わる可能性があるため、ここでの説明はある時点での参考程度に考えてください。
Q. ナイトレイン MODを入れると本体に悪影響はない?
A. バックアップをしっかり取っておけば致命的なトラブルはかなり避けやすくなります。
とはいえ、
- ゲームが起動しなくなる
- 特定セーブだけ読み込み時に落ちる
- パフォーマンスが不安定になる
といった不具合が出る可能性は残ります。
心配な場合は、MOD用とバニラ用でセーブデータやプロファイルを分けておくと安心感が上がります。
Q. BANされない安全なラインはある?
A. 残念ながら、ここまでなら絶対安全というラインを言い切ることはできません。
ただ、少なくとも
- オンラインに繋ぐアカウントとMOD用環境を分ける
- 公式オンラインに行くときはMODを外してバニラに戻す
- チート系や派手な改造をオンラインで使わない
といった行動を徹底することで、リスクを大きく減らすことはできます。
BANやアカウント停止は本人だけでなくフレンドにも影響する場合があるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。不安が強い場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
Q. DLC環境でもMODはちゃんと動く?
A. これはMODごとに対応状況が違います。
最近のMODはDLCや最新パッチに合わせて更新されているものも多いですが、
- 対応しているゲームバージョン
- DLC導入環境での動作
- 最終更新日
このあたりを事前にチェックして、なるべく新しめのMODから試していくのが安全です。
ナイトレイン MODは、上手に付き合えばビルド研究やボス練習、ファッション遊びなど、ゲームの楽しみ方を何倍にも広げてくれます。
その一方で、アカウントやPC環境に関わるリスクもゼロではありません。自分がどこまで踏み込むかを最初に決めておくことがとても大事だと思います。
迷ったときは、正確な情報は公式サイトをご確認ください。そして、法律や規約、安全性などの判断が必要な場面では、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ナイトレインのMODについてのまとめ
・ナイトレインは三人協力型ローグライトとして設計されている作品である
・周回制ではなく三日間サイクルのローグライト構造で進行するゲームである
・遺物による恒久的なメタ成長がビルド構築の中核要素となっている
・MODは難易度調整や快適化など複数ジャンルに大別されているのが特徴である
・導入時はゲーム本体とセーブのバックアップ取得が必須であると考えるべきである
・me3を用いたプロファイル管理でバニラ環境とMOD環境を分離できる
・regulation改変系MODは強力だがオンラインと相性が悪く危険である
・オンラインプレイを想定する場合はMOD未導入の環境を維持すべきである
・見た目を変えるスキン系MODでファッション性を大きく高められる
・遺物管理を拡張するUI系MODでビルド調整と検証が効率化される
・BossArena系MODで特定ボスだけを集中的に練習できる環境を用意できる
・DPS検証向けMODでビルドごとの火力差を定量的に比較可能である
・チート寄りの遺物編集系MODは必ず完全オフライン専用で扱うべきである
・最新パッチやDLC対応状況を確認してからMODを導入する必要がある
・オンライン利用時のBANリスクを理解し自己責任で遊び方を選択すべきである
