マインクラフトの世界で鉄を効率よく集めたいけれど、アイアンゴーレムがなかなか湧かずに困っていませんか?
「マイクラ ゴーレム 湧き条件」と検索しても、情報が複雑でよくわからないという方も多いかもしれません。
この記事では、アイアンゴーレムが自然に湧くための条件を、Java版と統合版それぞれの違いを含めてわかりやすく解説します。
湧かない原因から効率的なトラップの作り方まで、あなたの疑問をすべて解決できるよう丁寧にまとめました。
この記事を最後まで読んで、自動で鉄が手に入る快適なマイクラライフを始めましょう。
・Java版と統合版におけるマイクラ ゴーレム 湧き条件の違いと、それぞれの詳細な仕組み
・アイアンゴーレムが湧く「村」として認識されるための具体的な条件
・トラップが機能しない主な原因と、その解決策
・初心者でも簡単に作れるトラップから、効率を最大化する設計方法
マイクラのアイアンゴーレムの湧き条件を知って効率的にトラップを作ろう!
・アイアンゴーレムの作り方と湧き条件の基礎知識
・Java版と統合版では何が違う?バージョン別の湧き条件
・村として認識されるための必須条件は?
・村の中心点と湧き範囲の仕組みを解説
・村人の数とベッド・職業ブロックの正しい関係
・湧く場所と湧かないブロックは?
・アイアンゴーレムが花を渡すのはなぜ?
アイアンゴーレムの作り方と湧き条件の基礎知識
マインクラフトの世界で鉄を効率よく集めるためには、アイアンゴーレムの存在が不可欠です。アイアンゴーレムは、村人を守る役割を持つ心強い味方ですが、特定の条件を満たすことで自動的に生成される(自然湧きする)特性があります。ここでは、まずその基本的な知識について解説します。
アイアンゴーレムを手動で作成する方法は非常にシンプルです。必要な材料は鉄ブロック4個と、くり抜かれたカボチャ(またはジャック・オ・ランタン)1個です。鉄ブロックを地面にT字型に配置し、その中央の上部にくり抜かれたカボチャを最後に設置することで、すぐにアイアンゴーレムがスポーンします。この手動作成は、緊急で村の防衛力を高めたいときや、特定の場所にゴーレムを配置したいときに有効な手段です。
一方、鉄の自動回収を目的とした「アイアンゴーレムトラップ」を作る際には、アイアンゴーレムの「自然湧き」の仕組みを理解することが重要です。自然湧きは、特定の条件が整った「村」の範囲内で発生します。この条件は、村人の数、ベッドの数、そして村人の就職率という3つの要素が中心となります。
アイアンゴーレムは、村人を守るという性質から、村の安全が脅かされていると判断されたり、村の規模が一定以上になったりすると自然にスポーンします。この自然湧きのシステムを最大限に活用することで、プレイヤーは労力をかけずに鉄インゴットやポピーを自動で集めることができるのです。
Java版と統合版では何が違う?バージョン別の湧き条件
マインクラフトには、主にPCでプレイされるJava版と、スマホや家庭用ゲーム機などでプレイされる**統合版(Bedrock Edition)**の2つのバージョンがあります。アイアンゴーレムの自然湧き条件は、これらのバージョン間で大きく異なるため、ご自身のプレイ環境に合わせた理解が不可欠です。この違いを把握しないままトラップを設計すると、期待通りの成果が得られない可能性があります。
**Java版(バージョン1.21系)**におけるアイアンゴーレムの召喚ロジックは、村人の行動に深く関連しています。召喚が試行される主な条件として、以下の要素が挙げられます。
- 村人の行動:
- パニック状態: 村人が3人以上、ゾンビなどの敵対Mobを目の前にしてパニック状態になる。
- ゴシップ状態: 村人が5人以上近くにいる状態で「ゴシップ(噂話)」をする。
- 内部条件:
- 直近20分以内にベッドで寝ていること。
- およそ30秒以内に、召喚を試行する村人から半径約16ブロック(X・Y・Z各軸方向に±16ブロックの立方体)内にアイアンゴーレムを検知していないこと。
- 召喚を試行した村人とその周辺の村人に、30秒間の「召喚者ラベル」が付与され、その間は召喚を試行しない冷却期間(クールダウン)があること。また、10秒ごとの再試行クールダウンも存在します。
召喚の試行は、召喚を試みた村人の座標を中心とする17×13×17ブロックの直方体(水平方向に±8ブロック、垂直方向に±6ブロック)の範囲内で最大10回行われます。この範囲内で、「下のブロック上面が完全に固体ブロックであり、かつそのブロックと上2ブロックがフルブロックではない、液体ではない、既存のエンティティが存在しない」などの条件を満たす最も高い位置を探してスポーンします。
一方、**統合版(Bedrock Edition、バージョン1.21.100系)**では、より厳密な村の環境が求められます。
- 村人の数: 村人が10人以上いること。
- ベッドの数とリンク: ベッドが20個以上設置されており、すべての村人がベッドにリンクしていること。
- 就職と就業: 村人の75%以上が職業ブロックに紐づいており、前日にその職業ブロックにアクセスして就業していること。
- プレイヤーの存在: プレイヤーがシミュレーションチャンク内で一定距離内に存在するときにのみ、スポーンが試行されます。
- スポーン頻度: 1ゲームティックあたり1/700の確率でスポーンが試行され、これは平均すると約35秒に1体の割合でアイアンゴーレムがスポーンすることを意味します。
統合版では、村人が危険なMobに遭遇してもJava版のようにすぐにパニック状態になるわけではないため、パニック状態を利用したトラップは効果が薄いとされています。代わりに、村人とベッド、職業ブロックの数を増やし、これらの条件を確実に満たすアプローチが主流です。ご自身のプレイしているバージョンをよく確認し、最適なトラップ設計に役立ててください。
村として認識されるための必須条件は?
アイアンゴーレムが自然に湧くためには、まずゲーム内で「村」として正しく認識される環境を整えることが重要です。この「村」の判定は、バージョンによってその定義や重要度が異なります。
Java版においては、村の成立は主に**POI(Point of Interest、興味の対象)**と村人のリンクによって決まります。POIにはベッドや鐘、職業ブロックなどが含まれます。村人がこれらのPOIにリンクすることで村として機能し始めますが、アイアンゴーレムの召喚には、村の成立とは別に、前述したパニック状態やゴシップ状態といった特定の行動条件が加わります。つまり、Java版では村の成立自体に一律の就職率基準があるわけではなく、ゴーレム召喚のための追加条件が存在する、ということです。
対して**統合版(Bedrock Edition)**では、アイアンゴーレムが自然湧きするための村の必須条件がより明確に定められています。
- 村人が10人以上いること。
- ベッドが最低20個以上設置されていること。
- すべての村人がベッドにリンクしていること。
- 村人の75%以上が職業ブロックに紐づいており、かつ「前日に」その職業ブロックにアクセスして仕事をしていること。
統合版では、これらの条件をすべて満たさなければアイアンゴーレムは自然湧きしません。特に、「単に職業に就いている」だけでなく、「前日に実際に仕事をした」という条件が加わるため、村人が職業ブロックから離れすぎないようにしたり、夜間はベッドで眠れるようにしたりするなど、村人の活動を阻害しない環境作りが重要になります。これらの条件を満たすことで、アイアンゴーレムが安定して湧くための村の基盤がしっかりと整います。
村の中心点と湧き範囲の仕組みを解説
アイアンゴーレムがどこに湧くかは、「村の中心点」と、そこから広がる「湧き範囲」によって決定されます。この仕組みを理解することは、狙った場所にゴーレムを湧かせ、トラップの効率を最大化するために非常に重要です。
Java版では、アイアンゴーレムの召喚試行は、召喚を試みた村人の座標を中心とします。この中心から、水平方向に±8ブロック、垂直方向に±6ブロック、つまり17×13×17ブロックの直方体の範囲内でスポーン位置が探索されます。この範囲内で、スポーン条件を満たすブロックを探してゴーレムが湧くことになります。そのため、Java版のトラップでは、村人を特定の場所に固定し、その村人を中心とした湧き範囲を意識した設計が重要です。
一方、統合版(Bedrock Edition)における村の中心は、村人が紐づいているベッドの枕部分(特に北西の角)や、村に設置された鐘(ベル)の位置が基準となります。この中心点を起点として、アイアンゴーレムがスポーンする領域は、実装上は16×12×16ブロックの箱型と説明されます。これは実務上、水平方向に±8ブロック、上方向に+5ブロック、下方向に-6ブロックの範囲に相当することが多く、この範囲内に湧く可能性が高いとされています。
効率的なトラップ設計のためには、このバージョンごとの湧き範囲を正確に把握し、トラッププラットフォームをこの範囲内に収めることが肝心です。また、トラップ外の湧き範囲にあたる場所にアイアンゴーレムが湧いてしまわないよう、後述する「湧き潰し」を徹底することも重要となります。村の中心を安定させる工夫(例えば、村人を1ブロック空間に閉じ込め、その周囲にベッドや職業ブロック、鐘を配置するなど)も有効です。
村人の数とベッド・職業ブロックの正しい関係
アイアンゴーレムが効率よく湧くためには、村人の数、ベッドの数、そして職業ブロックの数のバランスを適切に保つことが非常に重要です。この三者の関係を理解することで、安定した鉄インゴットの供給を確保できます。
**統合版(Bedrock Edition)**においては、以下の関係が必須条件となります。
- 村人の数とベッドの数: 村人の数がベッドの数を超えてしまうと、すべての村人がベッドにリンクできなくなります。統合版では**「すべての村人がベッドにリンクしていること」**がアイアンゴーレム湧き条件の一つであるため、ベッド数が村人数を下回るとゴーレムは湧かなくなります。したがって、常にベッドの数が村人の数以上であることを確認しましょう。
- 村人の数と職業ブロックの数: 村人が10人以上、ベッドが20個以上あることに加え、村人の75%以上が職業ブロックに紐づいており、かつ前日にその職業ブロックにアクセスして仕事をしていることが必要です。例えば、村人が20人いるなら、最低でも15人分の職業ブロック(例: 矢細工台、製図台など)を用意し、彼らが適切に仕事をしている状態を維持する必要があります。緑色の服を着た「ニート」の村人が全体の25%を超えないように注意してください。
- 同時存在数: 統合版では、村人10人につき1体のアイアンゴーレムが同時に存在できると、一般的な設計指針として語られています。これは、村人20人いれば最大2体、30人いれば最大3体が同時に湧く可能性がある、というトラップ設計の目安となります。
Java版では、ベッド数や就職率がアイアンゴーレムの召喚条件の中核ではありません。しかし、村人が直近20分以内にベッドで寝ていることや、パニック・ゴシップ状態になるために村人が活動していること自体は間接的に召喚に影響します。そのため、Java版でも村人が適切に活動できる環境(ベッドや職業ブロック)を整えることは、結果的にアイアンゴーレムの安定した召喚に繋がります。
いずれのバージョンにおいても、村人が多すぎるとゲームの動作が重くなる可能性もあるため、ご自身のプレイ環境に合わせて村人の数を調整し、最適なバランスを見つけることが重要です。
湧く場所と湧かないブロックは?
アイアンゴーレムは、特定のブロックの上にしかスポーンしません。この湧き場所の条件を理解し、トラップ設計や湧き潰しに活用することで、ゴーレムを狙った場所に確実に湧かせることができます。バージョンによって、細かい条件に違いがありますので注意が必要です。
Java版におけるアイアンゴーレムのスポーン条件は、村人を中心とした17×13×17ブロックの範囲内で、最大10回の探索でスポーン可能な場所を見つけるというものです。 その際、以下の条件を満たす場所が選ばれます。
- 下のブロックの上面が完全に固体であること。
- そのブロックと上2ブロックが、フルブロックではない、液体ではない、既存のエンティティが存在しない、などの条件を満たしていること。
この条件を満たせば、例外的に水深1ブロックの水の上や、ハーフブロック、カーペットなどの上にもスポーンし得るという技術的な解説が存在します。一般的な認識とは異なる場合もあるため、正確な湧き潰しにはこの詳細な条件を考慮する必要があります。
一方、**統合版(Bedrock Edition)では、アイアンゴーレムは基本的に「最高高度の固体上面にのみスポーンする」**という性質があります。 しかし、以下のブロックの上ではスポーンがキャンセルされることが一般的に知られています。
- ガラスブロック
- 上付きハーフブロック
- 逆さ階段ブロック
- ホッパー
また、レッドストーンダストやレールが敷かれた場所、岩盤の上などでも湧かないことが多く、これらは湧き潰しに利用されます。統合版ではこの「最高面スポーン」の特性から、トラップの湧き層を単層のプラットフォームで設計することが主流となっています。
いずれのバージョンでも、アイアンゴーレムに湧いてほしくない場所にこれらのブロックを配置することで、湧き場所を効果的に制限できます。特に、トラップの地下にある空洞や、プラットフォーム以外の場所にゴーレムが湧かないように、適切な湧き潰しを徹底することが効率的なトラップ運用に繋がります。
アイアンゴーレムが花を渡すのはなぜ?
アイアンゴーレムは、時折村人、特に子ども村人に対してポピーという花を差し出すことがあります。これは、アイアンゴーレムの持つ村人を守るという性質を象徴する行動とされています。
この行動は、アイアンゴーレムが村人に対して友好的な存在であることを示すものであり、ゲームのストーリーや世界観を豊かにする要素の一つです。ポピーを渡す行動は、プレイヤーが作ったアイアンゴーレム、村で自然に湧いたアイアンゴーレムのどちらでも見られます。
この行動はゲーム内のトリビア的な要素であり、アイアンゴーレムの湧き条件やトラップの効率に直接的な影響を与えるものではありません。しかし、この行動は、アイアンゴーレムがただの資源供給源ではなく、村に平和をもたらす守護者としての役割を持っていることを改めてプレイヤーに感じさせます。
このポピーを渡す振る舞いは、アイアンゴーレムを単なるモンスターではなく、親しみやすい存在として描くことで、マインクラフトの世界に深みを与えています。
マイクラのアイアンゴーレム湧き条件を満たして鉄を大量ゲット!
・アイアンゴーレムトラップが湧かない主な原因は?
・効率的なアイアンゴーレムトラップの設計方法
・湧き潰しを活用したスポーン範囲の制御テクニック
・トラップ設計時の重要な注意点とは?
・初心者でも作れる小型トラップの作り方
・アイアンゴーレムが外に湧く原因と対処法
アイアンゴーレムトラップが湧かない主な原因は?
せっかく時間をかけてアイアンゴーレムトラップを作ったのに、なぜかうまく動いてくれないという経験はありませんか? アイアンゴーレムが湧かない場合、いくつかの原因が考えられます。一つずつ確認して、解決策を見つけていきましょう。
最もよくある原因の一つが、村人の就職率不足です。統合版では、村人全員がベッドにリンクし、かつ75%以上が職業ブロックに紐づいていることが湧き条件とされています。たとえば、村人が20人いる場合、最低でも15人が職業についている必要があります。緑色の服を着た「ニート」の村人が5人以上いないか、確認してみましょう。また、単に就職しているだけでなく、村人が定期的に職業ブロックにアクセスして「仕事をしている」状態であることも重要です。村人が職業ブロックから離れすぎていないか、時間帯によっては仕事をしていないことがあるため、こまめに確認することをおすすめします。
次に考えられるのが、村の中心のズレです。アイアンゴーレムは村の中心から決まった範囲内にしか湧きません。トラップの周辺、特に100ブロック以内に別のベッドや職業ブロックを設置してしまうと、村の中心が意図せず移動してしまい、アイアンゴーレムが予期せぬ場所に湧いてしまうことがあります。夜に寝るためにトラップの近くにベッドを置いてしまうのは、村の中心をずらす原因になるため特に注意が必要です。
また、すでに上限数のアイアンゴーレムが存在している可能性も考えられます。統合版では、村人10人につき1体のアイアンゴーレムしか湧かないという上限があります。もし、トラップの範囲外(周辺の洞窟や地上など)に既存のアイアンゴーレムがいる場合、トラップ内には新しいゴーレムが湧かなくなります。湧かないと感じたら、周辺の探索を行い、見つけたアイアンゴーレムは処理しておきましょう。
最後に、村人の数がベッドの数を超えている状態も原因の一つです。村人がベッドにリンクできなくなると、アイアンゴーレムは湧かなくなります。村人が増えすぎた場合は、ベッドの数も適切に増やしてバランスを保つことが大切です。これらのポイントを一つずつ確認することで、湧かない原因を特定し、解決できる可能性が高いです。
効率的なアイアンゴーレムトラップの設計方法
マインクラフトで鉄インゴットを自動的に大量に収集するためには、効率的なアイアンゴーレムトラップの設計が不可欠です。ここでは、効果的なトラップの基本的な構造と、効率を最大化するための設計ポイントをご紹介します。
効率的なアイアンゴーレムトラップは、一般的に以下の3つの主要な層で構成されます。
- 村人収容部(下層)
- アイアンゴーレムの湧き条件を満たすための最も重要な部分です。
- 村人を閉じ込める安全な空間を作り、ベッドと職業ブロックを適切に配置します。
- 統合版であれば、村人20人以上、ベッド20個以上、職業ブロック15個以上を確保することが推奨されます。村人全員がベッドにリンクし、75%以上が職業ブロックに就職して前日に仕事をしている状態を維持しましょう。
- Java版では、村人をゾンビにパニック状態にさせるなどの工夫で召喚を促進することも可能です。
- アイアンゴーレム湧き層(中層)
- アイアンゴーレムが実際にスポーンする空間です。
- 水流を利用して、スポーンしたアイアンゴーレムを一か所に集める設計が一般的です。水路の幅や深さを調整し、スムーズに流れるように工夫してください。
- 統合版では、村の中心から水平方向に±8ブロック、上方向に+5ブロック、下方向に-6ブロック(全体で16×12×16ブロックの箱型)の範囲を意識し、単層のプラットフォームとして設計すると効率的です。
- 処理層(上層または下層)
- 集められたアイアンゴーレムを処理し、アイテムを回収する層です。
- 処理方法としては、主に溶岩またはマグマブロックが用いられます。溶岩はアイアンゴーレムに持続的なダメージを与え、マグマブロックはゴーレムが上に乗るとダメージを受ける仕組みです。
- 処理層の下にはホッパーを設置し、ドロップした鉄インゴットとポピーを自動的にチェストに回収できるようにしましょう。
効率化のポイント:
- 村人の数と処理速度のバランス: 統合版では村人10人につき1体が湧く目安のため、村人を増やすことで同時に湧くゴーレムの数を増やし、全体の効率を向上させることができます。しかし、村人を増やしすぎるとゲームが重くなる可能性もあります。
- 湧き潰しの徹底: トラップの湧き範囲外、特に地下の空洞や暗い場所を徹底的に湧き潰しすることで、アイアンゴーレムが狙った場所以外に湧くのを防ぎ、トラップの効率を最大化できます。
- 距離の確保: 既存の村や他の村判定に影響するPOI(ベッド、職業ブロック、鐘など)からトラップを100ブロック以上離して設置しましょう。技術コミュニティでは、他のPOIとの干渉を確実に避けるためには96ブロック以上の距離を離すことが推奨されています。
標準的な統合版のトラップ設計では、村人20人程度で1時間あたり300~400個の鉄インゴットを安定して収集できる例が多く見られます。非常に最適化された設計では1時間あたり1600個以上を達成することも可能ですが、これは高度な知識と検証を前提とした参考値として認識しておくと良いでしょう。
湧き潰しを活用したスポーン範囲の制御テクニック
アイアンゴーレムトラップの効率を最大限に高めるには、**「湧き潰し」**の技術が欠かせません。これは、アイアンゴーレムが湧く可能性のある場所を制限し、トラップ内の特定の場所にのみ湧くようにコントロールするテクニックです。
湧き潰しの基本は、アイアンゴーレムが湧かないブロックを適切に配置することです。トラップの湧き範囲内で、ゴーレムに湧いてほしくない場所に、ガラスブロック、葉ブロック、ハーフブロック、階段ブロックなどを敷き詰めます。これらのブロックは、アイアンゴーレムが上にスポーンできない特性を持っています。
特に重要なのは、トラップを設置する場所の地下の湧き潰しです。アイアンゴーレムは村の中心から下方向に7ブロックの範囲にも湧く可能性があるため、トラップ下の地面に自然な空洞や洞窟があると、そこにゴーレムが湧いてしまうことがあります。これを防ぐために、トラップ設置前に湧き範囲内の地下16ブロック程度までを完全に埋めるか、ガラスブロックなどで覆うことが非常に効果的です。
また、アイアンゴーレムの湧きは、その周辺のMobの数(モブキャップ)にも影響されることがあります。トラップの周辺100ブロック以内の暗い場所や洞窟を松明などで明るくし、他の敵対Mobが湧かないようにすることも、アイアンゴーレムの湧き効率を上げる有効な方法です。
トラップ設計時の重要な注意点とは?
アイアンゴーレムトラップを設計する際には、成功に導くためのいくつかの重要な注意点があります。これらを守ることで、トラップが安定して機能し、長期的に鉄を供給してくれるようになります。
まず、トラップの設置場所は、既存の村から100ブロック以上離れた場所にすることが必須です。これは、村の判定が重複すると、アイアンゴーレムが予期せぬ場所に湧いてしまう可能性があるためです。また、トラップの周辺100ブロック以内には、ベッド、職業ブロック、鐘などの村の判定に影響するブロックを絶対に置かないように注意しましょう。
次に、村人の数とベッド数のバランスです。前述の通り、村人の数がベッドの数を超えてしまうと、アイアンゴーレムは湧かなくなります。村人が繁殖して増えすぎないよう、適切な数に保つための仕組みを導入することも検討しましょう。
また、統合版とJava版では湧き条件が異なるため、自分がプレイしているバージョンに合わせた設計を心がけてください。例えば、Java版ではパニック状態を利用したトラップが有効ですが、統合版ではベッドと職業ブロックの紐づけがより重要となります。
最後に、トラップの維持管理も考慮しておくと良いでしょう。村人が時間とともに仕事をしなくなったり、繁殖で増えすぎたりすることがあります。定期的にトラップの状態を確認し、必要に応じて村人の数を調整したり、職業ブロックをリセットしたりすることで、安定した稼働を保つことができます。
初心者でも作れる小型トラップの作り方
マインクラフトで鉄インゴットを自動的に集めたいけれど、大規模なアイアンゴーレムトラップは難しそうだと感じている初心者の方でも、比較的簡単に作れる小型のトラップが存在します。ここでは、シンプルで作りやすく、十分な効率を発揮するトラップの基本的な構造を解説します。
初心者向けの小型トラップは、以下の構成を参考に設計できます。
- 村人区画の用意:
- まず、村人を閉じ込めるための安全な空間(約3×3ブロック程度)を確保します。
- その空間に村人20人を配置し、ベッドを20個以上(村人数以上)設置します。村人全員がベッドにリンクできるように、ベッドの頭部分がアクセス可能な配置にしましょう。
- 村人の75%が就職できるよう、職業ブロックを15個以上設置します。矢細工台や製図台など、設置しやすい職業ブロックを選ぶと良いでしょう。村人が職業ブロックに触れることができるように配置することが重要です。
- この村人区画は、トラップの中心点となります。
- 湧き層の作成:
- 村人区画の上、アイアンゴーレムがスポーンするプラットフォームを作成します。統合版の場合、約10×12ブロック程度の単層プラットフォームが推奨され、高いスポーン成功率が期待できます。
- このプラットフォームには水を流し、スポーンしたアイアンゴーレムを中央の穴に集める水路を作ります。水の流れを利用して、四隅から中心へゴーレムが集まるように設計してください。
- 処理層とアイテム回収:
- 中央の穴の先に、アイアンゴーレムを処理する層を設置します。
- 処理には溶岩を使用するのが一般的です。溶岩はアイアンゴーレムにダメージを与え、倒すことができます。溶岩を直接設置せず、ハーフブロックなどで浮かせてゴーレムが燃え尽きるように工夫すると、アイテムが焼失するのを防げます。
- 処理層の下にはホッパーを複数設置し、倒されたアイアンゴーレムからドロップする鉄インゴットとポピーを自動で吸い上げます。
- ホッパーは、最終的にチェストに繋げ、自動でアイテムが回収・貯蔵されるようにしましょう。チェストはラージチェストにすると、より多くのアイテムを貯められます。
このタイプのトラップは、必要な資材が比較的少なく、構造もシンプルなため、初心者の方でも挑戦しやすいのが特徴です。標準的な設計であれば、1時間あたり約300個程度の鉄インゴットを安定して収集できるとされています。まずはこの小型トラップで基本的な仕組みを理解し、マインクラフトでの自動化ライフを始めてみましょう。
アイアンゴーレムが外に湧く原因と対処法
苦労してアイアンゴーレムトラップを完成させたのに、肝心のアイアンゴーレムがトラップの外や予期せぬ場所に湧いてしまうと、がっかりしてしまいますよね。このような「外湧き」にはいくつかの原因があり、それぞれに対処法があります。
1. 村の中心のずれとPOI(Point of Interest)の干渉: アイアンゴーレムが湧く範囲は、村の中心から決まります。トラップの周辺、特に100ブロック以内に別のベッドや職業ブロック、鐘などのPOIがあると、村の中心がずれてしまったり、新しい村が誤って生成されてしまったりする可能性があります。これにより、アイアンゴーレムがトラップ本来の湧き範囲外にスポーンしてしまうことがあります。
- 対処法: トラップを設置する場所は、既存の村や他のPOIから96ブロック以上離すことが、技術コミュニティで推奨される安全な距離です。また、トラップの稼働中は、周辺に村の判定に影響を与えるブロックを絶対に設置しないように徹底しましょう。特に、夜に寝るためにトラップ近くに一時的にベッドを置くことでも中心がずれる原因となります。
2. 湧き範囲内のスポーン可能な場所: アイアンゴーレムは村の中心から特定の範囲内に湧きます。
- **統合版(Bedrock Edition)**では、村の中心(ベッドの枕の北西角が基準)から水平方向に±8ブロック、上方向に+5ブロック、下方向に-6ブロック(全体で16×12×16ブロックの箱型)の範囲が湧き領域となります。統合版は「最高面スポーン」の性質があるため、トラップのプラットフォームよりも高い位置に固体ブロックが存在すると、そこにゴーレムが湧いてしまう可能性があります。
- Java版では、召喚者村人を中心とした17×13×17ブロックの範囲内で湧きます。このボリューム内に、スポーン可能な固体ブロックの上面があればそこに湧いてしまう可能性があります。
- 対処法:
- 地下の空洞: 湧き範囲内の地下に洞窟や廃坑などの空洞があると、そこにアイアンゴーレムが湧いてしまうことがあります。トラップ設置前に、湧き範囲内の地下を徹底的に探索し、すべての空洞をガラスブロックやハーフブロックなどの湧き潰しブロックで埋め尽くしましょう。
- トラッププラットフォーム外の上面: トラップの湧き層プラットフォームの外側に、アイアンゴーレムが湧ける固体ブロックの上面がある場合、そこに湧いてしまうことがあります。湧き範囲全体を、ゴーレムが湧けないブロックで覆うか、湧き潰しを徹底してください。
3. トラップのプラットフォーム寸法不足: 特に統合版の単層トラップ設計では、プラットフォームの寸法が不十分だと、想定以上に外側に湧いてしまうことがあります。推奨される約10×12ブロック程度のプラットフォームを確保できているか確認しましょう。
これらの原因を一つずつ確認し、適切な対処を行うことで、アイアンゴーレムが狙ったトラップ内に確実に湧くようになり、効率的な鉄インゴットの自動回収が可能になります。
マイクラのアイアンゴーレム湧き条件についてのまとめ
・アイアンゴーレムは手動で作成できるほか、特定の条件を満たすことで自然に湧く
・自然湧きの仕組みを利用したトラップで、鉄インゴットとポピーを自動で集められる
・Java版の湧き条件は村人の「パニック」や「ゴシップ」が中心となる
・統合版では村人10人以上、ベッド20個以上、75%就業など厳密な条件を満たす必要がある
・村はベッドや職業ブロックに村人がリンクすることで成立する
・統合版では前日に職業ブロックにアクセスしていることが就業の条件である
・Java版の湧き範囲は村人を中心とした17×13×17ブロックの直方体である
・統合版の湧き範囲はベッドの枕を基準とした16×12×16ブロックの箱型である
・ベッド数が村人数を下回ると統合版では村人のリンクが切れてゴーレムが湧かなくなる
・トラップの効率を上げるには湧き潰しを徹底することが重要となる
・アイアンゴーレムは最高高度にある固体ブロックの上にしか湧かない
・ガラスやホッパー、上付きハーフブロックなどは湧き潰しに有効である
・トラップから96ブロック以上離れた場所に別の村を作らないようにする
・地下の空洞がアイアンゴーレムの外湧きを引き起こす原因の一つである
・トラップのプラットフォームの寸法が不十分だとゴーレムが外に湧く原因となる